コレをやったら100%アウト!受験生が絶対やってはいけない最凶のNG行為とは!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

私のこれまでの指導経験上、コレをやった生徒でその後伸びた生徒はいません。つまり、コレを受験生がやってしまうと、その後は面白いくらい伸びていかないという最凶のNG行為があるのです。伸びないだけならまだ良いですが、どんどん成績が落ちていきます。もがいてももがいても落ちていく蟻地獄のような状態になるのです。

 

 

コレはひとえに人間の持つ心理の構造ゆえです。人間には生まれながらに備わった人間たる構造があり、それは精神や意識や心や感情、心理といったあらゆる側面で存在します。あなたが個人としてどうこうというよりも、人間だからこうされたらこう反応してしまう、みたいなものが確実に備わっているということです。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーはこういった心理や意識や心の側面を決して無視しません。むしろ人間に備わった”暗黙のルール”を解明し、それを前提にした指導を心がけています。勿論メンタリストのようなプロではないので、そこには自ずと限界がありますが、脳の使い方、勉強に関する意識の持ち方は、ある程度は知っていなければ勉強効率を上げることはできないのです。こういうことを知らないままだと、結局は「勉強のやり方」を変えるという表面的な解決策にすがることになり、苦しいけれど結果が出にくい方法を取らざるを得ません。変えなければならないのはもっと深いところです。

 

 

ということで、これからお話しすることは受験生は特に、絶対にやらないようにお願いします。

 

 

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受験生が100%落ちていくNG行為とは!?

今日は結論から申し上げますが、絶対にやってはいけない最凶のNG行為とは「早い時期に志望校を下げる」というものです。これをやってしまうと、もう面白いほどにどんどん成績が落ちていきます。元々目指していた第一志望校はおろか、下げた先にあったはずの第二志望校にも受からなくなります。つまり、その後はどんどん成績が下降線を辿るということです。

 

 

ここ10年、私は沢山の生徒さんを指導してきましたが、その中で比較的早い段階で「あ、この子、合格無理だな」と気付けるポイントがあります。それがこの「途中で弱気になって志望校を下げたいと言い出す」というものです。それも日数的にまだまだ余裕がある前半期にコレをやるケースが少なからずあるのです。特に浪人生には顕著です。1浪が失敗して2浪目に突入してしまったり、現役合格にこだわりすぎる人というのは、必要以上に不合格になるリスクを避けたがります。不安が大きすぎて第一志望校を目指し続けることができないということです。

 

 

その結果、自分にそれらしい言い訳を作って志望校を落とす相談をしてきます。もう1浪したらどうしよう、現役で合格できなかったらどうしよう、そういった不安が大きすぎて思考が正常に働かず、その結果志望校を落として安心を得ようとするわけです。そして安心できれば勉強に落ち着いて取り組めると思ってしまう。

 

 

ここで良くあるのが「元々の目標とは別の目標ができた」「友人にこういうことを言われて、自分はむしろこちらに向いているのではないかと考えるようになった」というものです。イソップ物語で言う『酸っぱい葡萄』の逸話そのものです。別の、それらしい、自分が納得できるような言い訳を編み出して、自分が「逃げ」ではなく、「正当な理由で」志望校を下げるのだと自己暗示を掛けるわけです。

 

 

その結果、その生徒さんは坂道を転げ落ちるが如くどんどん成績を下げていくことになります。この自己暗示が連鎖反応を起こしていくのです。

 

 

なぜそのNG行為で成績が転げ落ちていくのか

かなり端的に言えば、志望校を下げるという行為は「諦める」という選択です。第一志望校を諦めたのです。それがどんな言い訳であっても、それを誰よりも認識しているのは本人です。でもそんなことは恥ずかしくて言えないし、彼らにもプライドがあるので、つい言い訳をしてしまいます。

 

 

先ほど挙げたように、イソップ物語の『酸っぱい葡萄』の逸話の軸は、諦めた自分を正当化することです。「自分が欲しかった葡萄は手に入らなかった。でもあれはどうせ酸っぱい葡萄だったんだ。だから自分がその葡萄を手に入れられなかったのは良いことなんだ。」と自分の中でストーリーを築き上げます。諦めたのではなく、そういう運命だったのだし、その方がむしろ良い結果だったのだ、というわけです。

 

 

