熊本の塾長が体系化する高校生の勉強法|成績が伸びる学習戦略と原理原則を完全解説

こんにちは。全国の受験生を対象に、成績が伸び悩む受験生の思考、習慣、行動を根本から再設計している、学習変革コンサルタントの安東正治です。


なお、勉強の原理原則に関する内容を網羅的にお伝えしている以下のページも是非ご参照下さい。
▶︎熊本の塾長が教える「勉強のルール」|成績が伸びる原理原則を完全解説

Contents

高校生の勉強法とは?

▶︎高校生はどう勉強すれば合格できるのか?熊本の塾長が「ブレイクスルー・アカデミー高校部の勉強理論」を解説

高校の勉強と中学の勉強の違い

高校の勉強と中学の勉強の違いはそのボリュームにあります。大学受験を想定した高校の勉強は数学1 A 、2 B、 3C、国語も現代国語と古典、理科も物理、化学、生物、地学、社会も地理、歴史、もしくは倫理や政治経済、共通テストの段階で「情報Ⅰ」という科目も追加されました。このように勉強しなければならない内容が細分化され深くなります。そのため、中学時代と違い、バランスのとれた勉強計画が必要となってきます。単純に覚えるべき知識量も増加します。

中学時代では、暗記が得意だった子も、高校に上がった途端、暗記力だけで対応できなくなり、高校の勉強で行き詰まる子が多くなる傾向があります。また中学と同じように部活に入る子の場合、急に増えた勉強量に対応できなくなり、授業の進度に追いつけなくなる。そのまま成績低迷した状態で高校時代を過ごしていくというケースが多く見られます。

高校生で成績が伸びる人の特徴

高校生で成績が伸びる人の特徴は授業をちゃんと大切に扱えていることです。というのも、高校では勉強しなければならない教科数も量も物理的に多くなるため、学校外の時間で予習も復習も卒なくこなしていく事は、現実的には厳しいため、逆に授業中をいかに生産的に過ごすかがカギになってくるからです。

また中学から高校に上がるタイミングの生徒さんによくお話しするのは、高校に入ってからの最初の2つのテストは絶対に成績上位を取ってくださいということです。ほとんどの場合、高校に入ってすぐのテスト(中学範囲の復習)と、高校の範囲が初めてテストの範囲に反映される第一回目の定期テストが、高校3年間の順位の多くを決定付けてしまいます。もっと言えば高校の勉強は量が多すぎるため、後からの挽回が現実的には厳しくなります。一度出遅れればその出遅れを後から挽回して成績が上がっていく人は稀です。つまり最初のテストの結果が3年後の大学受験にも大きな影響を及ぼしてしまうと言うことです。

逆に言えば、その最初のテストで成績上位をとっていれば、それが自信となり、かつそれが基準になるため、その後の勉強は比較的スムーズに進められるようになります。

高校で成績が伸びる人の特徴のもう一つは生産性が高いことにあります。しっかり戦略を立て、限られた時間の中で必要なことを確実に抑えていく要領を合わせ持っています。高校では勉強の必要量が中学の時よりも倍以上に膨れ上がるため余計に効率の意味が重要になってきます。勉強のやり方に関するスキルが高い人ほど成績が伸びる傾向が高いのです。

「勉強量」と「勉強効率」

高校での勉強量は、中学での勉強量よりも増やす必要があります。普通に考えれば、中学の時よりも高校での勉強の必要量の方が、教科数も多く内容も深くなることから、多くなるはずで、それだけ勉強時間も余計に多く必要だと考えられるでしょう。しかし中学時代も高校時代も1日24時間は変えられません。つまり高校受験対策よりも大学受験対策の方が対策に必要な勉強量は多くなるのに、勉強時間はそこまで伸ばすことができないと言う現実があります。

と言う事は、必然的に勉強の効率を上げざるを得ません。高校受験に比べて大学受験の多岐にわたる教科とその深さに対して勉強時間を伸ばすことではなく、勉強効率を上げることによって辻褄を合わせるしか、成績を伸ばす方法がないのです。

勉強効率を上げる方法の1つはやらないことを決めてやることだけに、フォーカスする選択と集中の考え方です。特に高校では中学以上に教える教師がその教科の専門性が高いため、必要以上に深く教えたり、広く教えたり、過剰な課題を与えてきたりします。これが横の協力関係なしに各教科の先生たち個別に考え、出されるので、調整は生徒側でするしかありません。教師から言われることを言われたまま全てやろうとすると、物理的に時間が足りなくなるか、日々が勉強漬けになってしまいます。これでは効率が上げられません。

