【緊急配信!】熊本の塾長が解説する、やる気の全てが分かる徹底講義!やる気とは何か、やる気はどうやって引き出せばいいのか、知りたいことを全部教えます!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回のテーマは「やる気」です。これまでも何度かお伝えしてきたテーマではありますが、今回はこれまでで一番詳しく説明した動画をアップしました。ただ、中には分かりづらい点もあったかと思いますので、その点を補足するような内容をこちらで投稿しておきます。動画と併せてご覧いただけると完璧です。

 

 

動画の内容としては

やる気とは何か

やる気の引き出し方(やる気のメカニズム)

と、かなりシンプルです。

 

 

というのも、この動画であなたにお伝えしたいのは「やる気を使うことができる」という実用的な目的のためなので、全体をしっかり整理していただくためにも構成をシンプルに、簡潔にしました。なのでこちらの動画を最後までしっかりご覧いただくことで、観賞後すぐにでもあなたはやる気の使い方を知って練習に入れるということになります。

 

 

それでは、今回の動画でちょっと分かりづらかったかなと思う点をいくつか補足していきます。是非最後までお付き合い下さい。

 

 

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やる気の有無と行動の有無が必ずしも一致しない理由

論が分かりづらいと感じられるのは主に前半にあるかと思います。私がチェック中に感じた「あ、ここはちょっと分かりづらいかも?」という点の1つ目がこちらでした。

 

 

まずネタバレを少し挟みますが、やる気には少なくても2種類あるという話を動画内でしています。「モチベーション」というものはあなたも聞いたことがあられると思うのですが、実はもう1つ、私が「ドライヴ」と呼んでいるやる気の状態があるのです。そして問題は、この話をする前の段階で「やる気があるからと言って行動が伴うかは分からない」という話をしてしまったこと。

 

 

それこそ私たちは当初、やる気と言えば「モチベーション」という発想しかないはずです。少なくてもやる気には2種類あるのだということを事前に理解している人は相当稀で、ほとんどの方はやる気は1つだと思っています。実際には2種類のやる気が実社会で機能しているとしても、それを表現する言葉が1つしかなければ、話をしていて混乱しないわけがありませんよね。日本語にはこういったことがたくさんあるのですが、そのうちの1つがこの「やる気」というテーマなわけです。

 

 

簡単に説明すると、モチベーションとは「やりたくないことを無理矢理やろうとしている状態」です。今目の前にあることは「やりたくないこと」なのですが、それをやらなければならない状況にあるため、なんとか自分を奮い立たせて、納得させて、できるかぎりその対象に向けた前向きな気持ちを保ち続けようという心理が働きがちな状況です。

 

 

例えば勉強を例に挙げてみると、本心では勉強に対してそこまでのめりこめていない子でも、口では「頑張ります!」とか「一生懸命取り組みます!」とか、はたまた指導に対するしっかりした返事ができている場合も少なくありません。真面目で良い子に見えるかも知れません。いかにもやる気がありそうに見えるかも知れない。しかしそれはあくまでも「やる気を見せている」だけであり、その通りの行動を実際に取れるかどうかは全く別の話になります。ましてや勉強は成績という指標があって、それが上がっていかないと報われないものです。どんなに本人が「頑張ります!」「やる気が湧いてきました!」と言ったところで、成績が伸びなければ残念なものなのです。

 

 

つまりモチベーションで頑張ろうと思っているうちは、目の前の対象が自分の嫌いなものなので、表面的に「やる気があるように見えた」としても、そのままの行動を取れるかどうか、そのやる気に見合う結果が実際に出せるかどうかは、直的には関係がないということなのです。端的に言えば、イヤイヤやってて結果が出るわけがないということです。

 

 

この点が「ドライヴ状態」では事情が異なってくるのですが、その点は動画の方で確認されて下さい。

 

 

やる気があっても結果が出ない理由

一番最初にご説明することですが、「やる気」というのは「やろうとする気持ち」です。気持ちのことであって、それ以上でもそれ以下でもありません。そして「やる気があるなら行動するだろう」とか「やる気があるんだから結果が出ないのはおかしい」というのは、残念ですが単なる感情論に過ぎないという話もしました。

 

 

これは、「やる気が空回る」ということがあるように、やる気が上手く機能しないことがあり得るということの説明でした。なぜなら、結果が出るかどうかというのは、結果を出すための方法を知っているかどうかが、別に必要になってくるからです。

 

 

言ってみれば「やる気がある状態」というのはガソリン満タン、充電MAXの状態です。でもどんなにガソリンが満タンでも、ドライビングテクニックには関係がありません。それとこれとは別の話です。これと同じで、やる気があるかどうかという話と、それで結果が出るか出ないかの話というのは、全く別物だということです。

