熊本の小学生向け学習・才能開発ガイド|勉強習慣・中学受験・プログラミング教育を体系解説

こんにちは。全国の受験生を対象に、成績が伸び悩む受験生の思考、習慣、行動を根本から再設計している、学習変革コンサルタントの安東正治です。


▶︎熊本市中央区の小学生向け学習塾とは?英語・プログラミング・先取り学習・中学受験対策を徹底サポート


また、こちらのページに関連する他の記事についてはこちらから↓

▶︎熊本の塾長が体系化する小学生の中学受験勉強法|成績が伸びる学習戦略と原理原則を完全解説
▶︎熊本で自学力が身につく学習塾とは?小学生~高校生向け学習習慣と教室時間割
▶︎熊本で不登校の学習サポートを探す方へ|勉強再開・高校受験・大学受験を支える個別指導

Contents

小学生の学習で本当に重要なこととは?

小学生の学習が将来を決める理由

小学生の学習で重要なことを考える場合、小学生時代の学習が将来を決める可能性が大いに高いということを意識する必要があります。

人は皆何も持たずに生まれてきます。親から受け継いだ遺伝情報以外は、生まれてから置かれる環境で習得していきます。何も持たない故に、脳は急速にあらゆる情報を習得しながら成長します。習得した情報と持って生まれた遺伝的な情報をもとに、考え方、発想、価値観が育まれ、それを土台としてその後の人生を形成していくわけです。

100%受動的であった時期を終え、自身で考え行動できる余地が増えてくる小学生時代の学習は、その後の学習習慣の基盤となり、中学高校と影響を及ぼしていく事は想像に硬くありません。現実問題として、小学生時代に習得したあらゆる情報が中学時代の学習の基盤となるわけですし、よっぽどの意識がなければ、中学時代の学習習慣の延長上に、高校時代の学習が来るわけです。

決して大げさな話ではなく、6歳から12歳と言う6年間がその後の人生を決定し得るという可能性は大いに意識すべきものです。

「勉強ができる子」の共通点

小学生の学習で重要なことを考える場合、勉強ができる子の共通点に着目することが重要です。例えば勉強ができる子の共通点の1つとして、好奇心が旺盛だという点が挙げられます。勉強ができる子はあらゆることに興味、関心を持ち、調べる習慣があります。不思議なことが気になり、それを知りたい、答えが欲しいと考え、それを実行する行動力があるのです。

また周囲の環境として、その好奇心を大いに発揮できる、強い興味関心が許容される環境にあるというのも大きな特徴です。偉人の器に身近なものをよくバラバラにしていたと言うものがあるように、もちろんそれが常に周囲から認められていたわけでは無いにしても、気になることが実行できる。環境下に置かれている事は大きな成長の要因です。Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグも、お父さんが早くからパソコンを彼に与えていたことが大きなきっかけになっています。

また今では生成、AIやスマートフォンといった高性能なツールが身近で使える時代になりました。それらへの依存と言う危険性はあるものの、これまで以上に自身の興味関心の対象をすぐに調べたりすることができる技術が身近にあるのです。保護者がしっかりそれを管理しお子様の依存性を抑えながらうまくツールとして活用さえすれば、今の時代は歴史上最も、勉強できる子にとって能力を伸ばしやすい時代になっていると考えられます。

学力だけでは足りない時代

小学生の学習で重要なことを考える場合、学力と学力以外の能力の両方の観点から考える必要があります。

当然「学力」というものをどういう力であると定義するかにもよりますが、これからの時代は学力があればそれで良いという時代ではなくなります。それこそ受験に求められる得点力も、大量暗記で何とかなっていた時代は完全に終わり、思考力や柔軟な発想力が試験にも実際に求められるようになっています。

また生成AIの台頭は、学力でこれまで解決されてきた課題を人間以上の精度で容易に解決するようになっています。つまり学力ではない、人間独自の能力、行動力やコミュニケーション能力、非認知能力といったものがより一層重要になってくるということです。AIにいろいろなことが代替される時代にあっては、逆に生成AIにできないことに人間が集中しやすい時代になりました。「生成AIに仕事が奪われる」のではなく、人間がしなくても良い仕事をAIに任せることができ、人間にしかできない仕事に集中できるようになったという、分業の最適化が進んだ時代だと考えるとわかりやすいかもしれません。

