社会が苦手ならこう克服しろ!熊本の塾長の新提言!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今回は社会の苦手を克服していきましょう。ただ社会の苦手というと他の教科と少し勝手が違う点もあるようです。その点も踏まえて方針を掴んでいただけたらと思います。
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社会の苦手はどこから来る?
そもそも社会の苦手は一体どんなところから生じるのでしょうか。これは私の経験上「The 暗記」という側面に対する感情的、価値観的抵抗から来ているように思います。要は「ただ覚えるっていうのがイヤ」ということです。
生徒さん方の反応から察するに、暗記をするという分かりやすさがかえって感情的にネガティブになる原因になっているようです。覚えれば済むのですが、覚えたから何なの?という感じです。ですから、能力云々、方法云々の前に、この感情的な障壁を取り除くことから始めてみましょう。
もしくは、ワードそのものに関するネガティブな感情です。高校になると世界史のように横文字が出てくる科目が嫌なんです、という方がやっぱりいます。カタカナが覚えられません、と言うのです。この直感的な苦手意識は厄介なのですが、本来は単なる思い込みなので、どちらかというと好き嫌いのレベルになります。
さらに踏み込んでいけば、文章を理解しにくいという点からくる理解力不足起因の苦手意識かも知れません。「国語力」と漠然と呼ばれるスキルの不足ですが、社会の教科書自体を理解できないというお悩みです。これは文章読解力を付けないと解消できませんので、社会そのものへの対策の前の段階にもうワンステップ必要です。
どうしたら暗記がイヤじゃなくなるか
ではどう考えていくといいのでしょうか。
少し考えてみると、ちょっと不思議ですよね。社会って一番身近であるはずの教科です。常にニュースでは政治的な話や戦争の話や国際情勢について触れられているし、大河ドラマとかで歴史も頻繁に放送されているし、本来であれば今習っていることは最も子供たちにとって身近な題材であるはずなんです。覚える目的も持ちやすい。ですが実際には反対の現象が起きてしまっています。
歴史にしても地理にしても政治経済にしても、教科書で学んでいる知識というのは総じて過去のことです。教科書が作られて配られる頃には、掲載されているデータはすでに3,4年以上前のもの。つまり何を勉強するにしても、子供たちはもれなく過去を覚えさせられます。基本的には「今」のことはほぼ無視です。ちょっと「時事問題出すよ〜」くらいです。個人的にはこの在り方が非常に問題だとは思っています。
過去を覚えることに意味が与えられるのは、未来のことを知りたいと思うからです。将来を見据え、これからどんな未来がやってくるのかを知りたいと思うから、そして今起きていることの原因を知りたいと思うから、過去という歴史を紐解くことが重要だと分かるのです。ということは、過去のことを覚えることに興味を示せないというのは、未来のことを知ろうと思えていないという可能性があります。ここに改善の糸口がありそうです。
社会の暗記効率を倍にする方法
こういう風に書かれると結構興味あるとは思うのですが、それですぐ方法論に飛びついてしまっても意味がありません。なぜか。その方法を知ったところで、あなたはおそらく実行に移せないからです。方法を知っていても、そもそも社会を勉強する気になっていないうちは、その方法を十分に実践するまでには至らないでしょう。
大切なのは方法ではありません。先ほどまでお話していたように、どうして社会を勉強する気になれないのかという点が重要なのです。自分の中で納得がいきさえすれば、方法がなくても勉強するはずです。というか方法は本来必要ありません。暗記は覚えるだけですから、どうやったら覚えやすいかなんてことは自分で勝手に編み出していけます。問題は社会を勉強することにあなたが意味を持てるかどうかです。
そこで先ほどの「今起きていることへの関心」「未来への興味」を持っていただくことから始めていただきたいのです。過去のことを覚えたことが自分にとってどんな役に立つのかが明確にイメージできれば、知りたいという気持ちを後押しすることができます。そこに方法論があれば「へ〜こうやればいいのか」と感じられることでしょう。イメージが繋がってくれば勝手にそれを実践したくなります。まずは自分の気持ちの方向を変えましょう。
ちなみに方法論でいくと、理科のところでもお話しましたが、問題集ベースがセオリーです。どんな問題が出題されやすいのか、どこが覚えないといけないポイントなのかを問題集を解くことで先に知るのです。出やすい箇所が分かりさえすれば、同じ教科書を読むという作業も、ポイントが絞れて効率的になります。できれば薄ての問題集2,3冊くらいはやられた方がいいでしょう。
社会の本当の面白さは「行間」にある
さて、これまでの話に加えて、社会がより面白く感じるお話をするとすれば、それは「行間」。こう言うと何だか国語みたいですが、本当にそうです。社会の本当の面白さは行間、もっと言えばワードとワードの間の繋がりや、教科書に書いていないことにあったりします。
一番分かりやすいのはやはり歴史でしょう。高校の教科書にしても、一見すると日本史だけ、世界史だけになってこの分厚さかよ!って思うかも知れませんが、数千年分の歴史が”たった”あれだけの厚さで語れるわけがありません。つまりガツガツ省略されているということです。それこそ本当に表面的なうわべだけを繋げて語り、水面下にある膨大な背景については語れていません。本来なら歴史の教科書は今の倍以上あってもおかしくない。
先ほども申し上げた通り、地理で言えば教科書のデータと現在とは数年レベルのタイムラグがあります。とすれば、「じゃあ今は?」という疑問が自然に湧いてくることでしょう。あなたは世界一のお金持ちはビル=ゲイツだと思っているかも知れませんが、ここ数年間で何度も1位の座を奪われていますし、この記事を執筆している2018年2月16日時点では、Amazon.comのジェフ=ベゾスCEOが世界一です。データは数年で大きく変動してしまうのです。
政治経済にしても、いい意味で最近国会が揺れていましたね。ああいう風に政治が注目されると政治の仕組みをもう一度確認しておこうと思うでしょうし、今で言えば仮想通貨の暴落からニューヨークダウの暴落、そして日経平均株価の暴落と連鎖してきましたので、そこから経済の知識を引っ張ってきて今の状況をより理解する、という風にも活用したいところです。
その点でいくと、2018年というのは社会という教科を活用する機会がとても多い年になるとも言えそうです。こういった「授業で習わないこと」に本当の面白さがありますので、教科書だけで物足りないという方は是非「一体何が教科書に書いていないのか」と考えながら取り組んでいただけたらと思います。
熊本の塾で本気で社会の苦手を克服するなら
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