高校古文での東進ハイスクール荻野『マドンナ古文常識』の使い所

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

高校古文を入試で必要とされている方なら、一度は聞いたことがあるであろう東進ハイスクールの講師荻野先生による参考書『マドンナ古文』から『マドンナ古文常識』をご紹介したいと思います。

 

 

古文「文法」ならともかく、古文「常識」ってやっぱり必要なの!?という点は当時の私も考えていました。勿論文法だけでも精一杯だ、という方もいらっしゃるかも知れませんが、ここはどこまで古文で得点を求めるかに因ります。古文常識の知識は、文章読解の精度を上げて、情報理解の効率を上げるための、いわば+αの知識となりますので、そもそも自分にとって必要なのかどうかも含めて解明していきましょう。

 

 

東進ハイスクール荻野『マドンナ古文常識』はどんな参考書?

まずは参考書そのものの中身ですが、かなり使いやすい設計になっています。シンプルと言えばシンプル。質素と言えば質素。こういった「常識」を語る参考書は総じて社会の歴史の資料集みたいになっちゃうんですが、この『マドンナ古文常識』は用語で並べてくれています。だから検索がしやすい。

 

 

冊子の頭には目次がついていますが、用語の検索は冊子の後ろの索引からいけます。索引の他にも付録として「平安時代の有名人」の一覧が載っており、その前にはこの冊子で覚えたことを確認できるように、入試問題例が載っています。なかなか配慮が行き届いている設計です。

 

 

古文常識として載せてある数は217。官職名や物の名前、動きの呼び方や服装の装飾の名前など、幅広く網羅されています。資料集のようにはなっていないので、シンプルすぎる設計に思えるのと、全く写真資料が載っていません。著作権などの関係で手間がかかりすぎるからかも知れませんが、ここだけはネット等で補う方が良いでしょう。

 

 

物にしても服にしても、絵よりも写真の方がビジュアルとして正確に覚えられます。調べた時に新たに得た情報は、逆にこちらの『マドンナ古文常識』の方に書き加えて、この冊子自体の情報量を充実させていってもいいでしょう。

 

 

受験参考書としてニーズをダイレクトに満たしてくれる使いやすい参考書と言えます。

 

 

東進ハイスクール荻野『マドンナ古文常識』はいつ使う?

では『マドンナ古文常識』はいつ使うのか、ですが、その前に「使う必要があるのかないのか」を先に考えねばなりません。古文「常識」は絶対の課題ではない、というのが私の見解です。

 

 

高校古文における習得レベルの段階には

 

 

①古文「単語」の習得

②古文「文法」の習得

③古文「常識」の習得

 

 

と主に3段階に分けられると思われます。そして大抵の試験は①②で済んでしまうのも事実です。

 

 

問題はどこまでの知識レベルが求められるかなので、自身が古文でどれくらい正確な知識を求められるのか、もっと言えば、どのテストでどれだけの点数が欲しいのかによって、あなたに必要な習得段階が明確になります。

 

 

勿論「常識」知識が身に付いていた方が、読解の深みも増しますし、和訳に込められるニュアンスも変わってくるでしょう。出てくる登場人物の上下関係も分かりやすくなりますし、動きや環境についてもビジュアルでイメージできる。単語と文法知識で真っ向勝負を挑む人に比べたら、いくらかアドバンテージはありそうですが、それがじゃあどれくらいの点数差を生むか、という話です。

 

 

あなたはあくまでも点数を伸ばすために勉強しているはずです。であれば、①②の習得で35点/50点だったものを、③まで習得して50点満点まで引き上げるのにどれくらいの労力が必要かを冷静に分析せねばなりません。その15点分は本当に古文「常識」で取るべき15点なのか、それとも他の教科の他の分野で攻めた方がもっと効率的に稼げるのか、総体的な視野で戦略を練る必要があります。

 

 

とすれば、古文「常識」に時間を投資するかどうかの判断は、それをしないと合格に手が届かないぞ、この知識がないと今以上に古文が伸ばせないぞ、という危機感を抱いた時にすれば良いということが分かります。優先順位的には決して上位になくても構わない要素ということです。

 

 

勿論知らないよりは知っておいた方が良いとは思いますが、今それが確実に必要だと気付けているものの方を優先するべきです。

 

 

東進ハイスクール荻野『マドンナ古文常識』はどう使う?

では実際に使うとなるとどう使えばいいのか。

 

 

1つは辞書として使う使い方があります。参考書として使うのではなく、日頃の授業や学校のテスト、模試などの古文の文章において、自分がイメージできなかった用語をこれで調べるわけです。

 

 

ただこの時に併用したいものがネットです。実際ネット環境が手元にあれば『マドンナ古文常識』そのものがそもそも必要なのか?という禁断の問いに答えなければなりませんが、それは今回脇に置いておくとして『マドンナ古文常識』に写真が少ないという欠点があることを考えると、ここは写真データを瞬時に引き出せるネットを併用するのが得策でしょう。

 

 

こうやって、単なる文字情報だったものにビジュアル情報を加味することで、古文への興味が増すのに加えて記憶の定着が促進されます。脳は情報密度の濃い情報の方が記憶として定着させやすいのです。

 

 

決して、英単語帳のように知識を前から順番にという覚え方はしないことです。古文「常識」は単語や文法とは異なり、いちいち意識せずとも、その言葉を見れば自然とイメージが湧いて出るくらいまで刷り込む必要のある情報です。ですから、辞書のようにその都度その都度調べ物をする時に使うようにして、活きた情報として覚えるようにしましょう。

 

 

まとめ

今回ご紹介した東進ハイスクール講師にして受験界のマドンナ荻野先生の『マドンナ古文常識』。受験ということを抜きにすれば、正直私は好きな部類です。当時の背景を理解できていた方がはるかに読解の質が高まるからです。「読解の質が高まる」なんて格好つけずとも、古文の文章に深みが出て来れば誰もが「面白い」と感じることでしょう。

 

 

ただ、如何せん、私たちがやっていることが学びではなく勉強であるならば、ここは戦略的に検証すべきです。面白そうだからとやり始めれば、その分他の時間を圧迫することになる。優先順位は本当にそれが高いのか、全体のバランスから冷静に判断してほしいところです。

 

 

と言っても、東進ハイスクール荻野さんの古文参考書はどれも読みやすいものばかりなので、高校古文で迷ったら是非今回の『マドンナ古文常識』以外の参考書も活用してみられて下さい。それから、個人的にはこういった+αのものであれば、高校参考書ではなく一般書の古文関係のビジュアルブックみたいなものを探してみても良いかなと思っています。古文常識自体必ずやらないといけないものではないし、「高校参考書」だとやはり「勉強」って感じてしまいますが、一般書籍の参考文献であれば「学び」として解釈できそうです。勿論ここもあなたの好みで構いません。

 

 

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