生成AIを使うと、何かわからないことがあった場合にもそれを容易に解決できるようになりました。これまではわからないことがあれば自分で調べたり、誰かに聞かなければ解決できなかった問題も、ChatGPTやGeminiやClaude Codeといった生成AIが手元のスマートフォンで簡単に使えるようになった今の時代にあっては、瞬時に解決することが可能です。つまり「勉強できない」ということができなくなったとも言えます。言い方を変えれば、成績が悪いということへの言い訳ができなくなった時代でもあるのです。

また、これは小学生にはまだ直接的に影響はしませんが、大学入試の総合型選抜試験の志望理由書や自己PR、就職活動におけるエントリーシートなどは、既に皆が生成AIで素晴らしい文面を作ってくるだけに、面接官にとっては採用基準にできなくなり、全く別の側面から人選を余儀なくされています。勉強はできて当たり前、やって当たり前の時代に、それ以外の何かを問われることが人選の基準になったということです。

非認知能力の重要性

小学生の学習において重要な事は、非認知能力をいかに伸ばすかということです。非認知能力とは、IQやテストの点数のように数値化できない個人の特性の総称です。傾聴力ややる気、他人と関わる力や感情のコントロールといった、個人の持つ性質のことを指し、得点力や学力といった、これまでのメジャーな指標と相対する能力として重視され始めました。

前述したように、生成、AIによって、得点力や学力が容易にカバーできるようになった時代において、人間特有の非認知能力の向上は、今後の人生の幸福度や将来の成功を左右する大きな要因になり得ます。

小学生の勉強習慣の作り方

毎日勉強する子の特徴

小学生の勉強習慣の作り方について、毎日勉強する子には特徴があります。1つは保護者の方も勉強熱心だと言うことです。保護者の方が家で読書や自身の勉強にいそしんでいるご家庭では、そのお子様もやはり勉強に自然に向かいやすいというのが特徴としてあります。

この理由の1つはミラーニューロンです。人は目にしたものを真似る性質があります。共感というのもミラーニューロンの性質の1つの現れです。また、脳の性質として、脳はまずイメージを作ってから、そのイメージを再現するために運動神経に電気を流し、体を物理的に動かします。つまり、最も身近な保護者の方が毎日当然のように勉強に取り組んでいる姿を毎日目にし続けることで、勉強するイメージが自然とでき、そのイメージの再現がしやすい環境にあると考えられます。

また仮に、お子さま自身の勉強する意思が多少弱かったとしても、勉強を促す保護者様の言葉が正当なものとしてお子さまに伝わりやすいことも大きい理由です。勉強に取り組む姿勢がない人から「勉強しなさい」と言われても、納得がいかないという感覚は想像に硬くないでしょう。

勉強習慣の作り方の基本は環境作りにあります。お子様自身の性質が勉強に向いているのなら、医師の力で勉強習慣も作れるかもしれませんが、勉強習慣はまず勉強が習慣化しやすい環境作りから始めてください。そのサイトのものが、保護者様の行動にあるのです。

家庭学習を習慣化する方法

小学生の家庭学習を習慣化する方法としては、前述したように家庭学習が習慣化しやすい環境を作ることが挙げられます。

保護者が常に学習している姿をお子様に見せるという方法と、住環境として、身近に書籍や調べるためのツールを置いておくことや、学習したいと思った時にすぐに学習に取り組める状況にしておくといった環境作りで、家庭学習のハードルを極力なくすことが重要です。

保護者の側で、保護様が毎日こなすべきノルマを明確にする。例えば、算数の問題集、国語の問題集、社会の問題集、理科の問題集など用意し、毎日それを見開き2ページずつ消化することをノルマとするなど何をすれば良いかを明確に理解できるようにしておくことも、家庭学習を習慣化する方法です。

人は何をどうすればいいかがわからない間は、その行動を習慣化することができません。小学生のうちは自分で勉強するということを自分の意思でできるようになる事は非常に稀なので、現実問題として保護者様の方で後押ししてあげることが重要です。それを出来る限り言葉だけでなく、保護者さまも自身の行動として示すというのが重要な意味を持ってきます。仮に保護者さまも学習が習慣化できていない場合、お子さまと同じように学習を習慣化していく過程を体験することになります。だからこそお子さまが学習を習慣化する過程でどんなことにつまずくのか、どうして学習しないのか、学習したくない感覚、そういったことにも共感できるようになるのです。保護者さまがお子さまのことを理解できるということも、お子さまが安心して学習し続けることができる大きな要因となります。

