熊本の塾長の日本史|私もどハマりした古代史ミステリー!大化の改新(乙巳の変)の真相と藤原一族の正体!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

自分がここまで日本古代史にハマるとは思っていませんでした(笑)でもこの関裕二さんの本はかなりどハマりしましたね〜これは面白い!

 

 

事の始まりは先日ご紹介した『日本書紀』『古事記』の本。どうも日本書紀も古事記も改竄、創作ばかりらしいという流れから、偶然にも関裕二さんの本に辿り着き、今完全に「関裕二ワールド」に魅了されているところです。ここら辺の歴史の話は資料が絶対的に少ない関係で、専門家の間でも意見が割れることの多い時代です。それこそ推理の働かせ方で全く異なるシナリオが出てくるので、あらゆる仮説が乱立しているのが実情です。もちろん共通見解もあるのですが、その先の「真相」のレベルまでなってくると、それぞれの方の”癖”が利いてきます。あとは誰の説が自分に合うかです。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー塾長である私の場合は、やはり資料で埋められない行間の埋め方がどれだけ論理的かという点にフォーカスしてしまうので、読み方はかなり厳しくなりますが、関裕二先生の場合はまず本のタイトルの付け方からしてセンスが違います(ご自身で決めているのではなく出版社がそうしているのかも知れませんが)。そして論の展開の仕方と説得力、あとは読みやすさ。中にはちょっと突飛すぎるように聞こえる仮説もありますが、でもその背景にある論理性から妥当性を測り、信じる度合いを決めるという感じで触れています。今回の場合は藤原一族の正体ということで、日本人のアイデンティティに関わる一族の本当の姿を知るという点にものすごく惹かれるものを感じたので、その内容の面白さも含めて少しだけ共有させていただきます。日本史に興味が有られる方は是非。話は大化の改新(乙巳の変)の真相から始まります。。。

 

 

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『日本書紀』も『古事記』も歪まされた!?

先日もご紹介したこの2つの正史とされる書物。しかしその実態は当時の権力者であったある人物によって大いに歪まされているらしいということ。ここから私の古代史熱が噴き出した感があります。

 

 

当時2つの書物の編纂を命じた天武天皇の時代、天皇の裏で実権を握っていた人物の名は、藤原不比等(ふひと)。大化の改新(乙巳の変)で中大兄皇子と共に蘇我入鹿を暗殺した中臣鎌足(後の藤原鎌足)の息子です。彼らから始まる藤原一強システムの構築作戦は徐々に形を成して行きました。

 

 

問題は、彼らの行為、そして支配が、藤原家の独裁体制を築くのみならず、それが歴史的に見ても正統なものでなければならない、いや、少なくてもそう見えなければならないという点にあります。さらには、自分たちが表に立つのではなく、天皇という制度を隠れ蓑にして、実権だけを手放さずに握り続けるという周到なシステムが、その後の時代においても永続しなければならない。そのためにはこれから始まる時代と、これまでの時代とが辻褄が合ってなければならず、そのためには歴史に多少手を食わなければならない、といいうのが、藤原不比等(おそらくは鎌足)の意向だった。

 

 

そこで、それまで存在していた歴史書を編纂することで歴史をリセットする必要があったというのが、天武天皇期に2つの書物が同時に編纂され始めた理由だったようです。

 

 

大化の改新(乙巳の変)が意味するもの

しかし、本当に鎌足や不比等がやったことが歴史の成り行き上、いつにでも起こる下剋上や改革事業であったなら、別にそんな辻褄合わせは要らなかったはずです。辻褄合わせが必要だったということは、何かをやらかしたということ。それが歴史的に見ると大問題だったということ。だから日本の正史と言われる2つの書物を後世に残す必要があったということです。

 

 

では彼れは何をやったのか。その大きな節目が大化の改新(乙巳の変)です。

 

 

通説によると、この乙巳の変から始まる一連の改革事業(大化の改新)は、天皇家を脅かし実権を我が物にしようとした蘇我入鹿を暗殺し、新しい日本を作っていこうと奮起した中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)の偉業という形で描かれています。その後、668年に中大兄皇子が天智天皇に即位され、672年に死去した後に壬申の乱が起こり、彼の弟である大海人皇子が天武天皇として即位。694年には持統天皇の下で藤原京への遷都が行われ、701年には大宝律令が敷かれ、710年には平城京に都が移りと、目まぐるしい国造りが進んでいきます。

