東京大学入学式祝辞「努力しても報われない社会が待っている」|熊本 塾

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

この度の東京大学入学式で行われた祝辞が話題になっています。「努力しても報われない社会が待っている」と言うのです。この祝辞で話題になっているのが東京大学の名誉教授で、認定NPO法人 ウィメンズ アクション ネットワーク理事長の上野千鶴子(うえのちづこ)さん。ネット上では猛烈な批判も噴出すほどでしたが、一方で「感動した」「このタイミングでこの人を祝辞に選ぶ東大さすが」といった声もありました。

 

 

そこで今回は、この祝辞から得た気付きを共有したいと思います。本当に「努力しても報われない社会」が待っているのでしょうか。

 

 

東京大学入学式祝辞から見る「教育の今」

ネットで話題のニュースは大抵テレビでも報道されるのですが、そういう時によく形容詞は「天下の」「最高学府の」といった言葉です。東京大学は一般的には受験界の最高峰であり、東大は直感的に「すごい」というのが共通認識になっています。そんな東京大学で行われたジェンダー論特化の変わった入学式祝辞が賛否両論を巻き起こしています。

 

 

こういった立場になると、自由になんでもできなくなります。他の大学なら許されることも、東京大学がやると「え!?」と思われることも多いものです。東京大学は良くも悪くも特別視されるし特別扱いされることもありますが、それは誰が仕向けたわけでもなく、自然なことです。

 

 

例えば偏差値が高いということと、常識がある、人間的に優れている、ということとは全く性質の違う問題ですので、その部分を混同すると話がややこしくなります。が、実際その混同が行われているのが現実です。それは自身もそうでしょうし、他者もそうです。東大生になれば特別視される、誰に聞いても「すごい」と言われる、期待も大きい、何より東大に合格するために頑張ってきた自分が一番誇らしい。優越感を感じることを誰も止められないし、そうしても良いくらいの努力をしてきたと思います。ただそれは、あくまでもその人の勉強に関する努力への評価であって、勉強を頑張ったから素晴らしい人間であるという人間的な総合評価をされているわけではないのです。ここが厄介です。

 

 

厄介な理由は明確です。今の教育が勉強中心だからです。これは学校教育に限らないと思います。学校教育制度が学生の本分であると思われているし、小学校から中学校まででも9年間もそういった環境に晒されていれば、誰もが「勉強は大事なもの」「勉強はしなければならないもの」と思い込むものです。勉強していれば褒められる、成績が良ければ褒められる。一方で勉強しなければ怒られる、成績が悪ければ怒られる。だから無自覚的に「勉強の評価」=「自分の評価」になるのです。これが今の教育現場のリアルでしょう。

 

 

上野さんの語ったジェンダー論の穴

今回東京大学の入学式の祝辞が話題になったのは、上野さんが語った内容もそうですが、それが「東京大学」の「入学式の祝辞」で語られたというタイミングも理由でした。これから東京大学で学んで行こうと胸を高まらせている新入生に対して、そしてその新入生を誇らしく送り出す保護者の方々の前で、「これ本当に言って良かったことなの?」という内容を述べてしまったことがきっかけだったのです。

 

 

実際上野さんが今回展開した論は、確かに時間的にも多くは取れなかったために深掘り部分まで伝えきれなかったため、論理飛躍のオンパレードでした。要するに、ツッコミどころが満載だったのです。

 

 

例えば統計。統計は大事な情報ではあるものの、そこから何かを読み取ろうとすれば、他の多くの情報とのすり合わせが必然的に必要になります。ですが今回の論では、統計をベースに男女不平等を述べているのです。統計上50:50(フィフティーフィフティー)になるのが真の男女平等であるかのような論調です。

 

 

勿論、これまでの歴史は無視できません。それこそ男尊女卑は明確に存在した過去ですし、その過去の先に今があります。これまでにあった情報から今をよりよくするヒントは多く得られるのは事実ですが、それが統計だけになると話は異なります。それでは成績表の数字だけを見て生徒の努力の如何を判断しているようなものです。成績表だけを見ても本当の問題など見えるわけがありません。特に男女の平等論を説くには、男女の脳の違いや男女の生物学的な違いも考慮しなければならないでしょう。平等と公平、公正は全く別の概念です。

 

 

