その塾やめても成績キープできますか?もしできないなら、その塾が教えてくれていることは、、、成績と学力の意外な関係を深めます!|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
以前から私は「他の学習塾にはシステムはあってもノウハウはありません」とお話ししてきました。これを端的に証明するのが上の質問です。「あなたは今日その塾を辞めたとしても、今の成績をキープできますか?」もしできないのであれば、あなたの学力は全く伸びていないことになります。
熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは学力を伸ばすためのコンサルティングをします。「頭がよくなる」とは成績が上がることではなく、学力が伸びることだからです。頭が良くなって自分で勉強を適切に取り扱えるようになることが、当塾が考える生徒さんの成長。そのための全般的なアドバイス、およびサポートをコンサルティングを通して行なっていくのがブレイクスルー・アカデミー流なんです。
ではそもそも、成績が上がることと学力との関係はどうなっているのでしょうか?というか、学力って一体なんでしょうか?今日はその辺を深めていきたいと思います。
学力ってなに?
まずは学力とは何かを考えていきましょう。勿論、この考え方が全てではありません。私なりの理解です。ただ、ハズレてはいないと思います。なぜなら、この理解で勉強攻略ができたからです。なので参考程度にはしていただけるかなと思っています。
学力とは何かということを、私は2つに分けて教えています。それは
「学ぶ力」→スキル
「学ぼうとする力」→意欲、意志
です。この2つが合わさって「学力」になります。
例えば、成績を上がったことを受けて「学力が伸びた」と表現する人がいます。英語が50点から80点に伸びたことを見て「英語の学力が上がった」と言うのです。でもその表現は間違っています。これはあくまでも「英語の成績が上がった」「英語の点数が上がった」であって、英語の「学力」が上がったとは言えません。つまり「成績アップ=学力アップ」ではないのです。
どういうことか。
それこそ、今まで50点だった人が、勉強時間や勉強量を増やして、いつもより頑張ったことで英語の点数を伸ばしたのであれば、それは別に英語に関して頭がよくなったり学力が伸びたわけではありません。いつもよりも物理的に勉強量が増えたから、その分正解できる問題数が増えただけだからです。無理やり表現するならこれは英語に関する「得点力」を鍛えた、ということになります。そしてこのケースの場合、今後も同じだけの勉強量を投入しなければ、その成績をキープできない。それでは学力が伸びたことにはなりません。
これをもし、勉強のやり方を変えたことで、今までと同じ作業時間、作業量の中で点数が上がったのであれば、それは「学力が伸びた」と言えます。点数の伸びが学力の向上を証明したことになるわけです。
このように、点数が伸びたことだけでは学力が伸びたか分かりません。得点力を磨いただけか、学力が伸びたのか、ここは整理して認識しておく方が良いでしょう。
成績と学力の意外な関係
このように、成績が上がったからといって学力が伸びたとは言えない、という点からもう少し掘り下げてみましょう。
先ほどの「成績が伸びた」という部分に着目して評価しようとするのを「プロダクト評価」、成績が伸びたという現象を、なぜそうなったのかという過程で評価しようとするのを「プロセス評価」と言います。今自分はどちらで評価しているのか、その立ち位置を明確にしましょう。
それこそ成績や受験の合否を評価する人というのはプロダクト評価です。結果が全て、点数が全てです。でも、そこに至るまでの努力をしている間はプロセス評価をして下さい。なぜなら、受験勉強をしているという前提で言えば、志望校の受験日当日のパフォーマンスが一番重要なのであって、それ以外の試験やテストや模試の結果はどうでもいいからです。
1つ1つのテストの結果に一喜一憂している人がいますが、それは必要ありません。問題はその都度プロセス評価をしっかりしているかどうかです。結果はどうでもいい。それこそ学年1位だろうがビリだろうが、その結果自体はどうでもいいのです。受験の合否に影響しないからです。でも「なぜそうなったのか?」という、その結果に至った原因は明確に理解しなければなりません。自分が想定していた成績に至らなかったとしたら、なぜそうなったのか、どこで間違えたのか、何か勘違いしていたり覚え違いをしていたりしていないか、英文で解釈をし間違えた部分はないかなど、自分で自分の分析をするのです。それが最初は難しくてできないということであれば、身近な教師や学習塾の講師、私のような分析屋さんに聞いてみて、一緒に考えてみて下さい。結果そのものよりも、その結果を生み出した過程を理解する方がはるかに次回の結果を押し上げてくれます。
このように、結果を鵜呑みにして進むのではなく、しっかりプロセスを評価、分析して改善しながら先に進むことで学力は上がっていきます。学力が上がることで成績は確実に上がるのです。
これを数学的に言えば、Aという命題が「学力が上がった」であり、Bという命題が「成績が上がった」という場合に、A→Bは成立する、つまり真であっても、B→A は必ずしも成り立たない。つまり逆は成立しないわけです。そしてこれが、成績や点数ばかり追い求めていると勉強の方向を間違えるよ、と言っていた理由です。大事なのは成績や点数ではなく、その過程なのです。
その塾をやめても成績キープできますか?
実はこの「自分に対するプロセス評価」ができるようになると、自分で勉強ができるようになります。当塾は、このスキルを身に付けていただくために個別のコンサルティングをしているのです。これが私の言う「ノウハウ」の1つです。
では最初の質問に戻ります。あなたは今通っているその学習塾をやめても、今の成績をキープできますか?もし「できない」のであれば、それはプロセス評価の仕方を教わってこなかったということになります。つまり学力が伸びていなかったということです。もしその学習塾が学力を伸ばす塾だったら、どこかのタイミングで”卒業”があるはずです。「もうあなたは十分自分で勉強できる力が身に付いたから、あとは心配になったり困ったりした時においで」となるはずなんです。しかし普通の学習塾は通い続けることが前提になっている。そして「ここをやめても大丈夫?ちゃんと自分で勉強できる?」と不安を煽ってくるわけです。それは本来的にはおかしいわけです。生徒を掴んで離さない塾なんて偽物でしょう。
はっきり言えば、今その塾をやめて成績をキープできないならば、その塾はあなたの学力を伸ばしてくれる塾ではないということです。お金を払って無理やり勉強させてくれるかも知れませんが、強制しないと勉強できない人が成績優秀者に勝てるわけがないんです。成績や受験は競争ですから、その競争に勝てないと結果は上がりません。自分で勉強できない人が、自分で勉強できる人に勝てるわけがありません。なぜなら努力量が絶対的に追いつかないからです。努力とは、以前もその違いをご説明したように、単に頑張ることとは違います。
成績の差はどこで生じるか。それは「強制されていない時間帯」にです。学校や学習塾で強制的に勉強をさせられている時間帯にも、その時間の使い方、勉強に対する意識の持ち方によって差は生じますが、強制から解き放たれている時間帯に、自分でどれだけ努力ができるか、その差がさらに成績差を絶対的なものにしているのです。自分で勉強しようという気のない人は、学習塾に行っても伸びません。絶対評価としては伸びるかも知れませんが、学力は全く伸びていないということです。成績があなたを救ってくれるわけではない。勉強というテーマを通して磨く学力が本当のあなたの武器です。人生を高みに導くのは学力なのです。成績じゃない。
ですから、今回の記事の結論としては、成績のために勉強と付き合わないで下さい、学力を伸ばすために勉強を活用して下さい。そうすれば確実に、100%、成績は伸びます。これは絶対です。
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