小学生に必要な勉強時間

小学生に必要な勉強時間は大体1日2時間です。3時間以上の勉強時間は中学入試を考えられている方以外は長すぎると考えてください。

小学生時代は確かに脳が柔らかく、知識の習得には適した時期ですので、なるべくこの時期にいろいろなことを覚えて欲しいのもあるのですが、それ以上に、友人と遊んだり運動したり、あらゆることを体験するといった時間が重要です。問題集や参考書やスマートフォンではなく、体験として学ぶ時間を大切にしてください。それこそあらゆる年代の他者とのコミュニケーションの経験が社会性をはぐくみますし、草木や花虫といった自然に触れる体験や、走り回ったり自転車に乗ったり、新幹線に乗ったり飛行機に乗って旅行したり、買い物に行ったりといった日常の体験の積み重ねが、非認知能力を育てていきます。

算数、国語、理科、社会英語といった習得されていく学力的な知識は、あくまでも手段に過ぎません。それを日常の中で体感したり使ってみたり、使われている場面を目にしたりすることによって、言語化できないレベルで定着させていくのです。

ゲーム・スマホとの付き合い方

小学生の学習を考える上で、ゲームやスマホとの付き合い方は適切に保つ必要があります。ゲームやスマホそれ自体が悪いものでは決してありません。むしろゲームやスマホがなければこれからの時代は過ごしていけません。依存してしまうことが良くないのです。

大事なのは距離感です。例えばゲームの問題としてよくあるのは、ゲームばかりして勉強しないとか、1日に何時間もゲームに使ってしまっている問題です。ただそういった問題は、そのゲームの面白さを保護者さま側が共感できないことで問題化します。ゲームで親子関係が揉めることの1つは感情的な問題でもあるわけです。むしろ保護者様も一緒にゲームを楽しむような環境にあれば、お子さまの感覚もわかりますし、一緒に楽しめる間柄だからこそ、ゲームに関するルール作りにおいてもお子さまが納得しやすくなるのです。それこそMinecraftというゲームは、やってみると1時間や2時間が短く感じるほどです。例えばフォートナイトにしても、1回のプレイは大体10分から25分掛かります。負けてしまった場合の悔しい気持ちも、やった人にしかわかりません。保護者さまがお子さまの、ゲームへの感情的な起伏を共感できるというのは、お子さまがゲームとの付き合い方を適切に保つ上で重要なポイントなのです。

もし物理的にゲームやスマホに関わっている時間が長すぎる場合には、その時間を制約するというのをルールとして設けるというのは、必要な処置かと思います。ただ、スマホに関してはその線引きが難しく、調べ学習といったものにも使えるので、早くからスマートフォンの使い方は学習させておく必要があります。そして保護者さまがお子さまとの信頼関係を築き、スマホを自由に使わせても心配がない状況になるように一緒に学んでいくことが重要です。

自走力を育てる考え方

小学生の学習習慣を考える上で、自走力を育てるには、毎日学習することが当たり前だという感覚をいかに育てるかということがポイントです。むしろしない方がおかしいというくらいでも良いでしょう。

また保護者さまが自分の学習習慣にお子さまを巻き込むというのもありです。例えば保護者さまが気になったことがあったときに一緒に調べるとか、それを代わりに調べてもらうように促すとか、保護者さまが気になることをあえてお子さまに手伝ってもらったりとかする巻き込み方があると、お子さまにも良い刺激です。お子さまも、他者に対して何かをしてあげたいという感覚があります。役に立ちたいし、誰かに自分のしたことで喜んでもらいたいのです。誰かに求められ手伝って喜んでもらえたという体験は貴重な体験になります。

保護者さまが学習習慣を持ち、常に何か気になることがあれば調べるという行動をとっていると、それがお子さまの日常にとって当たり前になります。わからないことがあったら調べればいい、わからないことがあったら知っている人に聞けばいい。そういったことが自然と発想として出てくるようになるのは、保護者さまの日常行動がやはり鍵です。

【お知らせ】あなたはIRACサイクルの回し方、ご存知ですか?

勉強法を変えれば未来は変わります。でも、勉強法それだけを変えることは、実はできないのです。それは、すでにこの世に無数の勉強法が溢れているのに、勉強で困っている子が全く減らないことから証明されています。ではどうすれば良いのか。そういった根本的なことから勉強のやり方を改善していくサポートサービスが、この勉強戦略コンサルティングです。

▶︎詳細はこちらから

小学生の中学受験対策

▶︎熊本の塾長が体系化する小学生の中学受験勉強法|成績が伸びる学習戦略と原理原則を完全解説

中学受験はいつから始めるべき?

