100%頭に刻まれ、勉強効率を10倍にできる、やり直し&復習の超重要ポイントとは!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今回も、生徒さんとのやりとりの中で大事なことが言語化できましたので、その内容について共有したいと思います。今回のテーマは「やり直し&復習の際の重要ポイント」です。このポイントを勉強に取り入れていただけると、100%内容が頭に刻まれ、勉強効率を10倍に引き上げることが可能です。是非参考にされてみて下さい。
熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーでは、生徒さんから大事な気づきをいただけた時にこうやって皆さんに重要なポイントとして共有させていただいています。もし勉強に関する質問などございましたらお気軽にお声掛け下さい。

こんな復習をしていませんか?
勉強において「やり直し」とか「復習」を面倒だな〜なんて思っていませんか?頑張っているのに伸びないという人は、ここが1つネックになっているかも知れません。
それこそそこまでないにしても、例えばやり直しや復習の作業が機械的になってしまっている人。ただ形だけ復習をやったところで、頭に入れるつもりでやっていないと、やっぱり脳は覚えてくれないんです。
「形だけの復習」とはどんなものでしょうか?例を挙げましょう。
例えば中学の歴史でこんな問題が出たとします。
「◻︎は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。←この◻︎に入る人物名は誰か?」
もしこの問題に答えられなかったとしたら、解答を見てすぐに、正解は「井原西鶴」だと分かるかと思います。すると機械的に復習をするとすれば、この「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」を手元で書いて覚えるなどするかも知れません。よし、これで井原西鶴は日本永代蔵だなと覚えたでしょう。
ではその情報はいつまで脳内に残っているでしょうか?ほぼ興味の持てない情報をこのように機械的に覚え直したところで、数日、それこそ2、3日経ったら忘れているかも知れませんね。するとまた次出てきた時には覚え直さないといけない。これを繰り返すわけです。ちょっと非効率。
では次の問題。
「元禄時代を代表する文学者で、『好色一代男」を著した人物は誰か。」
全く違う問題に見えますが、実はこの人物も井原西鶴です。ではここでも「井原西鶴は元禄時代を代表する文学者で、『好色一代男」を著した人物」と機械的に覚えますか?それもちょっと避けたいところです。ではもっと効率的な覚え方はないのでしょうか?

100%頭に刻み、勉強効率を10倍にする超復習法
実は最初の問題の復習の段階で、すでに2問目の知識までインストールさせる方法があります。方法というか、意識の持ち方です。それは「興味を持つ」+「解像度を上げる」です。
例えば最初の問題で「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」という完成した情報が手に入ったとします。ではあなたは「浮世草子」が何かを知っていますか?そして、あなたは『日本永代蔵』がどんな書物か、何が書いてあるか知っていますか?ポイントはここなんです。
それこそ「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」という情報を機械的に覚えたところで、その情報には2つの意味で、意味がないんです。
①浮世草子、日本永代蔵が何かを知らないということは、何も覚えていないのと同じであること
②内容が理解できていない情報は頭に入れても使えないので、そもそも頭に入れる意味すらないこと
つまり「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」という情報を脳に入れたところで、それは使える武器ではないということ。ただ記憶容量を圧迫するだけの無意味記憶ということになります。
そうではなく、浮世草子がまず「浮世(世の中)」「草子(書物、読み物)」から来る、つまりは「小説」のことであったり、『日本永代蔵』がお金の稼ぎ方やお金の貯め方が書かれたビジネス書のようなものであったりといった、そういった中身を伴う情報である必要があります。そして、そういったことに自然と気付けて調べる習慣があると、最初の問題の復習の時点で、2問目の情報も一緒に入ってくるので、実は1問で2度美味しい復習になるのです。
少し具体的にお話をすると、浮世草子って何?といったことを調べていると、そもそも浮世草子という読み物自体が、井原西鶴の『好色一代男』から社会に浸透していったことが分かります。『好色一代男』はいわゆる恋愛物ですが、これが井原西鶴のデビュー作であり、1682年の作品。そこから亡くなる1693年まで約10年間を文学者として生きます。つまり彼は、松尾芭蕉や近松門左衛門、尾形光琳らと同様、元禄文化を代表する人物なわけです。元禄時代とは5代将軍徳川綱吉の治世。戦国時代を経て、平和になってから80年ほど経過した頃で、天下の台所として経済の要となっていた大阪をはじめ、日本全体がようやく落ち着きを取り戻し豊かになっていった時代です。そこに小説が社会的に受け入れられた事情があります。
ちなみに「井原西鶴」というのはペンネームで、本名は平山藤吾(とうご)だそうです。
このように、情報そのものに興味を持つと、ちょっと検索するだけで上記のような情報が芋づる式に出てきます。すると、「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」という問題の復習だけで、かなりの周辺知識まで再確認できてしまうのです。これが意識1つで実現できてしまう超復習法の要諦です。

