【日本史の真実】明治維新の虚飾を暴く!?混迷する幕末を駆け抜けた新選組で日本史を読み解く|熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の教育&勉強攻略アドバイザー、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。

 

 

今私は3つの歴史を中心に研究を進めています。3つの歴史というのは人類史、世界史、そして日本史です。もっぱら日本史では明治維新を今着目して調べているところなのですが、この明治維新ほど歪曲されて伝わっている歴史はありません。以前からご紹介している古代史については、そもそも日本書紀や古事記が時の権力者に改竄、創作されたものをベースに伝わっているようなので、虚飾というより「虚構」と言うが近いかと思いますが、実際に近代において起きた出来事を意図的にねじ曲げて伝えているという点では、明治維新は「虚飾」と言う表現が近いでしょう。

 

 

その中でも特に今私がハマっているのが新選組です。今更感が半端ない(笑)遅ればせながら、これまでの人生において一番真剣に新選組と向き合っているのが今です。でもこの新選組という存在を追っていくと、混迷を極めた幕末の動乱過程が見えてくるものです。もちろん、新選組に並行して吉田松陰やその弟子たち(久坂玄瑞や高杉晋作)、長州、薩摩、会津、土佐の動き、坂本龍馬の動き、14代将軍徳川家茂(いえもち)、勝海舟や孝明天皇など、その時を生きたそれぞれがそれぞれの「誠」に従って動いた時代でしたが、だからこそ動きが複雑で状況が見えにくい。これを新選組一本に絞って歴史を追いかけていくことで、多少なりとも全体像が整理されていきます。

 

 

熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは、教科書の文面を追うだけの理解ではなく、明治維新に虚飾された「近代化によって大きな飛躍を迎えた歴史的転換点」という側面ではなく、より客観的な、それこそ感情論を抜きにして見た時の「西洋列強の都合に振り回され、弱体化され、支配された節目」という側面も含めて観察していこうと思います。

 

 

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混迷の明治維新期を生きた新選組が胸を打つ理由

ここからは新選組からたどる歴史の事実確認と、そこに対する完全なる私の私見を述べていこうと思います。

 

 

まず今回読んだ本は『マンガ 面白いほどよくわかる新選組』です。それに加えて2004年の大河ドラマ『新選組!』を同時並行で観ながら、『図説 吉田松陰 幕末維新の変革者たち』『明治維新という誤ち』も併せて読み進めています。大河ドラマはこの記事を書いている7月27日現在第30回までしか観ていませんが、ほとんど吉田松陰の影は出てきません。しかしその弟子、久坂玄瑞率いる長州藩士勢が八月十八日の政変で薩摩藩、会津藩等佐幕派(幕府を補佐する立場)によって京から締め出され、池田屋事件でさらに長州藩は仲間を多く失うこととなり追い詰められて、ついに天皇のいらっしゃる御所に大砲を撃ってしまうという禁門の変に至り、元々は尊王攘夷派(天皇をお守りし、外国勢を日本から排斥する立場)の急進派だったはずの自分達が、結果的に天皇から朝敵にされてしまい、久坂玄瑞は絶望して無念の死を遂げるという流れまで来ました。その一方で組織化をたどる新選組内では仲間同士の仲違いが続発し、局長・近藤勇の優柔不断な態度が土方歳三の強行を許してしまって、かえって瓦解が起こり始めている、という段階です。

 

 

時代が混迷極める幕末。魅力的な登場人物が豊富に登場し、時代は大きな節目を迎える。百姓の出でありながら必死に武士であろうとした近藤勇たちが「誠」を旗印に京を駆け巡り、あらゆる立場の志士たちが「正義」を掲げて戦い、西洋列強の干渉の中で国を思い散っていく。そして日本を縦断するが如く戦に次ぐ戦が続き、その果てに壮絶なクライマックスがあるという、本当にドラマチックな展開が観る者の胸を熱くするわけですが、面白い読み物やドラマとして観るほど、この時代というのは美しい時代ではなかったと、最近では考えるようになりました。冷静に考えてみれば、イギリス、フランス、アメリカといった強国の都合に振り回されただけの時代だったからです。そしてこの時代に失われた優秀な人材も数多く、正義を掲げて殺し合ったこの時代の日本は、大いに弱体化したと気付きました。

 

 

さらには、最も純粋な佐幕派として「誠」の思いで武士になろうとした青年・近藤勇は、たった35年の人生を罪人として裁かれて散ります。国のためにと命を賭けた結果が、逆賊、朝敵としての死というのもあまりに残酷な結末です。

 

 

しかしこうした一連の物語全てがあまりに壮絶すぎて、描かれ方によっては美しくも悲しくもなる。それがこの明治維新という時代と新選組の生き様の魅力なのだと思いました。

 

 

明治維新と新選組と長州藩

時代の結末を知る私たちからすれば、明治維新というタイミングで日本は開国し西洋化していきます。大きな節目を迎え、国として大転換点を迎えることは確かです。「維新」とは「維(こ)れ新(あらた)なり」で、政治や文化が皆新しく一新されることですから、確かに一新したのは確かなのです。しかし、、、決して日本自身が望んだものではなかった。

