熊本の塾長が体系化する浪人生の大学受験勉強法|成績が伸びる学習戦略と原理原則を完全解説

こんにちは。全国の受験生を対象に、成績が伸び悩む受験生の思考、習慣、行動を根本から再設計している、学習変革コンサルタントの安東正治です。
なお、勉強の原理原則に関する内容を網羅的にお伝えしている以下のページも是非ご参照下さい。
▶︎熊本の塾長が教える「勉強のルール」|成績が伸びる原理原則を完全解説
Contents
浪人生の大学受験勉強とは?
▶︎浪人生はどうこの1年を過ごすべきか?熊本の塾長が「浪人時代の戦い方と合格への突破口」を語る
現役生と浪人生の勉強の違い
現役性と浪人生の勉強の最大の違いは、その時間の使い方の自由度にあります。現役生は学校に通うことを前提に勉強戦略を組み立てる必要がありますが、浪人生はその制約がありません。もちろん浪人生の中には自分の力で勉強することを放棄して、予備校に通う選択肢を選ぶ人もいます。そんなことをすれば、浪人生であっても、自由に自分の時間を使いこなせると言う最大のアドバンテージを失うことになります。それでは現役生と何ら条件は変わりません。
現役生の場合は、学校に通うことによって時間の制約を受けます。授業がわかりやすければ、それに越した事はありませんが、すべての授業がカリキュラムとして含まれ、その授業に合わせて勉強せざるを得ません。その時間中は自分の主体勉強があったとしても授業を優先することが強制されます。浪人生は予備校2歳通わなければ1日24時間365日すべての時間を自分の自由に使うことができます。つまり自分がしなければならない勉強にすべて投資することが可能なのです。高校3年間を経てある程度蓄積があるにせよ、志望校に合格するために埋めなければならないギャップを自分がすべきことに絞って、勉強できることのアドバンテージは計りしれません。それは簡単に放棄するべきものではないのです。
浪人で成績が伸びる人・伸びない人
ただし、ほとんどの浪人生は、せっかく学校卒業したというのに、予備校を選んでまた決められたカリキュラムに制約されることを望む人がほとんどです。浪人で成績が伸びる人と伸びない人の差は、この意識の違いにあります。
もちろん予備校に行かなければ、それだけ一人で勉強することの不安があるわけですが、その不安があろうがなかろうが、自分が志望校を決めてそこに必ず合格するぞと決めたのであれば、自分のするべきことに集中して取り組めることになります。自由度の高い時間の使い方を選択した人は必ず伸びていくのです。
一方で、予備校に通うことを選択した浪人生は、現役生と同じような条件で勉強することになるため、理論的にはその伸びは現役生と変わらないのですが、現役生の時のような「後がない危機感」から来る勢いを失った浪人状態のままであれば、現役生との競争の中で失速していくことが考えられます。浪人生は、一度始めると終わりがないからです。それは医学部受験のために、浪人し始めて10浪も13浪もする人がいることからも明らかなように、浪人は諦めさえしなければ、何年でも続けることができてしまいます。これが現役生との大きな違いです。
浪人生に必要な学習戦略とは
4年生に必要な学習戦略とは、現役生にない時間の自由度を武器に、自分の本当にしなければならないことに集中して取り組むことにあります。
中には+もう1年勉強することで、志望校を1段階も2段階も引き上げて対策を練り直す人もいるでしょうから、まずは自分がこの1年の間に何をどれだけ伸ばさないといけないのかを把握することから始めましょう。目的地がはっきりしてから勉強を始めるのと、どこに向かっているのかわからないも、勉強始めるのとでは、初速だけではなく、モチベーションのキープやストレス管理においても大きな影響を及ぼします。
また、マインド面からすれば、現役生には決して負けるわけにはいかないという覚悟も必要です。もちろん現役生が浪人生に対して年下であることもそうですが、現役生は、先述したように、授業に制約され、かなり不利な状態で受験勉強を強いられることになります。その点、浪人生は現役生にない時間的なアドバンテージを有することができるのですから、それを自分の意思で放棄しようがしまいが、浪人せいの方が、役生よりもより戦いやすい環境下にあるのは間違いありません。
また仮に予備校で浪人をすることを決めたとしても、予備校のカリキュラムは学校のカリキュラムと比べても自由度の高いものだと想定されます。つまり自分が受けたい授業だけを選択して受ける、それ以外は空き時間にできるという選択の余地があるということです。ここも現役生とは大いに異なるところでしょう。そうやって自分に必要な教科だけを勉強できるように自分でコントロールしていく意識が浪人生には求められます。
「浪人すれば伸びる」は本当か
浪人すれば成績が伸びるか?という事ですが、これは必ずしもイエスとは言えません。
逆に言えば、現役生と比べると危機感に劣るところがあるので、終わりのない浪人生活への不安もあり、また3年間の高校生活を終えた疲れもあり、燃え尽き症候群や目的を失ったことによる喪失感、現役で合格できなかったことへのショックなど、あらゆる負の感情を引きずる可能性もあります。そのため、初速で失敗すると長い1年間をあがき続けることが難しくなります。うまく切り替えができない人にとっては、浪人が必ずしも成績を伸ばすことにつながらない可能性もあるのです。
