まちづくり学校 宇土人(うとんちゅ)(仮)の第2回会議を受けて|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


本日は宇土市で開催されました「まちづくり学校 宇土人(うとんちゅ)(仮)」の第2回会議に出席させていただきました。第1回に参加していなかった関係で当初は前提が分からず暗中模索でしたが、同じグループでお話をさせていただいた方々に教えていただきながら、自分なりのアイデアを構築することができてきました。


今回こちらの記事では、本日の会議を受けて私が自分なりに考えてみたプラットフォームの構想に、色々いただいた皆さんの意見を交えて集約させたものを備忘録としてまとめておきたいと思います。これが実現すれば宇土モデルとして他の自治体にもご紹介できるものとなるでしょうし、宇土市のコミュニティが活性化する可能性が無限に湧いてくるプラットフォームになるのではないかと勝手に妄想を膨らませています(笑)実現するかしないかは別にして、現時点で私の中で固まっているイメージを、忘れないうちに書き留めておくものですから、単なる個人的な意見としてご認識下さい。


なお、熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーとして、今不登校児急増の問題に対するフリースクールやオルタナティブ教育の観点でも活動フィールドを広げている過程なのですが、この宇土モデルのプラットフォームが実現すれば、結構画期的な対策にもなり得るのではないかと期待していますので、その点についても触れさせていただきます。


まちづくり学校 宇土人(うとんちゅ)(仮)というプラットフォーム

これからお話しする内容は、宇土市に限った、かなりローカルな話となりますので、会議の内容やそこに至る経緯などの前提はあえて色々割愛して上で、現時点での構想をのみ、関係者に共有するような体でお話しさせていただきます。予めご了承下さい。また、私一人の案ではなく、色々な方々のご意見も集約させたものであることも明言させていただきます。


ただ1点、フリースクールに関する新しいアイデアとしての側面がありますので、ご興味あられる方は是非お読みいただけたらと思います。


今回のテーマは「プラットフォーム」についてでした。宇土市で何かをやりたい、やってみたいというアイデアを持った人たちが集まり、意見を出し合って、その中で面白そうなことを実現に持っていくにはどうするかということを話し合っていく場として、まちづくり学校というプラットフォームを考えてみましょう、という話だったかと思います(私の誤認があったらご指摘下さい^ ^; )。


今日の会議では、宇土の未来を考えた時に、自分たちの「やりたい!」を皆んなで実現させていけるような場を作るにはどんなプラットフォームが必要で、そのためにはどんな人やモノが必要か、という話し合いが行われました。


そこで私のイメージとして提案したのが「オンラインとオフラインを繋げたハイブリッドシステム」です。


私が「プラットフォーム」と聞いて真っ先に思ったのが、地元密着型の独自コミュニティシステムなんですが、要はFBやmixiのようなコミュニティサイトを宇土市(宇城環内?)という限定的な括りで構築して、そこに様々な情報を集約させるというもの。ただ、オンラインだけではデジタルに疎い方々が入れないため、ここにオフラインの場も繋げて、ハイブリッドで宇土市全体に情報が行き届くようにできないか?と考えました。オンライン内でやり取りされた情報は、月1などの定期で、現在発刊されている『広報うと』などにコラボ掲載していただくなどして共有できれば、オフラインも含めて、宇土市内の全世帯に情報が行き渡るのではないかと考えました。


宇土モデル構築の2つのフェーズ

仮にこのハイブリッドシステムを構築するなら、その構築プロジェクトは2つのフェーズに分かれることになります。


①ハイブリッドが形成されるまでの前半のフェーズ
②ハイブリッドが形成されたあとの後半のフェーズ


それぞれに必要な人員は異なります。


①全体把握者、全体のマネジメントをする人、エンジニア、システムデザイナー、彼らを集める人、資金を集める人、資金を管理する人など
②ハイブリッド全体の把握者、ハイブリッド全体をマネジメントする人、オンライン情報管理者、オンラインシステム管理者、オンラインマネージャー、オフライン情報管理者、オフラインマネージャー、オンラインとオフラインの橋渡しをする人、資金管理者など


ただし、このハイブリッドシステムの構築には相当な時間とお金、労力が予想されるため、これをメインに据えた学校プラットフォームの構築は避けた方が良いということがありました。スタートにつくまでのハードルが高すぎるからです。まずは小さく始めること。その点でいけば、この2つのフェーズはあくまでも1つのプロジェクトの位置付けが適正で、将来的にこのプロジェクト自体が「やりたい!」の1つとして実現に向かっていけば、行政も巻き込んだ形での宇土モデルになるよね、という感じが望ましいということになりました。


すると直近ですぐに始められることは?ということになると、どこか皆んなで集まれる場所が必要で、かつこのプラットフォームを形成していくメンバー間の情報共有の仕組みが欲しいところ。


例えば、FB上にグループページを作ってそこでやり取りをしたり、LINEグループで情報をやり取りしながら、まずは月1程度の例会を通じたまちづくり学校の運営が現実的だろうということでした。