つまり自分でやらないことを明確に決めて、多少波風が立ったとしてもやらないと決めた事は徹底してやらない姿勢を貫くことも必要になってきます。これができるのは大学入試において推薦枠を使わないと言う前提が必要です。高校受験と比べて内申点がさほど影響しない共通テストと二次試験で国公立を狙うか恐喝を極端に絞って受験ができる私立受験に傾けるか、ここに推薦入試を絡ませると学校のテストも授業態度も提出課題もすべて卒なくこなす必要が出てくるため、効率的な勉強できなくなります。

高校生に必要な学習戦略とは

先述したように、高校に入ると教科数が多くなるため、全教科横断的な戦略が組める必要が出てきます。また短期では対策が間に合わないため、定期テスト対策も含めて常に長期視点での対策が必要です。

基本的なことを言えば、日ごろの授業の予習復習を卒なくこなしていることが理想ですが、現実的にはコンスタントに安定した勉強ができないことの方が普通なので、週末土日で調整することになります。ただ部活をしている場合、土日に練習試合や大会が入ってきたりするとまとまった時間が取りにくくなります。そのためゴールデンウィークや、時折来る3連休などをうまく活用して辻褄を合わせることが必要です。

高校の場合、試験前1週間が部活がテスト休みに入り、放課後に時間が残しやすくなります。そのため少なくてもテスト前のその1週間で間に合う程度の勉強を日ごろから安定して進めておくことが求められます。つまり高校では、授業が行われている間の生産性が最も重要な鍵ということです。この授業時間を最高の状態で活用するために最低限の予習復習が必要だと考えてください。

またこれは九州特有の事情ではありますが、朝課外や夕課外といった、正規の学校の授業前後に追加の授業が課される場合が多いです。この場合朝が早くなったり、放課後の時間が圧迫されたりすることなどによって、自分のための勉強ができる時間がなくなったり、睡眠時間を削られることで体力を削られることになります。この場合、健康を害する危険性もあるため、できる限り学校側には配慮しつつも、多少波風が立ったとしても、自分の健康のために課外を自分で調整したりする必要が出てくるかもしれません。

もっと言えば大学受験直前期になると学校側は夕課外で生徒を鍛えようとしますが、これ自体が生徒一人ひとりの必要な勉強をさせないという悪循環に陥ることが多々あり、熊本の高校生は特に、大学受験直前期には学校に時間を余計に取られることになることを想定した上で、早めの対策が必要になってきます。

高校生の成績が伸びない本当の原因

勉強時間だけを重視している

高校生の成績が伸びない原因の1つとして、勉強時間ばかりを重視している考え方があります。

高校では中学の時代と比べて、確かに勉強に対する必要量が増えていくのですが、現実問題、中学時代と使える時間にさほど差はありません。1日24時間は変えられないからです。すると勉強時間を何時間確保したかということ以上に、その時間の中でどれだけ進めることができたか、どれだけ知識が定着し、理解が深まったのかという内容の方が重要になってきます。つまり勉強がどれだけできるかという時間の問題ではなく、その限られた時間の中でどれだけ進められたかという量の問題、効率の問題になってくるということです。そのため勉強を時間で考えている人は伸び悩む傾向にあります。1日5時間6時間勉強したから安心、ではないのです。

インプット偏重になっている

高校生の成績が伸びない原因の1つにインプット変調になっている状況があります。「記憶」と言えば確かにインプットをイメージしてしまいがちですが、実際にはテストによるアウトプットで成果は測られます。

例えば典型的なのは社会で、社会は通常授業を受け。内容理解し、その理解した内容がどれほど頭に定着しているのかをテストで確認する、という段取りを組みます。しかしこれが最も非効率なやり方です。インプット偏重になってしまうと、この方法に疑問を持たなくなります。

覚えてテスト、覚えてテストというやり方が習慣化してしまうと、その先の資格試験などでも同じようにインプットを先に仕上げてしまってからテストで確認しよう、という非効率な勉強方法になってしまうのです。

