半年以上停滞気味の中学生高校生必見!学習塾に通っても成績が伸びない4つの理由|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本市の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


今日のテーマは「学習塾に通っても成績が伸びない4つの理由」についてです。が、現時点で学習塾に通っていて順調に成績が伸びている中学生高校生の方は無視して下さって構いません。今回のお話はあくまでも、学習塾に通っているのに半年近く成績が変わっていない、もしくはかえって落ち続けているという方を対象に、その原因はおそらくこの4つのいずれか、もしくはその組み合わせでしょう、ということでお話ししたくて取り上げたテーマです。ですので学習塾に通うのは100%無駄である、という類の話ではありません。


その一方で、私が以前から「世の8割の学習塾は不要である」と申し上げているように、確かに学習塾が全く本来の存在理由通りに機能していないという現状を憂いているのは事実です。現に日本だけ見てもコンビニと同程度の約5万教室以上もの学習塾があるにもかかわらず、勉強で苦しむ子どもたちが全く減っていないのですから、子どもたちの役に立っているか?という点においては甚だ疑問視せざるを得ません。


熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは、学習塾と名乗ってはいますが、その実態はコンサルティングサービスです。授業をしたり宿題を出したりテストをしたりという通常の学習塾のシステムとは異なり、どうやったら成績を伸ばせるのか、もっと言えば、どうすれば将来に向けて学力を育むことができるのかを基礎から丁寧にお教えするノウハウレクチャー系のコンサルタントとなります。ですのでスタンスがまるで違いますし、なぜ異なるスタンスを選んだのかという根本にも関連する話となりますので、ご興味あられましたら是非お付き合い下さい。

学習塾に通っても成績が伸びない理由①:システムがあってもノウハウがない

当社のご提供している勉強戦略コンサルティングはノウハウレクチャー系であると申し上げましたが、それは「”自分なりに”一生懸命勉強するだけではいけない」というメッセージが暗に込められています。現時点で成果が出ていない子どもたちが知るべきは、「成績が良い子たちはどうやって勉強しているのか」であり、ひいては「どんなマインドになれば成果が出せるようになるのか」というノウハウです。システムを与えて、そのシステムに乗ることで勝手に成績が上がるのだという通常の学習塾のやり方は、時代遅れなのではなく、むしろいつの時代にあっても、そもそもが成績を劇的に引き上げるという目的にはそぐわない方法だったということです。


通常の学習塾にはシステムがあり、当塾にはノウハウがある、という言い方をよくするのですが、教育の根本は「鋳型にはめる行為」ですから、確かにその意味で言えば学習塾の方がやっていることは教育的なのかも知れません。でも教育の元々の意味がどうであれ、それが時代にそぐわなくなってきていて、かつこれからの時代が多様性や個別最適化であることを踏まえれば、画一的なシステムでは機能しなくなるのは早晩分かっていた結末です。それをじゃあ今後はAIで補おう!としたところで、そのAIを扱える人材がどれくらい現場にいらっしゃるかという話になると、それはもう推して知るべしの世界です。AIを扱うというのは、AIが導き出したデータに適切な解釈を与えて生徒さんたちに適切に還元することも意味します。


当塾はAIやアプリをほとんど使いません。生徒さん方が自身で使いやすいアプリを駆使することは奨励しても、こちらが何か決まった教材やアプリを指定することはまずありません。それは生徒さん方の状況を確認しないことには、何をどうアドバイスすればいいのか分からないからです。ですから当塾には極力事前の決まり事を作らないという暗黙のルールがあります。マニュアルもなければシステムも持たないことが前提なのです。それを持ってしまった時点でバイアスがかかってその鋳型にはめるように生徒さんの状況をねじ曲げて解釈してしまう。というか、そうしないといけなくなる。


一人一人事情が違う中で、誰もに適用可能なシステムを本気で作ろうと思えば、その中身は複雑にならざるを得ない。でも多店舗経営の学習塾を運営する側に立ってみれば、どんな人材が社員として採用されたとしても最低限のサービスクオリティは維持できなければならないため、その企業の仕組み化は必須。だから最終的には実行可能レベルまで落とし込んだマニュアルに落ち着く(つまり複雑なシステムにはなりようがない)。でもその事前に決められた仕組みでは、多様なニーズには対応できなかった。せいぜいAパターン、Bパターン、Cパターンといったパターン別に大きく括ってまとめて対処することくらいしかできなかったわけです。だから伸びる子は伸び、伸びない子は伸びない、そしてそれら生徒間の格差の助長をすることにしかならなかったのが、これまでの8割の学習塾が行ってきた結果だったのです。


