熊本の塾長が語る「プログラミング教育不要論」あえて否定するにはワケがある!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回の記事では「プログラミング教育不要である」という話をしていきたいと思います。おそらく多くの方が心のどこかで思っている「プログラミング教育って本当に必要なの?」という疑問に対して、現実的なアプローチ方法を共有できればと考えています。

 

 

勿論、もう決まってしまったことなのだから、わざわざ否定する必要もないのではないかとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、私はそうは思わないんです。これは当が教えている思考フレームにも関係してくるのですが、あえて本心のまま疑問を抱き続け、なぜこんな不必要なことをやらせるのかと否定的に考えることが、かえって冷静な思考を可能にさせるのです。これは勉強全般に関してそうで、少し距離をおいて観察することで、かえって攻略法が見えてきたりします。ですから、この記事ではプログラミング教育不要論を語るものの、単なる否定だけに終わらせずに、ではどういうマインドで対応するのがベストかという話をするのが流れとなっています。是非お付き合い下さい。

 

 

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プログラミング教育とは何か

まずここを明確にしてから話を始める必要があります。

 

 

プログラミング教育とは当然のことながらコーディングを教えるものではありません。プログラミング言語を教えてアルゴリズムを理解させてコードを書けるようにする、というのを目的にしているのではなく、ある思考のプロセスを身に付けさせることが目的で行われるとされている教育です。

 

 

では、その「ある思考のプロセス」とは何かと言うと、それは論理的思考能力です。

 

 

プログラミング教育を実施する狙いを、文部科学省は以下の3つに分類しています。

 

 

①”プログラミング的思考”を育むこと

②プログラムの働きやよさに気付くこと

③各教科での学びをより確実なものにすること

 

 

これら3つの狙いによって育まれる資質・能力は、各教科の学びの基盤となる情報活用能力を養成できるとしています。

 

 

プログラミング教育の真髄は、まず目的を設定し、それを実現させるためのプロセスを考えて組み立てる、そしてそれがちゃんと機能するかどうかを検証し、完成までたどり着くまでの一連の思考プロセスを以って論理的思考力を鍛える、というのが名目です。

 

 

かなり格好つけて言えば、目的設定能力に加えて分析能力や、完成までやりきる精神的持久力、その過程で期待される情報活用能力などがプログラミング教育の中で養われることが想定されているというワケです。しかし私はこの点にかなりの疑問を抱いています。

 

 

熊本の塾長がプログラミング教育を不要だと言い切る理由

私がどこに疑問を抱いているのか。これは熊本の当塾ブレイクスルー・アカデミーが普段のコンサルテーションの際に教えている思考フレームに関係します。

 

 

熊本でも珍しいコンサルティング指導の学習塾ブレイクスルー・アカデミーでは、より本質的な視点を以って状況を把握することを求めます。例えば今回のプログラミング教育も、なぜわざわざ新しい分野をねじ込んでやらせるのかということを考えなければなりません。それこそ論理的思考能力なんて本来は算数や数学を通して身に付けていくものです。文科省が言っているような、プログラミングで「○cmの線を引く」「○度曲げる」といった作業をさせるという話も、そんなことで図形の性質の本質的な理解が進むとは思えませんし、そういう余計な作業を増やすことでこれまで以上に授業の進度が遅れて、受験勉強に関する学力格差は一層拡大してしまうことでしょう。

 

 

それに、これは英語教育の弊害と全く同じことで、プログラミングが得意な子というのは、そんな単純なコーディングは教わらなくてもできるし、もっと高度なコーディングを当たり前のようにやってしまいます。そういう子たちはこの教育のせいで大いに足を引っ張られる懸念があるのです。

 

 

どういうことかと言うと、日本は元々、将来的な理系人材の不足を補うことを急務と掲げ、そのために今回のプログラミング教育を無理やり始めようとしていました。しかしそれがこれまでの英語教育と同じで、結果的にはプログラミングに興味がない者にはプログラミングを嫌いにさせ、すでにそのスキルを有している者には能力伸長を阻害し人材輩出の機会損失に至らしめる、その可能性を高くさせる危険性があるということです。

 

 

