頑張っても伸びない根本的理由はコレ!頑張らなくても成績キープしている人たちは何が違うのか!?|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

先日私の住んでいる場所の近くのショッピングエリアに移動式サーカスが来ていました。大きな青白の縞々テントが存在感を放ち、正面スペースにはバルーンの大型遊戯用キャッスルと、グルングルン回るやつ(すいません、名前知りません笑)が設置されていて、体験することもできるようになっていました。

 

 

このグルングルンするやつは観覧車と基本的には同じ設計となっていますが、少し違うのは、3つ付いている小さな輪はそれ単独で中の人が動く必要があるということです。そうしないと中でじっとしていると遠心力で振り回されてとても立っていられないからです。ただその分、大きな輪の動きと、自分が乗っている小さな輪の動きが連動して、何とも言えない体感が味わえます。空中浮遊というか、宙を歩いているような不思議な感覚です。最初は少し怖いんですが、すぐに慣れてしまえます。

 

 

もちろん、この乗り物は土台が固定されていますから、どんなにグルングルン回っても、また元の場所に戻ってきます。仮に回すスピードが調整できたとして、ハムスターのように超高速回転させてみたところで、大枠は同じ場所をグルングルン回っているだけなのは変わりません。スピード勝負ならともかく、どれくらい前に進めたかを競う競技には不向きな乗り物です。

 

 

だんだん何を言いたいかお分かりいただけているかと思いますが、勉強がなんたるかが分からないまま勉強している子たちの状況は正にこんな感じです。達成感や努力した感、頑張った感、どう表現するにしても、自分がどんなに「今日は勉強頑張ったな〜」と感じていても一向に成績が伸びないというのは、完全にプレールールから逸脱しているからです。成績を伸ばすためには先に進まないといけないのに、いつまでもグルングルン回るやつで自己満足に浸っているようなものです。

 

 

前回の記事で私は、今回と同様のテーマでお話しました。100%成績が伸びる方法があるのに、なぜほとんどの人が成績を伸ばせないで終わるのか、という話です。これを今日は別の角度からお話ししていこうと思っているのですが、結論はこうです。「変わる気がないから」。「その乗り物じゃ先に進めないよ」と教えてあげても「だってこの乗り物楽しいんだもん」と一向にそこから降りようとしない。もっと多いのは「だって他の乗り物探すの面倒くさいんだもん」「自分の足で歩くの面倒くさいんだもん、キツイんだもん」です。

 

 

そうなると、そういう人たちがもらえるアドバイスはこれしかありません。

「分かった。じゃあこの乗り物をもっと楽しめる方法を教えるね。」

「もっと速く回せるようにするためにはこうするんだよ。」

「もっと長くこの乗り物に乗り続けるためにはこうすればいいんだよ。」

そうして本人たちの自己満足感を満たすようなアドバイスによって、子どもたちも満足する、頑張っている気になれる、頑張っている子どもたちを見て教える教師も講師も満足する、という構図になります。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーはこんな不毛なやり取りに付き合うつもりは毛頭ありません。結果を出したいなら、そのための努力をして欲しい。人間は感情の生き物ですから、多少キツいかも知れないけど結果が出る努力をするよりも、キツくない方法で自己満足を得られる方が人生として見たら幸福であると考える人もいると思うのです。でも、じゃあそれは他の学習塾さんでやればよくて、もし本当に今の成績から飛び抜けていきたいと思うなら、それなりのキツさ覚悟で今やっていることを変える気がありますか?という話です。自分のことは変えたくないのに結果だけは変えたいと言うなら、残念だけど「頑張っても伸びない」という現状を受け入れてもらうしかありません。それはその人の人生だから、私が無理やり介入するところではないのです。

 

 

世の中には、頑張っているわけではないけど自然と成績が良い状態をキープできている人たちがいます。そういう人たちを見て「あの人たちは頭が良いから」と言っているようでは成績は上げられません。なぜなら成績は相対的なものだからです。誰かの点数と比較されて、その結果決まるのが成績であり偏差値です。彼らとの間を詰めないと成績は上げられないでしょう。そういう仕組みを無視して「自分はこのままでいたいんだもん」「だってあの人たちは特別だもん、頭良いんだもん」と言い続けたいなら、最初から成績アップなんて望まないことです。その発想のまま勉強しても結果は見えている。伸ばせる限界も自ずと決まります。それは時間の限界であり、モチベーションの限界です。それ以上にはいけません。そして、頑張っていないのに成績が良い子たちの限界はその遥か先にある。絶対に追いつけない。つまり成績は伸ばせない。