頭が良い人たちが皆んなやってるやり直し&復習とは
ただ、もしかしたら、そんなに1問1問丁寧な復習なんかしてられないよ!と思う方もいらっしゃるかも知れません。そんな復習のやり方は理想であって、現実的ではないとすら考えてしまうかもですが、実際は逆です。勉強の目的から考えると、それをするのがむしろセオリーであり、自然なのです。どういうことでしょうか?
そもそも今回の話は、覚える時の”こだわり”とかいう話ではなく、脳機能をベースにした原則的記憶術という発想でした。私だったらこうする、という経験則の話ではなく、成績が良い人たち、俗に言う頭の良い人たちというのは、皆この発想でやり直しや復習をしているということです。
彼らは勉強を頑張ろうとしていません。ただ淡々と取り組んでいます。そして、勉強におけるシンプルなルール「分からないことを分かるようにする」を”丁寧に”実践しています。如何に頭に刻み込むかと考えた場合、脳が最もストレスなく覚えてくれる方法を選ぼうというわけです。
そして同時に、彼らは時間を極力勉強に割きたくないとすら思っています。ということは、必要最低限の時間で効果の最大化を狙っているということになります。
とすれば、そんな覚え方をしたところで意味がないよね、みたいなことはしない。機械的な勉強ほど時間の無駄なものはないので、彼らは「やるならやるで意味のある形でやる」というスタイルで取り組んでいます。かつ、1問の問題の復習で、如何に10倍20倍の効果を引き出すか。1問の復習で1つの情報しか覚えないよりも、それに付随する周辺知識をまとめて復習してしまった方が、その後に復習する問題は結果的に減らせます。とすると、「浮世草子」や「日本永代蔵」の意味が分からないまま、英文の例文暗記みたいにひたすら「井原西鶴は浮世草子で『日本永代蔵』を著した。」と連呼して覚えようとするのではなく、
そういえば井原西鶴って人いたね〜どんな人だっけ?
そもそも浮世草子って何よ?ああ、小説のことか
日本永代蔵ってどんな話なん?へ〜ビジネス書の類だったんだー
そういえば元禄時代ってどんな時代だったっけ?
みたいなことに自然に興味を持って、忘れていることを芋づる式に調べていき、完全に情報としての解像度を上げてから次に進む、ということをするのが、結局は楽だし早いわけです。
で、もちろんこれが最初のうちはめちゃくちゃ時間が掛かる。そしてあまりの遠回り、過剰な復習だと思うでしょう。でも”急がば回れ”、シンプルに「分からないこと」「忘れていること」「理解できていないこと」「知らなかったこと」などを「分かる」に変える行動を取るだけと考えて淡々とやるだけで、飛躍的に勉強効率が上がるのです。そして、こうやって自分の意志でセレクトし、覚えようと思って興味を持って覚えるだけで、ほぼ100%頭に刻まれます。
これが脳の機能を逆手にとって超復習法なのです!
こんな風な、勉強効率をUPさせる意識の持ち方からテクニカルなことまで、何でもお教えしているのが当塾、ブレイクスルー・アカデミーです。もしご興味あられましたらお気軽にお声掛け下さい。
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