小学生の中学受験対策を考える場合、中学受験の勉強は1年生の頃から考え始める必要があります。4年生から始めて間に合わせるには相当意識して取り組む必要があります。よっぽどのことがない限りは6年生になってから受験勉強を始めてもまず間に合わないと考えてください。

勉強習慣はすぐには身につきません。小学1年生からコツコツと助走をつけるような形で習慣化させていくことが重要です。5年生からでも間に合わない事はありませんが、その場合、お子さま自身に中学受験に対する積極的な心構えができていることが前提です。小学生の場合、中学受験に対して純粋に気持ちが向いているという子は決して多くはありません。ほとんどが保護者さまの意向をきっかけにしています。となると、5年生から受験勉強を始めるとかなりの詰め込みが必要です。遅くても4年から、というのが、中学受験の始める時期の基準となるでしょう。

小学生の受験勉強法

小学生の中学受験勉強法の基本は先取り学習です。小学校の授業の進度では絶対に間に合いません。

それこそどんなに遅くても、小学5年生までの間に6年間分の勉強は全て終えて、1年以上は中学入試の過去問に当たれるだけの準備ができている必要があります。あわよくば4年生までに6年間分が終えているとかなり順調かと思います。ただそれは、決して無理なペースではなく、小学校6年間で習う勉強のボリュームを考えても充分可能な範囲です。

問題は、学習習慣が身に付いているかどうかと中学受験に対してお子さま自身が納得して取り組んでいることが求められます。勉強は作業としてやればいいわけではなく、頭に情報が残らなければならないため、どうしても本人の意思が不可欠です。

熊本の中学受験事情

熊本の中学受験事情としては、中高一貫校の受験を重視する考え方が強くなってきています。理由は私立高校の授業料無償化によって高校受験が激化するためです。

これまでは公立高校を第一志望校として私立高校を滑り止めにし、私立高校を受験して滑り止めを確保した状態で、第一志望の公立高校に挑むというのが通常でした。しかし2026年度になって、私立高校の授業料無償化の影響が色濃く反映されてきています。公立高校のトップ校である熊本高校や済々黌高校に合格した子でも、私立高校に不合格になってしまうケースが散見されるようになったからです。つまり、滑り止めのつもりで私立高校を受験したにもかかわらず、私立高校に不合格になってしまったため、滑り止めのない状態で第一志望に望まなければならなくなった子も少なからず出てきてしまったということです。このことから高校受験がかなり厳しくなってきたという印象があり、その結果、高校受験を避けて、大学受験にスムーズにつなげるためには、中学受験をして中高一貫で大学受験に臨むというルートを考える保護者の方が多くなってきています。結果的に中学受験の加熱が起き競争が激化しているという状況です。

つまり、中学受験での合格も、難易度が高くなってきていると考えられます。

中学受験塾の考え方

中学受験塾のスタンスは、基本的には昔から変わっていません。とにかくひたすら問題を解かせまくるというやり方が主流です。

これは1つは、理論や理屈をいろいろ説明しても、小学生にはなかなか伝わりにくいというのがあるからです。また、小学生時代の脳はまだ柔らかく、あらゆる情報を吸収しやすい時期にあります。そのことも大量の詰め込み教育が正当化される1つの理由になっているでしょう。

よくある弊害は、パターン暗記や大量暗記に偏りすぎて、問題の意味も考えることなく、「この問題はこう解く」「この問題はこの公式を使う」といったパターン暗記的な解き方を思考の軸に置いてしまうことです。今後の、思考力や発想力を問う入試傾向とは相反するものなので、こういった教え方をする中学受験塾は警戒された方が良いでしょう。ただし、そういった思考力や発想力を問う問題もまた、そういったパターンの問題だと教えられ「そういった問題はこう解く」といった教え方をする中学受験塾がほとんどだと思われますので、どういう風に塾で教わっているのかについては、保護者さまもアンテナを張っておくことをお勧めします。小学生への子たちは、よくも悪くも素直なので、教えられたことが正しいと思い込む傾向があります。一度変な癖がついてしまうと、それを外して矯正する事はなかなか難しくなります。パターンで考えるのではなく、しっかり意味を考え、理屈として回答を組み立てる思考習慣を身に付けさせてあげてください。