学校課題に追われている

高校生の成績が伸びない原因の1つは学校の課題に追われてしまっているということがあります。先述したように学校の課題は必ずしも適正なものになっていません。専門性の高い、どちらかと言うと、専門意識の高い先生の判断で、その学校の生徒には過剰なレベルの課題になってしまっている例も少なくありません。共通テストにしか使わない社会や、国語の担当の教師が厳しかったりすれば、必要以上の課題を課されることもあります。また数学や英語の課題は頻繁に与えられることが多く、それら自体に追われている状態になると、なかなか成績が伸びない状態になってしまいます。

また、学校の課題に追われる状態になっている本質的な原因は、勉強そのものを避けているということが考えられます。つまり、勉強がしたくない、勉強が嫌いな状態だということです。そして勉強で成果を上げるためには、頭に勉強の知識を入れなければなりませんが、脳は自分が嫌いなことを覚えてはくれません。つまり嫌なことを我慢して無理して勉強しているはずなのに、脳が覚えることを拒否しているために、我慢して頑張って勉強している一方で、成績は全く伸びていかないという悪循環に陥っているのです。そのため、モチベーションが続かず、予習や復習もままならなくなり、授業に引きずられる形になっていきます。その結果、学校の課題に追われる状況になってしまうのです。そういう子は総じて成績が芳しくありません。

「理解したつもり」で止まっている

高校生の成績が伸び悩む原因の1つは、理解したつもりで止まっていて、復習をしっかりやらないというものです。

よくあるのは教科書を読んだ時点で、これは理解できたと考え、例題だけ解いて、練習問題や類題を解かずに先に進んでしまうケースです。これをテスト当日まで続けてしまうと、問題を解くための正確な情報が頭に残っていないため、思った以上に問題が解けないという事態に陥ってしまいます。

例えば、これは某学習塾の映像授業等で、ハイクオリティーの授業を受けた際にも起きる現象です。つまり、授業が素晴らしすぎると、授業を聞いただけで頭が良くなった気がしたり、もうそれを理解してしまったかのような錯覚にとらわれてしまい、それを自分が本当に理解しているのかを問題を解いて確認するという作業を怠ってしまうのです。

理解したつもりで止まってしまうリスクを回避するには理解したかどうかを確認する必要があります。理解したかどうかを確認するのはとても簡単です。その関連する問題を解けばわかるからです。問題を5問ほど解いても全く止まらずに完全に理解した上で、意図的に問題を解くことができるようになれば、それは理解したということになります。問題を解いている途中で手が止まったり立ち止まったりすることがあるならば、何か理解の見落としがある証拠でしょう。

復習システムが存在しない

高校で成績が伸び悩む原因の1つは復習ができていないということにあります。復習は頭に正確な情報や知識を残しておくために必要な反復作業です。これは「復習した方がいい」という方法論のススメというよりも、脳の構造上の問題です。何度も入ってくる情報であれば、重要な情報とみなし、脳に定着させようとする性質を利用するために、復習が手段として必要になってくるということです。

また、高校に上がれば勉強する教科数が増え、内容も深くなるため、しっかり復習して次に繋げないと、どんどんどんどん復習する量が増えてしまい、復習不可能な量まで増え続けてしまいます。そうなってしまうと、テスト前1週間の最後の詰め込み時期だけでは間に合わないことになってしまいます。

学校から出される課題そのものが復習であれば良いのですが、学校からの課題がない場合は、自らの意思で教科書の問題を解き直したり、教材を購入して確認の問題演習を入れるのが良いでしょう。その際には、例えば教科書の問題を解くにもその場で丸付けやり直しができなければならないので、教科書ガイドの購入をお勧めします。または、今では生成AIを使ってすぐに問題の解答を確認することもできますので、ハルシネーションにも配慮しつつうまく活用されてみてください。

成績が伸びる高校生の勉強法の原理原則

先取り学習の重要性

成績を伸ばしたい高校生にとって先取り学習はとても重要です。学校の授業の前に予習をして、先取り学習ができていれば、授業中に聞くべき内容が明確になります。私たちの脳は意識した情報にのみ関心を向けるため、予習を使って自分が何がわかりにくい箇所なのかを明確にした上で授業を受ける事は、とても重要な意味を持ちます。

