屁理屈なし!古典を得点源にする個別指導塾ブレアカ流の実戦勉強法
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング個別指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
今回のテーマは「古典」です。古典とは古文と漢文を合わせた分野のことを言います。ここ熊本の個別指導塾ブレイクスルー・アカデミー(略してブレアカ)では、他の塾とは少し違った方針で指導を行います。それは単なる問題演習だけの力技でクリアするものではなく、あくまでも攻略を見越した実戦的な勉強法を提案するものです。
これがどう方針として既存の塾と違うのかというと、既存の塾でやるのは数をこなして慣れようというものである一方、当塾では短期間で得点できるようにするために対策の最初に時間を掛ける点です。他の塾さんでは勉強する順番は学校と同じで単語、文法、長文読解という流れになりますが、当塾では最初から長文(イメージとしては現代語訳付きの10行程度の文章)を読むところからスタートしていただきます。あくまでも古典を得点源にするための勉強のやり方を提案致しますので、そういった内容を知りたい方は続きをご覧下さい。
古典を得点源にするために
得点源にするということは、試験問題への正答率を上げるための練習が必要です。正答率を上げるためには「どんな問題が出題されるのか」を知った上で、それらの問題パターンに合わせた対策をしていくことになります。
ではひたすら問題演習を繰り返すことがそれに当たるのかということですが、それは意識次第ということになります。どんな目的意識を持って問題演習をやるのかというのが結果を左右します。ただ問題を解いたところで、そのやり直しを適切にこなすことができなければあまり意味はありません。大事なのは「何のために問題演習をするのかが明確に意識できているか」ということです。
とは言え、基本的には文章さえ読めてしまえば点数を取れてしまうのが古典なので、文章の意味を正確に読み取る練習をするのがベースとなります。どんなやり方をしようとも、この目的さえ達成できれば具体的な勉強法をどんなやり方でも構いません。
ただ、その中で古典を得点源にするための勉強法をより短い時間で済ませてしまいたいという要素を付加して考え出されたのが、熊本の個別指導塾ブレイクスルー・アカデミーの古典の勉強法です。
古典の超実戦的勉強法の骨子とは
ではどんな発想で勉強法を組み上げたのでしょうか。そこには「言語学」という視点が重要でした。古文も漢文も、そもそもかつての日本語、かつての中国語なので、元を正せば言語学なわけです。つまり英語と同じ類ということになります。
言語学で考えた場合、そこに欲しい視点は「あなたはどうやって日本語を習得しましたか?」というものです。究極日本語を習得した時と同じような段取りを踏めば攻略できそうです。
私たちが日本語を習得する過程では以下のことがありました。
日本語を聞き
日本語を使い
日本語を見て
日本語を書き
これらを膨大な量こなす
それこそ小学校に上がれば多少の文法は習うかも知れませんが、文法を習う前に日本語を実戦レベルで使えるようになっていたわけです。そこから単語量を増やしていったりして今に至ります。要は古典を勉強する時にもこれと同じことをしていけばいいのです。
この時に意外と重要になってくるのが「その時代の人になったつもりでやる」ということ。
まずは色々な文章を読み込んでいくわけですが、この読み込み自体を「現代人のあなた」のままやろうとすると、既存の日本語回路に別の言語を組み込むことになってハードルが上がってしまいます。そこで、少しでもハードルを下げるためにも、古文を読んでいる時にはその時代の人になったつもりで、漢文を読む時には漢字の羅列だけで意味を取れていた昔の中国人になったつもりで読むのです。
要するにこちらの感覚を下げてあげる。もっと言えば、こっちのチャンネルを合わせてあげる感覚です。これのどこが実戦的なんだ!?と思うかも知れませんが、これが結構効率を左右します。効率というのは「脳への情報の定着効率」のことです。
脳は基本的に新しい価値観を簡単には入れようとはしません。既存の状態をキープしようとする脳は、今の慣れ親しんだ現代日本語の回路を壊さないよう、新しい言語をインストールしにくいようにできています。ですからそもそもが古典は習得しにくい情報なのです。それをより習得しやすいようにするためにあなたにできることは、受け入れ態勢を緩和すること、古典の言語情報に感覚を近づけてあげることです。
そうやって感覚のチャンネルを合わせて文章を読み込む中で、自然と単語や文化的な情報などは少しずつ覚えていくことになります。覚えようと思わなくても構いません。ちゃんと現代語訳付きの文章で読み込みをある程度やっていけば、勝手に単語力はつくものですから、安心して下さい。
また、漢文に関しては英語で言う前置詞のような「置き字」というものもあります。具体的な訳出はありませんがニュアンスを加えてくれるスパイスみたいなものです。こういったその言語特有の要素にも勝手に意識が向くようになります。
文法を覚えたり訓点を覚えたり語法を覚えたりするのは、その後の話なのです。
期限は3ヶ月!
それから、古典の場合は「コツコツ習得〜」とか言って余計な時間をかけている暇はありませんので、ここは最初から3ヶ月で習得する!と先に決めてからスタートしましょう。古典は3ヶ月で十分攻略できてしまう教科です。
短期集中で古文、漢文をマスターするには、
①最初の1ヶ月はひたすら文章を読み込んで、単語の習得や文章慣れに徹し、
②次の1ヶ月で一気に文法知識や古典常識のような背景知識を入れ、
③最後の1ヶ月で実戦問題で回答力を磨く
という順番で進めて下さい。勿論、これが絶対ではありません。読み込みの過程で文法知識にどうしても興味が移ったということであれば、その直感に従って文法を入れながら読み込みをして下さって構いません。気になることはネットで調べたり教科書や資料集を活用して調べてみましょう。
最終的には試験への対策のための古典ということですから、実戦演習が最後の段階で入ってきますが、実質ここでも復習が必要となりますから、①②でやったことの確認作業が入ることになります。ですから①②をしっかりやり込んだ後に③に入ると、最終的には③+①②という塊で演習が繰り返されることになり、定着しやすくなっていきます。
あとはセンター対策なのか二次試験対策なのかをしっかり認識した上で、その過去問をベースにした実戦演習を徹底して下さい。
まとめ
このように、古典を得点源にするためには、明確な目的意識と短期集中の気概を持って取り組むことが重要です。他の教科とのバランスもありますから、コツコツとか言っている場合ではありません。それは往々にして「ダラダラ」になってしまうものです。
特に、古典に苦手意識がある方についてはこの限りではありません。無理して最初から古典を得点源に〜と力む必要はなく、苦手なら後回しにして下さい。他の教科を先にやっていただいた方が絶対に効率的です。この部分の苦手意識の克服や対処法はこちらの記事をご覧下さい。
とにかく、得点源にしやすいものから順番に攻めていって確実に取れる点数を積み上げ、是非目的の志望校の合格を勝ち取って下さい。まだまだやれることは沢山あります。一緒に頑張っていきましょう。
熊本の塾で古典を得点源にしに行こう!
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