受験で伸びる子の特徴

小学生の中学受験において、この受験をきっかけに伸びる子の特徴は、半ばこの中学受験を遊びのように考えて取り組むことができることです。

勉強は確かに退屈で嫌なものに感じる人もいるかもしれませんが、中学受験はその中でも、中学受験をすると決めた人だけがプレイをする競争ゲームのようなものです。もちろんそこには保護者の方の強い意向が関係してくることもありますが、その中でも中学受験をきっかけに伸びるタイプの子は、その競争に嬉々として参加します。また、競争の過程で養われていく学力や増えていく知識に喜びや達成感を感じる子も伸びていく素質のある子です。中には優越感に浸ってしまう子もいますが、そういう子ももちろん伸びていく部類の子です。要は中学受験を自分のものとし、自分が成長するきっかけにできる子が、中学受験をきっかけにどんどん伸びていく子の特徴といえます。

小学生向けプログラミング教育とは?

▶︎ブレイクスルー・アカデミーのプログラミング教室についてはこちら

なぜ今プログラミング教育なのか

小学生向けのプログラミング教育が始まっていますが、なぜ今プログラミング教育なのかというと、1つは日本における不足しがちな理系人材の確保が目的です。プログラミングやコーディングやシステムやコンピューター技術等への理系的な分野に興味を持つ人材をより多く育てるために追加されました。

もう1つは、このプログラミング教育をきっかけに、「間違える」ということへの免疫をつけさせ、完成するまで諦めず、立ち止まらずに進み続けることができる思考やマインドを育てるためです。

これまで学校教育は間違えてはいけないと言う刷り込みを子どもたちに与えてきました。本来であれば勉強とは間違えることが前提であり、間違えた問題をきっかけに自分が知らないことやわからないことに気づき、それをわかるようにすることが勉強の目的でした。しかし実際には間違えると×をつけられたり、点数で競わされる際の減点を子どもたちが恐れるあまり、間違えるということに対してネガティブな感情を抱く状況になっていました。

そこでプログラミング教育は、最終的な完成体に至るまでには間違えても良いのだ、間違える事は気にするべきことではない、そこから、なんで間違ったのか、どう直せばいいのかを考える習慣をつけさせるために、これまでの教科とは異なる教育として採用、導入された経緯があります。

ゲーム型学習のメリット

小学生向けのプログラミング教育は、ゲーム型学習とも呼ばれています。ゲーム型学習のメリットは、勉強色の強いその他の教科と比べて、楽しみながら取り組むことができる点です。

ゲーム型学習は子どもたちに親和性への高いものとして受け入れられています。本来学習とは、興味関心があるものに向けて、楽しみながら取り組むことが理想とされるものです。しかし実際には、受験勉強においては必ずしもそうなっていません。むしろ勉強というものを嫌い、嫌悪し、避けたがるものとしている子がほとんどです。

そこで子どもたちが好きなゲームをベースに、今後必要な学力が少しでも養うことができればという思いから、ゲーム型学習は採用、導入されました。子どもたち自身が楽しみながら、気づいたら学力が伸びていたという形になるのが理想です。

またゲーム型学習のメリットの1つは、長時間取り組んでも疲れないということです。

ゲームは勉強と異なり、子どもたちはのめり込むようにプレイし、2時間も3時間も続けても疲弊感を伴いません。最近ではプログラミング教育に、世界的な人気ゲームMinecraftやRobloxといったゲームが採用されていますが、これらを使って学習できるのは、子どもたちにとっても大きなメリットです。ゲームだと思って楽しんで取り組んでいても、それがパソコンスキルやレジリエンスといった学力を伸ばしてくれる学びであるならば、子どもたちは嬉々として取り組めるからです。

論理的思考力の育て方

論理的思考能力とは、物事の筋道を読み解き理解し、その筋道に対して、自分の発信する論も筋道立ててわかりやすく説明できるために必要な能力です。思考と相対するのは感情です。人間は感情の生き物なので、感情的に「思う」ことは誰でも可能です。しかし「思考する」ことには知識や情報が必要です。思考する対象への理解がある程度あることが求められます。論理的思考能力とは、対象に関わる情報や理解をベースに筋道立てて考え、また理解し発信する能力といえます。国語を通して養われる読解力とも密接につながる能力です。

有名なのはアリストテレスの三段論法であり、「AならばB、BならばC、よってAならばC」という論の組み立て方で、相手を理解し、また自分を相手に理解させることができる思考と言えます。個人的には、脳科学者の苫米地英人さんが提唱するトゥールミンロジックも併せて、論理的思考能力に関する重要な情報として覚えておくことをお勧めします。

