熊本 塾|子どもに期待するのはいけないこと?

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

先日こんなご相談を受けました。

 

 

子ども期待するのはいけないことなのでしょうか」

 

 

その保護者さまの場合、お子さまがなかなか勉強にやる気を出さないことにヤキモキされており、何を言ってもその態度が改善されない日常にイライラが募るばかりでした。私もその生徒さんを指導させていただく中でその保護者さまが抱かれているイライラが少なからず分かる状況でしたので、客観的な意見として私に聞いていただいたのだと思います。

 

 

今回はこのデリケートな問題について考えていきましょう。

 

 

子どもに”こんな期待”をしてはいけない

この時私が感じたことは、保護者さまが考えている「期待」というものがかなり具体的かつ自己中心的なものになっていらっしゃるということです。これは勿論この保護者さまだけでなく一般的にそうなる傾向があるという話です。そして、一時期私もその期待のせいでイライラすることもありました。

 

 

その期待とは「この子は自分の思った通りに行動してくれるようになるはずだ」という期待です。特にこれは勉強に対して抱かれます。

 

 

保護者さまはお子さまに「ちゃんと勉強して欲しい」と強く思うものです。するとその「願望」が、いつの間にか「期待」に変わってしまいます。「この子に勉強してほしい」という願望が、「いつかこの子も勉強を頑張るようになるはずだ」という期待に変わるのです。その結果、その「いつか」がなかなか来ないことにしびれを切らして、ついにはお子さまに怒ってしまう。それも感情的にぶっきらぼうな言い方をしてしまいがちです。

 

 

お子さまはそんな保護者さまの期待など知りませんから、怒られたことにこちらも感情的に反発してしまい、結果喧嘩になってしまうというわけです。

 

 

「いつかこの子も勉強を頑張るようになるはずだ」という期待は、大抵の場合満たされることはありませんし、上記のような喧嘩を何度繰り返しても効果は薄いことでしょう。どんなに期待をしていることを伝えても、残念ながらそんな期待はお子さまには重たいだけです。これは勉強だけに限らず、「この子は○○してくれるはずだ」「この子に○○してほしい」という期待と願望の混同は、無自覚のうちに頻繁に起こることです。期待を相手に背負わせることになるし、願望を押し付けられる子どもサイドは反発しか生まれませんから、結局保護者さまの期待虚しく喧嘩してストレスを増すだけになる可能性が大となります。

 

 

私は子どもへの期待をこう解決した!

このことはご相談を持って来られた保護者さまにもお話をしました。期待は背負わせてはいけませんという話も併せてしました。ただ、子どもに期待をしてはいけないか?という話については「期待は大いにして下さい」と伝え、加えて「期待の持ち方を変えていきましょう」とお話ししました。

 

 

期待の持ち方を変える。この発想で私は自身の子どもへの勝手なイライラを解消しました。

 

 

そう、このイライラは自分勝手なものなのです。私個人の自己中心的なイライラであり、そんな願望を押し付けられ、背負わされる子どもの側からすれば迷惑以上の何物でもありません。そしてイメージが具体的だから、そうならない可能性の方がはるかに高い。だから高確率でイライラすることになります。でも子どもはなぜ親がイライラしているのか分かりませんから、いきなり感情的な怒り方をされて逆にイラっとします。仮に、その原因が親の自分への期待であることが分かったとしても、かえって「そんな一方的な期待で怒るなよ」と火に油状態になります。

 

 

ではどう期待の持ち方を変えればいいのか。これは私の例ですがこんな風に考えるようにしました。

 

 

「自分はこの子を幸せにする。そして、この子はどんな生き方をすることになっても、きっと将来は幸せになるし、幸せに生きて行く」

 

 

