『ドラゴン堀江』を熊本の塾長が徹底解剖!東大合格者は何人出るか!?

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今abemaTVで『ドラゴン堀江』という企画が動いています。かつて話題となった東大受験漫画『ドラゴン桜』の実写版として、ホリエモンこと堀江貴文さんが総指揮を執って3人の生徒と自身の計4名を東大合格させるという企画です。それも半年で。

 

 

すでにオーディションが終わり、東大合格させる生徒として芸人やグラビアアイドルなど計3名の人選が済んでおり、受験勉強も始まっているところですが、その様子を私もamebaTV、ではなくYoutubeで拝見しています。

 

 

今回はこの『ドラゴン堀江』という企画を徹底解剖してみたいと思います。一体何人の合格者が出るのでしょうか。なお、続編も書きましたのでこちらも是非ご覧下さい

 

 

なお、記事の内容には多々批判的な視点からのコメントが出てきますが、堀江貴文さん自身を毛嫌いしての誹謗中傷の意図は一切ありません。個人的にはとても尊敬する方ですし、事実堀江さんの書籍も常にチェックし拝読し参考にしています。あくまでも今回の企画における私見ということでご理解下さい。

 

 

『ドラゴン堀江』という”企画”の大前提

まず考えておきたいのはこの企画の大前提です。確かに受験モノの企画では合格するのかしないのかがかなり気になるところです。しかし、少し引いた視点からこの企画を分析すると、結局は企画側からすれば合否の結果は全く気にしなくて良いことが分かります。

 

 

なぜなら、テレビ企画で重要な指標は「面白いかどうか」だからです。

 

 

仮に全員不合格となったとしたら、炎上に近い状態になるでしょう。「やっぱり堀江ダメだったじゃん!」「偉そうに言っておいて口だけかよ!」「受験生が可哀想だ!」と言った誹謗中傷がネットで踊ることになるでしょう。しかし、それはそれで良いのです。その誹謗中傷の数だけabemaTVの視聴者がいた、この企画を気にしている者たちがいた、ということですから、番組的には成功なわけです。

 

 

この「合格するの?しないの?」「堀江さんはあんな風にぶち上げたけど、実際のところ本当に合格するの?」と言ったワクワクドキドキ感を演出するために堀江さんは煽ったコメントをしているだけですから、『ドラゴン堀江』の落とし所は、合否ではなく、どうその受験勉強のプロセスを面白く映せるかという「面白さ」にあるというのが前提だと考えられます。

 

 

実際のところ東大合格者は何人出るか!?

では、この企画で東大合格者は一体何人出るのでしょうか。この点を予想してみましょう。

 

 

まず現在受験者が目指しているのは東大文Ⅰの前期日程での合格です。センター試験の受験と東大の二次試験をクリアしなければなりません。それぞれの足切りライン、合格ラインと考えられているのは以下の通りです。

 

 

センター試験 750点/900点

二次試験 220点/440点

 

 

これを受験本番までの半年で達成しなければなりません。ちなみに、12名の応募者からオーディションで選ばれた3名のポテンシャルを簡単に見えていくと、その過去の実績からゼロからのスタートではないということは分かります。

 

 

IQ148塾講師芸人

早稲田中退の芸人

明治大卒のグラビアアイドル

 

 

また、サポーターとしては文系教科担当と理系教科担当にそれぞれ東大生、東大大学院生を配し、総指揮を東大合格経験者の堀江貴文さんが執るということで、万全な体制であるように見えます。

 

 

ではこういった状況を全て踏まえた上で、この企画での東大合格者が一体何人出るかを予想してみると、私の個人的な予想は「0」です。合格者は出ません。おそらく行けたとしてセンター試験で650〜700点、本番を受験できたとして二次試験では100点前後が関の山、というのが私の大方の予想です。

 

 