小学生向け、プログラミング教育において題材がプログラミングである以上、プログラミングに本来必要とされる論理的思考能力は、この教育を通して育まれるものの1つです。これまでは算数や数学といった教科を通して論理的思考能力は育まれていました。しかし実際の教育下では受験のためのパターン暗記が主になり、本来算数や数学で養いたかった論理的思考というものが、必ずしも習得されなかった背景があります。

プログラミングで伸びる力

プログラミング教育で伸びる力として、論理的思考能力やレジリエンス(失敗しても再び立ち上がり、進み続ける力)等が伸びると想定されています。

プログラミングは、プログラミング言語を使ってコードを書くことで、コンピューターを動かすというのが基本的な考え方ですが、小学生の間はプログラミング言語の理解やコーディングがメインとなるのではなく、「プログラミング的思考」を養うことが主な目的とされます。つまり、プログラミングそのものを理解することではないし、プログラミングを覚えることではなく、プログラミングを使って養うことができる「能力」を育みましょうというのが目的です。

先程もあげたように、MinecraftやRobloxといったゲームが採用されて、パソコン上でブロック型のプログラミングの簡易板(コードブロック)を扱うことによって、楽しみながら、プログラミングで育まれる、論理的思考能力やレジリエンスを伸ばしていこうというのがプログラミング教育です。

将来につながるデジタル教育

プログラミングにとどまらず、ロボティクス、生成AI、量子力学、半導体。これからは理系的な教育が必要不可欠になってきます。早稲田大学の政治経済学部でも、文系でありながら数学を入試科目として必須にするような動きがあるように、算数、数学は習得することが前提として、これからの教育は組まれていくことでしょう。社会として必要とする能力の必須能力の1つが、理系的な理解力や実践力なのです。

その点で大学受験の共通テストにも「情報Ⅰ」という科目が新設されたように、デジタル教育は今後のトレンドになっていきます。子どもたちが避けては通れないものなのです。そこにおいてゲームを通して、まずは楽しみながらプログラミング教育を受けていく事は、今後のデジタル教育への橋渡しとして重要な階段かもしれません。子どもたちはデジタルネイティブ(生まれた時から、デジタル機器が身近にある世代)なので、今の大人達とは全く異なる教育環境で過ごしていくことになります。

でも一方では今の学校教育は、そういったデジタルネイティブに相反するような規制の教育を与えてしまっています。その上で大人になって移行必ず必要となるデジタル知識、デジタルリテラシーを有した状態で、もっと言えばそれ以上に当たり前にフル活用できる状態で卒業して行ってもらう必要があります。この矛盾めいた教育環境の中で、子供たちの正常なデジタル教育がどう行われていくのかが問われています。

小学生のAI教育とAI時代の学び方

AI時代に必要な力とは

小学生のAI教育とAI時代の学び方において、AI時代に必要な力となるのは、1つ抽象度を上げたところから物事を考える力です。

AI時代に最も懸念されているのは、AIを使って答えを出すが故に、自分の思考を止めてしまう人が多くなることです。しかし本来AIは自分の思考や発想を拡張させるために使うものです。つまり思考の段階を1つ上に上げた状態で(これを抽象度を1つ上げると表現しますが)、そこから思考や発想を自分の知らない領域まで広げたり、メタ認知をAIに委ねることで、自分の気づかなかったことまでを知ることができるツールとして使うことが求められます。

また、今までは理解に至るまでの過程に時間がかかっていたところを、これからはAIをうまく使うことによって、腑に落とせるまでのタイムラグを格段に短くすることができるようになりました。つまりAIは思考停止になる危険性のあるツールではなく、あくまでも思考を深めたり、広げたりするために使うべきものであるということです。ただそのためには、今の思考段階のままAIを使うのではなく、自分の思考とAIを1つ上から眺めて、どう組み合わせで使うかという、1つ抽象度を上げた段階での思考力が必要だということです。

生成AIをどう教育に活かすか

生成AIは、小学生のAI教育とAI時代において、わからないことをわかるようにするために使える便利すぎる道具であると考えられます。

これまでは何かわからないことがあると、立ち止まるか、少し行動力のある人であれば、親や教師や学習塾の講師に質問して解消することが主でした。しかし今では、生生AIにわからないことを質問すれば、わかるように返してきてくれます。つまり生成AIは、わからないと思ったときに何でも答えてくれる博士のようなものだと考えられます。

