【簿記1級独学合格への道vol.18】受験勉強21日目、残り89日!受験勉強をギャンブルにしない発想のコツとは!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今日は簿記1級の独学合格タイムアタックチャレンジに関する動画配信を最後にする旨、お伝えしたいと思います。理由は3つです。時間的な問題とタイミングの問題、そして感情的な問題です。今後はこういったリアルタイムの状況報告に関する動画配信は一切行わず、重要な情報はそれを求める方に限定的にお伝えする方法を採ろうと思っています。
熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーとしては、これまで中高生向けに勉強のやり方を教えることで勉強への見方、考え方、捉え方を改善していただくサポートをして参りました。今後はそれを社会人の方にもお役に立てられるような形にアレンジしていこうと考えていました。その一環として、宅建や司法試験(これはコロナの影響で途中でやめました)や今回の簿記1級のような資格試験にチャレンジしながら、そこで気づいたこと、考えたことを共有していくことで、何かしら貢献できるのではないかと思っていたのですが、そうではなかったようです。
そこで今回は最後の配信ということで、受験勉強をギャンブルにしないための発想のコツをお伝えして、簿記1級関連の情報発信を終えたいと思います。
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簿記1級の受験勉強報告動画をやめた理由
リアルタイム報告を止めた理由は3つあります。時間的な問題とタイミング的な問題、そして感情的な問題です。
時間的な問題として、もう3ヶ月を切った状況でこれまで通り毎日動画を配信していくのは厳しいなと感じたことが挙げられます。やはりこの先は本気にならないと間に合わないかも知れません。動画を上げるには撮影、編集、テキスト等地味に時間が取られていました。それをやる時間が惜しいと感じたのです。動画を撮っている余裕がなくなってきたということです。
それからタイミングの問題。これは「簿記1級に独学で合格するための発想術」という内容であれば、やはりちゃんと合格してからお伝えするべきだったかなと考えを改めたことに因ります。
合格した人は何でも言えます。それが本当に合格に寄与した要素かどうかは別にして、自分がなんとなく主観的に編み出したやり方であっても、合格すればそれは「正しいやり方」です。実際にはそれが他の人にも再現できる方法なのか、再現して同じ効果が得られる可能性の高い方法なのかは別の話なのですが、合格した実績が全てになりますから、それは情報として価値を持ってしまいます。これは勉強法に関する本に必ずと言っていいほど生じる問題と同じなのです。
私は、合格していないからこそ、合格する前に「こういうやり方で狙います」と考え方を示し、その通りに実践して、意図的に合格を勝ち取る過程を共有したかった。そうすれば、合格することは決してギャンブルではないことが分かっていただけるのではないかと思ったのです。蓋を開けて見なければ結果が分からない、という類のものでは本来ありません。頑張ったら合格するかしら?というものではないのです。受験勉強は、合格することを前提に戦略を組み立てるもので、あとはそれができたかできなかったかで評価、判断できるものなのです。だから勉強は才能や能力で臨むものではなく、あくまでも戦略(発想、解釈、マインド)と行動で意図して合格を勝ち取るものと言えます。それを実演したかったのですが、どうも簿記1級に関しては想定したように受け取ってはいただけませんでした。不覚です。
だからこそ、再生回数が少ない上に、低評価ばかりが目立つという結果を招いてしまいました。これが3つ目の感情的な問題に繋がってきます。
簿記1級の受験勉強のリアル
自分で言うのもなんですが、元々再生回数も多くありませんので、やめても別に被害はないと思います。正直止めやすい状況ではありました。
それに、意外にも低評価が結構付くんですね。これは予想外でした。同じく簿記などの資格試験の受験勉強をしている他の方々に何かしらの発想を広げるお役に立てればと思って始めた手前、ここまで低評価を付けられると、流石に割に合わないなと感じました。おそらくは毎回同じ方々が付けていたのだと思います。完全にもう私から学ぶ気のない方々が、低評価を押すために観ていたような感覚だと思います。
一方で、そういう方々が低評価を押したくなるような動画になってしまっていたのではないかとも考えました。そもそもまだ合格していない人間が、簿記1級を舐めて(全く舐めていないのですが)、無謀にも2級3級無視して1級に直接挑もうとしているくせに、何かと言い訳して勉強しなかったなどと正直に話しているのが気に入らない、と思われる方もおられると思ったのです。ちゃんと勉強しろよ、と思われていたのかも知れません。これは反省しました。
私は簿記に関しては完全なる初学者です。何も知識もない状態で、本来であれば簿記3級、簿記2級と受かってから臨むべき簿記1級に、それらをすっ飛ばして挑んでいます。しかしこれは別に、簿記1級を舐めているわけではないんです。これは私なりの戦略ですし、勝算あって選択した結果でした。
私は会計については素人ですが、勉強のやり方についてはそれなりに研究し詳しくはあります。だからどうやってアプローチをすればどれくらいの勝算が見込めるかがある程度分かるのです。それに、簿記3級、簿記2級を合格してから簿記1級を、なんて考えていれば1年以上掛かってしまいます。年に2回しか受験タイミングがないわけですから、時間が掛かって仕方ない。そんな悠長な取り組み方をするつもりはありません。だから簿記にそこまでの時間を掛けられない。そうやって様々考えた上で、最終的には直感で、簿記1級を直接攻める戦略を採ったわけです。もちろんゼロor100の戦い方であることも自覚しています。
