済々黌高校の体育祭が激アツ!今度はキミが盛り上がる番だ!|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
当時当校に通われていた生徒さんに済々黌高校の生徒さんが何名かいらっしゃったので、それにかこつけて行ってきました、体育祭^ ^自分が現役の時にも、友人がいた関係で1度だけ行った記憶がありますが、ここまで盛り上がっていたかどうか。正直母校熊高の体育祭よりも楽しそうです。
やっぱり高校生活は楽しくないと!ということで、今回はこの済々黌高校の盛り上がりをベースにして、高校生活を謳歌できるような発想構築法をお教えします!
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Contents
熊本の塾長が探る済々黌高校の深み
済々黌高校の前身である同心学舎を明治12年に設立したのは佐々友房(さっさともふさ)です。
1877年に起こった西南戦争の折、薩隊の小隊長として戦うも宮崎の監獄に収監されます。同じく収監されていた青年子弟に獄中で教育を施す中で、国家有用の人材を養うことが今日の急務であると決意したことが、同心学舎の設立に繋がっています。これが明治15年(1882年)に済々黌高校と改称され、今に至ります。
ちなみに彼が済々黌黌長だった明治21年、済々黌附属女学校として設立されたのが、今の尚絅高校です。
佐々友房は、元織田信長の家臣にして、彼の死後豊臣秀吉につき、肥後国主を命じられた佐々成政(さっさなりまさ)の子孫と言われています。大河ドラマが好きだったので、『利家とまつ 加賀百万石物語』での佐々成政と前田利家の友情関係が記憶に残っていて、あの佐々成政の子孫が済々黌高校を立ち上げたのか〜と、とても興味を持ってしまいました。
私の母校熊本高校は、明治33年に第二済々黌として分岐して立ち上げられたので、歴史は済々黌高校の方が古いのです。
確か2012年頃に熊本城に登った時、展示品の中に佐々友房の獄中で来ていた袈裟が残されていたと思います。なんだか感慨深いですよね、ご本人が着ていたものが今も大事に残されているというのも。
熊本の塾長が思う済々黌高校生の魅力
こうした歴史的背景が今の学生の皆さんにどこまで認知されているのかは分かりませんが、熊本高校よりも歴史的に古く、熊本高校は第二済々黌として立ち上げられたところからすると、偏差値はどうあれ誇りは感じますよね。彼らの盛り上がりの背景にはもしかするとそういったこともあるのかも知れません。
またソフトバンクの企業カラーの黄色も、孫さんの奥さまが済々黌高校出身ということから済々黌の黄色が使われているとか。都市伝説でしょうか?でも男子学生服に映える済々黌高校の黄色のラインは目立ちますよね。
動画にあげた時の体育祭では、生徒さんがサッカー部の子たちだったので主にサッカー部を中心に見てきましたが、応援で場を盛り上げてくれているのが正にサッカー部でした。こういう熱いのがイイですよね、本当に高校生活を楽しんでいる感じがたまりません。青春時代に戻りたくなります。
彼らの印象としては、サッカーも一生懸命なんですが、それでも勉強は勉強でしっかり進路を考えて取り組んでいて、かつ私服で来られるといつもオシャレという。運動系の部活だからなのか礼儀もしっかりしていて、こちらのアドバイスも素直に耳を傾けて聞いてくれるので、何とも教え甲斐がありました。「教師や講師は生徒が育てる」とはよく言ったものだなと思います。
部活も勉強にも真剣。何をするにも目の前のことに一心不乱。だからブレない。だから真っ直ぐに楽しめるのでしょう。半端な過ごし方をしていれば、盛り上がることなんてできませんからね^ ^
熊本の塾長がプレゼンする済々黌高校の強み
盛り上がる、楽しい。この感情は実は人生を豊かにしてくれるだけでなく、勉強にとってもプラスに働きます。記憶の定着効率を上げてくれるからです。
楽しいという感情はA10神経という場所を刺激し、刺激された神経に電気が流れます。するとA10神経は海馬の近くを通っているので、海馬も影響を受けて刺激されます。海馬は短期記憶を司る場所で、ここで取捨選択された記憶が側頭葉に投げ込まれて長期記憶になるので、結果的に海馬が刺激されることで長期記憶が作られやすくなるのです。
部活を楽しみ、勉強を楽しみ、日常を楽しむ。この楽しい連鎖が成績にもプラスに働くなら、本当に最高ですよね。
この好循環に歴史的な背景が加わって生徒さんに誇りを与え、自信を育み、人生を切り拓く活力となっていくのが、ここ済々黌高校の特徴なのではないでしょうか。
熊本の塾長が指摘する済々黌高校の課題
さて、ここまで魅力的な部分にフォーカスしてお話ししてきましたが、では完璧な環境なのかと言えば、やはりそんなことはありません。現に進学実績では熊高に遠く及ばない。記憶定着効率が上がるような魅力的な環境であるはずなのに、一体何が起きているのでしょうか。
それは一つは指導力ではないかと思います。成績を伸ばすということに対する教師の指導力が足りていないために、「生徒に任せる」部分があまりなくなってしまっているのが原因だと踏んでいます。
どういうことかというと、一番分かりやすいのは「課外」です。熊本高校だけには課外がほとんどないというメリット(というよりも、もはやアドバンテージ)があります。課外がないというのは、ある種「自己責任」とも言えますが、それは裏を返せば生徒たちへの信頼でもあるのだろうと思います。「ここまでやれば、あとは自分たちで何とかするだろう」という信頼です。教師側の役目は頼ってもらった時に全力でサポートすることであって、あとは生徒たちが自分の意思で切り拓いていかねばダメだ、と考えてくれていたのかも知れません。
済々黌高校はその部分がどうしても足りません。なんと受験日のギリギリまで課外を入れてしまうのです。直前期など、一番生徒さん一人一人の状況に合わせた対策をしないといけない時期なのに、そこに済々黌高校の先生方は必死に課外を入れて、自分たちが頑張ってしまう。自分たちが頑張ってしまうから、生徒たちが頑張る機会を奪ってしまうんですね。
逆に言えば、それさえなくなればまだまだ済々黌高校は伸びていくんだと思います。十分熊本高校を脅かせるだけのポテンシャルがあるのですから、遠くない将来に逆転現象が起きるかも知れませんよね。個人的にはそれがとても楽しみです。
まとめ
熊本高校出身でありながら、なぜか済々黌高校をベタ褒めという不思議な記事になってしまいましたが、それでも完璧などあり得ない、済々黌高校には済々黌高校なりの問題も抱えていました。
佐々友房が熊本に残した教育環境が、今なお優秀な人材を育てる場所になっているというのが感慨深いですよね。先見の明と行動力に本当に脱帽です。
勿論勉強が全てではありませんから、進学実績などに関係なく済々黌高校が魅力的な高校であることは間違いありません。あえて理想を言えば、人材輩出の実績でも熊本高校を脅かすほどのハイパフォーマーになっていったら面白いだろうなと感じた次第です。
これからの動向が楽しみな高校ですね。
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