これはかなりデリケートな問題ではありますが、腑への落とし方はものすごく重要なポイントです。それを「逃げ」ではなく、本当に自分にとっての最善の結論であるとして腑に落とすのと、何重にもメッキを塗って誤魔化してみたけどやっぱり言い訳だよなと少なからず自覚して無理やり腑に落とそうとするのとでは雲泥の差があるということです。

 

 

もし自分の出した結論が諦めや妥協だとしたら、それは最凶に危険です。それらは癖になるからです。人は易きに流れるもので、一度諦め癖がつくとなかなか抜けませんし、妥協は一度やると麻薬のように何度も何度もやってしまうようになります。「ま、いっか」となるわけです。

 

 

ある程度頑張ったけど思ったような成績まで伸びなかった、だから第一志望校はリスクが高いから志望校は下げよう。その方が三者面談でも教師がいいと言ってたし、親を心配させずに済む。浪人なんてしたら金銭的にも負担を掛けるし、だったら志望校を下げてでも合格することに重きを置いた方がいい。そういう言い訳はいかにも納得できそうではあります。だから、正当そうに思えるからこそ安易に繰り返してしまえる。他人に迷惑を掛けるくらいなら妥協した方がいい。そう考えることが善であるかのように思えてしまうということです。

 

 

これは日本人が「人に迷惑を掛けるな」という教育を受けて育つ場合が多いことや、一度やったことは次から大幅に心理的ハードルが下がるという点からも、実感いただけるはずです。

 

 

NG行為で歯止めが掛からなくなる根本理由

一旦受け身になるとどんどん深みにハマります。ただこれは何もネガティブな側面だけではなく、ポジティブな面でも働く心理です。一度成功体験をすると、自己肯定感が生じて次もできると思えてしまいます。具体的なきっかけで自信がつくと、これからのことにも自信を持って取り組めるようになるケースは多いものです。

 

 

トラウマというものがありますよね。これは一度強烈なネガティブ経験をすると、それがアンカーとなり脳内に居座り続け、何かしらのきっかけ(トリガー)によってその都度表面化してしまうことを言います。大きな失恋によって異性恐怖症になってしまうようなものです。

 

 

一度大事な局面で諦めた経験をしてしまうと、次も同じような大事な局面で諦めやすくなります。妥協を一度してしまうと、妥協しても平気じゃん、というかむしろ楽じゃん!となって、次も挑むことを面倒臭がったり、挑戦するキツさよりも妥協で感じた解放感の方が魅力的になります。妥協したってどうせ死ぬわけじゃないし、と。

 

 

これは自己肯定感の喪失を意味します。自己肯定感は自分の目標達成能力に対する信頼です。これを喪失するということは、もう自分は目標を立てても達成することができない人間なのだと思い込むこと、いわゆるトラウマを抱くことになります。これが大事な局面、自分がそれをはじめにしてしまった時と同じような局面に至った時に、トリガーとなってトラウマが誘発されます。すると途端に増幅された不安が思考を停止させて正常な判断力を奪ってしまう。「自分はそれを達成することができない人間だ」というトラウマが再現されてしまうということです。

 

 

一度引くと、戦うことが恐くなるし、戦って負けることが恐くてたまらなくなります。勿論これは単なる思い込みに過ぎません。その時とは別の機会ということであれば、全く同じ条件ではないし、全く同じ決断を迫られているわけでもありません。全く別のタイミングで問われる、全く別の案件なのです。ですが過去のその経験が再びあなたにNOと言わせようとする。その恐怖や不安は感情的なものなので、思考を圧迫して停止させ、今のままで良いとブレーキを掛けさせる。つまり現状維持。挑戦しない自分でいいという決断です。

 

 

傷つきたい人間などいません。でも傷つかない選択ばかりを繰り返せば、気付かぬうちに自分の生きられるフォールドが狭まって、なんとも窮屈な生き方になっていく。でも無意識ですから自覚症状はない。いつしか何に自分がイライラしているのか、何に自分が縛られているのか、何に自分は居心地の悪さを感じているのか分からなくなる。大事な局面でした「志望校を下げる」という決断が、その後の人生のあらゆる時点で誘発されて連鎖反応を引き起こす。そしてあなたはそれを自覚できない。これが人間に備わった心理です。

 

 

今日はちょっと恐い話をしました。受験生に限らず、決して安易な妥協や諦めには屈しないでいただきたいと願うばかりです。

 

 

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