頑張ると努力は違う!?ダイエットと勉強の意外な関係|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本市の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


ここ最近ダイエットにハマっています。熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーの代表も、ただ勉強に勤しんでいるわけではありません。しっかり運動も生活に取り入れているのです。というのも、どうしても痩せたい(笑)どうしても痩せたいので、目標体重までしっかり絞ろうと頑張っているわけですが、にしても5月中にあと4kg弱落とすってのはなかなかしんどいですね^ ^; 筋肉痛とも闘わなければなりませんし、体調との相談は欠かせません。


ダイエットは勉強と違って頭を使わないので、要はどれだけ適切な運動を長く続けられたか、というカロリー消費量の問題になってくる一方で、実は意外と同じ発想が求められるものだったりします。そこで今回はこの「ダイエットと勉強」、そして、これらで結果を出すための考え方として「頑張る努力」を取り上げて、この2つの対比をテーマに記事を書いていきたいと思います。


頑張ると努力は違います!

いきなり本題に入りますが、私がいつも生徒さん方に口酸っぱくお伝えする明確な事実として「頑張る」と「努力」は違う、というものがあります。これ、かなり重要なポイントです。


私は先ほど「目標体重までしっかり絞ろうと頑張っている」と書きました。この「頑張っている」というフレーズはとても使いやすい。ので、ついポロッと口から出てしまうのですが、私の場合は意識して「努力」という言葉の言い換えとして使っています。でも本当は違う意味です。


どう違うのか。なんとなく感覚でもお分かりいただけると思うのですが、「頑張る」って主観的な言葉ですよね。自分が頑張っていれば頑張っていることになる。結果は関係ありません。気持ちの問題です。しかし「努力」は結果と繋がったものに当てられる言葉です。結果を出すための適切な方法、それを「努力」と言います。なので本来ならば努力は実るものです。でも実らない時もあります。報われない、というやつです。その場合は可能性として2通り。


①努力の量が足りなかった
②努力の内容が適切ではなかった


このいずれかでしょう。②に関してはもう少し細かい話になりますが、今回はテーマとズレるので割愛します。


要するに、頑張るというのは誰でも簡単にできるのですが、それが努力していることになっているかどうかは分からないということです。そして単に頑張っても結果は出ません。これはダイエットも勉強も同じです。そこには仕組みがあるのですから、その仕組みに則った「努力」でなければ結果が出るはずない。何も考えずにただ頑張って結果が出たとしたら、それは


①十分な量やった
②たまたま頑張った内容が適切だった


ということです。逆に言えば、どんなに頑張ったとしても、それが適切な方法とズレていれば、全く結果が出ないということになります。ただ頑張ればいいわけではないのです。


私がダイエットで痩せられた理由

私は以前2ヶ月で8kg強痩せたことがあるので、多少のリバウンドは怖くなくなりました。要は何をどうすれば痩せるのかが分かったので、安心して太れるようになったということです。それにしても限度はあります。このラインを超えたら流石に痩せなきゃって思う線引きはしていますが、常にダイエットダイエットと気にして、食事を楽しめなくなるのは嫌だったので、痩せ方は結構研究してから運動を始めたのです。そして今まさに、自身の許容限度を超えたということで、第2期目の本気ダイエットの期間に入ったということです。


ダイエットの基本は


①食事制限
②運動


です。本当にこれだけです。実際に私がやったのもこれだけなんですが、でも当初はちょっと失敗してしまったんです。それは「とにかく食べなければ痩せるだろう」と考えて、食べる量を減らして、さらにご飯や麺類を極端に食べなくした、というものです。でもこれって良くないんですよね。


ダイエットや身体のことに詳しい方ならもうご存知かと思うのですが、ご飯や麺類といった炭水化物は、人間にとってエネルギー源です。ダイエットを意識し始めると、このご飯とか麺類という奴らが結構気になって、こういうのを食べるから太るんだ、と考えてしまいがちなのですが、実はこれらを極端に減らしてしまうと、かえって痩せにくい身体になってしまうのです。