1日の半分以上を消費する学校の授業は、それ自体が自分にとっての勉強に活かせていなければなりません。学校が終わってからの時間だけしか自分のための勉強ができないというのでは、物理的に時間が足りないからです。学校の授業は学校の授業でしっかり活用し、その時間の間に勉強のほとんどを終わらせて、残った時間で復習をしっかりしたり、先取り学習をして授業に備え、日々の勉強サイクルを回すというのが理想です。

復習頻度の最適化

成績が伸びる高校生の勉強法としてオススメなのは、復習を適度に入れるというものです。ただ、よく耳にするエビングハウスの忘却曲線から導かれる「繰り返し復習法といった勉強法は、実のところ現実的には機能しません。これは復讐する対象が少ない場合は活用すべきものだと考えられますが、高校生の場合復習する対象が広すぎ重すぎるため、すべてを的確な復習タイミングで復習しきる事は不可能だからです。

そこから考えると、先取りによる予習と授業による復習、授業後の確認、そしてテスト直前1週間での再確認+ αといった頻度が、おそらく最も現実的なラインかと考えられます。

演習中心主義

成績を伸ばしたい高校生が意識すべき勉強法の1つは演習中心主義です。問題演習を勉強のベースに置くことによって復習機能も兼ね、テストのためのアウトプット練習も同時にできることになります。勉強効率を引き上げる1つの発想です。

問題を解く際に気をつけなければならないのは、正解することが目的ではないということです。もちろん正解するに越した事はありませんが、現時点で正解してしまう問題についてはチェックをして、復習対象から外しても良いでしょう。私たちが勉強において優先すべきなのは、現時点でわかっていないもの、理解できていないものだからです。現時点で解けてしまう問題に再び時間をかけるような非効率な勉強はやめましょう。

ただし注意しなければならないのは、問題が解けた、正解したという判断を「答えが合っていた」だけで判断しないことです。これからの勉強ではプロセスの方に特に意識を向けてください。つまり正しい答えが最終的に導けたとしても、導き方に穴があったり曲解があったりするならば、それは正解とは言えないからです。しっかりとプロセスも含めて解答解説と同じ流れになっているのか、必要な情報は十分書けているのかをチェックする習慣をつけてください。

「解ける」と「分かる」の違い

成績が伸びる高校生が意識していることの1つには、「解ける」と「分かる」は違うものだという認識があります。

解けるというのと分かるというのは似ているようで本質が異なります。それこそ問題のパターンを暗記してしまえば、似たような問題は、その意味が分からなくてもパターンとして解けてしまうのです。しかし、なぜその方法で解けるのかという意味がわからなくて解けてしまえる問題というのは、それこそ意味がありません。

問題には意味があります。その問題を設計した人間が、何を答えて欲しいのか、どう答えて欲しいのかというその意図が込められているのです。もっと言えば、問題には筋道があるので、その筋道を説明してあげるだけで本来は良いはずなのです。それをパターンや公式を覚えて問題を解こうとしている人は、意味が分かる前から公式を使おうとしてしまいます。この公式で解けるか、このパターンなんじゃないかと考えてしまうのです。でも成績が伸びる高校生は、まずその問題文を読んで意味を考えてから、適切なパターンや公式を後からマッチングさせる発想で問題を解きます。

勉強習慣の自動化

成績の伸びる高校生は勉強する習慣が身に付いています。

よく、勉強するにはモチベーションが大事だと言われるのですが、勉強するためにいちいちモチベーションを上げていたのでは、勉強を始めることそれ自体がハードルとなり、なかなか勉強を始めることができません。勉強が嫌いな人は勉強を始めるために時間を浪費しているのです。

しかし、成績が上がる高校生は、当たり前のように日々の生活の中に勉強が習慣として入っています。だから「勉強しない」という発想そのものがないのです。汗をかいたら、シャワーを浴びる。食事をしたら歯を磨く。そのレベルで、授業があったら復習する、わからなくなったら調べる、が当然の行動としてできるわけです。

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高校生の学年別勉強戦略

高1でやるべきこと

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高2で差がつくポイント

高校3年間は3年間しかないだけに、本来であれば気を抜くことができる時期は無いのですが、やはり中学校2年生や高校2年生といった中間学年になると、一度ペースが乱れたり、中だるみの時期を迎える人も少なくありません。特に夏休みの過ごし方で大きく差が開けられてしまう可能性が高いのが高校2年生です。

