熊本の塾長が体系化する小学生の中学受験勉強法|成績が伸びる学習戦略と原理原則を完全解説

こんにちは。全国の受験生を対象に、成績が伸び悩む受験生の思考、習慣、行動を根本から再設計している、学習変革コンサルタントの安東正治です。
なお、勉強の原理原則に関する内容を網羅的にお伝えしている以下のページも是非ご参照下さい。
▶︎熊本の塾長が教える「勉強のルール」|成績が伸びる原理原則を完全解説
小学生の教育全般(ギフテッド、AI、プログラミング教育など)をまとめたページはこちら↓
▶︎熊本の小学生向け学習・才能開発ガイド|勉強習慣・中学受験・プログラミング教育を体系解説
Contents
小学生の中学受験対策
▶︎熊本の中学受験対策とは?熊大附属中・難関中学合格を目指す小学生向け学習戦略
中学受験とは何か
中学受験とは、子ども本人の戦いと言うよりも、むしろ親の戦いであると言われています。特にお母様側の強い教育意識と、お父様の経済力で支えられた戦いと表現されることもあります。
中学受験は小学生であるお子様が受験するものではあるのですが、まだ受験というものや勉強そのものに対して理解や認識に乏しい子ども自身が率先して中学受験を望むケースはあまりないかと思います。むしろ中高一貫の受験を検討し、高校受験のない形で大学受験につなげたいという保護者さま側からの希望が込められているようにも思います。
これは長い目で見た場合の受験戦略ですから間違いのないことだと思います。熊本のケースで考えても、高校受験は今後私立高校の授業料無償化の影響で激化する可能性もあるため、中高1貫を目指し、早くから勉強頑張ってもらうことに関しては、間違いのない選択です。また小学生という、脳が柔らかいうちに少しでも多くの知識を吸収していること自体は、人生上多くの場合はプラスになるはずです。
一方で、中学受験が加熱する中での教育虐待といった問題も無視することはできません。親の愛情が強すぎたり、親の希望が強すぎたりすることで、受験勉強の過程でお子様が過度なストレスにさらされることが長く続けば、それはお子さまの精神上大きな影響を及ぼしますし、この時期に受けた心理的な傷は一生背負うことも考えられます。中学受験は合否の結果が出てしまうため、その後のメンタルケアも欠かせません。AIの対応などにより先行き不透明なこの時代に、中学受験をお子さまに貸すこと自体は、各ご家庭の教育方針に則って選択すべきことではありますが、少なくても中学受験を経験したこと、経験しなかったことの教育的な差は、間違いなくあると考えられます。
高校受験との違い
中学受験と高校受験の大きな違いの1つは、本人の意思がどこまで開催するかという点です。
高校受験は、生徒自身がある程度日本の受験システムを理解した上で、自分の偏差値や学習定着率から考えられる範囲で受験校を選択することになります。受験に興味があるなしにかかわらず、その上で、ある程度の理解力を持って受験に臨むという点では、小学生時代に受ける中学受験とは異なるはずです。
また高校受験はほとんどすべての学生にとって必須のこととなります。中学受験は任意であり、希望する人のみで展開されますが、高校受験はほぼすべての中学生が受験することになります。その点でも、受験に対する心持ちは、中学受験とは全く違うものになるでしょう。
もう1点違いがあるとすれば、中学受験の場合、その過去問があまり外部に出回っていないため、中学受験対策の仕方が難しいという点です。高校受験は公立高校入試であっても、私立高校入試であっても、受験の過去問がある程度手に入ることが想定できますが、中学受験の場合、その過去問があまり出回ることがないため、対策が非常に打ちにくいことが特徴です。そのため、ほぼ実力問題として受験するか、周囲の、受験経験者の方に話を聞くことができさえすれば、そういった情報が数少ない情報源として機能することになります。
中学受験で求められる力
中学受験で求められる力は、シンプルに言えば継続力です。いかに明確な目標を持ち、自分事として受験勉強を続けていけるかが最もカギになります。
ほとんどの子どもたちは、親の期待、希望、願望を背に、押される形で勉強を続けるかもしれませんが、合格を勝ち取る子どもたちは、合格することに絶対的なこだわりを持っています。自分の力に対する自信かもしれませんし、競争に勝ちたいという漠然とした勝負感覚かもしれませんが、どちらにせよ、自分の意思でこの受験に臨んでいるのだという確信が求められます。
もう一つ、中学受験で求められる力を挙げるとするならば、対象に関する興味関心です。勉強そのものに興味がある、勉強している国語、算数、理科、社会の知識そのものに興味が持てる、この好奇心がストレスの少ない環境下で、勉強の継続を支えるものになります。
小学生の勉強で最も重要なこと
