【受験まで1年以上ある理系の人向け】超初心者のための東大数学攻略法!|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


今回のテーマは東大数学です。東大全般の攻略方針まではまだ完全には掴みきれていないのですが、まずは現時点で自分だったらこうするっていう方針を共有したいと思います。それも、超初心者が東大を目指すなら!というスタンスです。


熊本市学習塾ブレイクスルー・アカデミーとして今年2023年は、生徒さんの指導の関係で東大、九大、熊大の受験対策をしないといけなくなり、どうせ対策をするなら受験生のようなテンションでやろうと考えて、自分が受験生だったらこう攻めるな、ということを色々考えていたんです。その過程で気付いたことを今後こちらで共有していきたいと思います。


なお私の場合は理系ですので、今後解説の展開としては、英語、国語、物理、化学を考えています。他に九大対策、熊大対策も考えていますので、併せて参考にしていただけると良いかと思います。


とりあえず東大を目指したい、でも何から手を付けていいのか分からない。そういう方は是非この記事と動画をご覧下さい。

東大数学攻略の要は教科書にあり!

まずこれから東大を目指すに当たって何からすべきか、という話からしますと、絶対的に「教科書理解」なんです。これをやらずに他の問題集とか、塾で無駄に難しい問題とかに当たり始めてしまうと途方もない遠回りをすることになります。まずやるべきは絶対教科書の理解です。


数学にはⅠA、ⅡB、Ⅲという分野があり、つまりは5冊の教科書があるわけですが、その教科書の例題、類題、練習問題、章末問題など、とにかく掲載されている問題は全て解いて理解して下さい。これが第一段階です。


ただここで注意したいのが、手元にちゃんと『教科書ガイド』を置いて欲しいということです。教科書ガイドというのは文字通り、教科書の問題の解答解説を掲載してくれている教科書の解説書です。これがないと問題を解いても確認ができません。問題を解いて、その丸つけも解説も次の日の授業を待たねばならない、なんて悠長なことをやっている暇はないわけです。東大を目指す方は自分でどんどん教科書を先に進めて、教科書ガイドで確認をし、分からないことはスマホやタブレットなどを使って調べまくって理解を進めて下さい。ⅠAが終わったら、その関連問題集でさらに問題を解いて、、、なんてせずに、ⅡBの教科書に進んで下さい。それが終わったら、今度は即Ⅲの教科書に進んで下さい。とにかくまずは教科書を全般仕上げることです。


間違っても『チャート式』なんかに手を出したらダメですよ(笑)あれは辞書ですから、必要な時には使って下さって構いませんが、日頃の勉強に加えてしまうと永遠に時間を取られてしまう罠的な教材ですから、手を出したらアウトです。今はまだこいつを使うタイミングではありません。教科書に集中して下さい。

教科書を終えたら即過去問対策!?

教科書を一通り仕上げたら次は何を?次は『大学への数学』?それとも、ここで『チャート式』?それとも難問題の載っている問題集??いえいえ、教科書が終わったら東大の過去問に入って下さい。


!?教科書を終えて即東大の過去問!?そんなの解けるわけないじゃん!と思われたかも知れません。でも、それでいいんです。解けないのが当たり前です。解けるか解けないかではなく、東大の過去問を知ることが重要なんです。東大数学というのがどんなレベルで、どんな出題をしてくるものなのか。自分がこれからどんな問題に対して対策をしていかねばならないのかをまず知ることが必要です。ただこれは、ある程度知識が頭に入った状態でやらないとできません。まだ数学の理解が曖昧なままで過去問を見ても、「何これ、全然分からないんだが、、、」というショックを受けて戦意喪失してしまう可能性もあります。もちろん、教科書をひとしきり終えた後にもその可能性がないかと言えば嘘になりますが、少なくても意識を保つには教科書レベルの仕上げは必要です。


では解けない問題を解いて意味があるのか?あります。これは受験戦争であっても、本当の戦争ではありませんから、戦って負傷しても死にはしません。ですから敵を知るにはまず当たり稽古をしましょう。とにかく東大の数学の過去問に当たって、分からないと思ったら即答えを見てみて下さい。


