早稲田スクールの模試、英進館模試などを受ける中学生へ!テスト受験心得|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


当塾の生徒さんにも、8月の終盤で模試を控えた生徒さんがおられます。早稲田スクール模試英進館の模試を受験される方が多い時期なんですね。


そこで今回の熊高特講では、試験に関するポイントをまとめてお話ししました。これは今回の模試に限らず、試験全般で活かせる心構えとなりますので、是非参考にされてみて下さい。


熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは、他塾さんとの併用も推奨しております。熊本にあっては、当塾のような無名な塾一本で勝負を賭けるよりも、早稲田スクールや英進館といった大手に所属しながら、セカンドオピニオンを当塾で受けるという併用が最も精神衛生上良いという方が少なくないからです。なので今回のような客観的なアドバイスが可能というわけです。


早稲田スクール模試、英進館模試に向けて

まずは試験全体の話よりも、直近の模試を意識してみましょう。「いつか」の試験よりも「近付いている」「目的」の試験をイメージされた方が絶対に身に付くからです。


さて、早稲田スクールの模試や英進館の模試は試験時間が異なります。早稲田スクールの方は1教科40分、英進館の方は35分となっています。


日頃の勉強はそうでもありませんが、直前になればなるほど、試験の結果にこだわればこだわるほど、この試験時間の長さを体感として刷り込む作業も欲しいところです。


また、各々の模試も傾向や出題形式が異なるため、いずれかの模試に照準を合わせれば、もう一方の模試や他の試験への対策は100%で臨むことができませんので、その点も気をつけて下さい。


では次に、もう少し本質的な話もしてみたいと思います。


そもそも模試とは?

特にこの時期の受験生にあること、もっと正確に言えば、保護者さまも含めて起こりうることは、模試の「結果」にこだわり過ぎてしまうことです。「結果」が出なければ不安になり、「結果」が出れば喜んでしまうように、この模試の結果で何かを決めようとしたり自分の評価を下してしまったりするわけです。でもこれは絶対にやめて下さい。


例えば夏明けのテストや夏終盤にある今回のような模試などは、確かに結果が出て欲しいと思うし、その結果如何で身の振り方を考えなければいけないと思ってしまったりします。


確かに夏は大事な1ヶ月強です。この時期は特にこれまでの取りこぼしを総復習し、その最後にある模試で結果を出すことで、9月以降の安心度が変わってくると感じるでしょう。逆に言えば、この時期の模試で結果が芳しくないと、このままじゃヤバいと思ってしまうかも知れません。


しかし、そもそも模試は、今の自分の成長を測るための資料であり、今までの勉強のやり方で良いのかどうかを知るための判断材料だったりします。結果にこだわりはするものの、結果だけが重要ではなく、むしろその結果を引き起こした”原因”の方に重要性があるわけです。


例えば、私の立場からすれば、早稲田スクールの模試であろうが英進館の模試であろうが、その結果は正直どうでもいいと生徒さん方にはお話しします。これは受験生の夏でも同じです。ここで0点であろうが満点であろうが、それは公立高校入試の合否には全く関与しないからです。公立高校に志望校がある場合に真に大事なのは、公立高校入試当日に何点取れるか、それだけです。その当日の得点率を最大化させるために日頃の勉強があり、その勉強の現状を知るために模試などがあるわけですから、模試は単なる資料であり、勉強のやり方を考える材料に過ぎないわけです。


公立入試当日の得点率を最大化させるためには、結果にこだわって勉強する、1点でも多く獲得しに行く実戦的な練習が不可欠です。それが模試の1つの効果ではあります。ただそれは受けるまでです。受けてしまった後の、出た結果に対しては過大評価も過小評価もしません。ただただ自己分析の材料として取り扱います。夏終盤に受けた模試の結果が悪かったすれば、この大事な夏をしっかり頑張った人ほどさぞ凹むだろうと思うのですが、でもここでその感情のブレは全く意味がありません。出てしまった結果は変えられないからです。そうではなく、なぜその結果になったのか、この夏に頑張ったことがどれくらい反映されたのかの方を分析し、冷静に解釈しなければならないわけです。


例えば、この模試で結果を出したいと思っているとしても、模試で出題される応用レベルの問題以前に、そもそも基礎基本が抜け落ちているのなら、まずは基礎基本の総復習を優先しなければなりません。その結果、基礎基本を重点的に復習することに時間を投資したために、応用の対策が疎かとなり、そのせいで模試の結果が振るわなかったとしたら、芳しくないその模試の結果に凹む理由は全くありません。だって、優先順位はどうしても変えられないですし、それでもし模試の対策を優先させて応用レベルの問題に無理して取り組もうと思っても、あまり効率が悪すぎるからです。基礎基本が解けない人が応用の問題を解いたところで、時間が掛かる割に習得できません。その場合には、応用対策が必要だと分かっていても、基礎基本を優先させて、模試の結果が振るわない可能性が高いことを想定しておく必要があるでしょう。そしてそれは決して悪いことでも何でもないわけです。

早稲田スクールの模試、英進館の模試への受験生心得

では最後に、熊高特講で具体的にどんな話をしたのかについて、そのポイントをかいつまんでご説明させていただきます。


まず前提として、模試であろうが定期テストであろうが入試であろうが、それらは常に競争であり戦いです。だからこそ勝ちにいく意識、そして1点でも多くもぎ取る意識は絶対的に必須です。それを日頃から持っているからこそ入試当日も臨戦体制で受けられるのです。


また、試験とは限られた時間(35分とか40分)の中で自分の解ける問題を1問でも多く見つけ出し、確実に解いて、得点に結びつく正解数を他者と競うものです。解ききれない問題でも、ギリギリまでもがいて部分点でもいいから取りに行くという気概が求められます。すると、如何に分からない問題に時間を使わず、分かる問題にだけ時間を投資できるかが勝負。そのためのポイントを以下にまとめました。


①試験開始合図前

・前日までに、試験日当日の休憩時間(会場入りして最初の教科が始まるまでの待ち時間も含めて)やることを決めておくこと
・会場までの移動中にもできることがないかを自問し準備する
・試験問題が配られたら、問題が透けていないかをチェック
・透けてなかったとしても、直前にやっていた内容を頭の中で思い出したり、覚えにくくて直前まで覚えようとしていた公式等を反芻

②試験中

・直前まで練習していた覚えにくかった公式等の情報を問題用紙にメモしてからスタート
・線を引きながら解く(設問や本文中の重要な箇所などに)
・分からない問題は5秒で飛ばす(最初から2周3周するつもりで)
・見直しの時には採点者のように(解く時には間違えないように、見直しの時には間違いを見つけてやろうくらいの勢いで)

③試験後

・友達と答え合わせなどはしないこと!
・トイレ以外は次の教科の勉強
・可能ならば糖分の補給


このような感じでした。これらは日頃から意識しておくべきことです。試験当日だけ気にしても、おそらく実践できないでしょう。また、試験時間の長さに体感を慣らしておくためにも、前日は35分区切り、40分区切りにして勉強するのも良いですね。


以上、模試に対する心得でした!


 

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