小学生の勉強で最も重要な事は、問題の意味を考えて解くということです。言うなれば、読解力です。
大手進学塾などはパターン暗記を大量にさせる方針が目立ちます。問題集をたくさん解かせて、数で力をつけさせることが多いのですが、その弊害は、問題を問題として処理しすぎるために、パターンを覚えさせることに終始してしまうことです。ここは難しいところですが、小学生の問題は、中学や高校の問題と比べて、使える知識が少ないため、大人が解いても難しいと感じることさえあります。そこに、「その問題の解き方」という観点でパターンをいろいろ覚えさせる塾が結構多いのです。しかしそうではなく、あくまでもその問題がどういう意味を持っていて、何を答えればいいのかという、問題作成者と問題回答者の一種のコミュニケーションのような対象として見て解く意識が必要です。
例えば、ある算数の問題を解いていた生徒さんが、比を使って解こうとしていました。そこで「なぜこの問題を比で解こうとしているのか」と質問したところ、「そのように習った」という返答でした。これはかなり危険な兆候です。要するに、問題の意味を考えることなく、この問題はこのパターンで解けばいいのだということを教えられたので、そのようにしか思考が働いていないということです。これではコミュニケーションになっていません。
全ての問題をパターンで解こうとすれば、それこそ無数にあるパターンを覚えまくるしかありません。これではあまりに非効率です。その意味で、小学生の勉強で最も重要な事は読解力と言えるかもしれません。

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中学受験で成績が伸びる小学生の特徴
学習習慣が安定している
中学受験で成績が伸びる小学生の特徴の1つに挙げられるのは、学習習慣が安定していることです。
中学受験はある意味で、高校受験や大学受験よりも加熱しています。ほとんどすべての学生が受験する高校受験や大学受験と異なり、中学受験は任意であって、受験意思がある人しか受験しません。つまり合格したいと本気で思っている小学生だけがこの中学受験に臨んでくるということです。その中にあって、学習習慣が定着していない子が合格する可能性は非常に低くなります。毎日勉強することが自然にできる。それが中学受験で成績が伸びる小学生の前提の特徴となります。
基礎反復を重視している
中学受験で成績が伸びる小学生の特徴の1つとして、基礎反復を重視し徹底していることが挙げられます。
中学受験の問題も結構難しい問題が出題されますので、難問への対策を意識している子は多いかもしれません。ただし難問が出るからといって、難問の対策ばかりしていると伸び悩むことになります。難問は、その種類にもよりますが、基本的には基礎、基本、標準の問題の組み合わせ、有機的な総合問題になることで難易度が上がります。つまり難問対策のベースは基礎、基本、標準への反復対策となり、基礎、基本がしっかりできていて、その上で難しい概念に対応する力が求められるため、伸びる小学生は特に基礎の反復を重視し、定期的に見直しを図っています。
難問を解いている間も、自分の基礎知識の定着に意識を向けて、抜け漏れがある場合はその都度しっかり戻って復習するように心がけてください。
自分で考える力がある
中学受験で成績が伸びる、小学生の特徴の1つとして、自分で考える力が身に付いていることが挙げられます。
近年の教育改革による入試傾向の変化とはまた別の理由で、特に難関校を受験される中学受験生の方は、かなり考えさせられる問題に対応する必要があります。これは単なる知識暗記ではなかなか乗り越えることが難しい問題です。その場合、日ごろの学習の中で如何に疑問に思ったことや不思議に思ったことなどを、興味、関心を持って、自分の意思で調べたりすることができるか、ということが学力として求められます。
問題解答のパターンにしろ、用語や定義の大量暗記、公式の大量暗記といった力技だけで対応しようとしてしまうと、確実に伸び悩むことになります。問題の意味をしっかり理解し、求められていることに対して適切に答えられるよう、日ごろから意識を持って対策をしてください。
保護者との学習連携ができている
中学受験で成績が伸びる小学生の特徴の1つとして、保護者の方との学習連携がしっかりできていることがあります。
もともと中学受験に関しては保護者の方の意思が強く反映されてきます。いかにお子さまの勉強の進度、進捗を確認しながら適切なサポートをするか。もちろんこれは学習塾に所属している方にとっては、学習塾と保護者さまとの学習連携も含まれています。お子さま自身で勉強の管理、進捗の微調整、合格までのGapの過程を埋める戦略立案といった事は、ほぼできないと考えた方が良いでしょう。
