熊本の塾長が勝手に分析!『名探偵コナン』の黒幕は誰だ!ラスボスの正体を追うシリーズ第2弾![黒の組織編]|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今回は前回からの続きで、『名探偵コナン』黒幕は誰なのか、という点を考察します。なお、前回の事実確認を踏まえた上での話になりますので、まだご覧になられていない方はそちらも参照していただけたらと思います。

 

 

すでに作者の青山剛昌さんの頭の中にはエンディングが決められているのでしょうし、実際には誰をラスボスにするのかも決められていて、その原稿も現時点で集英社の金庫に保管されているとのこと。正体が誰か、いろいろな憶測が飛び交う中、私も私見を述べてみたいと思いました。でも分析の精度が上がれば上がるほど、おそらく他の方々と似通った結論になっていきそうな気もしますね^ ^;

 

 

それでは行ってみます。

 

 

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『名探偵コナン』の黒幕は誰だ!ラスボスの正体を知るベルモットの行動の意味

まず述べていきたいのはベルモットの行動の意味です。

 

 

ベルモットを含めて黒の組織の上位幹部はおそらく「あの方」が誰かが分かっていると思われます。というか、ベルモットは「あの方」にとって特別な関係性があるのは確実で、それは単に「ベルモットがあの方のお気に入り」ということ以上の意味で、それはバーボン(安室透)との会話からも読み取れます。

 

 

黒幕が誰か、という件については中堅よりも下の人間には知らされていないかも知れません。ナンバー2のラムの姿すら情報が錯綜していますから、自分の所属しているグループが烏丸蓮耶という大富豪が君臨する烏丸グループであることくらいは認識しているでしょうが、おそらく本当の黒幕の正体に関しては明かされていないのではないか?というのが私の見方です。

 

 

また、ベルモットは黒の組織の中にあって異質な存在です。黒くなれていないというか。どちらかというと黒の組織を壊滅させるためのスパイである可能性すらあります。それはシルバーブレッドの存在を喜んでいるようにすら見える彼女の行動からも見て取れます。

 

 

例えばベルモットはハリウッド女優のシャロンに扮して、工藤新一の母親・有希子と共に黒羽盗一の元へ変装術を学びに行っていますが、その変装術を自分以外の人間にほどこした時というのは、アイリッシュにしてもバーボンにしても黒くなりきれていない人間が多いような気がしています。アイリッシュなんてベルモットに共感しコナンを命がけで庇ってさえいます。バーボンは言わずもがなです。

 

 

ロンドンで新一と蘭に命を助けられたからなのか、二人の命を守ることに関しては鬼気迫るものがあり、ハロウィーンの船上イベントが描かれた二元ミステリーの時には、蘭が撃たれそうになることに本気で動揺していました。単に命を救われたから「エンジェル」と呼んでいるわけではなさそうな雰囲気が端々に見て取れます。

 

 

これは蘭がエンジェルだからなのか、シルバーブレッドにとってかけがえのない存在だからなのか、よくある「自分の境遇と重なる故」なのか。しかしこの二人へのベルモットの思い入れは半端ではありません。

 

 

ちなみにベルモットは、FBIのジョディ捜査官の発言から「全く歳を取らない」と言われていたので、APTX4869の効果か何かで若返りをしているからなのかとも思いましたが、どうやら単なる変装術の効果だったらしいことが分かっています。そもそもAPTX4869は若返りの効果ではなく「幼児化」する薬なので、その幼児化を可能にする部位から細胞年齢を逆行させる因子を抽出して別の秘薬として実用している可能性も否定できませんが、現時点ではそれができているという描写はありません。

 

 

『名探偵コナン』の黒幕は誰だ!組織へのスパイ編

黒の組織への潜入捜査を行っているメンバーはFBI、CIAといったアメリカ寄りの諜報員をはじめ、結構多くいるような印象です。それこそ前回黒の組織のメンバーの一覧を作りましたが、その中の20人中7人がFBI、CIA、公安のスパイでした。結構多い。そして作中で組織を裏切ったのがシェリー、アイリッシュ、キュラソーの3名。

 

 

