成績はどうやって伸びる?熊本の塾長が点数UP・志望校合格までの勉強戦略を5ステップで解説

こんにちは。全国の受験生を対象に、成績が伸び悩む受験生の思考、習慣、行動を根本から再設計している、学習変革コンサルタントの安東正治です。
今日のテーマは「点数の伸ばし方」です。どんな風に勉強を進めたら点数を伸ばしたり成績を上げたりできるのかを、簡単な5ステップにまとめて説明します。志望校の合格確率をアップさせるためにも、この筋道をぜひ頭に入れて、自分の勉強の取り組み方を整理してみて下さい!
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Contents
点数UP成績UP合格率UPの基本的フォーマット
今回お話ししたいのは勉強を進める時の基本的フォーマットなのですが、これは点数UPにも成績UPにも志望校の合格率UPにも全てに共通するフォーマットになっていますので、今自分の勉強法に不安や心配があられる場合には、このフォーマットを参考に整理されてみられると良いかと思います。
以前お話ししたのですが、勉強にはルールがあります。受験勉強には枠組みがあるからこそ、明確にゴールラインがある課題なんですよ、という話でした。でも勉強があまり得意ではない子の中には、まるで暗闇の中でゴールのないマラソンをさせられているかのような思いで勉強している子もいると思います。それはあまりにキツイ。まずはその暗闇から出てきてもらって、明るい空の下で地図を広げて今の位置やこれからのことを把握していただけたらと思います。
そして、勉強にはルールがあるように、自分からも勉強をルールにハメるという発想があると良さそうです。ちゃんとゴールを作ってあげて、そこに向けて何をするかを明確にしてあげることで、自分で自分の勉強に枠組みを作るのです。今日はそのためのルール作りの話をしようと思っています。
点数の伸ばし方①:ギャップを作る
勉強の基本的なスタンスとしては、今と目標とのギャップを埋める、というものになります。ということは、まずはギャップを意図的に作ることが先決です。
実は成績があまり芳しくない子たちというのは、この第一ステップが抜けていることが多いんです。だからゴールがないマラソンになる。まずはゴール(目標)を設定しましょう。
目標は暫定的なもので構いません。途中で変わっても良いのです。ただ、具体的な目標である必要があります。「いつ」「何のテスト」で「何点欲しい」のか。最低限この3つを明確にして下さい。
例) 7月12日(水)13日(木)にある定期テストで、500点満点中420点取る
2024年1月13日(土)14日(日)の共通テストで900点満点中780点取る
このように、目標には「期限」と「条件」がありますから、それらをまず設定することが第一段階です。
点数の伸ばし方②:ギャップを分析する
ギャップを作れたら、次はそのギャップを分析しましょう。分析と言っても難しく考える必要はありません。ただ、今の自分とその目標がどれくらい離れているのかを把握する必要があるということです。
例えば先ほど申し上げたように、目標には「期限」と「条件」があります。「期限」からは残された時間が、「条件」からは自分がこれから何をどれくらいしなければならないのかを把握することができます。特に後者は③に繋がってきます。
注意したいのは、この「残された時間」とギャップのバランスです。このバランスが著しく欠いていると、それは目標の設定が間違っていることを意味します。例えば、現時点で高校3年生の成績が芳しくない生徒さんが、3ヶ月しか残りがない中で、共通テストで9割狙うなどは、正直無謀です。現実的ではありません。
私はあまりネガティブなことは言いませんが、非現実的なことについては釘を刺します。その目標に向けて大事な人生を投資するのですから、あまり無意味なことに人生を割かせたくはないからです。ですから「それは無理」とは言いませんが、毎日の使える時間と、その目標に対する気持ちの強さと、生物的な記憶効率や物理的な習得状況から鑑みて、無謀すぎる目標設定については再考をお願いすることにしています。勿論、それでも自分はこれをするんだ!という強い信念がある場合には全力でバックアップします。その場合には非現実的な目標設定をどこまで現実的な目標に引き寄せられるかが勝負です。
少し話がそれましたが、勉強の基本的フォーマットの第二段階は、ギャップを分析することにあります。
5教科全てで攻める場合には時間配分が重要な鍵を握ります。物理的にかなりの時間を勉強に投入する必要があるので、その分量を実際にやれるのかという自分の行動力とのすり合わせも必要です。日頃の自分の家での過ごし方、塾での過ごし方を鑑みて、自分がどこまで勉強に打ち込める状態にあるのかを分析しておきましょう。