夏は受験の天王山と言われますが、これを受験学年である3年生の夏休みだと思ってる人が結構多いのです。しかし実際には高校1年生、高校2年生の夏休みの方がより差が大きく開く原因になります。当然です。受験生となった3年生の夏休みはみんな本気で頑張るからです。

高校2年生の間に大きく周囲を引き離したいのであれば、やるべき事はシンプルで、すべての教科の先取り学習をなるべく多くこなしておくことです。これは次にあげる高校3年生の夏休みに入る前までの段階で、高校3年間分の内容を終わらせてしまいたいからです。私立高校の特に特進コースであれば、高校2年生までの間に3年生の内容が終わり、残り1年間を受験に使うというのが基本的な中高一貫校のスタンスになっています。これをもし自分の意思でやろうとするならば、高校2年生のうちにどれだけ進められるかが大きなポイントになるでしょう。

高3春〜夏の戦略

高校3年生の春から夏休みに入る前までの時期の使い方として意識しておきたいのは、受験の合否においてここが大きな節目になるということです。夏休みに入る前までの間に高校3年間の内容が全て一通りでも触れられている人と夏休みいっぱいが復習になってしまう人とでは大きな差が開くことになります。

ただ、部活をやっている人にとっては、3年生として、最年長学年、リーダー学年として後輩たちをリードしなければなりませんし、大会で結果を出したいと思い、部活に専念せざるを得ない人も多いでしょう。これはこれ自体で全く問題ないですし、もっと言えばそれが本来望ましいことではあります。ただ勉強のことに関して言えば、その分を、先述したように、高校2年生の間まででどれだけ先取り学習が進められているかで、この時期に安心して部活に専念できるかどうかが左右されることになります。部活が終わってからの夏休みで追い上げをかけようという人がほとんどかもしれませんが、すでにそこまでの蓄積差がついているものを一気に追い上げる事は、言うほど簡単ではありません。また部活をやっている方からすれば、部活が終わってからの喪失感が影響及ぼさないとも言えないわけです。燃え尽き症候群ではありませんが、後は勉強しかないと言う切り替えがうまくできるかどうかがネックです。

夏休みの勉強法

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受験直前期の過ごし方

熊本を始め、九州圏内であれば、受験直前期にほとんどの高校が課外をさらに過酷なものとしてきます。特に難関校を受ける人にとっては、課外でいろいろな大学の過去問をやらされるわけですが、その一問一問があまりに重いため、課外を受ける前提で過ごすならば、その予習と復習が絶対条件になります。という事は、通常授業の後に課題があって、その課題のために予習復習が必要となるならば、直前期になればなるほど、自分のしたい勉強ができなくなる可能性が非常に高いということです。学校がそうやって課外を詰め込み生徒を頑張らせてしまうことで、本来自分がすべき勉強ができなくなって合格になってしまう子を、私もたくさん見てきました。

つまり対策としては、課外を受ける前提で、課外によって圧迫されるスケジュールを見越した、早い段階での対策の進め方をするか、課外を完全に頭の中から排除し、自分の勉強に徹するか、2つに1つとなります。個人的には、直前期までに志望校に対して十分な準備ができている人の方が少ないと思いますので、であれば、課外を受けて時間を圧迫されるわけにはいかないので、課外を受けないというスタンスで、自分のやらなければならないことに集中して取り組むことをお勧めしたいところです。極論、直前期は学校を休んでしまってもいいと思います。そこは学校の先生方との信頼関係と説得や割り切りが必要になってくるフェーズかと思われます。

高校受験と大学受験の勉強法の違い

暗記型学習から思考型学習へ

高校受験と大学受験の大きな違いは、特に国公立大学を受験する人にとっては、共通テストの科目数が多いことと、二次試験対策を別枠でしなければならないという二重構造にあります。特に共通テストと二次試験で被っていない教科に関しては、早めからどう時間を分散投資をして対策を無理なく組み立てるかが重要になります。

この大きな変化に対して、高校受験の時と同じように暗記型の勉強で対応しようとすると、全く新傾向に対応できないことになってしまうのでオススメはしません。あくまでも理解をベースに置いた効率的勉強法を心がけてください。

高校受験レベルであれば、仮に授業が効果的に使えなかったとしても、放課後の時間や土日長期休み等を利用して何とか辻褄合わせる事はできなくもないのですが、大学受験になるとかなりの時間を要するため、授業の有効活用が必須になります。つまり、学校にいる間に、どれだけ生産的な勉強ができたかというのが、大学受験の効率的勉強の必須項目の1つと言うわけです。その上で例えば、授業がわかりにくい場合の対処法であったり、学校からの課題を丁寧にやりすぎないことだったり、時間の使い方だったりをうまく調整して、プライベートと無理のない両立をさせていくことが求められます。

