成績伸ばしてどうするの?今の勉強が将来何の役に立つのか分からない中高生に贈る「学び」の本質|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回のテーマは「学び」の本質。特に中高生にとっては切実な「成績伸ばしてどうするの?」「その勉強、本当に将来のためになってるの?」という問題に切り込んでいきたいと思います。

 

 

私は学習塾の代表として正直、学校教育のせいで勉強することが盲目的に「善」とされている現状にうんざりしています。そんなことを平気で刷り込んでいる大人を見ていると「えげつないな〜」と思ったりします。完全に洗脳されてしまっているからです。勉強ってそんなたいそうなものではありません。将来を必ず善くしてくれるとも限りません。勉強をするから幸せになれるわけではない。勉強が学びになっているならそうでしょうけども、ただ「勉強すれば報われる」と思うのは危険です。

 

 

ではそもそも学びとは何なのか。そして学びと勉強とはどう違うのか。今回はプラトンさんにお力を借りて、そのテーマ理解に進んでいきたいと思います。

 

 

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中高生が答えられない「成績伸ばしてどうするの?」

「こんなこと聞かれたことありません」というのがほぼ全ての中高生の生徒さんから返ってくる返事です。学校の教師も学習塾の講師も誰もそこを聞かないんですよね。「成績を伸ばすこと」それが盲目的に当たり前のことだからです。しかしここを答えられないまま勉強しているというのは、ざっくり言えば「何のために勉強してるの?」ということになります。

 

 

勉強は生きるための手段に過ぎません。それは目的ではないのです。しかし本来勉強はやりたくないものなだけに、それをまず「やる」ことで精一杯になる。どうしてするのかなんて考える余裕がないんですね。するといつの間にか手段に過ぎなかったものが目的化する。

 

 

「あなたのためでしょ」

「将来のためよ」

「勉強やっておかないと後悔するぞ」

 

 

そんな言葉でがんじがらめにされて、勉強を善と見なければおかしい奴で在るかのように扱われるうちに、それをどうしてするのかなんてことを考える暇もないほど、勉強に縛り付けられる。待ったなしで授業は進み、成績で競わされ、受験の合否で人生が振り分けられていく。

 

 

でも学校教育が国策として敷かれ、受験制度がこれまで約150年間続いてきたことで、勉強に対する感覚がマヒしてしまっている人が多いので、「勉強しないでどうするの?」と脅されることになる。勉強以外にも無数に生きていく道があるはずなのに、勉強が一番メインの生き方であり、それ以外は危険な、リスキーな道であると刷り込まれて人は成長するのです。

 

 

でも、自分の人生のためにする勉強だと言うのなら、「成績伸ばしてどうするの?」と聞かれてドキッとしている場合じゃないよね、というのが私の感覚で、その先に目的がないなら、そもそも勉強しても意味はないよね、というのが正直なところなわけです。

 

 

今の勉強は果たして将来何の役に立つのか

勉強はしないよりはしておいた方が無難だ、しないよりはしていた方がマシだという意見もあると思います。であれば、その程度の勉強よりも、自分が本当にしたいと思えること、興味が湧いていることにもっと自分の人生を使って、余った時間を勉強に充てるくらいで善くないですか?

 

 

実はセンスとしての成績優秀者の人たちというのは、そういう感覚でやっています。

 

 

成績優秀者の中には努力家タイプと秀才タイプと天才タイプがいるのですが、努力家タイプは要は物量作戦で乗り越えてきた人です。勉強量を増やして勉強時間をたくさん取って勉強してきた人のことなのですが、この人たちは早晩限界を迎えます。1日24時間365日という人類共通の制約から逃れることができないからです。量や時間を増やすにも限界はあるものです。天才タイプは議論できません。天才はなろうと思ってなれるものではないので。でも秀才なら真似ることができる。そしてもし現時点で成績が芳しくないけれど成績をどうしても伸ばしたいという方は、この秀才タイプを参考にして下さい。

 

 

