頭の良さは遺伝か環境か!?「学力」「知能」の答えを熊本の塾長が考察します!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回はこちらの本『日本人の9割が知らない遺伝の真実』を読んでみた感想と、そこから自身の見解を拡張させた時に導き出される「学力知能といった頭の良さは結局遺伝なの?環境なの?」への結論について共有したいと思います。正直、科学的なエビデンスかイデオロギーかという話になってきて若干デリケートな展開になりそうですが、当塾ブレイクスルー・アカデミーの最も大事にしている信条は「解釈」なので、行き着くのはこちらの本の著者・安藤寿康(あんどうじゅこう)氏から言わせれば「主義」に他なりません。ただ他の分野と異なり人間相手の実験やエビデンスの取り方は、特に生活様式に関わるものなら正確性に問題があるので、どうしても信じることができないのです。それを本当に「エビデンス(証拠)」と断言してしまっていいのかどうか、そこが問題というわけです。

 

 

当然こういったテーマは反論もあられるかと思いますので、「そういう考え方もあるのだ」程度にご通読いただければ幸いです。ただ私の中の最優先課題は「どう解釈すれば自分の能力を最高の形で発現できるか」要するに「どう考えたら一番いいパフォーマンスが発揮できるか」なので、実際のところ真実よりも人生上の効果を重視してしまうところがあることをご理解下さい。

 

 

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頭の良さは遺伝か環境か!?結論編

ごちゃごちゃした議論で煙に巻くつもりはありませんので先に結論を申し上げれば、「頭の良さには100%遺伝が関係する。でも、100%が遺伝で説明されるものではない」ということです。この方針は安藤さんと意見を同じくするところかも知れません。

 

 

『日本人の9割が知らない遺伝の真実』の中では、行動遺伝学を専門とされる安藤寿康氏が多くの論文やエビデンスを参照し、自身でも実際に調べられた結論として、頭の良さを環境要因だけで説明することはできないと確信した件が書いてあるのですが、私がこの本を読んでもなおスッキリしないのはその「エビデンス」です。

 

 

エビデンスとは証拠のことで、科学的見地から言えば実験結果やデータのことを指します。理科の実験のように試薬の量を調節してどんな色の変化が起こるのかといった観察データなら、ある程度信憑性が高いと納得できるのですが、そもそも条件がバラバラな集合体を観察して出したデータを、科学的なエビデンスと言ってしまっていいのかどうかが不明です。そんなことを言えばこれまでの社会心理的な実験や統計の全てを否定してしまうことにもなりかねないのですが、本当に正確なデータを算出するためには複雑に絡み合う条件をある程度揃えてやらないと意味がないと思えてしまうのです。

 

 

生まれた場所、持って生まれたもの、両親の性格や能力、経済的な条件、親と子の関係性、住んでいる場所、周囲との関係性、通う学校、友人関係、勉強との相性、習得状況など挙げ始めたらキリがありませんが、それら全てがバラバラな「個」の集合体を総体的に追いかけて得られた結論が「巷で言われているほど環境に影響を受けたものではなく、むしろ遺伝の影響の方が大きい」と言えるほどのものなのか。当然外面的な遺伝の影響を見れば、知能や性格といった心理的な側面にも同じように遺伝の影響はあるだろうことは予想できますが。。。

 

 

頭の良さは遺伝か環境か!?定義編

定義編というのは何かというと、私がなぜ「成績」や「偏差値」ではなく「頭の良さ」というワードを選んだかということです。成績とか偏差値というのは勉強にあまりに直結した話になり、でも勉強するかしないかは頭の良さとはイコールではないので、今回の記事でお話したいこととズレてしまう気がしたので、あえて「頭の良さ」としました。

 

 

学力と知能のワードは「頭の良さ」という曖昧な言葉をより具体化させる時に使えるワードかと思ったためで、『日本人の9割が知らない遺伝の真実』の中でも採用されているものです。それに当塾ブレイクスルー・アカデミーが重視しているのも学力であり成績とか偏差値ではないので、その点でも議論の中心には「頭の良さ」を置くべきだと判断しました。

 

 

