熊本 塾長が答えます！「うちの子、のんびり屋さんだけど大丈夫でしょうか？」
こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。
正式なお問い合わせ以外の場面でも、保護者の方と知り合う機会などがあると「うちの子のんびりな性格なんですけど、それでも大丈夫ですか？」といったご質問を受けることがあります。普通の塾さんなら「全然大丈夫ですよ！」と即答えられるのだと思うのですが、私は安易に「大丈夫です」とは言いません。というよりも、言えません。そのお子様ご本人を診てみないと分からない、と考えているからです。
ではなぜわざわざ「普通の塾さんなら」と言ったのか。それは普通の塾さんと当塾とでは、生徒さんの集客に対するスタンスが違うからです。ここをあまり掘り下げてしまうと他塾さんの批判になってしまいますので避けたいのですが、現実的な話、普通の塾さんで講師や社員さんが第一義として考えているのが「生徒の人数を増やす」であり「生徒の現状を変える」ではないというのがその理由です。
少しデリケートなリアルな話をしますが、それでもよろしければご一読下さい。なお、本日の記事は当塾の”厳しさ”が垣間見える内容とおなっておりますので、ご入会を検討下さる方は是非参考にしていただけたらと思います。
のんびり屋さんでも大丈夫？それとも。。。
まず当塾のスタンスを申し上げると、「生徒さんの現状を変えられないと意味がない」というものです。正直に言えば「生徒の人数を増やす」「塾の売り上げを上げる」というのを重要視してはいないのです。これは別に格好つけている訳ではなく、起業して数年後に行き着いた私なりの結論というか、答えだったからです。
当然のことながら、塾はビジネスなので、売上が上がらないといけないのは確かです。売上は生徒さんの数に比例しますので、生徒さんの数を増やすというのを集客の目的としている塾が普通です。以前働いていた明光義塾や能力開発センターでも、セールス(営業)はしっかり研修で教えられていました。
これは批判することではありません。これが企業のあるべき当然の姿です。問題は、セールスやクロージングといった営業スキルの方が、生徒さんをどうにかしたいという理念よりも強いということです。生徒を増やすことの方が重要視されており、生徒さんが伸びるかどうかは二の次だったというのが正直な感想です。
しかしそれは保護者の方々には見えない部分です。こういうところで私が暴露しない限り、お子様を預ける保護者の方の立場からは裏が見えません。ですから「うちの子、のんびり屋さんなんですけど、大丈夫でしょうか？」という不安な気持ちに「大丈夫ですよ！」と言ってもらえると嬉しいわけです。
ただ、本当に大丈夫かどうかはご本人と対してみないことには分かりません。のんびり屋さんでも大丈夫な時と、のんびり屋さんでは大丈夫ではない時の両方が可能性としてあるからです。ですので、「リアルな話を聴きたい！」という方にとっては当塾はオススメできますが、「リアルはいいから安心させて！」という方は他の塾に行かれた方が良いかと思います。本当に成績を伸ばしたいなら、リアルと向き合わなければならないからです。その点で当塾は”厳しい”塾と言えるかも知れません。
のんびり屋さんに伝えたいこと
ではのんびり屋さんでも良いのかどうかはどこで判断するのでしょうか。
その前に1つだけフォローさせていただくと、仮に他の塾さんで「のんびり屋さんでも大丈夫ですよ！」と言われたとしても、その理由が明快で論理的で納得できるものであれば、信用して下さっても問題ないと思います。セールストークで適当に話を合わせてこちらをホッとさせている、ということでない限り、「そういう理由で大丈夫なのね！」とご納得できるのであれば、その方のお話には耳を傾けてみられると良いでしょう。
ちなみに話を戻して当塾の判断基準をお話ししますと、のんびり屋さんでも大丈夫かどうかは、目標がどこにあるのかに因る、ということになります。志望校がどのくらいのレベルなのか、学校の成績をどこまで上げたいのか、その目標にどのくらいの時間を掛けてたどり着きたいと思っているのか、そういった情報がなければ、逆に言うとのんびり屋さんでも許容されるのかどうか分かりません。判断できないと思います。
もっとシステマティックに言えば、欲しい成果を出せるのであれば、のんびり屋さんでも大丈夫です、ということです。
