【簿記1級独学合格への道vol.17】受験勉強17日目、残り94日!スランプの正体とは!?「計画は絶対立てるな」の意味とモチベーションを落とさせない工夫|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

昨日は急に受験勉強への気持ちはストンと落ちました。自分でもびっくりです。時々こういうことがあるのですが、簿記1級の勉強始めてからこんなにすぐ来るとは思いませんでした。これを巷では「スランプ」と言います。

 

 

そこで今日はスランプの話と、計画は絶対立てるな!という不思議な話をしたいと思います。独学で合格を目指す全ての人にとって重要な話となりますので、ご興味あられましたら是非お付き合い下さい。

 

 

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スランプに逆らっても無駄

スランプになると人は完全に脳が機能停止する。特に簿記1級の勉強でそれが起きると、その対象である簿記1級に対しては完全に脳が拒否するようになるので、どう足掻いても無駄です。いや、真面目な人はそれでも勉強しようとするでしょうが、そんな状況で勉強しても頭に入らないので無駄だという意味なんです。

 

 

なぜ無駄か。それは脳の基本的な性質に関係しています。脳は基本的に物を”覚えない”ようにできています。そうです。覚えるのではなく、むしろ忘れるようにできているのです。その理由は脳のキャパシティに限界があるからで、大事なことを確実に覚えておきたい脳にとっては、それ以外の情報は極力覚えずに忘れてしまいたい。そうすればこの先の不測の事態にも脳の容量と残しておけるからです。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーでは、この脳の機能をベースに指導を行うため、スランプの時には無理をせずに勉強から一旦退くように教えますし、もっと言えば、勉強にやる気が湧かないうちはやらなくていいとすら言います。それは先ほど申し上げた通り、勉強を気持ち的に拒否っている状態で勉強しても、脳に情報がインプットされていかないからです。そりゃ多少は残るでしょう。全くゼロとは言いませんが、明らかにかけた労力に比べて残る記憶量は少ないです。そんな「やらないよりはマシ」程度の勉強に時間を(つまり人生を)割くのは勿体なくないですか?だったらもっと自分の気の向くものに時間や労力を費やした方が人生は豊かになるでしょう。

 

 

極論ですか?いえ、実際そうやって「無理して勉強する」ことに慣らされている人は、頑張っても伸びないという状況に追い込まれてしまっています。真面目な方であれば、時間や作業量を増やすことでそれをカバーしているとも言えますが、その実は要領を得ないやり方で必要以上に時間を浪費している状況になっているはずです。脳が覚えようとしていないのですから、どう頑張っても無理です。であればそっとしておいてあげた方が賢明です。

 

 

簿記1級の受験勉強で起きたスランプの正体

やる気が湧かない時には勉強しない、気持ちが向かない時には勉強しない。これができると最強です。その時できなかった分を他の時間で取り返そうと奮起するからです。これは明確な目標がある方には必然として起きる現象です。「明日やろうは馬鹿野郎」と言う人もいますが、明日できることを今日に固執して無理する必要もまた、無いのです。

 

 

そもそもスランプの時に何が脳で起きているのか。それはOSの書き換えだと思って下さい。簿記1級に関してスランプが起きたのなら、簿記1級に関するOSの書き換えが脳で起きているということです。

 

 

OSとはパソコンで言うオペレーティング・システムのことです。OSが古いままだと新しいアプリケーションが動かせないみたいに、パソコンにとっての基本的な性能のうちソフト面の性能のことをOSと言います。ハード面のスペックについては後から変更することはできませんので、そこは買い換えるしかありませんが、ハードが何度かのシステム・アップデートに耐えられる構造ならば、OSをバージョンアップさせることで性能を上げることができます。それまでIQ100だった人に、IQ120の情報処理能力をインストールするようなものです。

 

 

スランプは正に脳内でOSのアップデートが行われています。パソコンではそれが数分から1時間ほどで終わるかも知れませんが、脳ではそれに数日や、長ければ数週間掛かる場合もあるわけです。そんな時に簿記1級の勉強を無理してやろうとしてもキツいだけです。むしろせっかく簿記1級に対する耐性ができてきたのに、それを阻害することにもなってしまいます。だから極力そういう時には脳を邪魔しない方がいい。安心して休めてあげて下さい。

 

 

ただしそれは簿記1級で起きたのなら、大抵は簿記1級に関してのみ起こるということです。簿記1級以外の勉強であれば、もっと言えば、簿記1級の勉強であってもそれまでと違う勉強の仕方であれば、スランプ中でも手を出せる余地が残っているということです。ここを昨日の私は突きました。やろうと思っていたことに気持ちが向かなかったので、他の方法でアプローチしたのです。

 

 

簿記1級の受験勉強でも計画は絶対立てるな!

しかし中には「急にそんな、やり方を変えるなんてできないよ」という方もいるかも知れません。もしかしたら計画を立てて勉強されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

私の言う「計画」とは、今日はこれをやろう、明日は何時間やろう、何時から何時までやろう、どのテキストをどこまでやろう、といった具体的な内容を事前に決めて取り掛かることです。これを、すごい人では毎日設定して勉強を進めたりしています。小学校や中学校でそんなことさせられませんでしたか?

 

 

でもこれってかなり危険なことなんです。なぜなら、計画を立てた瞬間に計画倒れのリスクを負うからです。

 

 

計画倒れは勿論「計画通りにいかないこと」です。人間はロボットではありませんから、気分や感情や体調は日々刻々と変化します。明日の自分が、完全に、今日の今の自分が想定している通りである保証はどこにもないわけです。なのに人は平気で明日はこれをしよう、あれをしようと計画を立ててしまう。今日はそうしようと思っていても、明日の自分はそう思うかどうか分からないのにです。

 

 

だから私は、自分も含めて全ての生徒さんに「計画なんか絶対立てちゃダメ!」と念を推します。その代わり「戦略」を考えるように提案します。

 

 

「戦略」と私が呼ぶのは、いつやるかとか、どうやるかとかは全く限定せず、ただ「いつまでに、何を、どこまで終わらせるか」だけを決めて取り掛かることを言います。目標と、それを達成するまでの時間だけを決めるのです。あとは何をどうやっても構いません。すると計画を立てた時と違って倒れるものがないので、あとは「どうやったら目標を達成できるか」と考えるだけでいい。

 

 

仮に途中で勉強できない日ができたとしても、できなかったことをいつまで悔やむ必要もない。「じゃあできなかった分をいつ取り返すか」と考えるだけです。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーが効率を重視する際に大切にしているのは、単に効率そのものをよくするための勉強のやり方を教えることではなく、その根底にある発想を教えることです。テクニックを教えているのではなく、物事の解釈の仕方を教えているのです。計画を立てる代わりに戦略思考を身につけてもらう。そうすれば不必要な立ち止まりが回避でき、かつ常に「じゃあどうするか」「どうこれから巻き返すか」といった前向きな思考だけで物事を考えられるようになります。これが本当の効率的な勉強のやり方を生むのです。

 

 

感情がブレる時は必ずあります。気持ちが落ちる時、イライラする時は必ずあります。それを避けようとしても無理です。人間は感情の生き物ですから、感情に従うしかない。思考で無理やりねじ曲げようとしてもストレスになるだけです。だからこそ、自分の感情に忠実になってあげること。それがかえって長い目で見た時に最も効率的な結果に繋がっているのです。

 

 

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