【簿記1級独学合格への道vol.1】受験勉強1日目!と、その前に、そもそも簿記って何なの?何の役に立つ?今更聞けない簿記のあれこれ(でも意外と勉強、合格に必須かも!?)|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

前回の記事で緊急告知と題し、資格試験タイムアタックチャレンジの第二弾として簿記1級を狙います!という話をしました。実際に過去問を買い、今正にその過去問をパラパラと眺めているところです。が、そんな時に、本当にこんなことは今更だと思われそうですが、そもそも簿記って何なの?という疑問がふと湧いてきました。

 

 

それこそ簿記は日本人だけでも毎年60万人以上、述べ2600万人も受験している超人気資格であり、就職や転職にも有利に働くとよく言われます。私の姉も簿記の資格は持っていますし、簿記という言葉を知らない人はいないほどの有名資格です。それだけに「じゃあ簿記ってそもそもどんなものか理解してる?」と聞かれて、明確に自分事として語れる人はどれくらいいるでしょうか。

 

 

実は勉強する時や、本気で合格を狙おうとする時って、こういう「そもそも論」「今更そこ?」と言われるような基本的なことが大事だったりするのです。そこで今回の記事では、これから簿記の勉強を始めようとしている方々、そして今まさに勉強しているけれど、そんなこと考えたことなかったという方のために、この記事を共有したいと思います。

 

 

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超人気資格「簿記」とはそもそも何か

勉強を散々やらされている中高生に聞くのは「勉強って何?」という質問。小学校6年間、中学校3年間、高校3年間と12年間も勉強に付き合わされるにも関わらず、英数国社理の”作業”に夢中になるあまり、そもそも勉強って何?という疑問を抱くことすらないという子がほとんどです。これって正常でしょうか?

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーはこういう「そもそもそれって何なの?」ということをとことん突き詰めて考える学習塾なんです。だから自然と、それがどんなに当たり前のようなことであろうと「あれ?これってそもそも何だったっけ?」と立ち止まって考えてしまいます。今回はそれが「簿記」という言葉で起きました。簿記とは何か。

 

 

調べればすぐに「経営状況や財政状況を明らかにするために、日々の経済活動を帳簿に記録する技術」と出て来はします。でもその説明で「うむ、なるほど」と腑に落ちるものでしょうか。それが自分の人生にどれほど深くリンクしてくるものなのか、しっくり来るでしょうか?

 

 

そもそも「経営」とか「財政」とかの言葉の定義はどうでしょう。この2つの言葉の違いを明確に切り分けて理解できているでしょうか。意外とこれらの定義付けは奥が深いのです。しかしここではざっくり会社にとっての経営とは何か、財政とは何かと考えると「経営とは、会社と顧客の関係のこと」であり、「財政とは、入ってくるお金と出ていくお金を管理すること」と考えれば良さそうです。

 

 

では「経済」はどうでしょう?「簿記とは、経済活動を帳簿に記録すること」とするならば、そもそも経済って何ぞや?ということも理解しておく必要があります。経済という言葉をざっくり整理すると「経済とは、生産と消費の繰り返しのこと」と考えると良さそうです。

 

 

これらのことを総合してまとめてみると、「簿記とは、会社と顧客の関係を良好に保ち、収入や支出のバランスを健全な状態に保つために、日々の生産と消費の動向を分かりやすく記録すること」と言えそうです。

 

 

簿記資格試験に合格したければ簿記を知るべし

なぜこんな基本的なことを考えなければならないのか。一見資格試験の勉強とは関連がなさそうな今の一手間が、実は試験勉強の効率を飛躍的に向上してくれるのです。

 

 

なぜなら、簿記に合格したいのであれば、その簿記の知識や資格取得という実績が自分になければならない理由が必要だからです。その簿記の資格試験に自分が絶対に合格しなければならない理由がなければ、確実な合格を勝ち取ることができません。頑張ったら受かるかな?なんて勉強をやっていたら、いつまで経っても受からないのです。

 

 

ただ就職に役立つからとか転職に有利だからとしか考えていない人にとって、簿記資格取得のための試験勉強はさぞ辛いことでしょう。でも、自分の所属している会社の顧客との関係や、会社運営の過程で入ってきたり出て行ったりするお金の流れなどが自分で理解できれば、どこに問題があるのかを理解し、適切な対処ができるかも知れません。自分のなすべきことが分かる社員というのは、会社にとって宝なのです。

 

 

生産と消費の動向を記録するというのは、人間で言うところの健康管理と同じです。何をどれくらい食べて、どれくらい排出されたか。食べ過ぎなのか、便秘気味なのか。食べ過ぎだって、経営的に考えれば不健全です。内部留保ばかりが溜まっても、それが要は新しい価値を生み出すことに効率的に使われていないということなら、その部分は経営上の問題点と言えます。逆に、意図せずにダイエット状態にあると経営はよくありません。要するに無駄な支出が多い状態ということです。せっかく収入が多くても、非効率な用途でお金が出ていってしまっていると勿体ない。その浪費を抑えて、もっと適切な場所に振り分けることで会社の体質は改善します。

 

 

つまり簿記の知識は企業や経済活動における看護師の知識と同じようなものなのです。

 

 

簿記1級試験で問われる4項目

今回私が受験する予定の簿記1級では、4つの項目を解くことになります。

 

 

商業簿記 25点

会計学 25点

工業簿記 25点

原価計算 25点

 

 

これら100点満点のうち70%以上の得点率で合格できるということになります。試験時間は180分で、「商業簿記」「会計学」の2つを90分で、「工業簿記」「原価計算」の2つで90分という配分です。一見問題分量は少ないので、過去問を眺めている限りでは視覚的な抵抗感は思いの外ありませんでした。ただ想像以上に計算量が多いのかも知れません。文章を理解し、やるべき筋道が分かったらひたすら計算して正確な数値を出す。

 

 

そう考えると簿記の問題は全体3つの層からできている感じです。一つは問題文を理解するための読解力、もう一つはそれぞれの専門用語の定義を理解するボキャブラリープール(私が思いついた造語です)、そしてその他計算の仕方などの簿記特有の知識。この3つの層を勉強を進める中で上手く融合させることができれば、問題を解くということについては対策ができそうです。

 

 

そうなると手を付けるべき順番はボキャブラリープール。つまり専門用語の定義を一つ一つ調べて覚えて理解すること。これを地道にまずは取り組んでいくところからでしょう。その合間に計算方法などを習得しながら簿記知識がついていけば、自然と文章全体が理解できるようになる。今読んでも完全にちんぷんかんぷんですから(笑)だから「眺めている」だけになっているわけです(笑)でも3つの層がある程度融合してきたら問題演習あるのみ、でしょうね。

 

 

これが大まかな勉強法の方針だとすると、あとはやりながら調整していくような感じです。細かい問題点はやっていればどんどん出てくるので、そういったものはその都度解消する。目的地さえ見えていれば、瑣末な問題など気にはなりません。合格するしかないので、なるだけ感情的な起伏は作らないのがコツです。淡々と。ただ淡々と。

 

 

ということで、今回は、もう簿記に関して詳しい方にとっては今更な話に聞こえたかも知れませんが、これから簿記の勉強を始めようとしているど素人の思いつきを共有してみました(笑)何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

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