学力の方は語りやすいのですが、知能ということになると2つの側面を知る必要があります。ハワード・ガードナーらが提唱する多重知能理論と、もう一方は一般知能理論です。多重知能理論とは知能には複数の種類が存在し、それらを個別に検証するというもので、一般知能理論とはそういう複数ある知能的な側面の根底には共通する1つのベースとなる知能があるという考え方です。安藤さんは前者を尊重しつつも後者を支持されている立場であり、私も同じ立場を取ろうと思います。その方が知能全体を理解しやすいと思うからです。その点で言うと学力もそのベース知能の上にある要素の1つと言えるかも知れません。

 

 

では知能とは何かというと、ざっくり言ってしまえば脳の振る舞い方の結果であり、頭頂葉と前頭前夜の連携が生み出すものとなりますが、ここら辺の理解は何となくで構いません。私が本当に語りたいのは学力についてです。

 

 

勉強が大事である、と言うつもりは一切ありませんが、学力はかなり重要であると認識しています。成績が良いとか偏差値が高いとかいうのは、物理的に時間や量を稼げば勉強した結果得られてしまうものであり、それ自体で学力は測れません。成績が良い方が頭が良いとか、偏差値が高いから学力が高いという相関関係はありますが、決してイコールではない。あくまでも成績や偏差値は学力を測る上での参考資料にしかなりません。

 

 

頭の良さは遺伝か環境か!?解釈編

では学力はどう測れば良いのかということになりますが、これはペーパーテストで測れるものではないし、そうすべきでもありません。学力は私の中では問題解決能力の学生時代バージョンの位置付けで、本質は同じものという解釈です。要するに目の前の課題をどうクリアするかを考える能力、そして実際に解決に導く能力全般を指すものです。

 

 

とすると、本当の頭の良さを勉強という分野で議論する場合には、成績の良し悪しではなく、勉強をどう処理しているのかという点に着目すべきという考え方です。要するに1日10時間毎日勉強すれば成績が良い可能性が高いのですが、もし自分よりも成績の良い人がいた場合は、その人に勝つためにもっと勉強せねばならず、早晩限界を迎えてしまうことになります。1日24時間しかありませんから、そのうちの何時間を勉強に費やすかには物理的に限界が決まっているからです。

 

 

でも逆に、勉強なんて本当はしたくないんだけれど、やっておかないとかえって面倒だから、ちゃちゃっと終わらせて早く遊ぼう!と思っている学生が1日2時間しか勉強しないのに成績が同じように良かった場合、周囲の評価はどうあれこの学生は「頭が良い」と私は解釈します。勉強は手段であって目的ではありませんから、学習指導要領で定められている規定を超えているのであれば、何時間勉強するかなんて関係ない、後の時間は自分のために使うべきだと考えているからです。

 

 

頭の良さ、詰まるところ「学力」というのは、勉強という課題を人生上どう処理するかで測られる能力です。英数国社理の知識を習得すること自体が人生をより善くしてくれるわけではありません。でも勉強を目的化して勘違いし、勉強に真面目に取り組むことこそが善だと思い込んでしまっている人も少なくないのが事実です。何も知らない子供時代をどんな価値観にさらされて過ごすかというのは、洗脳とか教育という側面から見ても学力や知能といった「頭の良さ」に関連してくると考えられます。つまり遺伝もさることながら環境から受ける影響が大きいという考え方です。

 

 

同じ遺伝的知能を有していても、それをどう使うかで発現のされ方は異なります。その発現された結果を人は評価し、その人の「学力」とか「知能」と呼ぶわけです。そして発現方法は、その方法を知っているかどうかに影響を受けます。目的だと思っていたものが実は手段に過ぎないと気付いた時の私の勉強的な「結果」は大きく変わりました。持っている知能は変わらないのにです。つまりポテンシャルとしての知能と、それが外界で発現された時の周囲が評価する意味での知能は、分けて考えなければならず、前者は確かに遺伝に依る部分はありますが、後者は環境で大きく左右されると考えらます。そして、実際こう考えた方が、自分の人生をより善くする行動に繋げられると思うのです。

 

 

 

 

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