熊本の塾長の現代社会、歴史|原発推進の表面史!なぜ被爆国日本に原発がこんなに沢山あるのか!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

2011年3月11日、東日本大震災によって福島第一原発が大きな被害を受け、大変な事態になりました。この時私は千葉におり、震度5強を体験しました(そのことで地震から逃げるように熊本に戻ってきましたが、その後さらに大きな震度7を体験することになります)。その時のことは未だに鮮明に思い出すことができます。死を身近に感じた数少ない体験の1つでした。

 

 

あれから10年。2021年3月11日を迎えた時、私の中で妙に気になり始めたのが、この原発歴史です。もっと早く調べるべきことでしたが、なぜかこの歳になってこのタイミングになってどうしても知りたいと感じるようになりました。今回の動画はその第一部です。

 

 

今回は表面史ということになっています。どうして日本はこんな狭い国土に54基も原発を造ってしまったのか。それも広島、長崎に原子爆弾を投下された世界で唯一の被爆国でありながら、どうしてここまで原発を受け入れることができたのか。その時日本では何が行われていたのか。熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー塾長として、今回はまず原発の歴史に関する本を数冊読み込むことで全体を把握してみたいと考えました。ですのでこの原発の歴史については3つの動画に分けてお伝えしていこうと思います。その最初の表面史に関するものが上の動画です。

 

 

原発推進の背景にご興味あられる方は是非今回の記事を御通読下さい。

 

 

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熊本の塾長が解説する原子力発電所推進の歴史その1

今回あえて使った表面史という表現。これは「表面上はそういうことになっている歴史」のことで、当然その言葉には「裏面史」の存在を含ませています。学校や学習塾でもし原発政策の歴史を学ぶ機会があったとしても、おそらく表面史しか聞くことはないでしょう。試験範囲になっていたとしたら、表面史からしか出題されないのは確実です。

 

 

さて、今回ご紹介した本をベースに話をしますと、表面上悪の権化とされているのはアメリカ第34代大統領ドワイト・D・アイゼンハウワーです。元々は原子爆弾の開発には反対の姿勢であり、ましてや広島、長崎への原爆投下など間違った行為だったと前政権を公然と批判していた彼は、大統領に当選した後にその姿勢を180度転換し、原爆のみならず水爆研究に邁進。さらにはそれらの核兵器を通常兵器として使用する考えまで表明するようになりました。

 

 

当然世界からは悪魔の如く扱われます。果てはドイツのヒトラーと比較されるほどに倫理上、道徳的にも危険な思想の人物であるとされ、当時の国務長官だったジョン・フォスター・ダレスも嘆いたと言われています。ただ彼もまた、今はそうして核兵器は最後の手段とされるが、いずれは通常兵器として使われることが当然であるような世情にする努力が必要だ、と考えていたようです。要するに狂っていたわけです。

 

 

そうして核開発が進んだ結果、第二次世界対戦からわずか10年後の1955年には、広島に投下されたウラン製爆弾「リトルボーイ」の1200倍の威力の水爆が開発され、それは第二次世界対戦で使われた最大威力の通常兵器の110万発分にも当たるものが、アメリカに備蓄されています。そのくらいのスピードで核兵器は開発されていったのです。では2021年現在ではどうなっているのか。それは推して知るべしです。

 

 

熊本の塾長が解説する原子力発電所推進の歴史その2

ただしそこまでの核弾頭の製造については核兵器使用だけで考えると過剰とも言えるものでした。それに倫理上、道徳的にも世界から警戒を強めていた原爆研究の推進も、国内でも問題視されるようになります。1949年にはソ連でも原爆実験が成功し、考えていた以上に早いタイミングでソ連に核研究を追いつかれていることを知ったアイゼンハウワーは、ある妙案を思いつきます。それが原子力の平和利用です。

 

 

1953年に国連で行われたアイゼンハウワー大統領の原子力の平和利用演説は世界にも受け入れられました。その膨大なエネルギーを、人を殺すためではなく、人の生活をよりよくするために利用されるのは素晴らしいことです。実際その前の時点で、日本の、特に広島への原子力発電所の導入は検討されていました。アメリカは日本に原爆を落としたことで世界から非難されていましたし、原子力の平和利用と謳うにしても、どうしてもその過去が原発のイメージをネガティブにする。でももし広島が原発を受け入れれば、世界の目が変わるのは必定です。だからこそ早い段階で日本の要人にはアメリカからの打診の手が伸びていました。

 

 

日本の要人で最初期にアプローチをされたのが正力松太郎と中曽根康弘です。正力松太郎は読売新聞グループのトップであり、後に衆議院議員となり初代の日本原子力委員会委員長になりました。中曽根康弘は第71,72,73代内閣総理大臣を務めた人物で、早い段階から総理になるべく頭角を表していた実力者です。この二人が国民の意識を「原子力は良きものだ」に変えるための先陣を任されたわけです。

 

 

正力松太郎はプロパガンダ戦略を任されます。原爆の恐怖の体験や記憶を払拭し、原子力は今度は平和利用のために、人々の幸せのために活用すべきであるという認識に変えるための心理戦略です。そのためには広島の人々の意識をまずは変えさせる必要があります。でも踏み込み過ぎればかえって忌まわしい体験を想起させてしまう。アメリカからの資金提供やイベントの出展などを通して、徐々に日本人の意識を変えるための戦略が実行されていきました。

 

 

一方中曽根康弘は政治担当です。国の方針を原発推進に向けさせ、さらには予算を付けて法律も整備しなければなりません。その中心的役割を担ったのが彼でした。

 

 

そんな時、アイゼンハウワーの思惑を頓挫させかねない事件が起きます。

 

 

熊本の塾長が解説する原子力発電所推進の歴史その3

1954年3月1日、ビキニ環礁沖で行われた原爆実験が、ある一隻のマグロ漁船を巻き込んでしまいました。日本の第五福竜丸です。危険水域の外を航行していたはずの第五福竜丸は、その実験で生じた”死の灰”を浴びてしまったのです。その結果乗船していた23名の乗組員たち全員が被曝。さらには放射線で汚染された海域のマグロを日本人が口にしてしまい大パニックになったのです。これで一気に反核意識が全世界規模で再燃し、アイゼンハウワーの推進する原発政策に思わぬブレーキになるかと思われました。

 

 

しかしです。そんな混乱の最中、なんとその3日後の3月4日には、保守3党合同による原子力関連予算案が議会で提出されているのです。第五福竜丸の事件は確実に認識されているはずです。それでも当時の議会ではこの予算案が通ってしまいました。その翌年、正力松太郎が衆議院議員に当選し、初代の日本原子力委員会委員長に就任しています。

 

 

また並行して、東京をはじめとした全国6都市でアメリカの出展による「原子力平和利用大博覧会」が読売グループにより実施され、さらには1958年には「広島復興大博覧会」も催されています。これら2大イベントに来場した人数は100万人を超えたそうです。

 

 

つまり日本は、広島、長崎に原爆を投下されたことも、第五福竜丸が死の灰を浴びたことも喉元を過ぎてしまい、原子力の平和利用を積極的に取り入れていったということになります。さらには政治的にも事業が推進され、その事業に関連した企業は莫大な利権ビジネスにあやかれるという実利的な問題も後押しし、日本はどんどん原子力発電所の建造を進めていくことになります。。。

 

 

これが表面上原発浸透の歴史であるとされた内容です。しかしここにはもっと深い事情も絡んできますし、何よりアメリカ大統領をも動かす真の黒幕が後ろで動いていました。ここから先は裏面史ということになるので、次回お話ししたいと思います。

 

 

 

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