熊本の塾長が本気で考える「済々黌高校が熊本高校に勝つ方法」済々黌が四高トップに立つと熊本県が変わる!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回アップした動画は2014年5月12日にアップした動画『熊本・済々黌高校の体育祭が盛り上がりすぎて羨ましい件』を再配信したもので、『済々黌の体育祭2014が相変わらずアツい!熊本県公立高校ナンバー2がナンバー1熊本高校に勝つ秘策とその意味とは!?』というタイトルで公開させていただいているものです。

 

 

実際、現在の熊本県の公立高校トップは熊本高校です。これは長い間変わりません。そして四高の構図も、第一高校と第二高校が入れ替わったりするくらいで、済々黌高校はずっとナンバー2ですし、ほとんど変化はありません。本当にこのままでいいのでしょうか?

 

 

と言っても、別に競争が良いとか悪いとか、偏差値が高いと良くて偏差値が低いと悪いという話でもない。ただ、済々黌が進学校だと言うならば、生徒さん方の大学受験に関する合格実績、進学実績は高いに越したことはないし、その「進学実績の高さ」とは総じて「偏差値の高さ」であり、勉強面へのサポートも校風の1つとして考えるならば、長年熊本高校に水をあけられている今の状況は、甘んじて受け入れ続ける必要はないのではないかと思うわけです。

 

 

当の関係者の皆さま、要するに済々黌高校の学校関係者の皆さまや生徒さん方、その保護者さま方が今以上を望んでいないということであれば余計なお世話ですが、熊本高校と変わらぬほどの生徒さん方のポテンシャルがあって、かつ熊本高校に勝つ方法があるのであれば、スルーされるのが分かっているとしても言いたくなるのが私の性(さが)でございます。

 

 

ということで、今回は済々黌高校が熊本高校を倒して四高トップを奪取するための秘策をお話ししていきたいと思います。是非お付き合い下さい。

 

 

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済々黌高校が熊本高校に勝つと熊本県が変わる!?

まずこれは間違いないかと思います。もちろんそこには「済々黌がどうやって熊高を倒すのか」という過程が大きく影響してくるわけですが、これまで熊高一強できた状況を済々黌が打ち崩して現状を変える(ブレイクスルーする)と、その流れに第一高校、第二高校が同調することが予想されますし、四高のバランスが崩れると他の高校にもその影響が派生していく可能性を予想できるからです。もちろんその効果はじわじわ10年くらいを掛けてなされるのでしょうが、現状をブレイクスルーできるというその事実が何より熊本県を変えられる希望ではないかと思います。

 

 

ちょっと失礼な言い方になるかも知れませんが、済々黌は公立高校ナンバー2です。別に高校入試のボーダーラインで学校そのものの優劣が純粋に付けられるとは思っていません。ただ、それもまた理想論であって、現実としては高校入試のボーダーライン、求められる偏差値、そして何よりその先の大学受験に関する合格実績がその学校の価値を決めるものだし、学校の役目の一つは勉強という側面においてしっかり後に繋げることですから、勉強環境の優劣に関しては生徒さん方の卒業時の数値で比較するのも妥当なことと言っていいと思います。

 

 

ましてや四高という呼び名を受け入れるなら、その勉強面で他の高校と比較されることも同時に受け入れるべきでしょう。「うちはブルーオーシャンで行きます!」ということであれば、その主張を実績として提示すべきです。

 

 

話がごちゃつきましたが、要するに今の熊本県の公立高校同士に競争がない。競争がないから、お互いに「これが熊本よね」「これが普通よね」「別に今更変わる必要なんか感じないよね」というテンションになっている。今の偏差値ランキング、ボーダーラインランキングに甘んじている。

 

 

でも競争力を無くしたら努力しなくないですか?受験それ自体が競争だから、生徒さん自身は一生懸命努力して結果を伸ばそう、成績を上げようとするのであって、そこを学校自体が他の高校との競争を意識し切磋琢磨してないなら、なんか構図としておかしい気がするんです。特に熊本高校の地位を脅かせるのは済々黌高校が最も有力です。ナンバー2とは2位以下の集団のトップなわけですから、まずは済々黌がブレイクスルーに邁進してほしい。その想いが今回の動画とこの記事に込められています。

 

 

済々黌が熊高に勝つには

まず公立高校として、高校入試時のボーダーラインについては熊本高校が大体210〜220点、済々黌が190点〜200点。その差はわずか10点20点しかありません。

 

 

しかしです。3年後の大学進学実績に関しては、東大に毎年現浪合計(現役生と浪人生合わせて)で20名ほどある熊本高校に対して、済々黌高校は1名いるかいないか。平成29年度に5名東大に輩出していますが、それ以外の過去5年間の実績は0名です。

 

 