人は自分のことを変えたくないですし、自分のことを正当化したいものですし、何より承認欲求があります。自分のことを認めてもらいたいのです。ですから、感情的にも「大丈夫ですよ！」と言って欲しい。当塾のように「大丈夫かどうかは安易にお答えできません。今のままで目標達成できないのであれば、のんびり屋さんから卒業してもらわないといけないでしょう。」なんて小難しいことを言って欲しくはないはずです。
ただ、これはハッキリ言えますが、そういったリアルを避けている間は絶対に成績は伸ばせません。伸ばせるとしたら物理的に勉強時間を増やすしかない。しかしそれも近いうちに限界が来ます。1日は24hしかないからです。そもそものんびり屋さんが1日10hも12hも勉強することはできないでしょう。つまり物理的にも精神的にものんびり屋さんのままで目の前の結果を変えるためには、相当キツイ思いを強いられることになる、ということです。
ですから、それでも良ければ当塾の指摘するような小難しい嫌な現実を避けていただいても構いません。構いませんが、当塾はリアルを突きつける分、ちゃんと向き合っていただければ確実に成果を出しますよ、という環境だということを明言させていただきます。
どの”キツさ”を選ぶか
ものすごく嫌な表現をするならば、現状を変えたいのんびり屋さんは2つの”キツい”選択肢から1つを選ぶことになるということです。
① がんばっても結果が出ないキツさ(真綿で首を絞められるコース)
② がんばった分だけ結果が変わっていくキツさ(険しい山道の登山コース)
①は、今ののんびり屋さんのままで形だけ勉強させられる場合に訪れるキツさです。自分を変える必要がない分、強制的に周囲から勉強作業を強いられることになりますが、そうやってがんばっても「それまでの自分」のママですから「それまでの自分が出して来た結果」を引きずり続けることになります。つまり結果が変わらないのにジワジワキツさだけが続くコースということです。
私はそういった苦しいやり方を強制したくないので、生徒さんにはなるべく②のコースを選んでいただくように促します。がんばった分だけ結果が出た方が良いでしょ？と誘導するわけです。
ただ、結果を変えたければ自分を変えるしかないので、自分を変えることに伴うキツさはあります。”キツさ”と言うとネガティブですが、することはイメージトレーニングがメインです。そして意識付け。勉強に対する発想が変わりさえすれば、登山と同じように見える景色がガラッと変わります。①はひたすら同じ景色の中で苦しむだけですから、どうせキツいなら②の方が私はオススメです。
まとめ
「のんびり屋さん」というのが「性格」なのか「行動の習慣」なのかは、ご本人様と対してみなければ分かりません。私の指導を受ける以上、私との相性でものんびりさが変わりますので、やはり対面することが第一です。そして、当塾ではリアルをしっかりお話しします。
生徒さんは多くいるに越したことはありませんが、ただ沢山集めても、その生徒さんが変わらないのであれば意味はありませんし、ただ勉強時間を増やして成績を上げるためだけの作業に徹するのであれば、私じゃなくても誰でもできます。
私は子どもたちの人生に貢献したいですし、学生時代を乗り切るという意味合いよりも、将来のために学生時代を活用して成長していただくことを願っています。だから起業し、自分の塾を開きました。やっていることは英数国社理の知識習得そのものではなく、それらをきっかけにして頭を良くするサポートです。もっと明確に表現すれば「問題解決能力の育成」をします。なので「のんびり屋さん」でも良いのかどうかは、そのままでも目標を達成できるかどうかで判断します。別にのんびり屋さんでも良いのです。それはその子の性格かも知れません。それ自体が問題なのではなく、そのままでも欲しい成果が得られるのかどうかに判断の余地があるだけなのです。変わるべきなのかどうなのか。そこに専門家としてアドバイスをし、変わるつもりがあるのなら、その方法を教えてアシストしますよ、というのが熊本の個別指導型学習塾ブレイクスルー・アカデミーのやり方というわけです。
もしこういった指導にご興味がございましたら、厳しい塾ですが、是非お気軽にご連絡下さいませ。
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