 

 

これを素晴らしいと思うか悲しいと思うかで全く別の見方となります。もう起きたこと、これを好機と捉えて日本を他国にも負けない強い国にしよう!と思えば、世界情勢を鑑み素晴らしい転機となりましょうが、260年間続いた平和な日本が西洋の都合で突然こじ開けられ、殺し合わされ、蓋を開けたらすっかり西洋かぶれ。これでは日本という国を失ったと言っても間違いではないかも知れません。アヘン漬けにされ、戦争で負かされ蹂躙された清国と比べれば、日本は国内だけで物事が終始したように見えなくもありませんが、本を正せばアメリカが軍艦で脅し、イギリスが薩長土肥討幕側に資金を提供し、幕府側にはフランスが資金を出し、代理戦争をさせられた結果、望まぬ開国で西洋の市場になった、という時代にもみえます。

 

 

新選組にしても、武士として幕府や将軍をお守りせんと立ち上がった浪士たちでしたが、国を思うあまり時代を読み誤り、最後には負けただけではなく朝敵、逆賊と言われて罪人として死んでいく。胸を熱くする魅力的な新撰組も、ただ時代を読み誤った時代遅れの浪士の集まりだったと言えなくもありません。

 

 

長州は長州で、最初は尊王攘夷派の急先鋒で、天皇をお守りし外敵は排斥すると息巻いていたはずなのに、最終的には海外から支援を受け外国製の武器で幕府を倒し、明治新政府を樹立することになります。立場がまるで最初と逆です。桂小五郎などは木戸孝允と名前を変えてスーツに身を固めて新政府の重役にまでなっている。

 

 

思っていたのと逆、当初の思いとは逆に終わる幕末。全てが一新されて過去を一掃して生まれ変わった日本。生まれ変わったということは一度死んだということ。日本の武士の間には当時切腹という風習がありました。日本もまた、追い詰められて一度切腹したのでしょう。そして西洋の息のかかった人々で再生された。そしてこれは、約80年後の第二次世界大戦敗戦時の日本でも行われたことです。

 

 

振り返ってみれば日本は、こうして何度も生まれ変わっているようです。それも意図せずして。

 

 

時代に縛られた新撰組と時代の先を見た坂本龍馬

陰謀論を抜きにして坂本龍馬を眺めてみると、彼に金を出し薩長の橋渡しをさせたのはトーマス・グラバーではなく勝海舟だったかも知れないとも思えてきます。これは大河ドラマでの坂本龍馬の描かれ方から考えさせられたことです。

 

 

坂本龍馬は、西洋列強から睨まれているその間に、日本人同士が殺し合う惨状を目の当たりにして嘆いていました。長州にも優秀な人材が五万といるのに、薩摩や会津が京から長州を締め出し、池田屋事件では新撰組が長州の目論見を火消し(その際多くの長州藩士が死亡)、その後馬関戦争で長州はアメリカ、イギリス、フランス、オランダの四カ国連合艦隊に散々に打ちのめされ、さらに朝廷から朝敵とされてトドメを刺されそうになる。そんなに長州をイジメてどうするのだと。

 

 

もちろん当時の長州は言わばテロリスト集団なので、幕府に仇なす者は取り締まらざるを得ませんし、ましてや御所に大砲を撃ち込んでしまえば、どんなに誤砲と言えども許されることではありません。尊王攘夷は大きく違わずとも、幕府や将軍を守る武士でありたい新撰組、公武合体を進めて外国勢に張り合えるだけの強靭な国へ生まれ変わらせたい薩摩や会津、勝手に開国を進め西洋列強に及び腰の幕府を叩き潰して外敵を排斥したい長州や土佐。それぞれに優秀な人材が別れ戦い合ってしまいました。これをまとめて日本を強い国にしたい、そのために、公武合体を進めようとしている薩摩と追い詰められた長州を繋いで一大勢力としたい坂本龍馬の考え方はジンテーゼのようなもの。

 

 

外国嫌いの孝明天皇、こんな時代でも朝廷を利用し権威を固持したい幕府、公武合体の裏にあるそういった思惑も含めて一連の幕府の在り方が気に入らない尊王攘夷派、消えゆく運命と気付かぬまま武士に憧れ続ける浪人組織新選組、そういうの全部捨てて手を取り合い国難をまずは退けたい坂本龍馬。みんな日本のため。みんな正義で、みんな誠。だからややこしい。

 

 

この時代に生きていたら自分はどの立場で生き抜いただろうかと考えざるを得ません。

 

 

ちょっとまとまりがない文章になってしまいましたが、新選組を軸に明治維新を紐解いていくと、これまで見えていなかった側面が見えてきて面白く感じた次第です。まだ新選組を詳しく知らない方は、かなり楽しめるテーマだと思いますので、是非調べてみられて下さい。妙に感情移入してワクワクしてしまうと思いますよ!

 

 

 

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