秀才タイプというのはセンスがいい人たちのことです。勉強に対するセンスは意識的に訓練して磨くことができます。要は彼らの発想の仕方、マインドを学べばいいのです。

 

 

彼らは勉強そのものが将来をよくしてくれるとは思っていません。やらないといけないからやるだけです。もしくは、勉強を棄てるほどの理由がないからやる。でも、その程度の認識なので優先順位は低いんですね。自分がやりたいこと、自分の興味が湧いていること、それらが最優先事項であり、勉強は二の次、三の次になっています。ということは、必然的に勉強は「余った時間でやる」ことになる。

 

 

成績が芳しくない人たちは発想が真逆になっています。勉強をやって時間が余ったら自分の好きなことができる、ということになっています。でも勉強はやりたくないことだからダラダラやることになって、結局時間が掛かってしまい、自分が好きなことに割ける時間が圧迫されてしまうのです。

 

 

この差はセンスの差であって、能力の差ではありません。どういう発想でどう自分の時間と能力を使うかという「配分」の問題であって、秀才だからできるんでしょ、という話ではないわけです。でも成績が芳しくない子たちはすでに自己肯定感が下がってしまってて、自分にもそんなことができるのだということを信じられない。だからやらない。だから成績は芳しくないまま。そして同じように勉強に苦しみ続けて、いつまで経ってもその穴から出て来れないんですね。

 

 

じゃあそんな風にやってる勉強が本当に将来のためになっていると思いますか?そんな勉強のやり方が役に立つ将来ってどんな将来ですか?将来は今の積み重ねの先にあるものですよね?明らかに勉強と将来の繋げ方が発想として間違っていることに早く気付く必要がありそうです。

 

 

学びと勉強とはどう違うのか

では今日の本題ですが、そんな勉強と学びとは一体何がどう違うのでしょうか。

 

 

まず言いたいのは、「学び」とは今の自分に必要なことをやることです。そして今の自分が重要だ、やりたいと思うことをやるのが学びに直結します。

 

 

一方で「勉強」は「学び」とは似て非なるものです。中高生にとって勉強とは最早「英数国社理の知識を暗記する作業」を意味すると言っても違和感はないでしょう。そしてそれはほとんどの中高生にとってはやりたくないこと。

 

 

では必要なことでしょうか?そう思っているのは少なくても大人サイドだけです。教師も学習塾の講師も勉強をさせることが仕事なので、それが子どもたちの将来にとって必要であると言うしかない。勉強は将来のためには重要なものであって、やっておくべきことであると主張するしかありません。でもそれは子どもたちにとっての話ではないですよね。

 

 

勉強ってどこか他人事なんです。基本的に人からやらされることだから。でも学びは自分のためにやることです。自分事です。自分事だから周囲からやるなと言われてもやりたくなる。他人事だから周囲から勉強しなさいと言われてもやる気にならない。

 

 

「学び」は人によって対象がバラバラです。心が、魂が反応するものは人によって全く異なるからです。そして人とは違うものだから、かえって他者には理解してもらえないこともあります。あなたにとって心震えることであっても、同じように他者が反応してくれるとは限らない。でも勉強は皆同じことを詰め込まれます。英数国社理の、学習指導要領で決められた内容を決められた速度で覚えるように仕向けられ、そのスピードに遅れたり先んじたりすると「皆んなのペースを守りなさい」と諌められる(いさめられる)。だから本来でいけば勉強が学びになることは難しいわけです。

 

 

しかしもし勉強をせざるを得ないのならば、せめて勉強を学びに昇華させてあげる方が精神的にいいです。勉強を他人事として無理してやっているうちは苦しいし成果は出ませんが、自分事に切り替えられればストレスも減って成果が出やすくなります。これが勉強と学びの違いであり、認識の違いで起きる変化です。

 

 

動画の方ではギリシア哲学からプラトンさんの話を共有しています。私が学びの本質に手が届いた瞬間です。きっとあなたの役にも立てるはずです。是非お時間ある時にご覧になって下さい。

 

 

今回は「学び」の本質の話と、「勉強」と「学び」の違いについてお話ししてみました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

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