大学受験で必要な自走力

大学受験は上記の通り、習得しなければならない教科数が非常に多くなるため、受け身の勉強では太刀打ちできません。大学受験が自分事として納得されていなければ勉強へのモチベーションも維持できないでしょうし、別の所でもお話ししたように、脳は興味のない事は一切記憶に留めてくれないので、いかに脳が覚えやすいような環境を作るかというのが勉強効率の要となります。

そこで高校に入学してからの早い段階で、勉強そのものへ、いかに自分の興味関心を向けるかという意識の練習をしていくことが重要です。

定期テストと受験勉強の違い

大学受験において、高校での定期テストと受験勉強の違いを明確に述べるならば、定期テストはその都度その都度で限られた範囲の中からしか出題がされないという制約があるのが最も大きな違いです。受験は最大の実力問題、実力テストであるように、高校3年間の全範囲から出題されます。範囲に制限があり、出題される問題もあらかじめ示されるような状況であれば、なおのこと取れなければなりません。

例えば、現時点で勉強への免疫もしっかりついていて、勉強習慣もあり、日ごろ授業も積極的に受けられた上で、放課後の時間等空いた時間に勉強習慣がちゃんと身に付いている人であれば、定期テスト対策と大学受験の勉強の両立は無理なくスムーズに進められるかもしれません。しかしもし、勉強が苦手だったり、勉強が嫌いだったり、大量の勉強に対するモチベーションがキープできず、免疫もできていないという状況であるならば、なるべくやる量を減らして、必要なことだけに取り組み、結果重視で取り組むことも考えなければなりません。つまり、定期テスト対策と受験勉強を明確に切り分けた上で、受験勉強を優先して、受験勉強のためになる範囲でのみ、定期テスト対策に取り組むという絞り方をする戦略も、アリということです。

共通テスト型学力とは

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高校生の勉強時間の考え方

平日の理想勉強時間

土日の勉強時間

部活と勉強の両立

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睡眠時間と学習効率

高校生の勉強時間を考える上で絶対に忘れてはいけないのは、睡眠時間を削らないということです。

睡眠時間は少なくても入眠から覚醒まで7時間は確保してください。その時間は絶対にずらせないという前提で、残りの17時間の配分として、勉強時間をどうするかと考えます。すると、必然的に大学受験の量の多い勉強をスムーズにこなしていくためには、勉強時間を増やすという発想ではなく、限られた時間の中で効率を最大化させるという発想をに切り替えなければならないことがお分かりいただけると思います。

中には、一夜漬けや、睡眠時間を削らざるを得ない環境事情を抱えた生徒さんもいらっしゃるかもしれませんが、睡眠不足は習慣化してしまうと自覚ができなくなってしまいますし、無自覚のうちに慢性的に脳が疲弊し、記憶定着効率が悪い状態で勉強を続けざるをえなくなってしまいます。すると他の人が100%の脳の活性状態で勉強できるところを、睡眠不足状態では60%の活性率で勝負しなければならないかもしれません。おそらくはもっと低いでしょう。これが3年間続くとなると、その差を埋める事は不可能になります。つまり睡眠不足に陥らないよう睡眠時間を削って勉強時間を捻出するなんて発想ではいけないわけです。

成績が伸びる高校生の生活習慣

スマホとの付き合い方

成績が伸びる。高校生の生活習慣として切っても切れないものはスマホとの付き合い方の健全性です。

中にはスマホ依存症が強くなりすぎて、スマホが横にあるだけで勉強に集中できないという子が多くなっているのが現状です。ひどい人になると、鍵のついたロッカーに入れてもらわなければ気になって仕方がないと言う子もいます。しかしそういった子は、基本的には成績が伸び悩む傾向になります。これは気合や根性とかいう話ではなく、現在の技術を考えれば、スマホやYouTube、AIといったツールを勉強に活かすか活かさないかで勉強効率が何十倍も変わってきてしまうためです。スマホ依存症でスマホが手元にあると集中できないという子は、スマホを活用して勉強効率を引き上げて楽々と成績を上げていく子たちには、完全に敵いません。スマホは敵ではなく、味方として使い倒す発想が必須となります。