これだけ多くのスパイが潜入可能であり、裏切りもあり、かつ幼児化したシェリーが脱出してこれたという事実を踏まえるなら、黒の組織は結構情報がダダ漏れする脆弱な組織のような気がしてしまいます。当然ベルモットのような、純粋に組織内のメンバーでありながら心が黒くなりきれていない人間や、灰原哀(宮野志保)の両親である宮野厚司や宮野エレーナのような、もともとは普通の?人間で、企業買収やスカウトなどを経て所属を決めた人間もいますから、全員が全員黒の組織の極秘プロジェクトの全貌を把握している人間ではないということが伺えます。というか、自分が「黒の組織」に所属している自覚さえないかも知れません。それは灰原哀が以前に「そんなものを作らされているとは思っていなかった」という趣旨の話をしていることからも明らかです。

 

 

宮野厚司がマッドサイエンティストと呼ばれていたと言われていますが、それがなぜだったのかは未だに明かされていませんが、その妻エレーナは宮野医院を営んでいた時にバーボンこと降谷零と何度も面識がありますし、ベルモットが「彼女はヘルエンジェル、地獄に落ちた天使」だと言っていること、そして以前登場した黒の組織のメンバー・ピスコが「お前の両親が研究をあそこまで進めていたとはな」と発言していることから、そもそも研究が進められていたAPTX4869自体が「幼児化」以上の薬であり、それが黒の組織の極秘プロジェクトの重要な鍵であることが伺えます。そして宮野夫妻無き今、その鍵を握る人物が宮野志保こと灰原哀ということになりますが、灰原哀が逃げてきた本当の理由が、薬を作る重圧から逃れるためではなかったとしたら。

 

 

また、ベルモットが仮にどこかのスパイではなく、単に個人的な信条から組織の極秘プロジェクトに乗り気ではなく、こんな組織ならいっそのこと消えてくれた方が人類のためであるとさえ考えているなら、FBIの赤井秀一や工藤新一、そしてバーボンにあえて警戒を緩めている、もっと言えば、期待していることは納得ができます。ただ自分の立場が「あの方」と近しいだけに表立って反対の意思を表明できないということと、自分が「あの方」のお気に入りだったとしても自分が不要になればすぐに消されるだろうことも気付いている。だからいま死ぬわけには行かないと、姿をくらませている。

 

 

ここからはさらに仮説ですが、ベルモットは裏で黒羽盗一と繋がっていると考えられます。もちろん組織を壊滅させる方向で。そして黒羽盗一は工藤優作のライバルだった男で、一応事故死したことになっていますが、おそらく生きている。

 

 

もともと師弟関係ですし、黒羽盗一の個人的な能力や財力、あらゆる意味においてのポテンシャルを評価しても、この組織壊滅作戦に巻き込んでも大丈夫と思われるから。社会から存在を消すことで家族を危険に晒すこともない状況にして、「あの方」の最も信頼の厚いベルモットを通して情報を得て、動きを考えているというところでしょう。

 

 

『名探偵コナン』の黒幕は誰だ!最終回編

名探偵コナンの最終回では、コナンも工藤新一に戻り、黒の組織が壊滅、極秘プロジェクトも無に帰し、長い長い戦いに幕が下りるという形になるとは思います。そこには豪華なメンバーがそう揃いするでしょうし、燃え盛る組織本部か、生き絶えた烏丸蓮耶が描かれ、それを皆んなが見つめているというエンディングな気がします。そして現時点で「烏丸蓮耶」の名前が挙がっているということは、そのまま単純に烏丸蓮耶に挑むストーリーでは終わらないということだと思いますので、真の黒幕が誰かを予想する余地がまだあるかと思っての、今回の考察になります。

 

 

最終回では黒羽快斗扮する怪盗キッドだけでなく、その父親の黒羽盗一や、もしかしたら宮野夫妻、FBI、CIA、MI6、公安のメンバーも勢揃いして、かなり激しくドラマティックなエンディングとなるでしょうが、流石に小学生である少年探偵団はそこにはいられないかな、と。阿笠博士は大事な役所なので絶対いますね。

 

 

