「成績が良い」と「頭が良い」は全く意味が違います!|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


成績が良いということと頭が良いということを混同している人があまりに多いので、その点について明確にしたいと思います。ちなみに結論から言えば、「成績が良い」と「頭が良い」は全く意味の違うことですので、どんなに勉強しても頭が良くならない子も当然います。というよりも、むしろ8割以上はこちらのパターンです。知識があることを頭が良くなることと勘違いしている。よくテレビでやっている『東大王』という番組も、私は息子に対して反面教師的な扱いです。「こんな風になっちゃダメだよ」という戒めにしています。


ではどういう意味で「成績が良い」と「頭が良い」は違うのでしょうか。それを今回の記事では掘り下げていきたいと思います。


「成績が良い」と「頭が良い」

まず最初に指摘しておきたいのは、巷では明らかに「成績が良い」と「頭が良い」を混同されているということです。成績が良いと頭が良い、頭が良いから成績が良い、と当たり前のように扱われています。


しかしこれは数学的にも誤りだと証明される案件です。


この両者が明確にイコール関係、つまり同じ意味ですよ、と言うためには「例外」があってはいけません。でも実際には、成績が良くても頭が悪い子は山ほどいるので、そもそも成り立ちません。頭が良くても成績が悪い子もいます。勉強なんて眼中にないという子たちです。天才は大抵こちらです。満遍なく習得する、ということができません。自分の得意分野に特化してしまうからです。


成績が良い、ということは、テストで出題される問題に対して正確に答えられる問題が多い、ということです。しっかり覚えて来たということです。つまり頭の中に正確に答えられるだけの情報が入っていることが成績の良さに繋がりますので、他の人に比べてそれだけ準備ができているということになります。


問題は、ただ成績が良いだけなのか、部活や生徒会や自分の趣味など他の時間も充実させた上で成績も良いのかによって、評価はまるで違ってくるわけです。それこそ、成績がどんなに良くても、他のことがなおざりになっているのなら、頭が良いとはとても言えません。勉強だけに時間を集中投下すれば誰だって成績を伸ばすことができるからです。部活も一生懸命、遊びもゲームもちゃんとやってるのに成績が良い、ということでなければ、本来的には勉強している意味がないのです。


成績が良くても頭が悪い子

なぜ意味がないなんてことまで言えてしまうのか。それは勉強は一体何を身に付けるためにやるものなのかに拠っています。勉強は主要5教科の知識を一生懸命に覚えることではないのです。


ほとんどの方は、でも、そうだと思っています。勉強は主要5教科の知識を覚えることだと。だから成績をあげるために一生懸命頑張りなさいと。勉強を頑張ることがすごいこと、えらいこと、将来のためになることだと考え、何も知らない子どもたちに強要します。これは学校の教師だけでなく、塾の講師もそうでしょうし、勉強サポートサービスを提供している全ての方がそうです。そうやって無駄な知識を覚えることに時間と労力をかけさせてしまいます。


すみません。はっきり言って主要5教科の知識をただ覚えることなんて無駄でしかありません。そんなもの将来使わないということは、明確に大人の方々なら理解しているはずです。覚えても、忘れるだけ。


ですから、どんなに長い時間勉強しても、どんなに頑張って良い成績をとっても「で?どうしたいの?」に答えられないなら、その成績には意味はないのです。ですから当塾では、早稲田スクールのクラスアップを考える生徒さんにはハッキリと言います。「AクラスとかSクラスとか、そんなの何の意味もないんだよ?それでも上がりたいの?」


勉強頑張る気があっても、AクラスとかSクラスとかに意味がないことまで理解できていないなら、勉強を間違った方向性で頑張ることになるだけです。間違った方向性で頑張った結果は、、、推して知るべし。成績を伸ばすことを目的化している間は、残念ですが成績が良いだけです。頭が良いわけではありません。使えない知識を頭に詰め込んで「すごいだろう」と裸の王様になっているだけです。


成績が良くて頭も良い子

成績が良くて頭が良い子は、全体的なバランスを考えて、結果、勉強というものを受け入れて過ごしています。勉強というものを受け入れていますが、勉強以外にしたいことが山ほどあるので、勉強に時間をあんまりかけたくありません。そこで要領を覚えます。どう効率的に勉強をこなして遊びに行くか。どう短い時間で勉強を済ませて部活に打ち込めるようにするか。


勉強しかやっていない子が成績がいいのは当たり前ですが、勉強以外にもたくさん好きなことをやって、なお成績が良いというのは、明らかに頭の良さから来るものです。


ただし、ここで注意しなければならないのは、「頭の良さ」の意味です。


頭が良いということが、何でもすぐに覚えられて、難解な問題もスラスラ解けてしまう能力だ、なんて思っていると誤解します。そんな子は稀です。私が言っているのは、勉強のことをちゃんと理解して、何をどうすればいいのかを分かった上で、ちゃんとやるべきことを抑えて要領良く勉強していること、その俯瞰的に状況を見て理解し行動できる点において「頭が良い」ということです。状況判断能力とか、セルフコントロールに関する「良さ」のことを言っています。


仮に数学とか理科とかの知識に対する理解力が全く同じ生徒さんを比較したとしても、頭が悪い子が単に時間をかけて根性で乗り越えるところを、本当に頭が良い子というのはもっと楽をしてサクッと終わらせてしまえます。理解力の足りなさを補う術を身に付けているからです。それが要領というものです。理解力がずば抜けているということではなく、どうやったら成績が伸ばせるのかを知っているから、その通りに動いているだけ、という感じです。


成績が悪いのに頭が良い子

このワードにモヤっとしたり違和感を感じる方は、勉強のことを誤解している可能性があります。成績が悪いのに頭が良い子なんているわけがないと思うかも知れません。しかし一番頭の良い子はこのパターンです。


勉強は何のためにするものか。この点を考えると「将来のために」という答えが誰でも出てきます。問題は、将来と勉強とどちらかが大事かと考えた時に、明らかに「勉強」を選んでいる方が多いということ。でも当然「将来」の方が大事ですよね。そしてもし、勉強が将来のためになっていないと分かったなら、勉強以外の道を模索するしかありません。ここにポイントがあります。


多くの方は勉強を盲信している。だから勉強を捨てることができない。将来が大事だと言いながらニュースも観ない。今世の中で何が起きているのか、これからこの世界で何が起ころうとしているのか、そういったことに全く興味関心も持てないまま、その口で「将来のために勉強」などど言うのです。おかしいですよね?将来のために勉強するなら、将来につながる情報にもアンテナを張っておかないといけないはずです。将来がこうなって行くから今こういう努力が要るよね、これからの世の中はこうなっていきそうだから、こういう準備が要るよね、といったように、「この先」に関わる情報をもとに将来の変化を予測して、考えて考えて今の努力の方向性を調整していく必要が本来あるのです。でもそういうことを明確に示している教師も講師もほとんどいない。ひたすら勉強です。


学校や塾に所属していれば言いにくいこともあるでしょう。だから私はいずれにも所属したくないと思いました。しかし現に今「塾」と名乗っている。それは「塾」と名乗った方が最初の取っ掛かりで受け入れてもらいやすいからです。「塾ではありません」と言った方が混乱しますよね。だから便宜上そうしているだけです。


でも本当は勉強をどうしたいのか、するのかしないのか、するなら結果に直結した効率的な努力の仕方が必要ですし、しないならしないで代わりの生き方を模索しなければなりません。その調整役が私であり、当塾ブレイクスルー・アカデミーなのです。




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