でも、そうならざるを得なかったのは、学習塾がどうこうというより、消費者の行動心理が大きく関係しているのですが、今回は話が複雑になるので割愛します。

学習塾に通っても成績が伸びない理由②:授業がまた、あなたの時間を奪う

その決められたシステムは、ほぼ学校のコピーと言っても過言ではありません。学校で行われている授業、教科書、問題集、テストといった流れを、再度かっこいいパッケージで詰め直しただけのものです。それはどんなブランド塾も蓋を開けてみれば仕組みは同じで、学校よりも分かりやすい授業、学校よりも丁寧な対応といった「既存の仕組みをよりよく行う」というものに過ぎません


それこそ、以前ラジオか何かでEXILEのマキダイさんが視聴者さんからの質問に答えていたことを思い出すのですが、「どうしたらマキダイさんのように腹筋が綺麗に割れるようになるんですか?」という質問に対して「1日1000回腹筋すれば、誰でも腹筋割れますよ」と答えていたことが参考になります。要は、学校がやっているのは「腹筋を割りたければ毎日ちゃんと腹筋しましょう!」というもので、学習塾がやっているのは「腹筋を割るための器具を揃えて、分かりやすく丁寧に対応してくれるトレーナーを常駐させる」というサービスに過ぎないということです。


こういったジムのサービスと現行の学習塾が根本的に違うのは、それを望む人だけが通っているかどうかという点。ジムは基本的にその結果を望む人しか来ていません。それでも結果の出方はバラつくものです。ましてや学習塾は勉強をしたくないと言っているような子も無理して通っている。したくないことのために無理して通って聞く授業、テストが脳にとって良いわけがないのです。


以前の記事でもお話ししましたが、勉強というのは正しい勉強のやり方がどうこうの前に、脳に正確な情報をインプットできてなんぼの世界です。すでに実感されているように、覚える気のないことまで覚えてくれるほど脳は万能ではない。やりたくないと思いながら学習塾に通ったところで、それは苦行であって成長にはならないのです。というか、苦しい、やだと思ってる時点で脳はまず覚えません。だから学校で成績が芳しくない生徒さんが、そのままのテンションで学習塾に通っても、ただ時間を”苦しい体験”に浪費するだけで終わってしまうのです。


大事な青春、この世であなたが最も大切にしなければならないはずの若い時の時間を、まだ、しかもお金を払ってドブに捨て続けますか?

学習塾に通っても成績が伸びない理由③:結局自己流になっていませんか?

学習塾に通っても伸びない理由はまだあります。それは、学習塾に通ったとしても、結局は自己流の勉強法になっているということです。


先ほど申し上げたように、学習塾にはシステムはあってもノウハウがありません。「うちにはこういうシステムがあります」「うちはこういうことができます」というものがあっても「あなたはこうやって勉強した方がいい」「あなたの抱えている問題はこれだから、そのためにはこうしましょう」といったあなた個人の問題解決に適した手法を教えてくれるようなノウハウは存在しないのです。だから結局あなたは自分なりに勉強する、という前提を変えられていません。実はここが大問題です。


当塾で最も大事にしているのが「マインド」です。これが全てと言ってもいい。成績を伸ばしたければ、成績が優秀な子たちと同じマインドになればいい。結論から言えばそれだけなんです。でもそれを教えられる人はほとんどいません。この発想で学習塾を運営している方もほとんど見かけません。なぜならこの方法はマニュアル化できないからです。しようと思っても相当な時間を要します。


勉強の正しいやり方、というフレーズがありますが、私も以前はこれを使っていましたが、今では「勉強との正しい付き合い方」という風に表現を改めました。もし本当に、誰もに適した正しい勉強のやり方というものがあれば、それを教えて終わりかも知れません。しかし現実にはそんなものはないわけです。でも、確実にあると言えるのは「勉強の正しい捉え方」です。それは「勉強は敵ではない、武器である」といったようなことです。


勉強をどう捉え、どう扱うか。成績の良し悪しは全てここに帰着します。勉強の取り扱い方が間違ったままでは、決して勉強で成果を出すことはできません。ですがこの根本的に大切なことを教えてくれている学習塾は恐ろしいほど皆無です。だから学習塾に通ってどんな素晴らしい授業を受けて、どんなに素晴らしいトレーナーについてもらっても、勉強をやりたくない人はやりたくないし、勉強が苦手な人は苦手な人のままなんです。