勿論、この予想が大きく外れて全員合格してくれるのが理想です。いや、堀江さんは一度中退した身ですし、おそらく真面目に東大に通う気はないと思いますから、頑張っている受験生のことを考えると、せめてオーディションをクリアした3名が合格して堀江さんが不合格っていうのが一番理想かも知れません(笑)

 

 

東大合格に必要なモノ

とは言うものの、実はこの企画で選ばれた受験生には、東大合格に必要なものがほとんど揃っているのです。その点は注目に値します。

 

 

まず東大合格経験者で固められたサポーター陣。番組的な人選なのか、堀江さんの指名なのかは分かりません。あまりに堀江さんにイエスマンなので、正直その部分は解せないのですが、堀江さんと共演できるという箔付け(売名のチャンス)のために番組出演されているとすれば、多少の忖度は確かに必要です。持論を展開しすぎて番組の構成に水を差す行為は絶対NGかと思います。そういった点を差し引いて考えたとしても、少なくても東大合格者がサポーターに付くというのは重要なポイントです。

 

 

それから有言実行を強制される環境。これはサポーターである側の堀江さんと講師2名にとってもそうですし、受験をする生徒側もそうです。リスクははるかにサポーター側が大きいです。全員不合格にでもなったら、堀江さんの強気な発言もイエスマンだった過程もその全てが一気に矢面に立たされ非難の的になります。勿論信用も下がります。受験生側は落ちて当然なので、仮に不合格でも問題ありません。ただ、合格したら逆に注目度がすごいでしょう。リターンの方が大きいのです。だからサポーター側が「合格させなければならない」というプレッシャーに晒され、受験生側もテレビに出られて堀江さんと共演もできて、かつ頭も良くなるとなれば、仮にノーギャラだったとしても出演の価値が大アリです。

 

 

何より受験生にはそれぞれ覚悟と明確な目的意識があります。すでに崖っぷちに立たされている現状、東大合格が最後のチャンスだという分かりやすい受験理由、合格した後の大きなメリットと鮮明にイメージできる仕事のオファー激増の輝かしい未来。自分たちの人生に直結した千載一遇のチャンスに、今できる最大限の努力をするという気概と、1日10時間勉強することが当然であるという感覚、合格するしかないというリアルな現状と覚悟が、残り半年を最高の結果に引き上げてくれる条件として十分と考えられます。(その上での上記の予想なのですが。)

 

 

つまり、この企画は知ってか知らずか、双方がかなり理想的な状況下で受験に向けて臨む形を取られているので、もしかしたら奇跡が起こるかも知れませんね。その「もしかして奇跡起こるかも!?」という期待を煽る点も「面白さ」の一貫。あとは英語の参考書がちゃっかり堀江さん自身が監修して作られたものであるという点がモヤっとします。東大生に総スカンを食らってもなお、それを番組内で使うのは、やはり自分の書籍を売り込みたいからなのでしょう。『マドンナ古文』の宣伝のために幾ら貰ったのかな?と勘ぐってしまいます(汗)

 

 

まとめ

ここでお伝えした内容は私の冷静な分析の結果であって、3名の合格を願わないものではありません。本気で頑張った人は報われるべきです。ただそういった主観とは裏腹に、番組としてこの企画を分析してみると、全く違う面が見えてくるなと思い、共有しました。

 

 

2chでは「エアプ勢は騙されそうだね」というコメントがあり、「確かに」と納得したことがこの記事を書こうと思ったきっかけです。私自身も東大理Ⅲを目指して東大受験の勉強をしていたことがあるので、合格こそしていませんが、東大の問題の難度は身に染みて分かっています。ですから、他にも人生を賭けて東大合格のために頑張っている受験生がいるのだという現実を考えれば、彼らがこれからの半年で合格できるわけがない、というのが個人的な見解です。それでも合格するために何をどれくらいするのかを指導するのが堀江さんであり、熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーだと言えます。

 

 

発想が近い分、堀江さんのおっしゃっていることも理解できますし、全体の構成も理解できるので、この番組自体はちょっと違った視点から楽しめている私がいます。とても結果が楽しみです。

 

 

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