興味のないことを強制的にやらせる弊害(リスク)をもっとしっかり想定すべきで、本当に理系人材を増やすつもりであれば他の方法を取らなければなりませんでした。それは教育の自由度を上げる試みです。この点はかなり長くなるので今回掘り下げてお話はしませんが、要は理系人材が育ちやすい環境作りをまずは考えるべきだという話です。今ある環境をそのままに、その環境の活用の仕方(意識)を変えることで負担を増やさず効果だけを上げるという考え方です。

 

 

そういう、安易に新しい課題を加えて対処しようという発想自体が全く論理的ではありませんし、そういう発想がそもそも情報活用能力の欠如を露呈してしまっているのであって、それを主導している人たちが「論理的思考能力を教えますよ」と言ったところで、全く信憑性がないワケです。だからプログラミング教育は基本的に不要であると言い切れるのです。

 

 

熊本の塾長がオススメするプログラミング教育との付き合い方

とは言うものの、すでにプログラミング教育が実施されることは決まっていることです。こうした反発ばかりで勉強を放棄するというのであれば、かえって損をするのは生徒さん自身となります。ちゃんと勉強するのかしないのかを最初に決める必要があります。そしてもし「やっぱりプログラミング教育もまともに受けておこう」とお考えなのであれば、結果を出さねばなりません。

 

 

実際プログラミング教育に関してもテストなどが実施されて習得度を確認する何かしらが導入されると思いますので、自分がその教育の中で何をすべきかは常に意識しておくべきかと思います。最初は教師サイドも手探りなので、プログラミング教育がその体を成さない可能性もあります。結局遊びのようになってしまって何をしたいのかその目的が十分に生徒さん方に浸透していかないことも考えられます。ですから個人個人がそのプログラミング教育とどう付き合っていくかを考えておく必要があるのです。

 

 

ただ、私のように「こんなの本来やる必要ないのに」「興味が全くない」「主要教科の受験勉強を優先する姿勢は崩さずにいよう」と思うのならば、勉強全般への考え方と同じように、必要最低限の労力で結果を出すにはどうするか、という思考は常に回しておきましょう。グダグダやっていれば単なる時間の浪費となり、それは引いては主要教科の受験勉強を大いに圧迫し、最終的には受験勉強での学力格差に連鎖していく可能性が非常に高いからです。何が本当に大事なのか、「自分に」必要な能力はちゃんと伸ばせているだろうか、プログラミング教育は自分にとって本当に必要な能力を伸ばすために役に立っているだろうか、そちらの方がよっぽど重要です。

 

 

この時に、プログラミングを好きになろう!というアプローチ方法はナンセンスと言えます。好きになるに越したことはないのですが、将来の職業がプログラマーということでもなければ、実際余計な作業を増やされるだけで終わるので、興味が持てないならそのままで、あとは何をどうすれば短い時間でこの課題を消化できるだろうかと考えてみて下さい。嫌なことをやらなければならない時は、なるべくそれをササっと終わらせようと考えた方が無難です。そういう状況で要領というのが磨かれていきます。そして要領の背後にあるものは観察力と論理的思考能力なのです。

 

 

全体を把握し、何をすれば問題が起きないのかを理解した上で、それをどう、より短い時間で処理するかを考える姿勢は、とても皮肉なことに、論理的思考能力を磨くことに直結します。プログラミング教育そのものを通してではなく、そんな面倒臭いことはやりたくないからとにかく短い時間でサッと済ませてしまおうという否定的な姿勢を通して、結果的にプログラミング教育の目的であった論理的思考能力が磨けてしまうということです。

 

 

熊本の当塾ブレイクスルー・アカデミーでは、今申し上げたような「要領」「効率」「論理的思考能力」といったスキルをダイレクトにコンサルテーションの中で身に付けていただけます。様々な実用的な思考フレームをケーススタディを通して学んでいただけるということです。今回のような「プログラミング教育にどう対処するか」という事象もまた、それ自体を単発で見て解決策を考えるのではなく、あくまでも自分がやるべき全体の一部としてどう取り扱うとベストかを考える習慣を、生徒さん一人一人に身に付けていただきたいと願います。

 

 

今回はプログラミング教育不要論を展開してみました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

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