頑張っても1日5ページしか進められない人が、塾に行って1日8ページ進められるようになった。1日30分も勉強できなかった人が、1日1時間も勉強できるようになった。それはミクロで言えば成長かも知れません。でもその人は、1日30ページ進められる人には永遠に勝てませんし、1日10時間勉強する人には一生勝てません。でもそういう現実を巧妙に隠し、個人レベルでの成長にフォーカスさせて本当の問題から目を逸らさせ、ただただ目の前の成果の出ない勉強作業に邁進させることにしかなっていないのが、今の学習塾だと私は思っています。そしてそんな学習塾がこの狭い国土に5万も10万もあったところで、勉強が苦しいと悩む子どもたちが減るとは到底思えないというのが、私の本音です。

学習塾に通っても成績が伸びない理由④:勉強法を教えてくれるプロがいない!?

それもこれも、学習塾には勉強法を教えてくれるプロがいないことが原因です。


「いやいや、私は学習塾に通って十分色々教えてもらっている。迷った時にはちゃんと相談に乗ってもらえているし、分からない問題は丁寧に解説してもらえる。勉強法のプロがいないなんて到底思えない!」と思われるかも知れません。でもそれは”勉強法のプロ”ではなく、”勉強のサポーター”に過ぎません。勉強法のプロとは、勉強のことを本当の意味で理解している人にしかできないことです。


「勉強法のプロ」と仰々しい表現を使いましたが、成績の芳しくない子どもたちに必要なのは「勉強をサポートしてくれる人」ではなく、「勉強のやり方そのものを改革してくれる人」です。少なくても結果を出したいという子にとってその問題を解決してくれるのは、今のやり方を肯定してくれる人ではなく、今のやり方を改善してくれる人なのです。ですから学校と同じやり方で問題解決に挑もうとしている学習塾は、それをしてくれるわけがありません。


以前私は某進学塾に所属していた時に、生徒さんから個別に様々な相談を受けていました。というのも、どうもその学習塾で行っている課題の在り方に上手く馴染めないというのです。それは一人二人ではありませんでした。


その学習塾がシステムとして持っていたのはノート作りの課題でした。プリントとして配られる課題を切ってノートに貼り、その下に問題を解いて、間違った問題はやり直しをし、余白には自分でプラスアルファとして調べ学習をする、というノート作り至上主義の学習塾だったのです。でもこの「プリントを切り貼りする」「調べ学習をする」という作業は、実は相当に時間を食う割に最も効率の悪い勉強方法。でもその学習塾に通う以上、それをしないと悪い評価しかもらえません。だから生徒さん方から相談が絶えなかったのです。


その学習塾に所属している社員が、その塾のやり方に文句を言うというのはご法度でしょう。でもそのやり方は明らかに間違っていた。なぜそう言い切れるのかと言えば、私が過程よりも結果にこだわっているからです。


この過程と結果に対する評価の仕方は、プロセス思考かプロダクト思考かという話になるのですが、要はどちらを重視するかです。そして勉強を受験のためにやっているなら、後者を優先すべきでしょう。合格しなければ意味がない。合格するために必要なことならやるべきですし、合格するために役に立たないことなら避けるべきです。これが鉄則です。でも、重要なのはそれをどこでどう判断するか。方やノート作りが絶対だと主張し、方やそれが億劫だと言う。どちらの言い分を飲むべきかは、状況と欲しい結果に委ねられます。そして今回の「勉強での志望校合格」がゴールだとすれば、ノート作りは明らかに悪手ということです。


このように、学習塾の方針として明らかに間違っている極端な例もありますが、それにしても子どもたち自身にはそこへの正確な評価はまず難しいと思います。そもそもそれを習いに来ているはずだからです。そして、そんな子どもたちに必要なのは「勉強法のプロ」だと私は思っています。「うちではこうやってます」ではなく「あなたはこうしましょう」と言ってくれる人です。なので、この視点を持った上で学習塾に通われていれば、自ずと誰に頼るべきかが見えて来られると思います。


このように、学習塾に通っても全く成績が伸びない理由というものが少なくても4つは存在します。そしてこのようになっている原因は学習塾単独にあるのではなく、人間の行動心理という結構根深いものも絡んでいます。各ご家庭での事情や保護者さまの意向もあられるでしょう。だからこそ、学習塾に通うのかどうか、通うとしたらどの学習塾がいいのかを検討する上でも、今回の視点をお持ちいただくのが最善解を導くヒントになるんじゃないかと思います。


何かの参考になれば幸いです。





 

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