山鹿市で塾の夏期講習をお探しの方へ|熊本 塾

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

山鹿市の方に今日お伝えしたいのは、お子さまの成績を上げるために何が必要なのかということと、勉強のやり方を変えていただくことの重要性です。おそらく夏休みになると当たり前のように夏期講習への参加にサインをされていると思いますが、実際その夏期講習のメリット、デメリットをどこまで認識されているかが重要です。大きな時間を制約されることには、他のことをする時間をそこに投資せざるを得なくなるという性質上、必ずその裏にはデメリットも想定されるからです。

 

 

当塾は熊本市内の黒髪にあるので、通っていただくことは困難かと思いますが、今日お話しする勉強に対する発想だけでも参考にしていただけたら幸いです。

 

 

頑張るだけでは成績は上がらない

まず第一にお伝えしたい現実は、頑張るだけでは成績は上げられないということです。いきなり厳しい話ですみません。でもこのことを早く認識して、行動を変える指針にしていただく方が絶対に有益です。もし今のまま「頑張れば成績は上がる」という発想でいれば、成績を上げるに従ってもっともっと頑張らなければならなくなります。物理的に時間には限界があるのに、その全てを勉強に投資しなければ高い成績をキープできないということになれば、いつかは燃え尽きてしまいますよね。

 

 

このように、頑張るだけでは成績が上がらないと言える理由は、勉強の捉え方が主観的になってしまうからなのです。

 

 

「頑張る」というのはあくまでも主観であり、自己満足感に過ぎません。実際成績優秀者たちは勉強を頑張っているかというと、そうでもありません。彼らは「やるべきことを確実にやっている」というだけであって、そこに頑張ろう!という気持ちはありません。ただ、淡々としています。

 

 

なぜ淡々とやって成績をキープできるのかというと、何をすればどういう結果になるかが分かっているからです。頑張るとか頑張らないとかという主観的な話とは別に、客観的に勉強というものを捉えたときに、次のテストでこのくらいの点数が欲しいと思ったら、何をどこまで仕上げれば良いのかを把握して、それをテストの日までにやれば良いだけだ、と考えているからです。

 

 

そうです。「何をやればどんなことが起きるのか」。これが重要な認識です。でもそう考えられるのは、彼らが勉強というものを理解しているからにほかなりません。

 

 

夏期講習で問題演習に勤しむ前に

『彼らは勉強とは何かを理解している。』

 

 

このことを是非覚えておいて下さい。子どもたちの多くは勉強とは何かを理解していない。だから自分が何をさせられているのか分からないまま、なんとなくで勉強している。暗中模索なのですが、それはあくまでも心理的なものであって、本人は周囲の状況は視覚的によく見えている分、暗中模索状態にある自分自身に気付けていないわけです。

 

 

例えば塾の夏期講習に参加された場合にどんなことをさせてもらえるのかというと、それこそ夏期講習用のテキストを買い、授業を受け、小テストをし、合宿や模試があって、結局流されるように問題演習を繰り返して終わるのだと思います。ただ、それで一体何を身に付けているのかを、やっている本人が無自覚ですから、せっかく覚えた知識も夏休み明けのテストが終われば消えていってしまいます。

 

 

言われたことをやるだけ、やれと言われた課題をちゃんとやっていくことだけに意識を集中してしまうと、なぜ自分はそれをするのか?という本質的なことを考えなくなります。だから勉強のやり方についても考えなくなるのです。

 

 

成績の優秀な者たちというのは、なぜ自分が勉強するのかについて納得感を持っています。別にやりたいわけでも好きなわけでもないけれど、やらないといけないということに納得はしているので、結果が出るような勉強の仕方を短時間でパパッと終わらせて、自分の好きなことに時間を使おうと思って取り組みます。だから部活も一生懸命できるし、生徒会活動や課外活動にも熱心になれるのです。

 

 

ですから、夏期講習に参加されるのは良いのですが、その前に是非考えていただきたいのです。「なぜ勉強するのか」ということを。そして勉強というものを理解していただきたい。勉強の仕組みが理解できれば、何をどう考えれば良いのかも自ずと見えてきます。そうなれば勉強へのストレスは格段に減っていくのです。

 

 

勉強のルール、勉強とは何か

この2つのセンテンスは当塾の生徒さんには必ず聞かせるものです。その理由は、この2つのセンテンスが全てだからだ、と言っても過言ではありません。勉強で結果を出したいなら、勉強の仕組みをちゃんと理解しなければなりません。

 

 

裏を返せば、この2つのもの「勉強のルール」と「勉強とは何か」が理解できさえすれば、勉強の攻略は終了です。あとは行動あるのみ。問題は、行動が先にあって、前者への理解がないことです。そして、そのケースの方がはるかに多い。だから頑張っても伸びないのです。

 

 

勉強をゲームに例える人がいるのに、勉強にはルールがあることを語る人は驚くほど少ないと私は感じています。ルールを語らないから、ルールを知らずにプレーする人が「頑張っても伸びない」と苦しんでしまう。それはそうです。

 

 

しかしこういった事態になると、なぜか深く吟味する前に「自分は頭が悪いんだ」という結論になってしまう人が出てくる。頑張ったけど出来なかった、と言ってしまった方が確かに楽ではあるのですが、その誤解をずっと引きずったまま進んで、最終的に勉強を諦めてしまうことになったら全てが無駄になってしまいます。そしてどんどん問題がズレた方向に進んで行ってしまうわけです。

 

 

どこかでその迷走を軌道修正してあげなくてはいけません。でなければ今までと同じことが繰り返されるだけです。成績の良し悪しと能力の高い低いが直結するのではなく、努力の仕方の問題だと知ることで成績を飛躍させるヒントが得られるはずです。

 

 

山鹿市の生徒さんにも知ってほしい「努力とは何か」

では一体努力とはなんでしょうか。当塾では「然るべき努力ができれば成績は自然に上がります」と教えています。「然るべき」というのは「当然そうあるべき」という意味であり、要は成績アップに直結した努力という意味になります。

 

 

よく「努力は実る」と言いますが、大事なのはその努力がちゃんと結果に繋がった努力ですか?ということ。しかし学校や塾といった教育現場では努力をすることばかりが奨励され、その努力が適切な努力なのかどうかの議論はあまりなされません。

 

 

成績が伸びるのは、やるべきことをちゃんとやっている場合です。そしてやるべきことをやるというのが「適切な努力」に当たります。問題はその「やるべきこと」というのをどうやって明確にするか。何でもかんでもやろうとするから、時間ばかりかかって結果が出ないのです。やるべきこととやらなくて良いことを線引きして、やらなくて良いことはやらないという勇気を持って下さい。そして今まで非効率に使っていた勉強の時間を効率的に使えるようになるだけで、お子さまの勉強は格段に洗練されていくのです。

 

 

日頃は通うことは難しいかも知れませんが、もしこういった指導にご興味があられましたら、夏休みの時間を利用して是非当塾までお越し下さい。当塾は夏期講習を行なっておりませんので、いつでもご都合の良い時にご予約を入れていただくことが出来ます。気になったその時にご連絡下さい。

 

 

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