体にとってエネルギー源になるはずの炭水化物を抜くと、体は十分なエネルギーを作ることができず、省エネモードになってしまいます。少ないエネルギーで活動しなければならないためです。すると気力が湧かなかったり、頭が働かなかったりします。そもそも「今日も走ろう!」という気力が湧かなくなるということです。つまり、痩せたい場合はちゃんと炭水化物を取らないといけないんですね。


ただし食べ合わせ、食べる順番は気を付けましょう。炭水化物を食べていいとは言っても、勿論量を食べれば痩せません。それから人間の胃の消化システムを考えると、最初に口に入れるのは食物繊維が好ましいようです。その後タンパク質、そして炭水化物の順番で入れると、炭水化物の吸収が抑えられると言います。エネルギー源として摂取しなければならないけれど、脂肪に転化しないようにしたい、というわけです。


ですから、運動する場合には特に消費されるエネルギー分は確保が必要で、さらに運動後には消費されたエネルギーは補充しておく必要があるので、運動の1,2時間前と運動後に摂取するするのがベスト。夜は活動量自体が少なくなるので摂取は控えた方が良いでしょう。


このように、なんでもかんでも抜けばいいのではなく、痩せるためには食べた方が良いものもあるわけです。痩せるために食べる。この矛盾も人体の仕組みを理解していなければ気付けないポイントでしょう。食べる量を減らしまくって気力で適当にウォーキングし続けても全く痩せられないのはこういうことなのです。


ちなみに、ダイエットを考えているのであれば、ウォーキングはほぼ無意味です。健康のためにちょっと汗をかきたい、という場合には別に良いのですが、スタイルを良くしたい、体重を減らしたい、という場合には、最低でもランニングが必要です。私の場合は色々試した結果、石段上りが良いと行き着きました。途中坂道ランも試しましたが、キツい割には痩せなかったので、やっぱり石段上りがベストだと分かりました。人通りが少ない歩道橋の階段をひたすら往復するという運動が今の私の鉄板です。


真面目な子と要領の良い子

ダイエットは、「食事制限」と「運動」という単純な2軸で考えれば良いはずのものですが、実際には単純ではなく、意外と知らないと分からないことがあって奥が深い。食事を抜いてひたすら運動すれば良い、と思って始めたダイエットで全く結果が出ないから絶望して馬鹿らしくなった、という人も少なくないはずです。でもそれは実のところ、努力という形にまでできていなかったということかも知れません。


これは勉強に関しても同じことが言えます。とにかく我武者羅に頑張れば成績は上がる!と思ってやってみたものの、頑張ってるのにちっとも成果が出ない、とヤキモキされている方は多いようです。でもそれも、結局は勉強というものの仕組みを無視して適当に勉強しているから。必要なことができていないから点数に繋がらないだけです。


これの怖いところは、学校の先生や塾の先生(塾の仕組み)を言われた通りに実践しているにもかかわらず成果が出ない、という点。実は学校で先生が言うことを言われた通りにしっかりやっても、塾で言われたことをしっかりやっても、それが適切な努力かどうかは分からないのです。なぜか。それは彼らが勉強の専門家ではないからです。


学校の先生は教員免許を取得して実習を経て教師になりますが、だからと言って勉強について詳しいか、理解しているかと言われると甚だ疑問です。なぜなら、彼らはプレイヤーとしても勉強を極めた経験はありませんし、教育学部でも別に勉強の効率的なやり方を学んでくるわけではないからです。学習塾のスタッフや講師もほとんどがそうです。高偏差値大学のアルバイトの講師や、正社員の講師も、別に体系化された勉強のノウハウを持っているわけでもありませんし、研修で身につけるのは分かりやすい授業のやり方や面談時のクロージングがメインであって、あとは自動化された塾の仕組みに乗って子どもたちと接しているだけになります。自動化された仕組みとは、その塾の経営手法であって、こういう風に勉強してもらおう、という流れのことです。テキストがあって、授業があって、小テストがあって、宿題があって、模試があって、というアレです。