その分学習塾に依存気味になられる方もいらっしゃるかもしれませんが、学習塾はあくまでも個別対応には限界がある環境ですので、その個別的な案件に対しては、どうしても保護者さまの意識が必要です。そのため、常にお子様自身、そして学習塾と保護者様の学習連携を取りながら、お子さまのサポートをお願いします。
これはもちろん学習面だけの進捗だけでなく、メンタルケアも含めて考えてください。ひたすら頑張らせるだけでは、お子さまのメンタルが心配です。かといって、保護者さまが引き気味になると、お子さまが違う意味で暴走される危険性もあります。保護者さまは保護者さまで、中学受験をする(させる)と決めたからには、合格を目指して覚悟を決め、お子さまをエスコートするようにしてください。そしてお子さまが心理的に、精神的に疲弊してきた折には、しっかり休ませてあげて下さい。そのメリハリができるのは、学習塾よりも1番身近でサポートされている保護者さまかと思います。
「分からない」を放置しない
中学受験において成績が伸びる小学生の特徴で最も大きいのは、「わからない」を放置しないことです。
何かわからないことがあったときには、わからないことをわかるまで徹底的に調べる、もしくは先生などに質問してすぐに対処するという行動が取れることが求められます。「わからない」を放置することが習慣になってしまうと、わからないことがわからなくなってしまう危険性もあります。
また「わからない」を放置し始めると、わからないことが山積みになり、ある域まで達すると、問題が非常に解きづらくなります。そして「わからない」をわからないまま放置しているため、何がわからないからその問題が解けなくなっているのかも把握しづらくなります。「わからない」というのはその本人にしかわからない感覚なので、本人が「わからない」と感じた時には、わかるまで行動できるよう、日ごろの勉強から意識付けをさせてください。
中学受験勉強法の原理原則
先取り学習の重要性
中学受験、勉強法の原理原則として最も意識しなければならないのは、先取り学習の重要性です。
中学受験は他の小学生と同じペースで勉強していると確実に間に合いません。中学受験は先取り学習の最たるものです。欲を言えば、算数にしても、理科、社会にしても、小学4年生の間までに5、6年生までの範囲が終わり、小学5、6年生の間に中学受験の問題にどんどん当たれるようになることが理想です。ここが1年ずれ込んで、小学5年生までで小学範囲全体が終わり、小6の1年間の間に、中学受験入試問題の過去問演習にガツガツ入れるような状況になるというのでも、もちろん大丈夫です。とにかく1年2年というスパンで先取り学習を考えて勉強を進めてください。
復習回転数の考え方
暗記と理解のバランス
演習中心学習
勉強習慣の固定化
学年別・中学受験勉強戦略
小学生の中学受験理想スケジュール
小学3年生でやるべきこと
小学4年生で差がつくポイント
小学5年生の受験基礎完成
小学6年生の志望校対策
夏休み・冬休みの使い方
中学受験の科目別勉強法
国語の勉強法
▶︎作文用紙はどう使う?熊本の塾長と5分で学ぶ「原稿用紙の基本ルール」
算数の勉強法
理科の勉強法
社会の勉強法
英語導入の考え方
中学受験でやってはいけない勉強法
長時間勉強だけを重視する
解き直しをしない
難問ばかり追う
親が感情的になる
睡眠時間を削る
中学受験と塾の考え方
集団塾と個別指導の違い
中学受験塾は必要なのか
熊本の中学受験事情
早くから塾に通うべきか
家庭学習とのバランス
小学生の勉強習慣の作り方
毎日勉強するコツ
スマホ・ゲームとの付き合い方
集中力を維持する方法
モチベーション管理
勉強環境の整え方
保護者が知っておくべき中学受験サポート
親の役割とは
成績が下がった時の対応
比較しない重要性
メンタルサポート
子どもの自己肯定感管理
中学受験勉強法Q&A
中学受験はいつから始めるべき?
▶︎中学受験はいつから始めるべき?熊本の塾長が小学3年生からの勉強法と受験戦略を解説
小4からでも間に合う?
塾なし受験は可能?
1日どれくらい勉強すべき?
中学受験に向いている子とは?
中学受験で最も重要なこと
「才能」より重要なもの
最後に伸びる小学生の特徴
中学受験で本当に育つ力とは
長期的に成績が伸びる子の共通点

本気で人生を変えたい方へ
勉強問題を改善すれば人生が変わる。大袈裟でしょうか?私はそうは思えません。小学生から高校卒業まで。勉強と12年も向き合わざるを得ない以上、勉強を理解し攻略するか、よく分からないまま振り回されるかの差は、確実に人生に影響を及ぼすと考えています。だから「勉強のやり方を変えれば未来が変わる」と本気で思っているのです。
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