モチベーション管理

成績が伸びる高校生の生活習慣の中で、モチベーションが常に管理下にあるというのは大きな特徴かもしれません。

モチベーションに振り回されることなく勉強が習慣化し、かつ大学受験へのモチベーションを数年単位で維持続けることができるかどうかが、成績の伸びるか伸びないかを大きく左右します。高校での勉強は教科数が多く、内容も深みがあるため、相当なモチベーションがなければ、多岐にわたる勉強戦略を高い状態で維持続けることができないからです。

モチベーションは意識でキープし続けるものではなく、大学受験に対する納得感でベースを作ることが先決です。つまり大学受験そのものが一言ではなく、自分が目的意識を持った行動目標であると自分自身で納得している必要があります。志望校が決まっていない状態で、何をどこまですればいいかもわからない。勉強し続けるのは誰にとっても苦痛でしかありません。成績が伸びる高校生は常に目標が明確で、自分が何点取らなければならないのかを把握しています。どこの大学の何学部に合格するために、共通テストでは何点必要で、二次試験では何点必要だから、自分は何をどこまでやらなければならないのだということを、ざっくりとではあるでしょうけども、理解しているのです。

勉強環境の作り方

成績が伸びる高校生の生活習慣の中において、勉強環境を作っておく、もしくは勉強環境を選べるようにしておくというのは大きな特徴です。

勉強は意志や意識でやるものだと考えている人も少なくないかもしれませんが、実際には意志の力ではなく、環境の力で自分を自動的に勉強しやすいようにするのがポイントとなります。成績が伸びる高校生は、頑張って勉強しようとは思っていません。逆に、頑張らなくても勉強がしやすい環境を把握しておき、そこを選んで使い分けているに過ぎません。どこでも、場所が変わっても常に同じテンションで勉強できることが理想ではあるのですが、それはあくまでもモチベーションが完全に管理されている状態の人に限られます。もしまだ明確な志望校が決まっておらず、それでもモチベーションをキープしながら勉強を続けていきたいのであれば、少なくても勉強を始めることに対するハードルを下げて、なるべく自動的に勉強が始められる環境を作っておくか、そういった選択肢を用意しておくべきです。

ストレス管理

成績が伸びる。高校生の生活習慣において、ストレスマネジメントは必須項目です。

ストレスは脳にとって記憶を邪魔する最大の点滴です。ストレスフルな環境で勉強を長い時間やったところで、なかなか脳は覚えてくれません。ということは、勉強が嫌いな人は、嫌だ嫌だと思って勉強しているうちは、どんなに勉強をやっても頭に残っていかないという悪循環が起こっているというわけです。

逆に自分の好きなことをやってる人は記憶力が高いと言われています。これは好きなことをやっているときに刺激を受けるA10神経が、記憶を司る海馬の近くを通っているため、楽しいことをすればするほど記憶力が上がっていくと考えられているためです。そのため好きな事はなるべくやり続けながら勉強と両立できるのが理想と言えます。もちろん、好きなことをしていれば頭が良くなるというわけではなく、記憶の定着効率が良くなるというだけの話なので、好きなことをやりながら勉強もちゃんとやらないと、知識が残っていかないというのは言うまでもありません。ただ、好きなことを我慢してまで勉強時間を捻出して勉強しようとすると、かえって非効率な勉強になったり、ストレスによって記憶定着率が低下し、成績が思いのほか伸び悩むということになりかねません。我慢は禁物です。

高校生の勉強法Q&A

高校生は何時間勉強すべき?

塾は必要?

独学でも成績は伸びる?

模試の復習は必要?

部活をしながら受験は可能?

高校生の勉強法で最も重要なこと

成績が伸びる人の共通点

勉強を継続できる人の特徴

最後に逆転する高校生とは

熊本市外の学生の皆さんへのおすすめ勉強法ガイド

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本気で人生を変えたい方へ

勉強問題を改善すれば人生が変わる。大袈裟でしょうか?私はそうは思えません。小学生から高校卒業まで。勉強と12年も向き合わざるを得ない以上、勉強を理解し攻略するか、よく分からないまま振り回されるかの差は、確実に人生に影響を及ぼすと考えています。だから「勉強のやり方を変えれば未来が変わる」と本気で思っているのです。

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