中学生高校生に贈る 起死回生の志望校合格戦略|熊本の塾長談
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
この記事を書いている時期というのは夏休みも中盤に入った8月11日。受験生にとっては夏休みが最後のチャンス!なんて方もいらっしゃるでしょう。そんな追い込まれた中学生、高校生の、最後に採れる戦略方針を今回の記事でお伝えしていこうと思います。
こういった「ヤバい状況になった時の対処法」というのは、最初から、それこそヤバくなる前から想定しておくべきことだったりするのですが、ほとんどの方はヤバくなってから焦ってしまうので対処ができなくなるというパターンになります。そこから起死回生を図るのはなかなか難しいのです。ですから志望校合格戦略として、序盤から、遅くてもこの記事を読んだその瞬間から、起死回生の勉強戦略を練り直して頭の片隅に入れておくことくらいは、しておいた方が良いと考えています。是非そのための参考にされてみて下さい。
Contents
追い込まれた時にまずすべきこと
まず最初にお伝えしておきたいのは、追い込まれると人はどうなるのか、ということです。おそらく予想はつくと思いますが、人は追い込まれると感情的にネガティブになって思考停止状態に陥ります。何も考えられなくなり、頭の中は「ヤバいヤバいヤバいヤバい」となって、人のアドバイスもろくに耳に入らず、とにかく焦りだけに脳を全て持って行かれたような状態です。
こうなってからでは遅いです。頭が働かない以上、戦略を考える云々以前の問題となります。つまり、そうなる前にどうするかをある程度考えておくしかないということになります。
勿論、最初から考えておけば事が済むということでもありません。その場になってみればネガティブな感情に飲まれてモチベーションが低下している状態ですので、前もって考えておいたプランすらも実行不能な状況になっている可能性もあります。むしろ高い。ですが、これは可能性の問題です。とにかく起死回生の志望校「合格」戦略をプランとして持っておくかどうかで、合格可能性を10%でも5%でも上げることができれば良い、と考えます。そして大抵は、こうした事前の準備ができる問題意識のある者は、追い込まれることもないということです。
こういったことを踏まえた上で、あなたがもし追い込まれたならば、まず一体何から始めたら良いのでしょうか。それは「現実逃避」です。
現実逃避!?とビックリされる方もいらっしゃるでしょう。しかし大真面目です。追い込まれたらまずは現実逃避して下さい。そんな大変な状況は頭の中からまずは外に出して、自分を取り戻す必要があります。
起死回生の鍵!?「現実逃避」の使い方
現実逃避とは具体的に何をすればいいのか。それは単純に物理的な動きを全てストップさせれば大丈夫です。それこそ学校を休み、塾にも行かず、家でも外でも良いので、バタバタさせていたものを全て投げ捨ててゼロにして下さい。
そもそもあれもこれもとなった時は誰もが混乱を来し焦ってしまうものです。しかしその解決方法はいつも1つしかなくて、それは1つ1つこなしていくしかないわけです。しかしこういった当たり前のことが、感情に飲まれているとできなくなります。目の前の学校の授業や塾のスケジュールもノンストップで進んでいきますし、予習復習は全く追いついておらず、今の流れの中で今までの取りこぼしを拾い切ることなんて不可能だ、となり、今のままじゃマズイマズイと自分を追い込んでいきます。
そのネガティブスパイラルを断ち切るには一旦立ち止まるしかないわけです。
ただし、単に逃げるだけではありません。この逃避は意義ある撤退です。現状を乗り切るために、今の自分を立て直すために一旦引くだけです。再び戦場に立ち戻るために必要な行為なのです。ただし、これまでと同じような戦い方はしません。これまでとは全く違うアプローチを編み出さなければなりません。だからこそ熱くなった頭を冷やすためにもまずは戦場から物理的に離れてクールダウンしなければなりません。話はそこからです。
リスタートはいつでもできる
時間は止めることはできません。しかし私たちはいつでもリスタートを切ることができるのだということを思い出して下さい。あなたが好きなタイミングでいつでも人はリスタートすることができるのです。
問題は戦場から離れる決断、勇気が持てるかどうか。人は一生懸命頑張りたくなるものです。そして周囲が熱くなっている時ほどその場から自分だけ離れることができなくなります。「みんなが頑張っているのに自分だけ逃げるなんて、、、」そう考えてしまうのです。
もうその時点で感情的に飲まれてしまっています。周囲がどうかということと自分の状況がどうかということは切り離して考えるべきことです。別の話なのです。そして大抵はみんなと同じことをしていたらみんなと一緒に滝壺に落ちて終わります。一人一人が自分の頭で考えなければなりません。合格はチーム戦ではないのですから、あなたがどうするかをあなた自身が考えて答え出さねばならないのです。
そのためにはその場の熱い状況に身を置いたままではできません。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、学校の授業もちゃんと受けなきゃ、塾も休まず行かなきゃ、宿題もやらなきゃ、予習もやらなきゃ、復習もやらなきゃ、、、。無理です、今のままでは。立ち止まって下さい。まずは背負った荷物を全部下ろして、顔を洗って、深呼吸しましょう。そしてさっきまでの混乱も含めて過去は全て忘れることです。
今日はあなたにとって一番新しい日。いつでもリスタートできるのだと思い出して下さい。そして、今日の最も新しいあなたが、これからの自身の合格戦略を改めて練り直すのです。また起死回生は可能であると信じ、そのための志望校合格戦略を落ち着いて考えましょう。そして、そういう戦い方があるものだという理解を今のうちにしておきましょう。
逆転合格の要は「ゼロベース思考」
常に逆転合格の可能性は残されていると知ることです。そのための発想の要は「ゼロベース思考」。全てを忘れて、重要な2つのポイントにのみ焦点を合わせて戦略を練り直すこと。その重要なポイントとは「今」と「ゴール」。戦略とはこの2つのポイントをどうつなぐかを考えることですので、頭の中を整理するためにも、まずはゼロベースでこの2点間を埋めに行きましょう。
ここでの発想法は以下の通りです。
「今」どういう状況なのか
「ゴール」に必要な条件は何か
その2点間を埋めるために残った時間で何をすればいいのか
ここに学校がどうとか塾がどうとか余計なことは考えないで下さい。「何ができそうか」ではないのです。あくまでも「何をすればいいのか」もっと言えば「何をすべきか」なのです。ですから極端な話学校を休むなり塾を辞めるな、授業中は全て内職にするなり、それこそできるできないに関わらずやるべきことをリストアップしていきましょう。そこからできることとできないことを仕分けしていくようなイメージです。
まとめ
今回の記事では追い込まれたことを想定して、そこからどう起死回生の逆転劇を演じてみせるかという話をしてみました。私たちの努力は常に「どう結果に結びつけるか」であるべきです。「大丈夫だろうか、合格するだろうか」といったギャンブルに時間を投資するのは避けるべきでしょう。
そのためにも常に勝ちに行く姿勢を忘れないこと。そのためには現実逃避でも何でも使えるものは全て使うという発想を持ってください。逃げることが恥ずかしいと思う者は、真っ先に討ち死にするだけです。勇気ある行動を取れる者だけが確実に結果を掴みに行けるのです。
可能性は常にある。それを忘れないこと。そしてクールさを失わないこと。志望校に合格することだけを考えて下さい。それが逆転合格、起死回生の志望校合格戦略の鍵となります。
熊本の塾で起死回生の逆転合格を狙うなら
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