【超効率的勉強法】3ヶ月で記憶力を10倍にするテクニック

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

記憶力を伸ばしたい、と思っている方は少なくないと思います。そして実際、それは可能です。タイトルにも書いた通り、これからあなたの記憶力を3ヶ月で10倍にするための方法をお話ししていきましょう。超効率的勉強法とも、高定着率の勉強法とも言えるかも知れませんね。

 

 

なぜあなたは覚えられないのか

私が今の状態から10倍になるのは正直難しいと思います。なぜなら、現時点で十分に記憶力のパフォーマンスを上げられているからです。でも、記憶力の理屈を今から知ることになるあなたの場合は、まだ自身の記憶力を十分に活用しきれていない可能性が高いので、3ヶ月でも10倍にすることはできるだろう、という計算です。

 

 

そもそも私たちは、生きていることが当たり前すぎて、この脳がどういう風に働いているのかといったことには関心を向けないものです。ものをどんな風に覚えているのか、記憶された情報は脳の中でどのように貯蔵されているのか、そういった詳細を理解している人は少ないはずです。

 

 

この記憶のメカニズム的なものを知らないために、ものをどう覚えたら覚えやすくなるのか、といったことにも頭が巡らないからこそ、あなたは現時点で「なんだかものを覚えられないぞ」と感じてしまうのでしょう。脳の構造、記憶のメカニズムを知らない。だから覚えられない理由が分からないだけなのです。

 

 

脳の基本的な性質は「忘却」

以前記憶のメカニズムについての詳細を書きましたので、今回の記事内容でも多少の復習をしてみましょう。ここはとても大事なので、是非理解して下さい。

 

 

そもそも脳は基本的に「忘れる」ようにできています。脳がもし覚えることをメインの仕事にしてしまったら、おそらく数日も保たないはずです。人生100年程度掛けて使っていかないといけない脳が、そんなに早く容量をパンクさせていたら、その後の人生が相当苦労します。ものを覚えられなくなるからです。

 

 

そこで脳は、本当に大事な情報以外は忘れるという進化を選びました。命に関わる大切な情報だけは確実に頭に残し、それ以外の情報は重要ではないとして忘却することにしたのです。そうすることで、早晩記憶容量がいっぱいになるというリスクを減らすことができます。

 

 

ましてや、本来ならば勉強なんてやりたくないというものです。やりたくない勉強の知識を頑張って脳に覚えさせようとしても、もともとが「忘れる」ことを生業(なりわい)とする脳が覚えられるわけがないわけです。

 

 

記憶のメカニズムと記憶力の意味

ではどうやって脳にものを覚えさせたら良いのでしょうか。そのためには「覚える(記憶力)とは何か」を明確に理解する必要があります。

 

 

記憶のメカニズムを簡単に説明すると、海馬に蓄えられた膨大な短期記憶の中から、その一部が側頭葉の貯蔵庫に投げ込まれて長期記憶化する、という感じです。その日1日で脳に取り込まれた膨大な短期記憶を、寝ている間に海馬が取捨選択して、そのほとんどは忘却の彼方へ捨てられてしまいます。海馬に見初められたほんの一部の記憶だけが、長期に残されるものとして側頭葉に投げ込まれるというわけです。

 

 

ただ、そこにあることが、大脳新皮質の側頭葉に記憶が貯蔵されていることが「記憶力」を意味するわけではないですよね。その貯蔵された記憶が、求められているものと一致することを証明できなければ、覚えているとは言えません。要するに、問題を解く時に、その問題の正解をアウトプットできて初めて、あなたはその問題の答えを覚えていたことが証明されるのです。

 

 

つまり、単純に情報を頭に入れさえすれば良いかというとそうではなく、それがアウトプットされて初めて記憶とされる。記憶力とは「覚える能力」のことのように思えますが、実は「思い出す能力」も含めて記憶力と言われる、ということです。

 

 