AI教育において小学生が受けるべき教育は、どうAIを使うと、自分の思考や発想が無限に拡張されていくのかという、その使い方を習得していくことにあります。今懸念されているように、思考停止するために使い続ける人間になるか、思考や発想を拡張させるためにうまく活用できる人間になるかは、小学生時代にAIをどんなものとして認識できるように育てられるかがカギとなっています。

生成AIが前提となる教育下において、教師の取るべき立ち位置は、物事を教える今の教師的立場ではなく、ファシリテーターのような立ち位置になると考えられます。つまり、教師以上にものをわかりやすく、深く広く教えられる生成AIというツールが子どもたち一人ひとりに与えられたことによって、教師が教えるという必要性はなくなり、逆にAIの使い方を適切に調整することによって、子どもたちが本来持つ可能性をいかに引き出すことができるのかという、ファシリテーターという立ち位置から、子どもたちの教育に携わることが求められるようになります。

「覚えるだけの勉強」が危険な理由

小学生のAI教育とAI時代の学び方において、覚えるだけの勉強はとても危険です。覚えるだけの勉強で得られるものは断片的な知識や情報に過ぎないからです。しかし重要なのは、それらが他の情報とどう有機的につながっているかという全体像を理解することにあります。

もっと言えば、「覚える」というのは覚えた対象を「使う」ことが本来の目的であって、その対象を覚えること自体は手段に過ぎません。覚えるだけの勉強というのは、手段で止まっているということです。しかし手段は目的があって初めて機能します。目的があるから、逆算的に手段が生まれるのであって、手段が目的を制約してしまうのは本末転倒です。つまり、覚えるだけの勉強になっている人は、そもそも間違った勉強の仕方をしているということになります。もっと明確な言い方をすれば、目的もなく覚えることには何の意味もないということです。意味のないことに大切な人生を浪費させてはいけません。

AI時代に伸びる子の特徴

小学生のAI教育とAI時代の学び方において、伸びる子の特徴として挙げられるのは、AIをうまく活用して自分の欲しい成果につなげられることです。

わかりやすいところで言えば、何かわからないことがあった場合に、それをわかりたいという最終的に欲しい成果に対して、適切な問い方をAIに委ね、自分が欲しいような返答を引き出すことができる、自分が欲しいような情報をAIを使って習得することができるというのが、AI時代に伸びる子の特徴です。

これはある意味でメタ認知と呼ばれるものを、AIを使って再現できていることを意味します。前述したように、自分という存在とAIというツールを1つ抽象度の高い段階から眺め、自分がAIをどう使うことで自分が欲しい成果にたどり着くことができるかということを考えられる能力は、AI時代に伸びる子に必ず養われている能力です。

思考力教育の重要性

小学生のAI教育とAI時代に求められる学び方の1つとして、思考力をしっかり養っておくということが挙げられます。

何度も出てきたように、AI時代に懸念されていることの1つの問題は、思考停止に陥る人が増えてしまうのではないかという点です。AIが何でも代わりにやってくれるという考え方でAIを使い続けることで、自身は思考することなく、成果物だけがどんどんできてしまうからです。そのため、AIはあくまでも思考や発想を深める、広めるために使うものだという認識でAIを使うということが教育上求められます。思考力教育が重要であると言われる所以です。

ただし、思考力教育において教えられるべき思考力の段階は、先ほども申し上げたように、1つ抽象度を上げた1段階上の思考力であるといえます。

これまでメタ認知と言われ、自分を客観視した状態で欲しい成果と自分をどうつなげていくかということを考えられる能力がメタ認知として言われてきましたが、それが生成AI時代にはもっと必要となるということです。何をどう思考するかという「段階の問題」がこれからは重要な意味を持ってきます。

ギフテッド・特性のある子への学習支援

▶︎熊本でギフテッド傾向の子どもの学習相談をしたい方へ|特性理解と個別学習サポート


ギフテッドとは?

学校で苦しみやすい理由

才能を伸ばす学習環境

▶︎小学生でも中学英語・中学数学は先取りできる?熊本の塾長が才能を伸ばす学習法を解説

個別最適化教育の重要性

自己肯定感との関係

不登校の小学生への学習支援

不登校の方向けの勉強法、学び直しに関する情報を網羅的にまとめたページはこちら↓

▶︎不登校からの学び直し完全ガイド|熊本の塾長が勉強再開・高校受験・大学受験を体系解説

不登校でも学力は伸ばせる?

