勉強は一生続けていかないといけないんですか?|熊本の塾長談

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

これまで生徒さんをコンサルする中で色々なご質問をいただいてきました。そこで今回からは断続的な更新になりますが、こういった質問への回答を動画に撮って共有させていただこうと思います。きっとあなたも同じような疑問を抱いたことがあると思うからです。少しでもお役に立てることを願っています。

 

 

今回のテーマはとある中学生の方がふともらした言葉「勉強一生続けていかないといけないの?」という質問への答えです。熊本市の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーはこういった根源的な問いに真摯に向き合い追求してきたからこそ生まれた塾ですので、その立場からご説明させていただきます。

 

 

勉強とはそもそも何なのかを誰も知らない

勉強というものをある程度理解しておかないと、テストや受験で欲しい点数を取ることができません。そのため多くの方が自分の欲しい点数を取れていません。勉強とは何かを理解しないまま勉強しているからです。

 

 

勉強とは何か?そんなこと考えたことない。あなたももしかしたらそうかも知れませんね。でもそれは当たり前と言えば当たり前なんです。なぜなら学校がそれを教えようとしてこなかったからです。学校だけではありません。塾の講師だって事情は同じです。

 

 

不思議ですよね。学校でも塾でも勉強しろ勉強しろと言うけれど、誰も勉強とは何かを知らないなんて。もしそれが信じられないと思うなら、確かめるのは簡単。周囲の大人の人たちに聞いてみればいいのです。「勉強って何?」って。すると結構皆んな考え込んでしまいます。そして各自が各自の見解を語り出します。勉強ってこういうものなんじゃないかなぁ、と。

 

 

解釈は自由です。誰もが自分にとって意味ある形で勉強を捉えておくことは大切だとは思うのですが、学生時代の私はこのことがどうも納得いきませんでした。なんで皆んなバラバラなことを言うんだろうと思ったんです。勉強の意味するところが人の数だけあるのだとしたら、一体自分は何をやらされているのだろうか。もしかして実は誰も、本来の勉強の意味が分かっていないのではないだろうか。だから自分の見解を持つしかなくなったのではないか。要するに、大人の人たちも勉強とは何かを知らないから、自分の答えを持つことになったのではないかと考えたわけです。

 

 

でもそんなことが果たしてあるでしょうか?だって学校という場所を全国に設けて、国を挙げて半強制的に子供たちに勉強させているのに、それを組織、運営している大人の人たちですら勉強に対する見解がバラバラって、おかしいと思いませんか?

 

 

こう考えてみた時、私の中で1つの光明が得られたのです。勉強とは何かをちゃんと理解しないと効率的な勉強はできないぞ、ということです。

 

 

勉強とは一体何なのか

勉強って一生続けていかないといけないものなんですか?という質問をいただく時に私がいつも最初に答えているのは、そもそも勉強って何を意味しているの?ということです。この「勉強」の定義が明確にできない限り、その次の議論である「勉強は一生続けていくべきものかどうか」が議論できません。

 

 

では勉強とは一体何だったのか。もっと言えば、国は私たちに何をさせようとしているのか。このことを冷静に、主観抜きで、先入観も抜きで紐解いていった結果、まず分かったのは、大人が口にする「勉強」という言葉と、子供たちが言う「勉強」という言葉が、実は違う意味で使われていたということでした。同じ言葉を使っているので気付かなかったのですが、両者が使う「勉強」という言葉の意味が違うものだったために、話が見えないところでくい違っていたわけです。

 

 

確かに、大人たちが言う「勉強」という意味でいけば、勉強とは一生続けていくべきものと答えることができます。しかし一方で、子供たちが考えている「勉強」はそうではないのです。子供たちが口にしている勉強とは英数国社理の知識を覚える作業のことであり、なんでそんなことをしないといけないのか分からないけれどやらされるもの、といった意味だと分かりました。その意味の「勉強」であれば、一生続けることはありません。

 

 

では大人たちが意味する「勉強」とはどんな意味だったのか。それは実は「学び」のことなのです。自分にとって必要なことを学び続けていくこと、その姿勢、それを「勉強」と呼んでいたわけです。その意味であれば、勿論これからもずっと続けていくべきものだと誰もが理解しやすいはずです。

 

 

このように、勉強とは何かが理解できると頭の中がスッキリとしてくれるんですね。

 

 

勉強は一生続ける必要はない、でも

すると、生徒さんからいただいた今回の質問に対する答えは明白です。

 

 

『勉強は一生続けていく必要はありません。でも、「学び」は一生をかけて続けていけることが望ましいものです。』

 

 

これが私の結論です。勉強は英数国社理の知識を習得する作業のこと。そんなものは一生続ける必要などありませんね。むしろ、それ自体に意味があるわけではないことにも気付いてほしいところです。なぜなら英数国社理の知識は将来大人になっても使わないからです。

 

 

勿論、知らないよりは知っておく方がいいでしょう。教養と呼ばれることもあります。しかしそれは「知りたい」「知っておかないと困る」という状況になった時に「学ぶ」方が、はるかに短期間に、かつ確実に覚えることができるものです。いつ使うか分からないことを、わざわざ知りたくもない時期に、若さという大事な時間を浪費してまで覚えることに、本来は意味などないはずです。でも国はそれをさせる。なぜか。

 

 

この「なぜ」に明確な答えが出たからこそ、私は熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミーを立ち上げました。それを教えられる塾が他にないからです。でも一方で、それを真剣に知りたいと思う人も多くはありません。だから頑張っても成績が伸びないと悩む子供たちがこれほど多いのです。

 

 

まとめ

勉強とは何か。これは非常に大事な問題です。ここを明確に理解できさえすれば、成績を伸ばすことは簡単だ、ということの意味も分かってくるからです。勿論一朝一夕にはいかないまでも、砂嵐状態で画面もろくに見えていないのにスマホゲームをやっているようなもので、せめて映像がプレイに支障を来さない程度には見えている方が、成果を上げやすいということです。

 

 

点数の伸ばし方、成績の上げ方、志望校合格の狙い方が分かりさえすれば、あなたはこれまで以上に精神的負担の少ない状態で勉強していくことができます。何をどうすればどんな結果が得られるのかが分かるだけでも、随分と気がラクになります。これまでよりも短い時間で成果を出せるようになり、これまでよりも簡単に望む結果を引き寄せることができるようになれば、それが自信につながり、いずれ目に見える結果になる。

 

 

そういった変化を3ヶ月という比較的短期間の指導で実現しようというのが、ここ熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーなのです。

 

 

ここは熊本で本気で成績アップを目指す方のための塾です

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