一方で、浪人をすると言う事は現役生と比べると+ 1年以上は余計に勉強することができるということです。物理的に勉強時間を確保できた浪人生は、現役生と比較しても受験競争で優位に立つことができる可能性が高いと、理論上は言えます。
問題は密度の問題です。浪人1年間の勉強の密度を、現役生のそれと同じかそれ以上に保つことができるか、現役生の高校3年間の濃密な勉強生産性をどれだけ超えることができるかによって、浪人生活をプラスにするかマイナスにするかが決まってきます。
浪人生の成績が伸びない原因
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勉強時間だけを重視している
浪人生が成績を伸ばせない原因の1つは、勉強時間が有り余っていることです。
理論上は確かに勉強時間が長ければ長いほど成績は伸びやすいと考えられるかもしれません。しかし人間は不合理な生き物です。2時間しか勉強できない時と10時間勉強できる時とでは、同じ集中力で勉強することができないのです。
浪人を選択した以上、大学受験の勉強を最優先に考えざるを得ないという立場上、与えられた時間のほとんどを勉強に費やすことになるわけですが、予備校に通おうが通うまいが、1日24時間を勉強時間に当てられるようになった浪人生からすれば、時間がたっぷりあるという感覚に陥ってしまう人も少なくありません。つまり高校生の間は授業等で圧迫され、部活もあり、自分のための勉強が思いのほかできなかったという制約の中での不自由な勉強が、かえって集中力を発揮させたのと反対に、浪人生は時間が余りすぎて必死になりにくい環境でもあるといえるのです。
この有り余る時間を自分のために有効活用できるかどうかが重要な視点ですが、濃密さでは現役生に劣る可能性が高くなります。つまり、勉強時間が長かったからといって、浪人生の方が生産性が高かったかと言われると、それは必ずしもそうとは言えないのです。つまり現役生と比べても、浪人生は余計に、自分が1日何時間勉強したかで自分の勉強量を推し測ったり、自分の頑張りを評価してはいけないということになります。
復習不足
浪人生の成績が伸びない原因の1つに復習不足があります。
浪人生は時間が現役生よりも有り余っているため、復習にも充分時間を割くことができるはずなのですが、現役で合格できなかった危機感から、かえって焦りが生じ、とにかく問題を解きまくることに執着する人も少なくありません。すると1問でも多く問題を解くことに執着するあまり、1問1問への精度が下がります。かつ、1問1問に丁寧に取り組むという姿勢が欠けてしまうと、かえってやり直しや解き直しを怠り、復習を雑にして、次の問題を解くことそのものに集中しすぎる傾向にもなってしまいます。
特に現役生の間である程度仕上がってしまって、ほんの数十点の差で不合格になってしまった人が、+1年間同じ志望校に対して勉強し続ける際にはこの傾向が強くなります。自分が伸ばさなければならないギャップと比べて、残された時間が多すぎるため、復習する箇所がかえってわからなくなり、自分はもうある程度仕上がっているという油断もあって、問題を解くときの意識が粗雑になる可能性も高いのです。
基礎の理解不足
浪人生の成績が伸びない原因の1つに基礎の理解不足があります。
浪人生は既に高校3年間を終えており、そこである程度網羅的な学習ができていて、どこに穴があるのかわからない状態にあるような場合、志望校を引き上げるか、志望校を変えないまま過去問演習から入り、応用や発展といった難しめの問題で自分を鍛えようとする人が多くなります。
しかし応用や発展問題で精度を上げられない原因は、その応用や発展を構成する基礎的な知識に対する理解不足が原因になっていることが多々あります。難しい問題ばかり解いていると、難しい問題への対応力はついているのに、何故か基本的なことを聞かれるとよくわからなくなってしまう人も意外と多いのです。これは二次試験対策を優先的に進めていた時に、急に共通テストレベルの知識を聞かれると、「あれ?これって何だったっけ?」と気づかされるあの感覚です。
そしてこれからの新傾向の入試においては、特にそういった、足を救われる場面が多く出てきます。基礎、基本、標準レベルの知識を卒なく理解し使えるようになった上での、応用、発展への対応力ならば良いのですが、基礎をおろそかにしたままでの難問への演習はかえって目を曇らせることになり、自分が基礎的なことがわかっていないことを気づけない原因になってしまう可能性もあります。注意してください。
予備校依存
浪人生の成績が伸び悩む原因の1つに予備校依存があります。
実はこれが最も危険であり致命的です。なぜなら、指示をされなければ自分が何をすればいいのかわからない状態で浪人してしまっているからです。
先述したように、現役生と浪人生の立場上の大きな違いは時間の自由度にありました。しかしわざわざ予備校を選ぶのは、自分に与えられた自由を放棄してでも不自由な環境の中におかないと、自分で勉強できないからに他なりません。自分で勉強できないのは、自分を勉強につなぎとめることが自分の意思では難しい場合や、勉強をどうしていいかわからない場合のどちらかが大きな理由になっているはずです。もしくは所属から外れ孤独になることへの不安が、漠然として心理に働くからかもしれません。ただ、予備校に自分の人生を預け、指示を仰ぎ、それをひたすら繰り返すだけの勉強を続けていても、大学受験では合格することができません。
