宇土市にノマドスクール!?ノマドラーナー(積極的不登校生)のための「フリースクーリング」のススメ!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
最近、熊本オルタナティブ教育協会の代表である岩田さんからご紹介をいただきご縁をいただいた、フリーランスのコピーライターである蓑田さんとFBでお話ししていて、ふと「フリースクーリングはノマドの延長のようなものです」と口をついたことがありました。そこから蓑田さんから「ノマドスクール、いいですね」と言っていただけたのが胸に刺さり、自身のフリースクーリングの方針に組み込んでみることにしました^ ^ 結構しっくり来ます(笑)
ということで今回は、この、宇土市から始まる「ノマドスクール(シン・フリースクール) ブレアカ!」について、先日の記事についての補足的な内容をご紹介していきたいと思います。というのも、ここ最近でも熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーのフリースクールについて、その在り方をどう落とし込むかを考えまくっていて、ようやく固まりかけてきたからです。どう動いて、何を伝えるか。ここの場で子どもたちにどんな価値を残すのかを徹底的に考えています。その内容を少し小出しにしていこうかという感じです^ ^ ご興味ありましたら是非👍
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“ノマドスクール”という構想
実際、ノマドラーナーという言葉自体は5年前くらいからあったようです。ついさっきこの言葉に行き着いてから、「誰か他の人も使ってるのかな?」と調べてみたところ、あるサイトですでに使われていました(汗)そりゃありますよね(汗)
ちなみにこの「ノマドスクール」という言葉も活動も、すでに存在はしています。が、その内容はノマドワーカー育成のためのスクールという感じで、プログラマー向けの講座などに名称が使わている感じでした。
さらには「スクールノマド」という言葉も存在し、これは約4年前の2019年に、不登校という言葉の負のイメージで当事者の子どもたちが傷ついているとして、新名称を募集していた社会派アイドルグループ「制服向上委員会」が、新名称を「スクールノマド」とすると発表したイベントがあったものです。
不登校というネーミングもさることながら、スクールノマドっていうのも私はちょっと^ ^; そこで私が使っていた「シン・フリースクール」という名称を「ノマドスクール」として採用し直すのも意外とアリかもと思い、自分の構想に入れ込んでみた次第です。
前提として、「ノマド」とは遊牧民のこと。当初はノマドワーカーという感じで、場所を選ばず好きな場所で時間にも縛られることなく仕事をすることを表現していました。これが今回のシン・フリースクールという「自由な学び方」に直結するなと感じ、「ノマドスクール」が妙にしっくりくるなというのが今の感覚です。
学校ではないどこか別の場所で、時間も気にせず自由に学ぶ、アクティブな不登校生たちを「ノマドラーナー」と称し、彼らの自由な学び方を「ノマドラーニング」、そしてそういった子たちに自由な形で学びを教えていく「フリースクーリング」。これらの学校的システムの総称として「ノマドスクール」というのも絶対アリですね!
ノマドスクールにとって必須の条件とは?!
学校という場所に固定されず、自分の好きな場所で自由に勉強する、学ぶ。こういった積極的に学校以外の環境も活用していく学び人のことをノマドラーナーと呼ぶことにしたのですが、重要な、そして決して無視してはいけない条件があります。それは「キャリア」という視点です。
私たちは社会の中で生きていますし、今後も社会の中で生きていくことになります。その点において、仮にノマドラーナーであったとしても、不登校生にとっての肝心要の問題は「学歴」だと思います。
義務教育下にある小学校、中学校の段階ではそこまで深く悩む必要はありませんが、高校生以上で大学受験や就職を視野に入れるのならば、絶対に意識しておかねばなりません。なぜなら高校はもはや義務教育ではないので事情が異なるということと、大学受験をするのであれば高校卒業資格が必要ですし、企業に就職するのであれば採用サイドは必ず高卒大卒という学歴を気にするからです。
勿論、これまでの学歴フィルターとは性質が異なるかも知れませんが、採用サイドとしては、より確実に即戦力になり得る人材にリソース(企業内資源)を割きたいですから、限られた時間内での人選において、多少の指標は参考にするはずです。すると社内の既存のコミュニティに新しい人材を入れるという点と、企業の求めるスキルを有しているかどうかという点を踏まえると、どうしても大卒の方が、求めている人材を見つけられる確率が高いわけです。ですから学歴の保証は採用サイドでは必ず頭に入っているはずです。少なくてもそう考えるべきです。逆に言えば、高卒でも別に平気っしょ!と高をくくるためには、それなりに際立ったアピールポイントを有している必要があるということになります。