点数の伸ばし方③:やるべきことを知る
ギャップの分析が終わると、自分のやるべきことが明確になってきます。自分が残った時間でどこまで仕上げないといけないのかが分かると、じゃあそれを何を使ってどう進めよう!?という発想に繋がるのです。
例えば定期テストの場合は、その残った時間があまり長くありません。数日から数週間のスパンだと思います。長くても数ヶ月でしょう。その間に目標点数を積み上げるには、どの教科で何点ずつ取るのかのシミュレーション、点数配分を考えるフェーズがありますし、どこまでの試験範囲になるのかが分からないと想定がしづらい場合には、事前の情報収集から始める必要があるかも知れません。先生に聞いて教えてもらえなければ、知り合いの先輩に聞いてみたり、友達に頼んでその友達のお兄さんお姉さんの情報を共有してもらうなどして、なんとかして自分がどこまで勉強すれば良いのかをハッキリさせましょう。
あとは参考書、問題集、教科書、プラスアルファが要るのか要らないのかを考えます。定期テストであれば基本的には学校の教材優先ですが、学校の教材が使い物にならない場合、例えば副教材であてがわれている問題集の解答解説が薄っぺらすぎて復習に事欠く、などの場合には自身でメインの問題集を仕入れておくことが望ましいです。
点数の伸ばし方④:やるべきことだけをやる
やるべきことが見えてきたら、あとはそれだけをやって下さい。
「それって、、、当たり前じゃない?」
と思うかも知れませんが、不思議なもので、やるべきこと以外のことにも手を出してしまう人が結構いるのです。それは「やった方がいいこと」です。
やるべきことと、やった方がいいことはマジで線引きが難しいです。そして、後者は無数にあるわけです。あれもした方がいい、これもした方がいい、あの人はあんなこと言ってたな、この人はこれをお勧めしている。そうやって、当初やるべきと絞り込んだはずのこと、以外のことにも手を出し始めてしまうと、もう歯止めが効かなくなります。
勉強のやり方という視点で見れば、そんなものは無数にあります。問題は、そのどれを選択するか。このことについては以前の記事で努力の三原則をご紹介したように、この3つの基準に照らして、マッチするものを極力選ぶようにして下さい。その判断がまだ難しい場合には私や、学校の先生や通われている塾の講師、チューターなどに相談してみて下さい。ただ塾の講師やチューターに話を聞く時には信頼関係が物を言います。なぜなら塾は自分の塾が提供しているテキストを最優先にやりなさいと言うはずだからです。立場的にそう言わないといけない立場ですので、情報に信頼性が置けません。然るべき人に、できるだけ客観的な視点から意見をもらえる人に相談されると良いでしょう。
とにかく、一度やり始めたら、それ以外はやらない!それをしっかり仕上げるために集中する!という勢いでやりましょう。
点数の伸ばし方⑤:リスクを想定する
最後に気を付けるべきは、必ずリスクを想定して欲しいということです。誰もが自分のイメージ通りに完璧に行動できるはずがありません。それが人間です。人間である以上、感情もブレるでしょうし、日によってテンションも違うでしょう、天気にだって左右されるでしょうし、体調も壊すかも知れません。予期せぬトラブルが生じたりもする。全てが思い描いたように進んでいくことなんてあり得ないのですから、どこかで何かが起こるリスクは常に頭に置いておいて下さい。
これは、当初予定したことが予定通りに進まなかった時にでも、感情をブラさないための予防線を張るためです。例えばこれが受験勉強だった場合、必ずと言っていいほどどこかのタイミングでスランプになったりします。そしてスランプになると不思議なくらいテンションがプツンと切れて、勉強に手が付かなくなったりします。これは自分でどうしようもありません。そういう風に脳ができているので、どう予防線を張っても回避できないのです。だからせめて起こり得る未来として、こうなった時にはどうするか、こうなることが予想されるからそうなっても焦る必要はない、という風な予防線の張り方をしておくわけです。
こういう時に、変にガチガチな計画なんて立ててしまうと、途端に融通が効かなくなって計画倒れをきっかけにモチベーションの低下を引き越し、最終的に「これじゃあ目標達成は無理だ」と諦めてしまう可能性もあります。ですから、あまりガチガチな計画など立てずに、より柔軟な仕組みである「戦略」を立てるようにしましょう。なお戦略の考え方については別記事でご説明しますのでお待ち下さい。
ということで今回は、点数の伸ばし方に関する基本的なフォーマットについてご説明しました。何かの参考になれば幸いです。

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