一時期阿笠博士が黒幕でありラスボスの正体ではないのか!?という説も話題になりましたが、それではあまりに安直すぎますよね。でもあれだけの発明家を組織が欲しがらないのも不自然だなとは思ったりします。

 

 

これだけ長く続いてきた『名探偵コナン』の最後は、二転三転する展開がコミック1巻分まるまる使って描かれるような気もしていて、それだけ壮大なスケールで描かれるなら、それが丸ごと劇場版に焼き直される可能性にも期待してしまいます。また、最後にどう劇的に工藤新一に戻るのか、それをどう周囲が受け止めるのか。江戸川コナンがいない現実を少年探偵団はどう迎えるのか。気になるところです。

 

 

烏丸蓮耶の正体は一体誰なのか。衝撃な最後を迎えるとしたら、どんな人物がどういう状況にあると感動的な最後になるのか。それをベースに考察を進めています。烏丸蓮耶自身が生きているのか、彼の意思を受け継いだ誰かが組織のボスとして君臨しているのか。あのジンが、ナンバー2のラムにすら敬意を表しないジンがあそこまで忠実に従っている「あの方」とはどんな人間なのか。

 

 

言ってみればコナンこと工藤新一がこの黒の組織に関わってくることになったのは、黒の組織の怪しげな取引現場を目撃してしまったからであって、工藤新一だから殺しに来たわけではないし、元からFBIやCIA、公安やMI6など全世界の秘密情報部が追う組織であり極秘プロジェクトであるとすれば、あまり工藤新一寄りの人物ではないという予想もできます。あくまでも黒の組織を追うメンバーに工藤新一が途中から加わっただけですからね。だから円谷光彦説や阿笠博士説が違和感があるのです。もっと第三極的な人物であり、でも「なるほど、この人だったか!」みたいな感じになる気がします。

 

 

『名探偵コナン』の黒幕は誰だ!雑記

となれば候補にできる人物も絞り込めそうです。シェリーが工藤新一のところに来たのも、宮野明美がコナンと関わり、その卓越した推理力に期待したからであって、またAPTX4869の死亡者リストの中で唯一「生死不明」とされた人間であれば利用できると感じたから。

 

 

また、現時点でベルモットとのメールでのやりとりを見ると相手はやはり男性的な気がします。それも高齢の。ベルモットの変装術で若く見えるキャクターであるとも予想できます。また、青山剛昌さん自身が「黒幕はもう本名が作中に登場している」と明言されているので、それを信じるならば「その他王勢」的な人は黒幕として選ばれないはず。それなりに関係が深くて読者の記憶に残り、でもコナンたちから程よい距離にある、世界を股にかけて行動していそうな人物。おそらくコナンたちとも面識があるはずで、それなりに伏線は色々張ってある人物。

 

 

となると、名前的にも立場的にもがっちりハマってくれる人物がいます。それが「ジェームズ・ブラック」です。

FBI捜査官たちのトップであり、名前もブラック。そして男性であり年齢も立ち位置も悪くない。また、32巻でジェームズ・ブラックが初登場した「シカゴから来た男」の話の中では事件から救われた際に心の中で「It was a little rough way, but took me the right place…Cool guy…. 少々手荒だが見事だよ、クールガイ」と呟いています。小学1年生の男の子はguyではなくkidですよね。これは彼が工藤新一であること、つまり高校生であることを知っていたから出た言葉であると推察されます。

 

 

工藤新一はAPTX4869を使った人間で生存が唯一判明していない存在ですし、日本では高校生探偵として有名ですから、FBIで捜査官のトップにいる彼なら、それらの情報をつなぎ合わせて、不自然なほど頭の利く少年が、工藤新一の失踪と同時期に突然現れたのであれば、、、と、答えに行き着く可能性もあります。

 

 

FBIのトップが黒幕であれば情報だって組織に筒抜けですから、あそこまでスパイ天国の組織であっても渡り合える可能性が出て来ます。そして彼が烏丸蓮耶本人なのか、彼の意思を受け継いだラスボスなのか、いずれかであることが考えられます。

 

 

今日はここまでです。

 

 

 

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