駿台文庫『システム英単語』を効果的に使うには!?|熊本の塾長談

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

あなたは駿台文庫から出ている『システム英単語』を使ったことはありますか?この英単語帳は他の単語帳と違って特徴的な設計になっています。勿論、特徴的な設計には賛否が付き物なので、万人受けするかどうかは分かりません。もし初めて聞いた!という方がいらっしゃったら、少しでも参考になればと思いますし、今正にその単語帳を使われている方は、その使い方の参考になればと思っています。この単語帳は本当に使い方次第です。

 

 

駿台文庫『システム英単語』はこんな英単語帳

まず構成としては上記のようになっています。普通の英単語帳とは異なり、ある程度の単語の塊を1つのブロックとして覚えていくやり方です。

 

 

例えば普通は下半分の部分(白背景の部分)にあるような1対1の記載になります。

proceed 進む

しかしシステム英単語は上部の青背景の部分で下記のような載せ方をしています。

proceed straight ahead まっすぐ前に進む

というブロックを作って覚えさせようとするわけです。このブロック化が思いの外効果を発揮します。

 

 

他の記事でもお話ししていますが、英語を勉強する時には文章単位で覚えた方がはるかに効率的に覚えられます。この「文章単位」を「ブロック単位」という、意味を持つ、より小さい単位で構成して、さらなる効率化を図ろうというのが『システム英単語』の狙いです。

 

 

英単語は高校生は特に大量に覚えなければなりません。大量に単語を覚えるには、効率的に覚えないといけないわけですが、高校生の脳というのは中学生の時と比べて、実は丸暗記が苦手な形に変わってしまっています。15歳頃から、脳は情報を覚えるよりも、覚えた情報から論理的にある物事を類推したり思考したりする方を好むようになるのです。そのせいで中学の時よりも物覚えが悪くなったと感じる方も少なくありません。

 

 

するとどうしても単位時間当たりの単語定着の生産性を上げたいと考える。そこで脳の変質に合わせて、単語の覚え方も変えてしまうと良い、となるわけです。そこにこの『システム英単語』の設計がうまくハマります。

 

 

英単語を効率的に覚えるための重要ポイント

また『システム英単語』の構成が秀逸な理由を別の角度からお話すると、記憶のメカニズムに関係した視点がさらに挙げられます。

 

 

私たちの脳というのは、なんでもかんでも覚えてくれるわけではありません。というよりも、「覚えないこと」「忘れること」の方が実は基本的な性質なのです。この部分はまた別の記事で詳しくご説明しますが、そんな覚えようとしない脳に無理やりでも英単語を詰め込むにはどうすればいいのかと言うと、英単語が重要な情報であることを脳に認識させればいいということになります。

 

 

英単語は元を正せばアルファベットの羅列です。アルファベットは日本語にはないものなので、日本語回路の私たちの脳にとってアルファベットは意味を持たない情報です。これがあるルールに従って並ぶと、それが「単語」として意味を持つようになります(不定冠詞のaは、また別ですが)。そして単語がいくつか連なると「連語」「熟語」というブロックになり、それがさらに長くなると文章になるわけです。

 

 

こうしてどんどん1つの塊に意味が不可されていくと、元々が「無意味記憶」にしかならなかったはずの英単語という情報が、ある明確な意味を持つ「有意味記憶」になっていきます。

 

 

脳は勿論意味のない記憶よりも意味のある記憶の方を好んで長期記憶として保持したがりますので、単語は単語単独で覚えるよりも文章単位で覚えた方が早く覚えられる、というわけです。そしてこの”意味のある塊”を必要最小限に縮めようというのが駿台文庫の『システム英単語』の試みです。

 

 

『システム英単語』でどうやって勉強するか

では具体的にどうやって『システム英単語』で英単語を習得していくと良いでしょうか。

 

 

例えばVer.2でいくと、

第1章 Basic Stage P.2〜104

第2章 Essential Stage P.106〜197

第3章 Advanced Stage P.200〜264

第4章 Final Stage P.266〜302

第5章 多義語のBrush Up P.304〜334

という構成になっています。

 

 

ここで、私は基本的に50ページ程度を1つのセットにしていたので、ページ数的に100ページほどある第1章と第2章をそれぞれ2セットずつとカウントすると、第5章までに7セットあると考えることができます。何ページを1セットとするかは各自で調整して下さいね。50ページはあくまで目安です。

 

 

するとこの50ページを1セットとして1週間で取り組むとします。7×7=49なので、じゃあ1日7ページくらいずつやればいいのね!と思うかも知れませんが、私はそうはしません。1週間毎日50ページ全てに目を通します。つまり1週間の間に50ページ全体を5回〜7回繰り返すということです。

 

 

え、毎日50ページ分を覚えるの!?と思うかも知れませんが、勿論違います。最終的には当然覚えることになるのですが、それはまだ先の話で良いと割り切ります。正確には、覚えるというよりもリラックスした状態でパラパラっと軽く目を通す、といった感じです。これは五感の中でも特に情報収集器官として発達した「視覚」の性能を信頼した方法です。

 

 

さて、これで7セットなので7週間として考えると、駿台文庫『システム英単語』をやりきるのには2ヶ月程度で完了する、ということが概算できます。

 

 

なお『システム英単語』は必出単語1970語と多義語180語が収録されているとのことなので、2150語を覚えられるということになります。2ヶ月で2000語強であれば悪くないペースかなと思います。勿論これ1冊では足り無さそうなので、これが済んだら別の英単語帳もチャレンジしてみましょう。

 

 

まとめ

今回のご紹介は駿台文庫から『システム英単語』をご紹介しました。ちょっと特徴的な単語帳なので賛否は別れるところかも知れません。もし「ちょっと自分の感覚と合わないな」と感じたら、無理にこれを使う必要はありませんのでご安心下さい。

 

 

この単語帳に限らず、学校の指定の単語帳が自分の肌に合わないといった場合は、思い切って自分に合う単語帳を新たに買って、そちらをメイン使いにしちゃいましょう。学校から指定された単語帳を使うことが重要なのではなく、どう効率的に英単語を覚えるかが重要なので、それはズルでもなんでもありません。ただ学校の単語テストはそこから出ますから、自分がメイン使いしている単語帳ではない方をテスト前は使わざるを得なくなるかも知れませんね。ちなみに私の場合は、別の単語帳をメインにすると決めた時点で、学校の単語テストでの点数確保は度外視します。学校に自分を合わせる必要はない。最終的に入試当日までに必要量の単語を覚えさえすれば良いのだから、それに沿う努力に絞って取り組みます。でも決して良い子は真似をしないで下さい。

 

 

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