熊本 塾|好きなことをやって生きていく方法
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
多動力というほどのことでもないかも知れませんが、私も結構色々なプロジェクトを同時並行的に手がけて過ごしています。当塾ブレイクスルー・アカデミーの運営もその一つですが、それ以外にも日本酒バーを立ち上げたり、趣味のディズニーコレクションを並べるディズニーギャラリーを作ってみたり、不動産投資の勉強をしたり、学校に代わる新しい学びの環境を模索してみたり、自分の卒業した高校の同窓会イベントのために学年幹事をしたりその合間に家事や子育てにも十分な時間を割くなど、とにかく気になったことは何でもやるようにしています。
かと言って、じゃあ一つ一つが雑になっているかというと決してそうではありません。どれをとっても本気です。片手間にやることはありません。それぞれがやりたいと思ってやっていることなので、結構必死ですし、本気で結果を出しに行っています。狙った結果を出しに行って、ちゃんと思った以上の結果を出せてしまうということ自体が快感なのです。
ただ、こうした「好きなことをやって生きていく」というのには、それなりに大変さも付き物です。柔軟な道徳観念も必要ですし、好きなことを全てやれるようにバランスさせて考えられる発想力も必要です。何より深く広く考える習慣は不可欠ですし、モチベーションコントロールやセルフマネジメントもスキルとして鍛えなければなりません。
ではどうやってそんなたくさんのスキルを身に付けて行ったらイイのかと思いませんか?実はこういったことは学校生活の中でも十分習得することができることなのです。
お子さまに多動力を習得させるには
お子さまにもしそういう多動力を身に付けさせたいと思われるのであれば、まずは保護者の方々に多動力を意識していただく必要があります。というのも、これは「そうしたい」と思うだけではできないことだからです。
子どもたちが多動力を習得しようと思った時に絶対的に必要なものがあります。それは環境です。多動力というのはざっくり見ると「あれもこれも」という考え方のように思われてしまいますから、1つのことに集中することを良しとしがちな日本人には、なんとも移り気な感じに見えて不誠実な感じがします。ですから保護者の方がお子さまに対して「もっと1つのことに集中させたい」と思えば、子どもたちは多動力を発揮できる環境を手にできないことになります。
ですからまずは保護者の方々に、うちの子に多動力を習得させたいという明確な意識が必要になるわけです。
次に言葉掛けです。保護者さまからの日頃のお声掛けは非常に大きな影響をお子さまに与えます。親がネガティブな発想を持ってネガティブな言葉を掛け続けると、お子さまも間違いなくペースダウン、モチベーションダウンしますし、多動力なんて発揮できるわけがありません。
「あんた、あれもこれもって。どれか1つに絞りなさいよ」
「全部中途半端になってるじゃない。どうするの?」
「1つ1つ順番にやりなさい。いくつも同時にじゃ全部半端になるわよ」
こんな言葉を掛け続ければ、確実に本当に全てが中途半端になって終わります。モチベーションだってガンガン下がりますし、もう何もやりたくなくなります。そうではなくて、結果を焦らず取り組み方に注目して、適度にアドバイスを入れるくらいにせねばなりません。
「(親として)何か手伝えることないの?」
「一生懸命なのはイイから、ちゃんと食べてちゃんと休みなさいよ」
そうやって全面で応援してあげて下さい。当然取り組み方自体に問題があると感じた場合には大いに注意しなければなりませんが、お子さまにブレーキになるような発言は控えて下さい。あくまでも求められた時以外はアドバイスも控えられた方が良いと思います。そして結果が出なかった時などには
「あなたにも上手くいかないことがあるのね。でもまぁ、そんなに気にすることではなさそうね。」
「そんな簡単に結果が出てたら面白くないじゃない」
と、軽く背中を支えてあげて下さい。
好きなことを全部やれる子にするには
要するに、無限に湧いてくるエネルギーをどう発揮させてあげられるかが親としての役割なので、そこに大人の立場から分かることがあればそれを”知恵”として伝えてみる、というくらいが良さそうです。あとは極力お子さま本人に考えさせて下さい。
例えば部活と勉強を両立したいと思った時に、気持ちだけでは埋められないものも確実にあると思います。それは勉強のやり方が分からずに効率的な勉強ができていない時や、要領よく勉強ができておらず部活が中途半端になっている時などです。
部活にしても、私からすれば単なる遊びとしか思っていないものなので、目的意識がまるでない状態でダラダラやるだけなら、時間が勿体無いなと思います。ですから、勝つ気でやらないなら(結果を出す気でやらないなら)部活なんてやめたら?と言います。一方で、一生懸命に打ち込んでいるようなら、全力で応援します。応援した上で、その子に残された時間をどう使えば成績を上げられそうかを一緒に模索していきます。
ですから、基本的には部活や勉強をどっちも頑張りたいと思う気持ちは大事にしたいなと思うのです。しかし中には「あれもやりたいこれもやりたい」という単なるワガママな子もいます。そういう子にはブレーキを掛けます。そしてそういう子は一発で分かります。あまり考えずにあれもこれもとやるだけですので、全てに結果が出ていませんし、出る気配もありません。考えのないことは話を聞いていると分かります。全てが感情的な判断の仕方になっているからです。
ですから、好きなことを全部やって、その上で全体の辻褄を合わせようとすることが、楽しいけれど大変なのだと分からせた上で、どうそれを実現していけばいいのかを一緒に本気で前向きに検討していく環境が親子間で築けると、自分にブレーキを掛けることなく好きなことは全部やれるという発想と行動力をお子さまが身に付けられるようになります。
勉強もちゃんとやれるか心配な方へ
こういう話をしていると、そんな好きなことばっかりさせていて勉強もちゃんとやってくれるだろうか、とご心配になられる方もいらっしゃるかも知れません。そこで、考え方を2つに分けてお話します。
1つは「勉強は大事だから外せない」と思われるケース。この場合はしっかり事前にルール作りをしておくことをオススメします。親として勉強もしっかりやってほしいと思っているということをお子さまに伝えておくのです。そしてその上で、色々やりたいことに精一杯打ち込むというなら勿論応援するから、ちゃんと勉強でも結果を出しておきなさい、と話して下さい。
ここを明確なルールも持たせずに感情的な言い合いに終始させてしまうと、結局どっちも不満を抱えながら過ごすことになります。子どものブレーキにはなりたくないけど、勉強もちゃんとやってほしいし~とずっとヤキモキすることになります。ですから最初の時点で「成績はこれくらいはキープしておいて」というラインを共有しておきましょう。
勿論、有無を言わさないとか、高圧的に認めさせるとか、「あなたの行為を認める条件に成績を維持しなさい」と言ったガチガチな論理で”そう言わせよう”とすることは避けて下さい。それでは作ったルールが逆の効果を発動してしまいます。
一方で「勉強は別にどうでもいい」というケース。言葉ほど投げやりではないにしても、勉強がどうこう以上に、お子さまに「不可能なものなんてない」「やろうと思ったことは実現できる」という気概を習得させたいという方は、もう勉強を気にした発言を一切しないくらいの対応で良いと思います。それこそ「勉強なんてしてないで、もっとあなたの為になることに時間を使いなさい」と言ってあげた方が、よっぽど勉強についても考えてくれるようになります。
勉強をちゃんとやってくれるかご心配であれば、そういうことはちゃんと言葉にして伝えてあげる方がお子さまもスッキリしますし、親の意向が分かれば、そこも含めて考えて行動する子になってもらえる可能性があります。あとは日頃の親子間のコミュニケーションと信頼関係作りです。
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