ここで問題となるのが「何を使うか」です。しっかりとした解答解説が付いているものが望ましいのですが、私の場合は現役の頃から『鉄録会 東大数学問題集』を使っていました。赤本でも良いのですが、赤本よりも練られた解答が1問につき3つも4つも書かれているので、かなり充実しています。解説も丁寧で、自分の分かっていないところが理解できます。時に解説がテクニカルすぎたり、「これくらい分かってるよね」と、途中がカットされていたりするので、数学があまり得意でない方にとっては自分でそこを埋めないといけないこともあります。そこはスマホ等で調べてもらうと、東大の過去問を解説してくれているブログが複数見つかりますので、それを参照しましょう。


とにかく東大数学は初見ではまず解けない問題がわんさか出てきます。ですから、解けないことは全く気にしないで下さい。今は解けることよりも東大っぽさを肌で感じて敵を理解することが重要です。それに、早い時期に過去問に入れれば、それだけ1問1問に贅沢に時間を掛けることができます。後になればなるほど精神的に焦ってきて、1問にじっくり腰を据えて取り組むということができなくなります。だから、教科書をさっさと終わらせたら過去問に突っ込むべきです。

東大数学攻略のポイントはこれ!

思ったよりもシンプルだと思います。教科書と過去問対策だけに絞ればいいので、やることは非常にシンプル。しかし東大の場合はこの「過去問対策」が険しいんです。とにかく慣れるまでがキツい(汗)一歩目から分からない問題が続出するので。


ただ、東大を目指すと決めたのであれば、少なくても、完全に「これは無理だ」と諦めて他の志望校に切り替えることになるまでは、極論東大の情報しか入れない!くらいになりましょう。東大以外の問題は解かない。私はそうします。と言っても、仕事上九大や熊大の問題も解くことにはなるのですが、東大対策に集中できるなら、私は東大の問題しか解きません。


個人的には東大模試もオススメしません。東大の問題ではないからです。東大模試はあくまでも、東大の問題に似せて作った偽物です。似て非なるものであって、東大の問題ではない。だから、どこか違うんです。どこが?と言われても説明が難しいのですが、東大っぽい問題と東大の問題とでは性質が異なります。東大しか受けないと言うのであれば、私なら東大模試も受けず、過去問だけをひたすら対策します。


勿論受けるなとは言えません。模試を受けて自分の偏差値や合格確率を知りたい方もいらっしゃるでしょうから、そこは各自の判断でいいんです。これは方針の問題であって、私ならこうする、ということであって、特に私の場合はやることが多すぎて東大対策に割ける時間が限られている。でも東大数学と言っても1問処理するのに1時間も2時間も掛かります(問題を解いて、解答解説を見て、不足部分をネットで調べて、、といった一連の作業全体)。だから1日2問処理できれば御の字みたいな中で、何をして何をしないかを考えなければなりません。


また、超初心者向けですから、それこそ数学が得意な方とか、ある程度もう仕上がっている方であれば『大学への数学』や『数学オリンピック』といったものにも積極的に進まれるでしょうが、そうではない方で東大を狙うのであれば、他の教科への配慮も不可欠です。英語にしろ理科にしろ国語にしろ、一筋縄ではいかないのが東大です。1つ1つの教科の攻略にも相当な時間を必要としますので、まずは合計点数で合格ラインを超えることを優先させて下さい。他の同級生たちが自分の知らない問題集を解いていたり、有名な塾のテキストをバリバリやっていても気にしないで下さい。あれもこれもはできません。やることを絞って確実に、です。


今回は東大数学の攻略法についてお話ししてみました。何かの参考になれば幸いです。


 

まずはお電話での無料相談から!

気になった方、今現在勉強で悩まれている方は、今すぐお電話下さい!代表が直接あなたの悩みにお答えします!

 

相談内容はなんでもOK。成績が上がらない、志望校があるけど諦めかけている、勉強へのやる気がわかない、勉強の仕方が分からない。きっとモヤモヤがおありかと思います。誰かに相談するだけでスッキリするかも知れません。その”誰か”が勉強のプロであれば、そこに具体的な解決策を教えてくれるかも!?当塾の代表はまさにそんな勉強のプロ!勉強戦略コンサルタントとして11年目の現役コーチです!

 

メールからのお問い合わせ

tel:0964275708
お問い合わせ