 

 

考えてみて下さい。頑張っても伸びない人たちが仮に100努力したと思っているとしても、そのうち成績アップに直結している部分が20とか30ですと。一方、頑張っていないのに成績が良い人たちが50の努力しかしていないのに、そのうち40とか50が成績アップに寄与しているなら、もうその時点で勝てないでしょう。彼らが100の努力をした時点で80とか100になる。これに追いつくためには、頑張っても伸びないと言う子たちは300とか400の努力が必要なわけです。物理的に無理だし精神的にまず不可能。

 

 

いやいや、流石に100の努力やって20、30の効果はないでしょう、と思われるかも知れませんね。残念ですが、ほとんどの子たちがこの状況なのです。先述した通り彼らは勉強のルールが分かっていません。何をすることが適切な努力なのかが分からないのです。だから、やった気になっているだけで、それが成績アップに寄与していないことを平気でやっているのです。それも、何年もそれを放置している。間違った努力、やっても無駄な勉強のやり方を何年もやり続けて、もうそれ以外の方法に意識を向けることそのものが億劫になるような状況になっているのです。だから一向に成績が伸びない。先に進むためにはトンネルを掘らないといけないのに、井戸を掘ってるようなものです。「おーい、大丈夫かー?その努力間違ってるよー」と言っても、もうその深い穴から這い上がる気力もない。「自分はこんなに頑張っているのに」「この先生はなんて厳しい人なんだ」と文句を言って耳を塞ぐだけです。そしてまた井戸を掘り続ける。

 

 

それが仮に水脈を掘り当てたり金脈に当たって別の価値を生み出した!ということになるならラッキーですが、それはそう、ラッキーに過ぎない。奇跡です。そうなるかも知れないけど、そうならない可能性の方が遥かに高い。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーができることは、井戸掘りをし続けたい人をそこから無理やり引っ張り出すことじゃありません。イギリスの諺にあるように、馬を水飲み場に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできません。無理やりその井戸掘りをやめさせたところで、トンネルを掘るようにはならないでしょう。むしろ自分の努力を否定されたと怒るかも知れませんよね。

 

 

違うんです。当塾にできることは、井戸掘りはどうやら間違った努力だったらしいと気付いた人の中で、自分は外に出て先に進みたいのでその方法を教えて下さい!と求めてくる人にその方法を教えて差し上げることです。自分で気付いて、かつ自分を変えようと思えた人しか救えません。私は常に、勉強でお悩みの方全てに手を差し伸べながら待っているのですが、その手は、地べたに座って助けを待っている人たちを引っ張り上げるための手ではなく、どうしても現状を変えたいと願いそのための努力を受け入れる覚悟ができた人が掴んだ時に、全力でその望むゴールに向けて導くためにある手なのです。本気で変わる覚悟ができた誰かが私の手を掴むまで、私は私のするべき努力をしながら待つだけです。私には私のやるべきことがあり、野望があり、使命があります。掴んだその私の手を途中で手放す人もいますが、私はすみません、立ち止まりません。置いていきます。その代わり手をそのまま差し伸べたままで。

 

 

結局は自分の足で歩くことができる人しか先には進めないのです。「どうか私を引きずってでも先に連れて行って下さい」と願いながら座して待っている人に熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは興味がありません。そういう場合は他にもたくさん学習塾があるので、そちらを頼って下さい。私は厳しいです。でもその厳しさは誰かに押し付ける類のものではありません。

 

 

今日こういう厳しい話をしたのは、私もさらに先に(Plus Ultra!笑)進むために自分を変えようと思ったからです。自分を変えることができる人しか先には進めない。私も私で長い間変われないところがありました。でももうそれを変えます。未来を変えたいから。絶対変えます。絶対に手に入れたい未来があるからです。その覚悟でちょっとアツくなったので、勢いでそのアツさを共有してみました^ ^ 何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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