問題は、勉強という要素が「この子の幸せ」に関して絶対条件ではないということ。ここが絶対条件だと思い込んでいる保護者さまが多いのです。だから勉強してほしいという願望が先んじてしまう。でも本当はお子さまの幸せを望んでいらっしゃるのであって、勉強してほしいということではなかったはずです。ですからまずは前提を調整してみましょう。「勉強してほしい」ではなく「幸せになってほしい」という前提に切り替えられれば次の段階です。

 

 

次には「幸せになってくれるだろう。それがどんな形かは分からないけれど。」という期待の持ち方に変えます。具体的なイメージにしない、ということがポイントになります。そこを具体的にするのはお子さま自身です。そしてこのイメージが具体的になるためには、お子さまがこれから色々経験される中でしか掴めません。親が規定するものではないのです。

 

 

これだけは絶対に間違いないことですが、親が子に対して「この子はきっと幸せになるだろう」という期待だけは確実に持って良いものです。その幸せのために勉強があると思っているのは親の勝手です。この自覚も大事です。幸せの形は無数にあります。お子さまにはお子さまの幸せの形がきっとあります。ですから勉強を押し付けてはいけません。ただし甘やかせとか、自由にさせろということでもありません。重要なのはバランスなのです。

 

 

勉強が幸せの絶対条件だという思い込み

少しだけ数学の話をさせて下さい。

 

 

数学には「論理と集合」という分野があります。そこには「必要条件」と「十分条件」というワードが出てきます。この2つの意味の違いが、今回の話には非常に重要なのです。

 

 

例えば「勉強を頑張ること」という話と「将来幸せになること」という話を「=イコール」で結びたい場合、「勉強を頑張ること」というのがダイレクトに「将来幸せになること」に繋がっていなければなりません。つまり、勉強を頑張れば必ず将来幸せになる、という関係性になる必要があるのです。この時、「『勉強を頑張ること』は『

将来幸せになること』に対する『十分条件』である」という言い方をします。

 

 

この「十分条件」が、タイトルで言い表した「絶対条件」だと思って下さい。勉強を頑張ることが幸せに直結している。そして、だからこそ勉強を怠ると幸せになれないと考える。幸せになるためには安定した収入が必要不可欠ですから、幸せの根底には「安定してお金を得られること」という意味があることでしょう。ここに勉強がリンクしているので、おそらく本当の関係性は「『勉強を頑張ること』は『将来お金を安定して得られるようになること』に対する『十分条件』である」ということになりそうです。

 

 

しかし、実際にはそうはなりません。勉強を頑張った人がもれなくお金に困っていないかというと、決してそうではないからです。この場合、「そうなっていない」という部分は「例外」と表現されます。例外がある以上、それは十分な条件ではありません。しかし何かしらの関連性はあるだろうとされ、結果「必要条件」ということになります。つまり「絶対条件」とは言えないということです。

 

 

そうなると、勉強を頑張ったからと言って、100%将来お金に困らないかというと必ずしもそうではないわけですから、勉強をしないということで怒ったりイライラしたりするのは妥当ではないということになります。

 

 

これは数学的に考えたからシステマティックに聞こえるかも知れませんが、もっとざっくり言えば、「生き方なんて無限にあるのだから、勉強に固執して怒るというのは親のエゴに過ぎない」と自覚することで、親自身がイライラから解放されるということなのです。そして親がカリカリすることをやめれば、今よりももっとお子さまの純粋な姿に意識が向くようになります。その結果、叱るべきことよりも褒めたり認めてあげるべきことの方が沢山あるのではないか?という気付きに繋がっていきます。

 

 

そうして保護者さまの方から意識を変えて、お子さまの見方を変えてあげると、自然とお子さまの方も行動が変わってきます。以前のようにピリピリしない関係性にホッとして過ごせるようになるからです。そうして信頼関係を築き直しながら、「そう言えば、勉強ってそもそもなんだろうね」なんて一緒に考えて下さると、必ずやいい方向に進んで行っていただけるものと思います。

 

 

今回は「期待の持ち方」についてお話しさせていただきました。

 

 

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