こう考えると、不登校生にとってどうしても不利になりがちな「学歴」という点に関しては、それをカバーできるだけの代わりとなる「キャリア形成の仕組み」が必要だと考えられるわけです。
例えば、ノマドワーカーという「場所と時間に縛られずに働く人」にとっては、メイクマネー、マネタイズスキルがそれでした。日々の生活ができればいいのですから、働く人にとっては生活を安定させるに足る経済的な身入りがあればOK。就職を気にしないのであれば、起業でもフリーランスでも株式投資などの不労所得でも良くて、だからこそパソコン1つあれば、放浪しながらでも生計を立てることができるわけです。これは、既存のシステムとしての「就職」という軸の他に、「自分で稼ぐ」という別の仕組みを自分で作って生きているということ。社会で生きていくために必要な「お金」を自分で生み出すスキルさえあれば、別に場所や時間に縛られる必要ないよね、ということです。
本質的には、これと同じことをノマドラーナーも考えておく必要があります。学歴キャリアとは異なる別の軸を持っておく、ということです。ということは、ノマドスクールを運営する私の絶対条件としては(と少なくても私自身は考えているのですが)、学齢キャリアとは別のキャリアシステムを持ち(創り)、それを社会に浸透させる必要があるということです。じゃないと、不登校生が不利を強いられる現状に根本的な解決策を講じることができないからです。学校という社会にハマれないから自然に還ろうといったやり方では、いつまでも社会に戻れないし、戻るきっかけさえ失ってしまう。これでは私がフリースクールを立ち上げる意味がないのです。
「学歴」とは別のキャリアシステムを構築せよ!?
では「学歴」に代わるキャリアシステムをどう敷くか。
キャリアシステムと言うとちょっと難しく聞こえるかも知れませんが、要するに、学歴とは異なる、その人が何を身に付けてきたかを示すための仕組みです。
不登校生にとって注意すべきなのは、勉強面がおろそかになりがちな点。もし自身で勉強をやっていかないと、結果的に「小卒」「中卒」という資格は得られても、実質その勉強面の習得は著しく低くなります。すると高校への進学のハードルが高くなりますし、仮に進学を果たしても、その授業内容や勉強内容についていけないかも知れません。すると大学受験という選択肢が実質消えることになります。その時点で法務系や医師薬系への進路が閉ざされるということです。
勿論、学校システムに乗っている人でも勉強面の習得がおろそかになっている生徒さんは山ほどいますが、不登校になるとさらに、強制的な授業参加や宿題、試験という縛りもなくなりますから、益々勉強面は自己責任ということになります。
一方で、フリースクールという場所で勉強面をそこまで重視しているところはあまり無いのではないでしょうか。それよりも、主体的に学ぶ、好きなことを追求する、自然や動物たちと触れ合うといった時間がメインのような気がします。それはそれで良いのです。ただ、バランスの問題です。
せっかく学校に行かずに自由に時間が使えるのですから、勉強は勉強で効率的にできる余地が与えられています。皆んなで一緒に進みましょうといった授業への強制参加もなければ、自分のためになっているのかどうかも分からない宿題の提出にも追われずに済むのですから、その分、100%自分の都合で勉強が進められてしまいます。だからこそ学校に行っている子たちと比べてもはるかに効率的な勉強ができる状況にあるわけです。
学校に行かないこと自体は全然大丈夫なのですが、学校教育システムが国の根幹にある以上、大多数の子どもたちはそこで学習指導要領に則った勉強をしているわけです。それを完全に放棄するのは、私は避けた方が賢明だとアドバイスしたい。それはそれでしておいた方がいい。ただ、学校に行っていないのだから、学校に行っている子たちよりもはるかに短い時間で済ませられるのですから、やっておきましょうと。そのための方法を教えられるのが、ここシン・フリースクール ブレアカ!ですし、それもより自由な形でやりましょうというのが、ノマドスクールとしての推奨なのです。
学校に行っている子たちが、学校に朝から夕方まで拘束される一方で、不登校の子たちは自分の裁量で勉強時間をコントロールでき、残った時間の100%を自分のために使えるのですから、この自由を謳歌する術を身に付けていきましょう。そして、そんなノマドラーナーたちが生きやすいシステムを社会に浸透させるべく、私は動きます。学歴とは異なる別のシステムの”評価軸”を設定して、それを客観性のある仕組みに落とし込めれば、”不登校”で生じる不利を無くせるはずですから!
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