私立推薦入試の面接対策における熊本の塾長からのアドバイス

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今現在私の生徒さんにも面接対策を必要としている方がいらっしゃいます。そこで、指導していく中で面接について思い出したポイントがいくつか出てきたので、この機会に皆さんにも共有します。今回の私立入試、推薦入試だけではなく、AO入試やその先の就職活動にも役に立つ情報ですので、是非何かの参考にされてみて下さい。

 

 

推薦入試の面接対策は重要!?

そもそも面接対策ってそんなに重要視する必要あるの!?というご意見もあります。面接はあくまでも精神疾患がないかとか精神的な問題、人格的な欠陥、その他留意する点がないかといったことを確認するためのフィルターでしかなく、よっぽどのことがない限り面接で落とされることはない、というのです。

 

 

このご意見には一理あります。医学部の面接等はそういった側面もあるからです。十分な学力試験も経て、あとは特別な問題がないかだけを確認するために形だけ面接を課している、というものです。

 

 

しかし、私立の入試、推薦入試における面接も同じように見ていて良いのでしょうか。特に小論文と面接で決まるといった試験の場合は、その比率的に、面接が合格確率に影響を及ぼす可能性は非常に高いと思われます。直接話をするという試験形式を採ることの意味を、決して過小評価するべきではないというのが私の見解です。

 

 

すると小論文対策と面接対策をしっかりやっておくことが、合格確率を上げていくポイントになる。特に小論文も面接も、しっかり対策をしようとすれば双方が相乗効果でスキルアップできていくので、安心して両方に意識を向けて頑張っていただけるかと思います。

 

 

では実際にどういったことを意識すれば良いのでしょうか。その点を次章でお話していきます。

 

 

面接官は何を見ているか

誰かに評価される仕組みの中で気をつけるべきは、相手が何をどう評価しているかです。ここを考えずに”自分なり”の対策を講じても非効率になります。

 

 

では面接官は何を見ているか。これが入試の面接であることを考えると、面接官の見ているポイントはズバリ「この子に来て欲しいかどうか」です。自分の学校の生徒として採用したいと思うかどうかが最も重要な基準です。

 

 

これは就職活動の面接や入社試験の最終的なゴールにしてもそうです。優秀かどうかも勿論評価に載りますが、人が作るコミュニティに新しい人材を入れる場合、結局は仕事ができるかできないかよりも、この子がこの先伸びてくれそうか、うちの会社にとって一緒に働きたいと思える人材かということなのです。主観的に思われるかも知れませんが、勿論採用基準や採用マニュアルの項目などもあります。ありますが、人が見る面接試験がある理由は、最終的にはペーパーでは分からない”その人”を見たいということです。

 

 

ではどんな生徒さんを欲しいと思うのか。それは勿論、自分の学校が第一志望で、自分の学校のことを本当に目指して、調べて、準備して臨んできてくれる子でしょう。そこに優秀さがあればなおのことありがたい。結局のところ「うちの学校からこんな子が卒業していったんですよ!すごいでしょ!」と言いたいわけです。そのために4年後に花開くであろう優秀な人材、ポテンシャル(可能性)を秘めた人材を採りたいというのが、面接官の本音です。

 

 

とすれば、戦略は2つ。

①相手が採りたくないと思うような要素をなくす努力をする

②相手が採りたいと思うような要素を準備して習得する

 

 

茶髪にピアス、言葉遣いには品がなく、言っていることも支離滅裂なら、誰だって採用に躊躇するはずです。そういった、明らかに相手にとって悪印象だなと思う要素は極力面接までに根絶しておきましょう。

 

 

それに加えて、そこまで取り繕う必要はありませんが、相手が「あ、この子良いなぁ」と思うような要素を自分に付加していくことも大切です。言葉の表現の幅、立ち居振る舞い、話し方など、これまで改めて意識することのなかった部分を、この機会にブラッシュアップしてみませんか?

 

 

面接というのは、あなたのためだけに時間をわざわざ作っていただける貴重な機会ですから、それなりの誠意を持って対応すべきです。そして相手もそれを望んでいます。せっかくのチャンスをしっかり掴みに来ていますか?そう考えているのです。

 

 

実践!推薦入試に向けた面接対策!

それでは具体的にどんな対策を講じればいいのでしょうか。それを考えるにはまず、最終ゴールを想定しましょう。どんな生徒として面接に臨みたいか、です。

 

 

どんな生徒があるべき姿か、については、志望大学の校風や校訓、求めている人材像の情報を収集して総合的に判断していきましょう。自分の理想の姿、ではありません。あくまでも相手が欲しいと思う生徒像を基準に考える必要があります。

 

 

それが分かったら次に、どんなことが面接で聞かれるのか、その情報を集めて下さい。過去の面接情報ということです。どんな切り口から質問をしてくるのか、その切り口から相手の性格を読み解きます。どんな思考ができる子が欲しいのか、どんな性格の子が欲しいのか、どんなビジョンを持った生徒が欲しいのかといったことは、この質問に込められていると言っても過言ではありません。

 

 

面接での質問の方向性が分かったら、それに対する理論武装が欲しいところです。つまり情報を収集するわけですね。勿論、その学校のカリキュラムから、自分が将来取りたいと思っているコースや授業、興味のある分野の教授や論文といった情報を連想させ、その情報を集めて覚えていきましょう。オープンキャンパスに実際に行かれるのも良いですよね。

 

 

面接の時に面接官が嬉しいと思うのは、やはり本気度を感じた時です。あ、この子はわざわざここまでやってきてくれたのか、ここまで調べてきたのか、もう入るつもりで入ってからの授業や教授、その論文まで調べてきたのか。。。この本気度が「印象」に繋がります。

 

 

結局のところ、面接官が面接に来た生徒さんのことで記憶に残すのは「印象」です。何を話したか、ではなく、どんな受け答えをしていたか。ハキハキとした雰囲気、明解な論旨でこちらの質問にしっかり答えていたなぁ、とか、明るく元気で受け答えし、時にはおっちょこちょいな性格も見せつつも、全体的にはしっかりとした考え方を持った子だったなぁ、とか。そういった「この子面白かったな」「この子、来て欲しいな」といった「印象」を残せるかどうかが勝負です。

 

 

まとめ

今回は私立入試、推薦入試、果ては就職活動で重要な要素となる面接対策についてアドバイスをしました。勿論、そこまでガチで対策しなくたって大丈夫!とおっしゃる方もいますが、私は違う意見です。万全を期して臨み、それでもダメなら運命なのでしょうが、やるべきこともせずにたどり着けなかったとしたら、それは単なる手抜きに過ぎません。

 

 

落ちているチャンスばかりを拾うのではなく、まだ空で輝いている眩しいチャンスを掴みに行く努力をしてみませんか?できることはまだまだあります。攻めていきましょう。

 

 

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