熊本の塾長が高校生の時に聞きたかった勉強の話「無意味な勉強に大事な人生を狂わされないための警鐘」|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

私は熊本で学習塾ブレイクスルー・アカデミーの代表をやっています。俗に言う「教育関係者」ということになるのでしょうが、実際私の考え方はそういった一般的な教育関係者の方々の真逆と言っていい。勉強なんてどうでもいいものだと思うし、そんなものの成績を上げることに躍起になって大事な人生を浪費することの方が危険なことだと考えているからです。

 

 

これは勉強と真剣に向き合ってきた長い時間があってこそです。私自身が勉強なんて本当にやりたくなかった。勿論それなりに結果を残してきました。良くか悪くか東京で過ごす時間があり、小学3年生の頃から学習塾に通いましたので、自然と勉強には入っていけました。それから勉強に翻弄される人生が10年以上続きました。その後、今度はそれまでの人生をこれからの子どもたちに役立てたいと思い、教育系の株式会社を立ち上げてからさらに10年以上が過ぎています。

 

 

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今回の動画でお話ししているのは、そんな私が勉強について考えている現時点での見解であり、それを高校生の頃の私が聞いていたら絶対に人生が善い方に変わっていただろうと確信できるほどの内容です。ただ如何せん、私の話し方が下手すぎて説教ぽく聞こえてしまう^ ^; いつもそう、真剣に話し始めるとついつい固くなるんです。でもそれを差し引いても、おそらくはこれを聞く方の2%くらいの人に刺さればいいかなと思います。私の中では最善解だと思っていても、世の中では学校教育こそが「善」であり、成績を伸ばすこと、偏差値を上げることが「善」とされます。当然そういう社会構造が前提だったから、ということもこれまではありましたが、これから先の20年後30年後を考えると、そういった学歴社会という価値観はもう雲散霧消するだろうと。なぜなら新規人材を採用しようという企業側の意向や、AIやロボティクスの進展の中新たな価値を創造していける人類として生存していこうとすれば、今の英数国社理を一生懸命覚えることの意味が薄れていくからです。

 

 

でも閉鎖的かつ固定的な世界である学校教育は、混乱を来たすばかり。建設的な解決策を提示できぬまま、これまでのことを繰り返すだけの環境になっています。それが国策であり、強制的に子どもたちが関わらざるを得ない状況ゆえに、結局は成績や偏差値や点数を気にせざるを得ない。だからこそ時代の要請の変化に敏感な人たちから先抜けが始まっているわけです。

 

 

子どもたちが勉強と接する時間は膨大です。若い時の大事な時間のほとんどを勉強に投じている子どもたちも多い。それも「やりたいから」ではなく「やりたくもないのに」「やる意味や目的も感じていないのに」です。それで「勉強が人生のためになる」と思えることの方が明らかにおかしい。

 

 

私が毎回生徒さん方に聞く「成績上げてどうするの?」という質問。「成績を上げたいです」と当塾に体験指導を受けに来る生徒さんに聞いているにも関わらず、「成績上げてどうするの?」と聞くと「え、、、」とフリーズです。答えられない。完全に盲目的に学校教育制度、受験制度に付き従っているだけで、自分が何をさせられているのか、それが何のためなのかも考えることをしないようになっている。そのことにも気付けなくなってる。機械的に勉強して、成績が悪いからどうにかしなくてはという漠然とした不安に駆られて、成績を上げることそのものがいつしか目的になっていく。勉強は人生をよりよくする手段でしかなかったはずなのに。

 

 

私はここに警鐘を鳴らしてきました。何のために英数国社理を覚えているのか。それを覚えて何になるのか。大人になってから使うアテもない知識を覚えさせられて、自分がそれに興味関心があるなら別だけれど、そんなこともないどうでもいい知識を覚えて、自分の人生がどう豊かになっているのか。そういうことに意識が向かなくなった多くの子どもたちが、それが当たり前だと思い込まされて青年になり、大人になっていく。すると今度は次の世代に「自分の当たり前」を繰り返させる。これが150年続いています。

 

 

この悪しき発想の輪廻から解脱し自分の人生を取り戻せるのはほんのひと握りに過ぎません。誰もにできることじゃない。自分がそれができたのはつい最近ですし、気付いたのが遅過ぎたので苦労もします。でも抜け出せて今は自由です。だからこの発想は私の息子たちをきっとこの輪廻から多少救うことができるでしょう。でも時代の変動が凄まじい。勉強から抜け出た先の世界がまた容赦ない。

