熊本 学習塾|勉強に関するドキッとする話

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

熊本で学習塾を開いていると結構気付くことがあります。今の中学生、高校生の勉強との関わり方がズレにズレているということです。だからなかなか成績が伸ばせないし、勉強をやることすら無意味にしてしまうレベルです。口では「成績の伸ばし方を教えて下さい」とは言うものの、内心では全くそんなことを考えていないというケースも非常に多いと感じています。

 

 

そこで今日は、勉強に関するドキッとする話をしていきます。おそらく学校や学習塾ではあまり聞かない、むしろ学校や学習塾で聞く話とは正反対の話になるかも知れません。しかし、確実に今の段階で考えておかねばならないことだと思います。その上で何に努力を注ぐのかを選択して下さい。

 

 

学校があるから勉強のペースが上げられない

これは純然たる事実です。学校があるから勉強の習得効率を上げられません。学校があるせいで勉強のペースを上げられないのです。

 

 

他の記事でもお伝えしたことですが、例えば中学英語の内容なども、学校が3年掛けて取り組む内容が自分でやれば半年掛けずに終わらせてしまえます。数学も物理も国語も、全ての勉強内容は学校の授業がない方がもっと早く進められるのです。

 

 

学校は基本的に教師1人に生徒が30人〜40人ですから、皆が足並みを揃えて進む必要があります。誰かにとって速すぎたり遅すぎたりしないような、それでいて学習指導要領に沿った内容を全て盛り込んで教えることが義務付けられています。その結果最初から3年掛けて教えるように組まれてしまっているわけです。

 

 

本来3年掛からずにその内容を済ませてしまえる人も、授業にペースを合わさざるを得ません。先の分野を自分で進めても、分からないところを教師に質問できないと言います。「そこは授業でやるから、待ってなさい」と言われるのだそうです。教師は「自分がそこを教える」ということにこだわっているようです。もしくは、そうするように文部科学省に言われているか。

 

 

ですから生徒さんたちは自分でどんどん先に進めるには、学習塾に行くしかなくなってしまいました。もしくは自分で疑問を解決するか。それは考えてみれば本末転倒で、学校が生徒さんを育てているのでなく、学校のやり方に強制的に付き合わせてペースを敢えて遅くさせていることになります。それで勉強へのやる気をなくす子もいるのです。

 

 

英語も古典も歴史も勉強する必要ないのに

どうして学校は英語や古文や歴史を勉強するように強制するのでしょうか。そんなものは勉強する必要ないのに。

 

 

それこそ英語を勉強して英語を好きになった子よりも英語を嫌いになった子の方が多い気がします。全く実用英語でもない単なる受験英語のために、英語嫌いになるための勉強をさせられている状況です。単語の綴りとか大文字小文字とか、文法が正確かどうかとか、そういうどうでもいいことで「正しく答えられるか否か」の評価に縛られるのは余計な教育です。

 

 

それこそ英語が必要ならば海外に半年でも1年でも行けば身に付いてしまうでしょう。実用で必要なら読み書き以上にSpeakingができれば良いわけですから、現地で環境に揉まれて身体で習得した方がはるかに早い。それにWritingにしても今ではGoogle翻訳がありますから、英語にしたい日本語をGoogle翻訳にぶち込んで、最後にネイティブにチェックしてもらえば完璧な英語に直せる時代です。ゼロから英語を組み立てられるスキルにあまり意味はありません。

 

 

古典だってそうです。今使わない言語をどうして覚えさせられるのでしょうか。古文は昔の日本語で、漢文は昔の中国語です。だったら最初から日本語と中国語を覚えさせた方がまだ健全です。今やこれからに必要だからです。そして中国語を勉強させるなら英語の勉強と同じ観点から言って、必要ならば現地で学ぶ、です。

 

 

歴史はどうでしょうか?これも「なぜ歴史を学ぶ必要があるのか」と考えると、歴史を学ぶことに意味が見えてくるかも知れませんが、知識をつけるためではありません。人名とか出来事とか年号を覚えるのが歴史の勉強ですが、それが「勉強」の弊害であって、歴史を「学ぶ」意味はそういう知識にはありません。今という時代を理解するために過去を知る、過去にあったことから反省や失敗、成功や発想を参考資料として学び取るため歴史を学ぶのです。

 

 

つまり、学制発布当時はもっと理念的なものが明確だったかも知れませんが、今の勉強はもはや形骸化した状態にあります。もう知識以上の何かを学べる状態にないわけです。将来使いもしない知識を目的もなく覚えさせられている。これが現実です。

 

 

学校も勉強もそれ自体が将来を善くしてくれるわけじゃない

学校にちゃんと通うことが善いことだ、勉強をちゃんと頑張ることが将来のためになるのだ、と思っている方が多いと思いますが、実際そうではありません。学校に行く行かないとか、勉強を頑張る頑張らない以前に、将来のた目に適切な努力をするということが大事なのです。

 

 

老後2000万円足りないと言われて不安だ、これから30年間でどんどん仕事がAIやロボットに代替されて減ってしまうから不安だとか、将来に関する不安要因は沢山あります。それらに対して今どんな努力をすべきかという話を検討するのが自然です。しかし多くの方はそうじゃない。”だから”勉強を頑張らなくては、となってしまっている。

 

 

私の感覚は真逆です。「勉強なんてやってる暇がない!」くらいの勢いで将来への対策を考えてほしいです。5教科をどんなに一生懸命やっても、それ自体が将来をより善くしてくれるわけではないんですよ!?その勉強を受け入れるなら受け入れるで、将来に必要なスキルを身につけるために活用して初めて意味を持つのであって、ただ無目的に勉強ガツガツやって成績伸ばして偏差値の高い学校行ければ道は拓けるのだと思っていたら、社会に出る時になって愕然とするはずです。「話が違う」と。

 

 

勉強が無駄とは言いませんが、他にも本当に選択肢はないでしょうか?いえ、無数にあります。学校という義務教育制度が他の選択肢を覆い隠していますが、もっと他にも生き方は無数にあるのです。勉強が本当に苦手と言うなら、他の選択肢を模索してみるのも全然アリでしょう。

 

 

なのに今の子どもたちの多くは「将来のため、将来のため」と言いながら、ニュースや本をほとんど読みません。今何が起きているのか、これから何が起ころうとしているのかにあまり興味関心がないのです。将来のことを何も知らないのに、目の前の勉強が将来のためになるのだと盲信している。そこが一番危ないのです。だから勉強してもかえってバカになる子が多い。それはそうです、今の努力が将来のためになっていないことに気付こうともしないで、目の前のことしか見てないのですから、本を読みながら道を歩いて電柱に頭をぶつけるようなものです。

 

 

成績を上げるのは良いですが、それは本来手段のはずです。それが目的化してしまって、学年で10位以内に入りたい、学習塾で上のクラスに上がりたいと言う。「それは良いけど、10位以内になってどうするの?」「学習塾で上のクラスに上がれるとキミにとって何がプラスなの?」と聞くと答えられない。ただの優越感がその理由だったりします。

 

 

何のために、どんな結果が欲しくて勉強をしているのか。そのビジョンもないまま勉強するということに違和感を感じて下さい。なんでこんなこと勉強しているんだろう、この努力の仕方で本当に将来のためになるんだろうか。そういうことを考えて下さい。

 

 

もしそれでも勉強するというのであれば、その勉強への取り組み方一つで全く将来が変わるということを是非記憶に留めておいて下さい。報われる努力をしましょう。

 

 

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