また、東大女子への偏見について。東大女子はお断り、とする在り方は絶対に是正すべきです。これは私もびっくりしました。そんな明白な男女差別あるのかと思いました。ただ、なぜそれが半世紀も残されているのかが問題です。それが伝統とか文化とかなあなあで残されてきた悪しき慣習ならば、誰かがこれまでに壊してきたはずです。ましてや東大ですから、そんな非論理的なだけの問題が放置されるわけがない。であれば、何か理由があるはずです。ないなら即刻やめればいいし、あるならその問題を解決できないかを検討するべきでしょう。

 

 

ただ一方で、「東大女子はひかれる」を男女差別に紐付けて考えるのは乱暴です。東大だからひかれる、のではなく、言い方が悪いとか頭の良さをひけらかされる(話の内容が小難しい等)とかそういう理由です。東大生の女性だってモテる人はモテるでしょう。モテない女子が「東大女子はひかれる」と発言したとしても、その原因が一体なぜかは精査しなければ分かりません。東大だから、だけではないはずです。ちなみに東大生でもモテない男子はモテません。それが現実です。

 

 

つまり今回の部分だけ見ても、上野さんの論には穴が目立ちますし、その穴だらけの論を入学式でお披露目してしまったことや、採用したエピソード、そしてそれらをベースに「努力しても報われない社会が待っている」とされる結論に紐付けたことなどは、やはりまずかったのではないかと考えます。

 

 

「努力しても報われない社会」が本当に待っているのか

ちょっと禅問答のように聞こえるかも知れませんが、「努力しても報われない社会」が待っているのは、「努力しても報われない社会が待っている」と思って大人になった人だけです。これはあくまでも解釈の問題なのです。

 

 

例えば、努力は報われるか?という単純な問いにも、注意して答えなければなりません。実はこの問いは、当塾ブレイクスルー・アカデミーの生徒さんには必ずどこかのタイミングでお話するものなのです。そこではこう伝えます。この問いには本来「答えられない」はずだ、と。なぜなら、最も重要な「努力とは何か」が明確にされていないからです。

 

 

大事なのは努力の中身です。どんな努力をするのかが重要であって、なんでもかんでも努力すればいいものではありません。このことを明確に勉強において理解しているのは他でもない、東大生自身でしょう。限られた時間の中で合格に直結した努力だけにフォーカスするには「何をやって、何をやらないか」を考えなければなりません。やらないことを選ぶこと、そして何より「結果に繋がる努力とは何か」を考えることの重要性は彼らが一番分かっています。

 

 

ですから、「努力しても報われない社会」というものが存在するわけではなくて、あくまでも「報われるためにすべき努力とは何か」を考える自分がいるかいないか、という話なのです。それを考えもしないで自分がしたい努力だけをすれば、おそらく「努力しても報われない」と感じることと相当な確率で遭遇するでしょう。それは必然です。

 

 

ちなみにですが「頑張る」ということと「努力をする」ということも、似て非なるものです。ここを明確に分けて考えることができれば、勉強だけに限らずあらゆる点で見え方が変わるはずです。

 

 

もし「努力が報われる社会」に生きたいなら

これは大事なことですが、何事も解釈ですから、自分がどんな生き方ができるかはその人自身の解釈が決めます。やればやるだけ報われる社会に生きたいならば、そういう解釈で物事を見なければなりません。これは最初は練習が必要でしょう。しかし練習する価値はあります。

 

 

お子さまの勉強に関してもそうです。もし頑張ったら頑張った分だけ成績に繋がって欲しいと願うならば、そういう努力の仕方に矯正する必要があります。ただ膨大な問題演習量をこなすだけでは、キツイだけで成績は上がりにくいものです。でもそういう勉強をしている方の方がほとんど。だからお子さまは勉強に疲弊し、しまいには嫌いになって現実逃避を始めてしまうのです。

 

 

「努力は報われる」「努力は報われるべきだ」「いつか結果は変えられる」とぼんやりとした頑張り方で、いつ来るか分からない未来をヤキモキして待つよりも、自らの意図的な努力でそれを引き寄せた方がはるかに早い。私はそう思いますし、そのための方法を教えています。普通の塾にはできないことを教えるためにブレイクスルー・アカデミーはあります。もしご興味がおありでしたら、是非お気軽にお声掛け下さい。「報われる努力」をしましょう。

 

 

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