 

 

でも例えば、学習塾で親御さん方から時々いただく話の中には「うちの子はやる気はあるんですが成績が伸びなくて、、、」というものがあります。これが正に「それは別の話なんです」という部分です。

 

 

また、実は「やる気があること」がかえって善くない結果につながる場合もあります。やる気があり過ぎて方向転換ができなくなっている時です。

 

 

結果を出すには結果が出せるような方法を実施しなければなりません。しかし勉強というのは厄介で、我流に走って頑張っている生徒さんが泥沼にハマっていることが時々あります。その我流のやり方が成績アップに向いてない場合です。するとどんなに頑張ってもその頑張りは成績には反映されないので、やる気はあるんだけれど成績が上がらない、という事態になってしまいます。しかしそれを認識しても、その我流を手放せない生徒さんもいるのです。要は「自分のやりたいようにやる」という自己満足型にハマっている状態です。こうなると感情論のやり取りになってしまうので、最後にはこう言う羽目になります。

 

 

「自己満足を優先させたいなら結果を犠牲にするしかない。結果を出したいなら自己満足を棄てなさい」

 

 

勉強をやっている目的が「自己満足」なら、もはや結果など気にせず今のままやればいい。でももし、少しでも結果にこだわる部分があるのなら、自己満足に溺れている場合ではないわけです。ちゃんとした方法を学んでそれを実践すべきです。

 

 

ですから、やる気も正しく機能させないと、自分の足を自ら引っ張ってしまうことにもなりかねません。それが注意点です。

 

 

モチベーションを棄ててもストレスはある?

モチベーションを棄てなさいと言うのは、そこに不毛なストレスが常につきまとうからです。そんなのキツいよね、という話であって、それでも良いなら良いのです。

 

 

なぜ不毛なストレスがつきまとうのかと言うと、モチベーションが求められる場面というのは大抵「やりたくないことをやらないといけない時」だからです。やりたくないことはやりたくないはずですが、それをそもそもやらざるを得ない状況では、それを始める瞬間からすでにキツいでしょうし、いざ始められたとしても効率的な実践はできません。やりたくないことなので、嬉々として取り組めるわけないし、始めることすら無理しないとできないことなら尚更、始めたところで作業をテキパキはできないはずです。

 

 

作業興奮という心理学の知識を出してこられる方もいますが、その作業興奮を出動させないと始めることすら億劫なことなら、やらない方がマシです。絶対に良い結果は出せないからです。そしてその効果も一時的なものに過ぎない。作業興奮は一時しのぎに過ぎませんから、そんなものに頼る状況にあるなら、それはマズイということです。その目の前の対象はそもそも取り組むべきものではないということになります。人生がもったいない。

 

 

ドライヴ状態になると何が良いかというと、その「やりたくないこと」を「やらないと気が済まないこと」に変えられる点にあります。これは対象がどんなものかにも依るのですが、勉強というテーマであってもこれは実現可能です。現に私がそれを体現しています。私は勉強なんてしたくなかった自分自身を「勉強しないと落ち着かない自分」に変えられたからこそ今があります。

 

 

勉強をすることを選んだから今がある、のではありません。勉強というテーマをこの方法で攻略できたからこそ今があるのです。これは猛烈な成功体験となって今の私を確実に支えています。あんなにやりたくなかった勉強が、今では当たり前のように取り組める対象になっている。もちろん先ほども申し上げたように、「やりたいことに切り替えるべき対象かどうか」という大前提についても議論の余地はあるのです。ただ今回の動画ではその点をあまり掘り下げず、やる気とは何かという話と、その引き出し方にフォーカスしてシンプルにとどめているので、どうしても細かいケースへの配慮が欠けています。その点で分かりづらさがあるかと思います。

 

 

ではドライヴ状態になれば、やりたいことをやっているからストレスは全くのゼロか?というとそうでもない。というのも、やりたいことであっても「完成イメージ」「ゴールビジョン」があるからです。最終的に到達したい目標地点が決まっている場合、そこに辿り着けていない間はどうしてもストレスが伴うことがあります。でもこのストレスは成長には欠かせないものなのです。

 

 

これがストレスも2種類あるという話につながってくるわけですが、要は抱くストレスが異なるため、苦しいだけで何にもならないストレスはない代わりに、成長痛のように”無くてはならない大事なストレス”については受け入れてほしい、という論の流れになっています。この点も分かりづらかったかと思います。

 

 

まだまだ他にも分かりづらい点があられるかも知れませんので、よろしければコメント欄の方からお知らせいただけたらと思います。

 

 

今回もご通読ありがとうございました。

 

 

 

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