国語の苦手克服ができるのは熊本でも当塾だけ!塾長が語る克服法の秘訣とは!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今回はいよいよ国語の苦手克服方法を吟味していきましょう。国語は母国語の日本語で問われる形式であるはずなのに、なぜか点数が取りづらい教科となっていますよね。これは学校で具体的に受験対応力を教えてもらえていないから、ということも原因になっていますので、今回のブログで少しでも対応力を身に付けておいて下さい。
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国語の苦手はなぜ起こる?
そもそもおかしいですよね。国語は母国語で問われているはずなのになぜ「苦手」なんてことになるのでしょうか。それこそ英語の勉強の方がしやすいですよね。単語だ文法だ基本五文型だとするべきことがかえって見えやすい。国語はその点がある意味でディスアドバンテージなのかも知れません。
私たちは日本に生まれたことで日本語を自然と習得してしまいました。世界で最も習得が難しい言語とされているにも関わらず、小さな子でも「日本語はひらがな、カタカナ、そして漢字が入り混じってバランスされて扱われている言語だ」と認識できています。小学生の頃に多少の日本語文法を勉強するにしても、とても英語と同じような感覚にはなっていないでしょう。
また学校では、受験を想定した勉強をさせてもらえていません。学校の国語の授業はかなり中途半端だと言わざるを得ない状況です。学問としても勉強としても機能していないからです。
子供たちの勉強は基本的に受験のためのものなはずなので、受験制度における国語という「教科」として指導をしなければならないはずなのですが、なぜか文章を読むだけで終わってしまう。3年間で相当な時間を国語に使っているにも関わらず、勉強の仕方は一切教えないのです。
こういったあらゆる要因が重なって、国語をどうやって勉強していいか分からない、という状況が国語の苦手を誘発してしまっているみたいです。
国語の苦手を克服するためには
ではそうやって生じてしまった国語の苦手をどう克服するかですが、1つは国語の勉強方法を知ることで緩和されるのではないかと思います。ただ読み味わうだけではなく、確実に点数を取りに行くための国語の勉強法です。
これは少し国語の苦手からそれた議論ですが、勉強が苦手だという人は勉強の仕方が分かっていないのが原因、とはよく言われますよね。一体何をどうすればいいのか分からない。この「何をすれば何が起こるか分からない」というのが勉強の嫌な部分。そして頑張ったからといって成果が保証されもしない。この点を全てカバーしてくれているのがゲームです。結果は自分のスキル次第だとすんなり受け入れられる構造ですよね。
では逆に言えば、国語で点数を伸ばしたければ何をどうやればいいのかを明確に示すことができれば、少なからず苦手意識の克服につながるのではないか、というのが私の考え方です。ただこれも、勉強というものにある程度の問題意識を持っていて、かつ点数を伸ばして志望校合格を引き寄せたい!という意思があって初めて機能することだとは思いますが。
そこで国語の点数の取り方というか、その時に持つべき視点の方向性を示しておきたいと思います。
国語の苦手克服法:現代文編
まずは現代文について。これは大きく分けて論説文と小説という分野に分かれます。アプローチの仕方がやっぱり異なってくるので別々の分野として考えておきましょう。
現代文は古典(古文と漢文)とは違って、読むまでのハードルがない分、純粋に読解力が試されます。古典は逆に文法とか単語とかを習得して文章を読めてしまえば解決するのですが、現代文はもうダイレクトにそこに答えが書いてあるはずなので、それを読み解けばいいのです。問題はその読み解き方。
そこでまずは国語のテストや受験の国語という教科を「問題」として捉えて下さい。国語という学問ではありません。問題です。問題である以上正解が決まっています。文章はどんな風に読んでもいいじゃないと思うかも知れませんが、問題である以上正解が1つに絞られています。ということは、誰にも文句を言われない根拠をもって「正解はこれしかあり得ません!」と言っているわけですから、私たちがすべきはその根拠を探す作業になります。その作業方法をいくつも覚えていくというのが現代文の勉強になっていくわけです。
国語の苦手克服法:古典編
では古典はどうか。古文と漢文という古典分野は先ほど申し上げた通り、読めてしまえばおしまいな部分があるので(大学受験における難関校クラスになると、読めた上で読解力を求めてくる場合もあります)、読むためのツールをたくさん覚えた者が勝つというルールです。要するに暗記勝負ですね。
そこでどういう視点をもって覚えるといいかというと、古文で言えば「表現の豊富さに興味を持つ」というものです。英語が文法の言語と言われるように、実は古文もガチガチの文法言語と言える側面があります。
例えば推量ってありますよね?これは推定とは異なる概念です。「推量」は根拠がない時の推測を指し、「推定」は根拠がある時の推測のことなのです。この時点で文法〜って感じしますよね(笑)
さらに進めると、推量には「む、むず、けむ、らむ、べし、まし」、推定には「らし、めり、なり」と多岐に渡ります。推量でいけば「むず」は「む」よりもちょっと強めの推量です。「む」はmight、「むず」はmayといった感じでしょう。「けむ」は過去のことを「〜だっただろう」と推量し、「らむ」は今のことを「今頃〜だろう」と推量する。推定でいくと「めり」であれば「目り」と覚えて「目で見たものによる推定」、「なり」は「鳴り」と覚えて「耳から入った音情報による推定」という見分け方があります。現代語で言えば全て「〜だろう」で済ませてしまえるものです。
これだけ表現が豊かになったのは、勿論当時の時代背景が影響しているでしょう。この「当時の時代背景」というのが大事になります。
この点でいくと漢文も「漢字の羅列だけで当時の人は読めたんだよな」と考えてみると、視点が上手くシフトすることができます。訓点を覚えるというよりも、訓点がなくても意味を掴むためにはどう見ると良いだろうか?と発想が切り替わるのです。漢文ネイティブになりきる、という対策です。
ちなみに漢文は英語の文法、特に基本五文型が適用できるという裏ワザもあるので、その発想を持ち込むと意外と読みやすさが倍増します。英語の勉強が漢文に活かせてしまう、という発見は私自身も目からウロコでした。
こういったことが文法から入ろうとしてしまうと億劫になるのですが、当時の人はどんな思いを込めたのだろう?この文章で言いたいことは何だろう?今回の漢文が伝えたい教訓は?という「内容」にフォーカスすることによって、文法や単語を”二の次”にして考えることができるようになり、心理的な障壁が少しは下げられるようになります。
国語も意味を知ると面白くなってくるのですが、面白くなるまでがちょっと大変かも知れません。一緒に乗り越えていきましょう^ ^
熊本の塾で本気で国語の苦手を克服するなら
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