また、現役生も学校という環境下で同じような勉強をしてくる可能性は高いのですが、現役で合格したいという危機感がある現役生と、終わりのない浪人生活を始めた浪人生の危機感の違いは、決して無視できないものになります。
メンタル不安定
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浪人生の勉強法の原理原則
演習中心主義
浪人生の勉強法の原理原則に置くべき1つは演習中心主義です。
ただし問題を解くことだけをひたすら繰り返すような単純なものではありません。あくまでも問題演習を通して知識の定着を促進させ、かつ自分の穴を早急に見つけて、そこを拡張復習によって埋めに行くような超積極的な勉強法の1つです。
勉強の基本は、わからないことをわかるようにすることですが、問題を解くことによって自分のわからないことを早く見つけることができます。問題はそのわからないこと、自分が知らなかったことを見つけるために解くわけですが、見つけた不備を覚え直す作業が勉強の中心となります。ですが、これが結構物理的な時間を要するわけです。
その点浪人生の場合、現役生と違って1日の中で確保できる勉強時間が膨大です。つまり、自分の穴を塞ぐために、理解を深めるために使える時間がかなりあるということです。
例えば、熊本大学の医学部を受験する場合、熊本大学医学部の数学の二次試験の過去問1ヵ年分(4問)を復習するために、丸1日掛けるということもできるわけです。これは別にダラダラ勉強するというわけではなく、その1ヵ年分4問を解くことによって、自分のまだ理解しきれていない範囲が明確になり、その分野を教科書等に戻って類題を解いたり、章末問題を解いたりチャートを解いたりなどして、さらに拡張させで復習することに1日使えるということです。これは現役生時代にはできなかった勉強のやり方です。
復習回転数の最適化
浪人生の勉強法の原理原則の中に置くべき1つは復習回転数の最適化です。
復習は何度も何度も繰り返す必要があるため、必然的に物理的に時間を要します。ただし、高校3年間である程度仕上がっており、受験までの時間が残された中で、埋めなければならないギャップが決して膨大では無いのなら、新たに与えられた1年間の中で、復習を3回も4回も回すことができるようになります。これは特に共通テストなどの暗記系の科目にかなり有利な条件です。
私たちの脳はコンピューターのように、覚えたらもう忘れないということはできません。つまり折に触れて復習する必要があるわけですが、暗記系ほど後ろに寄せることが戦略上重要になってきます。理論系は一度頭に入れてしまえば忘れにくくなり、思い出すのも容易になるため、理論系を最初に仕上げて、後に暗記形を寄せて、なるべく復習回数を多くしながら、入試当日に記憶量を最大化させることが基本的な勉強の戦略方針となりますが、これができるわけです。
「分かる」と「解ける」の違い
毎日の学習固定化
学習記録管理
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4月〜6月の基礎固め
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秋以降の演習戦略
共通テスト直前期
二次試験直前期
浪人生の1日の理想スケジュール
朝型生活の重要性
勉強時間の考え方
休憩の取り方
集中力管理
スマホ管理
浪人生のメンタル管理法
不安との付き合い方
模試判定が悪い時の考え方
モチベーション維持法
孤独感への対処法
SNSとの付き合い方

宅浪と予備校浪人の違い
宅浪に向いている人
予備校浪人に向いている人
熊本の予備校事情
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壺溪塾・北九州予備校の特徴
学習管理の重要性
医学部志望浪人生の勉強戦略
医学部浪人で必要な勉強量
数学・英語の完成時期
理科2科目の仕上げ方
共通テスト戦略
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浪人生がやってはいけない勉強法
インプット偏重
問題集を増やしすぎる
睡眠削減
完璧主義
模試復習をしない
浪人生の勉強法Q&A
浪人生は何時間勉強すべき?
予備校は必要?
宅浪でも合格できる?
1浪と2浪で不利になる?
成績はいつ伸びる?
浪人生が逆転合格するために最も重要なこと
最後に伸びる浪人生の特徴
勉強習慣の継続力
「才能」より重要なもの
合格する浪人生の共通点

本気で人生を変えたい方へ
勉強問題を改善すれば人生が変わる。大袈裟でしょうか?私はそうは思えません。小学生から高校卒業まで。勉強と12年も向き合わざるを得ない以上、勉強を理解し攻略するか、よく分からないまま振り回されるかの差は、確実に人生に影響を及ぼすと考えています。だから「勉強のやり方を変えれば未来が変わる」と本気で思っているのです。
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