 

 

ちなみに、古代史最大の内乱と言われた壬申の乱のあった場所が、1600年に歴史の大転換点となった天下分け目の戦いと同じく「関ヶ原」であったというのも面白いところです。

 

 

さて、ここで取り上げた乙巳の変で全てが始まるわけですが、実はこの時に起こったことというのが、通説とは大いに異なる、いや、事情はむしろ全くの正反対であったということが分かってきたそうです。というのも、実はこの乙巳の変がある何年も前から、すでに改革事業が進められていた形跡があるからです。ではそれを進めていたのは誰か。それが暗殺された蘇我入鹿だったのだそうです。

 

 

藤原一族の祖・中臣鎌足の策略

当時の二大豪族とされた蘇我と物部は、教科書などでは、新来の仏教導入を進めたい物部氏(物部守屋)と、国家神道を中心に据え残したい蘇我氏(蘇我馬子)との間で戦いとなり、蘇我馬子が物部守屋を討ち取ることで決着がつき、その後蘇我氏が実権を握った、といった風に書かれています。教科書にはほとんど出てこない物部氏は、当時でいうと天皇家すら全く手も足も出ないほどの大豪族。本来であれば私たちはもっと物部氏という最大豪族の存在を認識に残していてもおかしくないのに、その存在は『日本書紀』『古事記』から消されてしまいました。なぜか。実は物部氏の協力があって初めて大化の改新は成就するはずだったからです。

 

 

大化の改新の最大の要は土地改革事業。律令国家体制を築く上で重要だったのは、国内の土地をまず一手に掌握した後、それを国民に改めて分配することでした。しかしそこには豪族たちの協力が不可欠。彼らの持っている土地を禅譲してもらう必要があったからです。そしてその中でも最も国内の土地を所有し支配力を持っていた古代史最強の豪族が物部氏。つまり彼らの協力がなければ土地改革事業そのものが進まないわけです。逆に彼らが協力してくれれば他の豪族も協力せざるを得ない。

 

 

そこで蘇我氏と物部氏が長い話し合いの末にようやく協力体制を結ぶことで話がまとまった矢先に、その成果の全てを横取りせんと動いたのが、乙巳の変で活躍したとされる中大兄皇子と中臣鎌足だったのです。

 

 

本来、もし通説通りに蘇我氏が横暴であり天皇家を脅かす存在であれば、彼を討ったことは世間も認める偉業であったはずですが、どうも真相は違うようで、どこからともなく現れた中臣鎌足が、知り合った中大兄皇子をそそのかして政権奪取を画策、その結果日本の国家制度構築がこれからという時に、その偉業を成し遂げるはずだった蘇我入鹿を暗殺することで手柄を横取りしたのはいいものの、それを世間から疎まれたことでなかなか天皇に就くことができず、さらにはその後行われた不利な状況下での白村江の戦いの強行が拍車をかけて世論の逆風がさらに悪化。そういったすったもんだを乗り越えて無事に中大兄皇子が天智天皇に即位すると、実権を握った鎌足は自身の正統性を国内外に知らしめるために、歴史の改竄に踏み切ったというのです。

 

 

物部氏が歴史書から消された理由はこうです。彼らの存在を残せば蘇我氏との協力体制が築けていた事実が明るみになり、それはひいては蘇我氏の改革事業の存在が史上に残ってしまうことを意味します。それでは自分がやったことにならないし、蘇我入鹿暗殺の正統性が語れません。だから宗教観の相違から蘇我氏と物部氏が対立して物部氏が敗れ、守屋共々物部本宗家が滅亡したことにした、というわけです。

 

 

ではそんな大事件を起こした黒幕中臣鎌足とは一体何者だったのか。藤原一族の祖でありながら、その素性も系譜も明かされない謎の人物鎌足の正体を追うこの本は、古代史好きにはかなりハマっていただける1冊なのではないかと思います。

 

 

 

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