 

 

その容赦ない世界を「楽園」だと感じる人もいれば、「地獄」だと表現する人もいる。波乗りサーフィンのように楽しめる人もいるし、サバイバルだと必死に立ち向かう人もいる。同じ現実を見てそうなのです。人それぞれ見え方が違う。つまり、どう見たいかです。

 

 

勉強に縛られてしまうのは、勉強が絶対である世界で生きているからです。他の価値観を入れないので、勉強の価値が占める割合が極端に多過ぎて、それのみが成長を測る指標のように思えてしまう。成績表に反映されないと自分は先に進めていないのではないかと不安になってしまう。見えないものは、無いのと同じ。だから勉強にすがる。皆んなと同じでなければ不安だから、皆んなと勉強に興じる。そこに自分なりの意味や目的が見えなくても、そのこと自体を気にしさえしなければ、決して生きにくい世界ではないのだから。

 

 

外を見れば空が広がり日常が過ぎていく。あなたが勉強しようがしまいが、世界はそんなことは気にせず前進していく。世界は外に広がっているのに、子どもたちは時が止まった窓(教科書)から内を眺め、加工、編集された歪んだ過去ばかりを気にする。ふと顔を上げれば浦島太郎です。

 

 

「あれ、ここはどこ?」

「自分が覚えたこの知識はどう使えばいいの?」

 

 

それを聞いて迎え入れる大人たちはこうあなたに聞くわけです。

 

 

「一生懸命勉強してきたね。で、君は何ができるの?」

 

 

誰かの生きているわけじゃない。自分の人生です。自分が幸せになるために生きているはず。生き方は色々あります。本当は。でも教えてもらえるのは勉強だけです。だから子どもたちは勉強を通して自分を推し測ろうとする。でも世界は4次元なんです。縦、横、高さ、そして時間。なのに勉強という一次元な見方で自分を推し測ろうなんてできるはずない。そんな当たり前のことに気付くのに私は結構な時間を掛けてしまいました。その遠回りを子どもたちにはさせたくないのですが、この声がなかなか届かない。私の力不足です。

 

 

勉強が無意味なものになるかどうかは意識次第です。若い頃の大事な時間を最低でも12年間勉強に強制的に付き合わされるなら、勉強をせめて意味あるものにしてほしい。それは当たり前でしょう。若い頃の12年間の蓄積はその後の人生をほとんどの場合規定してしまう。どんな12年間を生きるのかで、その先の現実の見え方が全く違ってくるでしょう。勉強は気づいた時にやればいいのだけれど、でももっと重要なのは自分の人生であり、その人生をより善くしてくれる「学び」です。英数国社理も、大人になったふとした瞬間に「あれ、今見ると面白いじゃん」って思えば、その時に覚えた方がはるかに有意義なのです。それが脳というものだし、私たちは脳というものに知的活動の全てを委ねているのだから、脳をもっとデリケートに扱ってやらねば。脳をちゃんと理解してやることは、自分をちゃんと大事にしてやるのとイコールです。

 

 

小難しいことを色々お話ししましたが、理屈屋さんの私からすればもっと早くこの境地に辿り着きたかった。最近ドラえもんを息子たちがしょっちゅう見ていますが、本当にタイムマシンできねぇかなと思ったりします(笑)無邪気に描いて楽しんだかつての妄想は、今切実に望むものになっている。想像力ってすごい。そしてワクワクって楽しい!

 

 

私たちにとって一番大切なものは人生です。そして勉強はその人生を豊かにしてくれる可能性のある手段の1つに過ぎない。勉強を押し付けてくる大人たちの「過ごした過去」と「そこから醸成された価値観」は30年以上も前のもの。でも今勉強を強制される子どもたちは30年後のために学ぶべき時期にある。その差60年。60年も時代が違えば求められるものだって全くといいほど違うでしょう。20年前にはスマホもなかった。FBもYoutubeもTwitterもなかった。AIもドローンも3Dプリンターもない。私たちが生きる時代の60年は、過去の60年での変化を大きく超えてくる。そんな時代に生きているのです。そんな時代に30年後を生きるあなたが今すべき努力が勉強であると言い切れるかどうか。一緒に真剣に考えてほしい。それがこの動画の目的です。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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