東京大学の実績でそうなるということは、生徒さん全体の状況としても同じような結果の違いが出てきていると考えても良いでしょう。今回の両者の合格実績に関しては各高校のHPから参考にさせてもらっています。

 

・熊本高校進学実績2019卒

https://sh.higo.ed.jp/kumamoto/wysiwyg/file/download/15/123

・済々黌高校進学実績2019年卒

http://seiseiko.ed.jp/files/2020/r2_shinro.pdf

 

 

もちろん、大切なことは別次元で捉えるべきことは承知しています。偏差値が高いところに何人通すかではなく、生徒さん方を一人でも多く「第一志望校」に合格させてあげられることが本質的な価値です。第一志望校が必ずしも偏差値の高い大学ばかりではないことは分かっているし、これからの時代の勉強に求められる意識もそうであるべきですが、もしこれまでと同じ土俵でものを考えるならば、済々黌が熊高に追いつける余地は多分にあるというのが、私の予想です。そしてそのための秘策もあります。

 

 

秘策と言うほど大袈裟なものでは実際ありませんが、まず明確に言える解決策の1つは

 

「課外を自由化すること」

 

です。

 

 

九州の悪しき学校文化に「課外」というものがあります。通常授業の前と後に、それぞれ「朝課外」「夕課外」という別枠の授業が設定されていて、部活を引退した受験生は夕課外に参加させられることになります。これが実は最も生徒の足を引っ張る愚策なわけです。

 

 

ということは、明らかに目に見えた問題を改善すれば、事態は確実に好転する。済々黌は早急に課外を自由化し、選択制にして、自分で勉強できる時間をしっかり確保してあげることを考えるべきでしょう。

 

 

熊本高校の圧倒的アドバンテージの理由

では一強熊高はどうかというと、実はこの課外というものを免除されているのです!つまり、熊本高校生には課外への強制参加の義務がないので、その分の時間を自分のやるべきことに活用することができるというわけです!

 

 

これは正直熊本高校の、他の高校に対する圧倒的なアドバンテージです。このことだけでも、もし大学受験まで意識して高校を選択するつもりなら、熊本高校を狙いなさいと強く言い切れる。

 

 

逆に言うと、済々黌高校はこの課外のせいで、多くの生徒さんの足を引っ張っていると言えます。

 

 

例えば部活引退後から受験までの間の時期は、もはや直前期となるので実戦的な課題が多く扱われるのが常です。課外でも様々な難関大学の過去問を解かされて鍛えられることになります。これは客観的に聞けば素晴らしい取り組みのようにも思えるのですが、現実は逆です。これがあるから生徒が伸びない。

 

 

課外で難関大学の過去問レベルが扱われるということは、まずそれに対処できる程度の習得度合いが求められます。でも済々黌高校のように部活に力を入れるようなアツい高校では、そもそも部活に打ち込んできた生徒の習得状況はバラバラ。そして個人レベルでいくと虫食い状態です。取りこぼしが往々にして幅広く存在します。

 

 

となれば、最初にやるべきはその取りこぼしを拾いまくって受験問題に対応できる状態にまず持っていくこと。実際ここにもかなりの時間を要します。でもここを課外が邪魔するわけです。

 

 

本来やるべきは、部活引退時期を過ぎた頃を見計った三者面談。そこでやるのは

 

・生徒さん個人の習得状況の把握

・志望校とのギャップの認識共有

 

の2点です。現状と目標のギャップを正確に把握し、残された時間で何をどう進めれば良いのかを個人個人に個別にアドバイスをしていくパーソナライズされた対応が三者面談には求められます。

 

 

そしてこの対応に関しても安易にITやICTに頼るのではなく、教師サイドがしっかり学んで勉強というものを理解し、正確なアドバイスをできるようにするというアナログな方法が最も効果を発揮すると言えます。表面的なデータを分析しても、見えない成長ポイントは拾えないので、どうしても面談を行う教師の力量が試されます。

 

 

ですから、一番確実なのは私のような勉強戦略コンサルタントを顧問として雇い、生徒さんの状況把握、分析、指導に活用して、それを担当の教師の方々が引き継いで実際の指導をチーム全体で協力して行っていくことだと思います。個別に状況を把握して適切な努力プランを提案できるスキルは一朝一夕には習得できません。ここはプロを使うべきでしょう。

 

 

しかし最終的にはそのプロのスキルを教師が習得し、仕組みとして定着させて、それが当たり前の文化にまで浸透すれば、確実に済々黌は化けることでしょう。熊本高校よりももっと生徒さん方の満足度の高い教育環境になるかと思います。

 

 

ということで、今回は熊本県の公立高校ナンバー2の済々黌高校が、どうやったら熊本高校を打破して四高トップになれるのか、そしてそうすべき理由についてお話ししてみました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

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