私立推薦入試の小論文対策|小論文の書き方とその身に付け方

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回は私立推薦入試における小論文の対策についてです。小論文なんてどうやって書いたらいいの!?とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。そこで今日はまず、その書き方と、書き方をどうやってスピーディーに身に付けるか、ということについてアドバイスをさせていただこうかと思います。

 

 

小論文はネタさえあれば書ける!なんて思ってはいませんか?それはちょっと甘く見過ぎですよね。しっかりした戦略の上で書いて書いて添削を受け、相手に思いが届く文章に練り上げる。しっかり準備して周囲を引き離し、確実に合格をもぎ取りに行きましょう。

 

 

私立、推薦入試の小論文対策の進め方

まずはじめにやってほしいことは、ネタがどうこう以前に、小論文とは何ぞや?ということを理解することです。小論文と自由感想文の違いが明確に理解できていなければ、そもそもの方針が立てられません。両者が全く異なるものであることを認識して、頭の中を整理した状態で対策を進めましょう。

 

 

私は指導上小論文も面接も対策を講じることができますが、今回はせっかくの機会なので、改めて小論文の書き方の復習を行ってみることにしました。真っ先に頭に浮かんだのは、樋口裕一先生。現代文や小論文と言えば東進ハイスクールの樋口先生は有名です。最も速く正確な知識を収集して対策を進めるには、その道のプロ、一流の教え方を参考にするべきです。私の場合、その対象が東進ハイスクールの樋口裕一先生だったわけです。

 

 

買ってきたのはブックオフにて。情報としては10年前くらいのもの。ただ小論文の書き方というのは情報として劣化するものではないので、私はあまり古くても気にしません。社会や理科といった情報鮮度が重要な教科は別ですが、基本的に数学や英語や国語は参考書の内容が劣化しにくいため、特別参考書の発売年月日は気には留めません。勿論、出題傾向がガラッと変わった等の明確な理由がない限りは、です。

 

 

ちなみに今回勉強のし直しのために購入した参考書は以下の2点です。

 

 

『推薦小論文 10日間攻略[改訂版]』

『面白いほど点がとれる!小論文[まるごと図解]』

 

 

いずれも樋口裕一先生のものを採用しました。

 

 

では、これらをどうやって勉強するのかを次章で説明します。

 

 

私立、推薦入試の小論文の書き方を3日でマスターする方法

実際書き方をマスターするだけであれば3日あれば十分です。論文と言っても”小”論文なので、600字〜800字が多く、あとは1200字前後があるくらい。この文字数であれば内容もそこまで書けないので、裏を返せばそんなに沢山の戦略が練れないということになります。いくつかのパターンを頭に入れておけば済んでしまうわけです。

 

 

では3日でマスターするにはどうやって勉強すればいいのか。上記の2冊を例に考えていきましょう。

 

 

小論文の書き方をマスターするだけであれば、何冊も読む必要はありません。かと言って1冊では足りない。そこで2冊を徹底的に習得し、それをベースに練習を積むという方向性をお勧めします。

 

 

本当であれば2人の違う講師の手法を参考にして融合し、オリジナルに近い発想で書いていくのも悪くないのですが、最も速くマスターするなら1人のプロの発想(マインド)を習得した方が絶対速いです。そして、たとえ同じ1人の人のマインドでも、2冊3冊と読むことによってより立体的にその人のマインドを理解できるようになります。

 

 

今回のテーマは小論文ですから、完璧に使える型を1つ持っておけば良いので、2冊で十分であるという判断です。あとは自分なりのパターンを考える時間も欲しいので、最低でも3日は掛かるという計算になりました。

 

 

つまり、1冊読んでポイントを掴み、ノートにまとめるなりしてマスターしたら、次のもう1冊。2冊を読み終えた段階で、自分の書き方のパターンを考えて、あとは書いて書いてフィードバックという実戦演習に入るという流れが、最速の小論文の書き方マスター勉強法と言えるでしょう。

 

 

 

私立、推薦入試の小論文上達の必須条件

書き方をマスターしたら、あとは書いて書いての実戦演習。ただここで重要なことがあります。それは書いて終わりでは意味がないということです。ここには必ず、学校の教師なり塾の講師なりの添削を受けて下さい。特に、ちゃんとした知識の持ち主にやってもらうことが大切です。

 

 

文章を書くだけなら誰にでもできます。しかし、だからこそ小論文で差が付くのは表現力なのです。表現力とは

 

 

・論理的思考能力

・発想力

 

 

の2つの要素から成っています。筋道立てて論理を展開していける能力が論理的思考能力、独自の切り口でオリジナリティを発揮する部分が発想力です。

 

 

ただし気を付けないといけないのは、上手い文章を書いたり面白いことを書いたりするのが目的ではないし、採点者もそこを重視して見ているわけではないということ。あくまでも論理的に矛盾のない文章を書けているかが大きく、その中でも斬新な切り口で「なるほど」と思わせる文章を書いていると加点、といった感じです。

 

 

ですから最初から上手い文章を書こう!とやってしまうと、方向性がズレてしまうので注意して下さい。上手さを追求するのはしっかりした小論文に関する知識が身に付いてから。何も頭の中に知識がない状態で文章だけ磨こうと思っても、どこか小説のような抽象化した文章になりかねません。特に小説が好きでよく読む方は、中身がないことを表現でカバーしようとしてしまうのですが、すぐにバレます。なくて七癖。自分で自分の文章は読み慣れてしまっていて不自然さに気付きにくくなっているでしょうから、そういった意味でも添削を受けることは確実に必要です。

 

 

それから添削を受けるにしても、あまり年配の方は避けた方が良いです。表現が古臭くなる危険性があります。慣れない表現で練習しても上達しません。問題は自分が書きたいことの表現の幅を広げることですが、言葉も生き物なのでどんどん形や価値観を変えていきます。そこに年配の方の添削で仕上げてきた文体がくると、ちょっと違和感です。添削を受けるのであれば、その点もこだわって欲しいところです。

 

 

まとめ

小論文対策を比較的短期間に一気に仕上げるための方法と、小論文のポイントをかいつまんで説明させていただきました。最終的には反復練習が決め手になりますが、ちゃんと知識を持った人に添削をお願いしないと上達しないので注意して下さい。

 

 

あとは自身の志望校で問われるテーマに合わせた本を読んで知識を増やし、表現を学ぶことが地味に効いてきます。情報が多ければ多いほど文章も充実してきますし、論に説得力が増していきます。教科書以外の本でどれだけ脳のブラッシュアップをしてきたかが小論文にダイレクトに影響するんですね。

 

 

知識武装、理論武装をして、小論文とはなんぞやということを理解した上で戦略的フォーマットを敷き書いて書いて添削を受けて書く力を身に付ける。そういった小論文指導をご希望の方は、熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーへ是非ご連絡下さい。

 

 

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