しかし同じ仕組みに乗って勉強しているはずの子どもたちの間でも、優劣が明確に出てしまいます。なぜでしょうか。


かく言う私も学習塾経験は豊富ですが、経験豊富だからこそ分かることがあります。それはあまりに無駄が多いということ。私は現在「要領のいい勉強のやり方」をアドバイスしています。「真面目に頑張りましょう」ではありません。「不真面目でもいいから適切な努力をしましょう」と教えているのです。


「真面目」と言えば聞こえはいいかも知れませんが、それの意味するところは「言われたことをきちんとやる」みたいな意味合いでしょう。しかし先ほどお伝えしたように、情報を鵜呑みにしてその通りにきちんとこなすことは実は怖いことで、その情報を提供している人その人が本当に勉強について詳しく理解している人ですか?という問題があるのです。「先生」と言われる人は勉強について詳しいはずだ、という思い込みがあるかも知れませんが、冷静に考えて蓋を開けてみると、別に彼らが勉強に詳しいわけではないことがお分かりいただけます。学習塾の仕組み自体も、それ自体が効率的な仕組みになっているかと言われたら、まずなっていません。というか、まず学校に加えて学習塾に行くこと自体が非効率なやり方ですから、通塾を選択する場合には深い吟味が本当は必要なのです。


塾に行くのは自分で勉強できないからでしょう。でも、そのせいで余計な遠回りをさせられる塾に毎月数万円払い続けているのがほとんどの方の現状です。そして真面目にきちんと言われたことや課題をこなしているにもかかわらず成績が伸びないと悩む。それはそうです。やらなくていいことにまで時間を割かれているので、やらないといけないことに手が回せなくなっている。だから点数に繋がる努力にできていない。


要領の良い子というのは、そもそもあれもこれもしません。言われたことも素直にやりません。彼らは必要なことだけをしたいのです。だから短い時間で成果が出せるのです。そして私が教えている発想も、正にこの「必要なことを確実にこなす」という発想です。


これは資格試験の勉強に関してもそうです。資格を取ろうと考えた時、すぐにスクール選定に入る方もいらっしゃいますが、ある程度の試験であれば、スクールに通うのは明らかに無駄です。特にお金が相当かかりますよね。勉強のやり方さえ分かっていれば、スクールにお金を払ってテキスト買ったり通ったり授業受けたり課題を提出したりする手間の一切が相当な無駄であることが分かります。そしてお金をスクールに払うことなく、自分で必要なことだけに絞った効率的な勉強をした方がはるかに楽に合格できると分かります。だから私は通塾スタイルの塾の運営をやめたのです。


ダイエットにしても勉強にしても、ただ頑張れば成果が出るというものではありません。そこには体の仕組みが前提にあり、勉強の仕組みが前提にあり、結果を出すために必要な条件が決まっているのです。あとはそれに従って十分な量をこなせばいい。大事なのは余計なこと、遠回り、無駄なことをしないように意識することです。人間の気力は簡単に下がってしまいます。ダイエットや勉強といったキツいことなら尚更です。頑張ったのに結果が出なかった、とすぐに諦めてしまえます。私もそうでした。でも違うのです。結果が出る方法をちゃんと知らなかっただけなんですよね。それさえ知っていれば、あとはやるかやらないかの問題になる。やれば結果が出るし、やらなければ結果が出ないだけ。


頑張るは主観。誰でもできる。大事なのはそれが努力になっていますか?ということ。もし今頑張っているのに結果でなくて苦しんでいらっしゃる方は、今何をどんな目的でやっているのかを少し検証してみて下さい。きっと何かに気づけます。


 

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