宇土モデルにできること

ここからはまちづくり学校のハイブリッドシステムがどんなことをもたらしてくれるのかという点をお話しします。


まず必要だったのが情報の共有システムと、「やりたい!」「いいね!」を繋げて具体的なムーブメントに昇華させる仕組みでした。さらにはそういった「やりたい!」そのものが湧きやすい環境にできれば宇土が盛り上がるかなというイメージでした。


例えば宇土市にも、行き場に困っている高齢者の方々もいらっしゃるのですが、そんな方々もほっこりとお友達と過ごせる場所を求めていたり、今まで自分がやってきたことを何かしらの方法で誰かのために役立てたいと思ってらっしゃる方もいます。そういった高齢者の方々が、子どもたちと繋がれる仕組みがあったらいいなと考えたりしました。


「あるお爺さんは竹馬の作り方を教えてくれるよ!」
「あるお婆さんは野菜の育て方を教えてくれるよ!」
「お爺さんお婆さんと子どもたちのゲートボール大会をやろうよ!」
「地区対抗の運動会なんて面白そうじゃない?」


そういった大小様々なイベントを如何にスムーズに発生させられるかが、この宇土モデルに期待されています。せっかく素晴らしいイベントでも、多くの人に知ってもらう、参加してくれる人を集めるというハードルや労力が高すぎて、いつの間にか継続できなくなってしまう、なんてことが多くあります。「やりたい!」じゃなくても「こういうの、求めます」でも良いと思うんです。そういう小さな声も拾えるプラットフォームは、やはりオンラインが優れている。


例えばですが、オンライン上でコメントする時には「実名」か「匿名」かを選んで投稿できたりすると便利だなと思ったりしました。宇土市というローカルエリアに限定したものとなれば、できる限り透明性を担保したいけれど、アクション、リアクション全てが実名だとかえって動きにくい。だから、自分でその都度切り替えて扱えるようにしたら、発言しやすくなると考えます。


また、如何にオープンな場にできるか。出入りが自由で、気兼ねなくできる。途中からでも気軽に参加できる。気になったら抵抗なく加わることができる柔軟性に富んだ場であることが望ましいです。


”まちづくり学校”というネーミングなので、宇土市全域で大小様々な教室がその都度実施されている、その情報がちゃんと必要な人に届いて、求めている人たちがちゃんと集まれて、繋がるべき人たちがしっかりと出会える仕組み作りができれば、本当に、宇土市全体が1つの学校のような場になります。そして、正にこの点に、フリースクール需要の新しい適用の形が見えてきました。



宇土モデルが不登校児急増問題への画期的解決策になる!?

熊本県だけでも、現在不登校児の人数は6000人を超えています。全国では30万人以上です。この流れはまだ止まりません。


しかしここに対してフリースクールという物理的な「場」を増やしていくことでは、まず対応が追いつきません。ましてや、仮に不登校を選んだ子たちの身近に「フリースクール」があったとしても、果たしてそこに行きたいと思うかどうか。フリースクールという場の数も足りていなければ、場ができたとしても使ってもらえるのかという別の問題もあり、不登校の子たちのセーフティーネットが必要であるということとの乖離が垣間見えています。


そこで宇土モデル。


宇土モデルのような、地域限定型のコミュニティーサイトがあると、身近でどんなイベントがあるのか、誰がどんなことをしているのか、誰と知り合うとどんな世界が広がるのかといったことが、個人レベルで見つけられるようになります。不登校の子たちに限らず、「居場所」を求めている方々はたくさんいるのですが、求められるのは何も「建物」や「施設」ではないことも多いでしょう。むしろ「体験」だったり「繋がり」だったり、人が集まることだけでも生まれる「場」というものが求められているかも知れません。であれば、まずはコミュニケーション。発信、受信、周知、検索、告知、集客、募集といった声の掛け合い、アイデアの共有、異質な者同士が集うことで起きるイノベーションが生まれるプラットフォームがあれば、きっと面白いことが沢山実現可能性を得られるような状況になると思います。


「やりたい!」「こんな場が欲しい」が「できること」に変わるプラットフォーム。やりたい人のハードルを下げられる環境。居場所を求めている人が、自分の行きたい場所を探せる仕組み。そんな宇土モデルが作れたら面白いなと考えました。


フリースクールという小さな場を沢山生み出すことを考えるよりも、宇土市全体に彼らの居場所ができたらいい。今日はこれやってるからココに行こう、明後日はあそこでこんなことやってるから行ってみよう。自分で機会を探せて、自分で居場所を見つけられるなら、その子の学びは止まらない。勿論、こんな理想がスムーズに完成できるとは思っていませんが、少なくてもその理想に近づく努力はできるかなと。高齢者の方にとっても、如何にオフラインでもこういった仕組みを不便なく使っていただけるかも重要な気もしていて、色々あれもこれもと考え出すと大変ですが、ディズニーランドのように、永遠に完成しないけれど常に身近な存在のプラットフォームが、宇土に作れたら良いなと願ってやみません。



ということで、何やらまとまりのない感じではありますが、現時点での妄想をあれやこれやと綴ってみました。大きいこと考えるのが好きなので、今後の自分の実現リストに加えてみたいと思います。宇土の方、是非一緒に^ ^












 

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