▶︎熊本で不登校の学習サポートを探す方へ|勉強再開・高校受験・大学受験を支える個別指導

学習再開で重要なこと

不登校の小学生に関して、学習再開において重要なことは、学校に行っていないことそのものがアドバンテージにさえなり得るということに気づいてもらうことです。

小学校という環境は、必ずしも学習にとって最適な場所にはなっていません。日本という国において学校教育制度がある以上、小学校という場所が国の用意した最大の教育環境であるとされているだけで、最適なサービスが提供されているかという話とは別の問題です。そして今の学校教育は少なくとも、受験制度とは必ずしも方向性が揃ってはいないし、教師の質が均一に高度に保たれているわけでもないため、必ずしも小学生の教育環境として優れた場になっているとはいえない状況にあります。

学習面だけに絞って言えば、そのペースはかなりゆっくりです。勉強が得意であったり、学習意欲が高い子どもたちにとってはあまりにもゆっくりすぎるその授業の進度が、かえって学習意欲にブレーキをかけることになっています。そのため、中学受験を考える子どもたちにとっては、学校教育はかえって足かせのようになっています。つまりそれだけゆっくりなペースで学習が進む今の学校教育において、不登校であるというのは、自分で勉強できる状況になってさえいれば、学校の何倍何十倍もの早さで学習を進めることができるわけですから、学校に行っていない事はメリットにさえなり得るのです。

居場所づくりの重要性

小学生の不登校において問題となるのは、保護者さまが必ずしもお子さまに付き添ってあげられる状態にない場合です。ご家庭以外に、信用のできる大人が見守ってくれる、子どもが安心して通える場所があるということがとても重要になってきます。それが今の不登校対策として居場所づくりがメインになっている所以です。

学校のようにあらゆるものが揃っている施設があることが理想ではあるのですが、学校以外の組織が民間として学校と同じレベルの施設を用意する事は非常に難しいのが現実です。フリースクールも補助金やクラウドファンディング等で運営費用を賄うか、学習塾のように月謝制としてその月謝によって運営費を賄うしかありませんが、現実問題として運営費が十分に賄うことができるフリースクールはかなり稀ですし、そこで与えられる教育もまちまちです。

子どもが通える場所があるというだけでなく、その場所で子どもたちが学校教育に代わる十分な教育が受けられるというのが本来求められるものではあるのですが、そういう現状になっていないため、フリースクールというセーフティーネット自体が機能しているとは言いがたい状況にあります。もっと言えば、フリースクールという場所以外でも子どもたちが安心して通うことができるのであれば、そこも居場所になり得るわけです。これからは何が子どもたちにとっての居場所になるのか、フリースクール以外の選択肢がどれだけ柔軟に増えていくのかが、不登校問題におけるセーフティーネットという解決手段の未来に大きく関わってきます。

学校外学習という選択肢

保護者が意識すべきこと

▶︎引きこもり・不登校は“善くないこと”なのか?熊本の塾長が「これからの生き方と学び方」を考察

保護者が知っておくべき小学生教育

比較しない重要性

「勉強しなさい」が逆効果になる理由

自己肯定感の育て方

子どもの才能の見つけ方

学習環境の整え方

小学生教育Q&A

小学生は塾に通うべき?

プログラミング教育は必要?

中学受験はするべき?

▶︎なぜ勉強しないといけないの?早稲田スクール特別企画と池上彰先生の言葉から熊本の塾長が考える

勉強嫌いをどう克服する?

AI時代に必要な教育とは?

小学生教育で最も重要なこと

「点数」より大切なもの

将来伸びる子の特徴

学び続ける力とは

AI時代を生き抜く子どもの育て方

本気で人生を変えたい方へ

勉強問題を改善すれば人生が変わる。大袈裟でしょうか?私はそうは思えません。小学生から高校卒業まで。勉強と12年も向き合わざるを得ない以上、勉強を理解し攻略するか、よく分からないまま振り回されるかの差は、確実に人生に影響を及ぼすと考えています。だから「勉強のやり方を変えれば未来が変わる」と本気で思っているのです。

勉強戦略コンサルティングは、現在地を把握し、最適な戦略を設計するサービスです。しかし、戦略を知るだけでは結果は変わりません。実行し、習慣化し、定着させる必要があるからです。

そこで生まれたのが、3ヶ月プログラム。分析→設計→実行→改善→定着までをサポートします。人生を変える3ヶ月をあなたに。

詳細はこちらから

 

無料相談CTA

tel:0964275708
お問い合わせ