記憶力=インプット力+アウトプット力

 

 

この式を頭に残していただくだけでも、この記事を読んでいただいた価値はあると思います。

 

 

アウトプットベースでインプットする

最終的に、それを覚えているということをアウトプットで証明する必要があるということは、インプットする時から「どうアウトプットするのか」を念頭に置いておくことが重要だということです。最初からアウトプットしやすい形でインプットしておけば、二度手間をせずに済むからです。

 

 

その時に、どのレベルでの記憶で良いのかという把握が不可欠です。センター試験のように選択肢の中に正解があることに気付ける「見たら分かる」レベルで良いのか、記述式のようにゼロから正解を思い出さないといけないレベルなのか、アウトプットに求められるレベルに応じた準備をすれば良いのです。

 

 

また、インプットする時には「アウトプットを伴った覚え方」をするのが最短です。これが「書いて覚えなさい」と言われる所以です。

 

 

細かい話をすれば、手先、指先には神経が体内で最も密に走っているため、書くという行為で神経が大いに刺激されて脳が活発化する、ということも理由です。脳が活発化するということは、それだけの量の電気信号が脳に巡っているということ。脳内の情報は常に電気信号でやりとりされるため、その電気信号が大きければ大きいほど、脳はその信号情報を記憶に留めやすくなります。

 

 

上記で軽く話をした、短期記憶から長期記憶へのプロセスにおいても、結局は海馬が数ある短期記憶の中から「何が重要な情報か」を選択するわけですから、海馬が何をもって情報を精査するかが分かりさえすれば、記憶の定着効率を引き上げることができます。そしてその基準となるのが電気信号の強弱なのです。

 

 

つまり、電気信号がより強く脳にたどり着くようなインプット方法ができれば、それに伴ってアウトプットもスムーズになり、これまで以上の記憶力が実現できるわけです。

 

 

記憶力を10倍にする方法

こういったことを経てくると、記憶力を10倍にする方法が見えて来るのではないでしょうか。そうです。できるだけ5感(聴覚、視覚、臭覚、味覚、触覚)をフルに駆使して、インプット時に脳に流れ込んでくる電気信号量を最大化させればいいのです。

 

 

例えば歩きながら覚えるというのも1つの手です。歩くことは触覚に関係します。足の裏にも密に神経が通っているので、神経が刺激されて脳が活発化するのと、歩くことで身体の血流が促進され、脳にも血が巡っていきやすくなるということです。

 

 

水を飲みながら、ガムを噛みながら、軽食を摂りながら勉強するのは、味覚や、顎の動きからくる神経刺激を誘発するという理由から効果的です。顎は首筋の太い血管と連動しているので、ガムを噛むたびに神経を刺激することになり脳が活発化します。大リーグの選手がガムをくちゃくちゃ噛みながら打席に立つのは、脳を刺激して集中力を引き出すためです。

 

 

また飲んだり食べたりしながら勉強すると、「飲み込む」という行為が心理的に「知識を取り込む」という発想と繋がって、ものを覚えやすくしてくれるとも言われています。

 

 

それから、最も重要なことはリラックス状態で覚えるように努めることです。頑張って覚えよ〜(> <)と脳に負荷を掛けるのではなく、リラックスした状態で「こんなの覚えるの簡単だし〜」なんて思いながら気楽に取り組むようにすることで、かえって脳が情報を吸収しやすい状態になります。

 

 

まとめ

このように、脳の構造、基本的性質、記憶のメカニズムといった知識を背景にして、脳が覚えやすいようにものを覚えようと工夫するだけで、あなたの記憶力は格段に上がります。3ヶ月で10倍にするということが、十分可能なことだとお分りいただけたかと思います。

 

 

あとは実践あるのみです。1つずつで良いので、行動に移してみて下さい。この積み重ねや意識掛けが、あなたの記憶力を確実に引き上げてくれることでしょう。

 

 

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