それに、じゃあそんな風に受験勉強頑張るぞ!と決めたとしても、現実はそんなに落ち着いて勉強できる日ばかりではないはずです。特に簿記の1級を目指す方々の層は色々な事情でお忙しい方が多い。仕事であったり家事・育児のようなプライベートであったり。であれば、むしろその「勉強できなかった日をどう次に生かすか」という発想が合格の鍵となります。勉強できない度に「あ〜今日も思うようにできなかった〜」とストレスを溜め込むようなやり方をしていたらキツい受験勉強になってしまいます。そして最後は根性任せ。睡眠時間を減らして挑む方もいるかも知れない。でもそんなことをして免疫力を落とせば新型コロナウィルスへの感染リスクを上げてしまうし、感染すれば受験すらおぼつきません。
そんな大袈裟なケースでなくても、仕事が忙しい方や、家事育児があって思うように時間が取れない方、子どもがまだ小さくて手が掛かる方もいらっしゃるでしょう。私はその全ての条件を揃えているので、勉強しながら思うこともあるわけです。そういう点を分析してお伝えすることで、同じ条件を抱いている方に貢献できるのではないかと思ったのです。しかしそれを「言い訳」と取られて、何かと言い訳して勉強しなかった、サボった、と受け取られていたようです。これは不本意です。
そういった様々な感情的な問題があり、わざわざ時間を削って動画を上げ続ける理由もないなと考え、配信を止めることにしました。
『簿記1級独学合格への道』の今後と最後に伝えたい発想のコツ
今後は引き続き簿記1級の受験勉強を継続して、11月21日の回でしっかり合格を果たそうと考えています。司法試験の時とは異なり、よっぽどコロナの感染被害が拡大しない限り、試験会場で無事に受験することができる算段ができていますので、このまま突っ込みます。
まずは10ヵ年分の過去問をさらって出題傾向や出題レベルを把握した上で、演習トレーニング用の問題集を買って実戦中心のラストスパートにしようと思っています。変に簿記3級簿記2級の問題集に手を出すと感覚が狂いそうなので、手を出すにしても1週間内で仕上げて基礎を固めるくらいで検討します。
手持ちの過去問集は14回分入っているので、残り4回分は直前期に予想問題として取り組む予定です。あとは細かいポイントについてはメモに残して合格後にまとめて共有できる形にすることを考えています。とにかく、勉強報告を止めるにしても、受験勉強そのものは止めませんので、無事に11月21日の回で合格したことをご報告できるよう、しっかり励みます。
さて、これからお話しする発想は、簿記1級だけでなく、それを含む全ての資格試験、受験勉強において明確に意識しておいていただきたい発想なのですが、受験勉強を決してギャンブルにしてはいけないということです。「合格するかどうか分からないけど、頑張ったらきっと合格するさ!」「頑張ったら私だって合格するかしら!?」といった感覚で勉強してはいけないということです。受験勉強はそういうものではありません。
このことは中高生にしっかりいつもお伝えすることなのですが、「結果はどうなるか分からないけど、とにかくできる限り頑張ろう」という漠然とした気合で受験勉強に臨んでいる方も少なくありません。しかしこれでは結果の出ようがない。頑張った結果は蓋を開けてみなければ分からないということでは、ギャンブルに興じているのと同じです。競馬やパチンコと同じような感覚で勉強しているようなものなのです。
似て非なるものとしてあるのが投資です。投資はギャンブルではありません。明確なプレイルールがあって、結果が出るまでの過程に努力が介入する余地があるものです。ギャンブルは結果を努力でコントロールできません。メンタリストやプロギャンブラーのように超暗記力や超研究によって挑む場合は別として、明らかに投資とギャンブルとでは対する際のマインドが異なります。勉強はせめて投資であるべきです。
では受験勉強をギャンブルではなく投資にするためにはどうするか。それは負けない方法を模索すること、確実に勝ちにいくことです。頑張ったら合格するかしら?ではなく、合格するためには何をどうすればいいのかを必死に考え実践することを言います。つまり、結果は先に決めるものなのです。あとはそのために必要なことができたかできなかったかで判断できます。
問題は、合格するために必要なことが何なのかが最初は分からないこと。簿記1級なら簿記1級の、宅建なら宅建の、大学受験なら大学受験の合格するためのルールがあります。そのルールをどれだけ早く理解して、いかにそのルールに従った適切な努力を積み上げるか。あとは試験当日に間に合うかどうかに掛かってきます。
要は、頑張ったことを結果に繋げにいくのではなく、結果に自分の努力を合わせにいくのです。この発想一つで受験勉強の効率は格段に上がります。簿記1級の独学合格を狙う上で、実際に過去問分析をやっていても感じる受験勉強の大原則が、中高生だけでなく資格試験の勉強にもこの発想が活かせるようだという確信に繋がりました。
受験勉強はどれも同じです。あとはそれぞれの性質に合わせた努力にアレンジするだけ。合格を確実に勝ち取りにいくためにも、受験勉強を決してギャンブルにすることなく、適切な努力で臨んでいただけたらと思います。
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