中高生にお勧めしたい受験勉強法!国語を自分で勉強するコツ!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回は国語、特に現代文を自分で勉強する時のコツのレクチャーということで、中学生高校生両方にとって役に立つ受験勉強法についてお話していきたいと思います。

 

 

結構多くの方が国語の勉強法が分からないって嘆いてらっしゃると思うんですが、実際あります。国語には国語の勉強の仕方がちゃんとあるんです。この方法で勉強をし始めれば、これまで無策のままで勉強していた時に比べるとはるかに、国語の点数を伸ばしていただける可能性が飛躍するはずです。

 

 

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中学生も高校生も国語の本当の敵を知らない

まずサムネイルでご覧いただけたように、国語の勉強について気を付けるべきは「誰が本当の敵なのか」「誰が真の支配者なのか」ということです。ここを知るだけでも全然国語の問題の見え方が変わります。

 

 

そうです。これは単なる「国語」ではなく「国語の問題」の話です。この前提が重要です。単なる国語であれば、その文章を味わってもらって、それぞれが感じるままの感想を持てば良いのですが、これが「国語の問題」となるとそうはいきません。なぜなら正解が1つに絞られるからです。

 

 

国語は日本語の文章ですから、本来はその文章を読んだ結果の感想は自由に持って良いはずですし、実際に同じ文章であってもその感じるところは十人十色になるものです。しかし国語の問題では、聞かれたことへの答えが皆んな一緒にならないといけない。誰が答えても「この問題の正解はこれだよね」という結果にならないといけないのです。

 

 

これって相当無理のある話なんですが、そうでなければ問題になりません。学校のテストでも受験でも、正解があるから受験教科として採用されるのです。自由に読んで良いならテストとして採用する意味がありません。とすると、私たちが最も馴染みのある日本語で書かれた文章に対して、誰もが同じ答えを納得できる形で提示するには、それ相応の理由がなければなりません。「こうも読み取れますよね」なんて別の可能性を突っ込まれようものなら、問題作成者としてボコボコにされるわけです。

 

 

そう、これはその文章を書いた人(作者)が問われるものではなく、その文章を使って問題を作った「問題作成者」の話。ということは、あなたが気にすべき本当の敵、その国語の問題の真の支配者は一体誰かと言えば、それはその問題を作った問題作成者ということになるのです。

 

 

国語の受験勉強の「ここがキモ!」

では問題作成者がかなりシビアな状況下で国語の問題を作っているとすると、その作成者さんは相当考えながら問題を作っていますし、その問題に明確な正解が1つに絞られるとするならば、それ相応の根拠、理由が必ずあるはずです。というか、それがなければ問題として成立しないので出題されません。

 

 

先ほど申し上げたように、これを他のプロの方々も見るんです。それこそ入試問題の問題作成者はすべての問題作成者の頂点です。なぜなら、入試問題で高得点を取るために学生は勉強しますし、そうさせられる問題集を作らなければならないのが、受験対策用問題集の問題作成者たちだからです。

 

 

そしてそういったプロの方々が「あなたの解説ではこうだけど、この部分をこう解釈すれば別の答えが導かれますよね」とツッコミが入ろうものなら、その瞬間に即アウト。ですから、誰に突っ込まれても他の解釈が差し挟まる余地のない、絶対にそれが答えでなければならない根拠、理由が絶対的に条件なのです。

 

 

もっと言えば、それが私たちのよく知る日本語という言語でなされるのであれば、そのハードルはもっと上がる。

とすると、私たちが国語の勉強をする時に注視すべきポイントが見えてきますよね。そうです。私たちが国語の勉強をする上で常に注視しておかなければならないポイントとは、その「絶対的正解に至るまでの過程」なのです。

この問題の答えがこれでなければならない根拠、理由が何か。それが国語の勉強で押さえるポイントになります。どうやって、もっと言えば、その長い日本語の文章の一体どこに着目すれば、正確に設問に答えることができるのかを知ることこそが、国語の受験勉強法のキモなのです。

 

 

ということは、ここまで知れば国語の勉強でやるべきことは何か。そう、解答の熟読です。なぜこの答えしかあり得ないのか、という根拠、理由は解答に記されているからです。文章のどの言葉に着目すればいいのか、それらをどう繋げて設問への答えとすればいいのか。この「過程」を知るには解答を読むしかない。つまり国語の勉強法の最終形態は「解答を熟読すべし」ということになるわけです。

 

 

国語の受験勉強法にとって最大の難関とは!?

こう聞くと「なるほど!」とお気付きになられる方も多いと思います。「そうやって勉強すれば国語の読解力が付けられそう!」と思っていただけると嬉しいのですが、最後に、国語を得意分野にしていただく際に超えてもらわなければならない難関があります。

 

 

それは「自分の感覚(主観)」です。

 

 

国語は、言っても日本語の文章なので、日本語ネイティブの私たちからすれば馴染みがありすぎます。すると英語のように「読むだけでやっと」というものではないために、かえって色々考えてしまえるのです。

 

 

すると現代文の論説文ならまだしも、小説なんていう幅広い解釈がいくらでも入ってきそうな文章であればあるほど、「自分はこう思うのに」とか、その文章を読んで自然発生的に起こる自身の解釈や感情が、問題を解くことを邪魔してしまうのです。

 

 

国語の問題を解く上で最も重要なのは、客観的になることです。「客観的に」というのは、自分の主観を脇に置いて、あくまでも冷静な、第三者の立場から、フラットな感覚で物事を考えられる状態を言います。自分はこう思う、という感覚に蓋をして、一般的にはこう思われるだろうな、というクールな視点で物を考えるような感じです。

この、自分の感覚から離れて物を考える、ということを国語の勉強の過程で練習する必要があります。これは慣れのこともあるので、急にできなくても気にし過ぎなくても大丈夫です。ただ、常に意識しておいて下さい。

 

 

勉強全般に言えることでもありますが、勉強に対して視野狭窄になっている真面目な生徒さんの中にも、主観に飲まれて客観的な視点を持ちきれない方はいます。それに読書が好きだからと言って国語の問題が得意なわけでもありません。ここは難しい。

 

 

読書が好きな方はかえって主観を持ちやすい感覚になってしまっているかも知れません。文章を読むことに慣れているので、物理的に文字を読むスピード自体が速く、問題を解く時間が短くて済む状態にある、という点では得意であるように見えるかもですが、国語の読解力があるかどうかということと読書は、実はそこまで相関はないのです。

 

 

ということで、今回は中学生、高校生に是非お勧めしたい国語の受験勉強法について大枠の部分を共有してみました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

なお、古文+漢文である古典については、基本的には英語と同じような対策になりますが、ここは別途お話することにします。古典はできる限り得点源にして欲しい分野ではありますが、ただ将来ほぼ全くと言っていいほど使わないので、あんまりここに時間を割いて欲しくはないんですね。将来絶対使わないなら勉強する意味ないじゃないですか。でもこれが受験に出るからやるんであって。ここのバランスを考えて取り組んでもらいたい感じはします。

 

 

 

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