早稲田スクール、英進館はまだ伸びる!そう言い切る熊本の塾長の確信|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


熊本には何十もの塾があります。昨日ふと検索して、どれくらい塾があるのかを調べてみました。すると少なくてもgoogleビジネスに登録されている塾さんだけでも熊本県だけでざっと200教室以上!「塾」というネーミングで調べると300教室くらい出てくるのですが、その中には空手や合気道のような武道の塾や、大人が参加するビジネス向けの塾、美容やペットといった別業界の塾なども含まれていたので、概算200以上といったところです。


この中でも勿論大手学習塾と言えば早稲田スクール英進館でしょう。早稲田スクールは小中学部で15校、高校部は6校(こちらは早稲田スクールというよりも東進衛生予備校です)、個別指導スタイルの早稲田アイ・スタディが13校の展開です。一方英進館は熊本でこそ9校ですが、九州圏内と広島で38校の展開。どちらもたくさんの生徒さんの救済の場として頑張って下さっています。


ただ、今のこの状況はまだまだ発展途上であると私は確信しています。早稲田スクールも英進館もまだまだ伸びると考えているのです。それは教室数がどうこうとか、そういう話ではありません。生徒数が何人いるかはさほど重要ではなく、どれだけの生徒さんがここに来たことで変われたのかということ。その点で行けば、まだまだこれらの塾は伸び盛りにあります。


ではなぜ早稲田スクールや英進館がまだまだ伸びると考えられるのか、その点について熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミー代表である安東の見解をお話ししたいと思います。


大手学習塾と個人塾の違い

まずは根本的な部分を簡単に説明しますと、大手学習塾と個人塾の大きな違いは、教室運営マニュアルの有無にあります。


私は自分一人で塾を経営し、すべての生徒さんを直接指導する形式を採用していますので、逆に言うと教室展開ができません。もう1店舗出そうと思うと必然的に別の誰かが必要になるわけですが、今行っているサービス自体は私にしかできないのです。となると、私が影分身を覚えて両方の教室を運営するか、店舗拡張ではない別の方法を選択するしかありません。


その限界を打ち破ったのが多教室展開を行う大手学習塾です。スペシャルな一人ではできないことも、そのスペシャルな人の抽出可能な部分だけをマニュアルに落とし込み、それを社員研修で別の誰かに覚えてもらえば、完璧とまでは言えないまでも、ある程度のクオリティを保った分身を作り出すことができます。


救わねばならない生徒さんは山ほどいるわけですから、多教室展開による経営スタイルは絶対に必要だったわけです。


でも、ここにはメリットもあればデメリットもある。メリットは勿論どんどん教室を増やしてたくさんの生徒さんに向けてアプローチできるということ。デメリットは、本当に浸透させたかったスペシャルなサービスが希釈された状態で広がっていっても、本来実現したかった結果が得られるか分からないということです。


規模を求めればサービスクオリティは希釈される。でも生徒さんを救うためのきっかけを増やそうと思えば規模拡張は避けられない。そのどちらに軸足を置くか、その違いが大手学習塾と個人塾にはあるのです。


早稲田スクール、英進館の伸びる余地はどこにある!?

熊本の塾と言えば早稲田スクール、英進館は福岡拠点のマンモス塾というのは、もはや浸透しきったイメージかと思います。ましてやすでに熊本の四高合格実績30年間No.1という実績もある。十分素晴らしい現状にあります。でも私は、これらの塾はまだ発展途上にあるようにしか思えません。なぜか。


先ほど申し上げたように、大手学習塾のデメリットは、サービスクオリティの希釈化です。正直言えば、この2つの学習塾でやっていることは両方同じです。ひたすら問題演習を課す。これだけです。それをそれぞれの環境の中で質を上げていこうという方針で運営されています。


質の高い授業をして、テキストをやらせて、クラス編成によって競争心を刺激し、より高い偏差値の学校への合格者を増やすべく奮闘しているのが大手学習塾。そこに保護者さまのニーズがマッチしているから、ひたすら膨大な量の問題演習を課すシステムが機能している(ように見える)のです。


ただ、その結果起きていることはどういうことでしょうか。学校の成績が芳しくなかった者はそのまま芳しくない成績を微増させる程度(もしくは、逆に下げる)。最初から成績が良かった者は問題演習をクリアしてより高みに上っていく。下克上が起こる例などほとんどありませんが、たまに起こるとフューチャーして「偏差値30から東大へ!」と大々的にアピール。奇跡を信じる者を集めて同じサービスを提供する。奇跡の起こし方も教えずに。


一方で、熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーは、小さいながらもすべての生徒さんにスペシャルなサービスを純液のまま提供することができる環境にこだわりました。だから小さい。小さいけれど3ヶ月以内に結果を変えられるだけのサポートができるのが、かえって強みです。


どちらが良いかは人に因ります。ブレイクスルー・アカデミーが合わないという方もいらっしゃいますし、早稲田スクールや英進館に付いていけないという方もいます。後者の方の中には、それをきっかけに当塾にお越しになられるケースもあります。


ここで重要なのは、熊本の学習塾ブレイクスルー・アカデミーにしかできないサービスがあるということと、早稲田スクールや英進館のような大手学習塾にしかできないことがあるということです。私は正直に言えば、既存の学習塾業界の在り方に疑念があったことから今のブレイクスルー・アカデミーを立ち上げたので、テーゼに対するアンチテーゼを掲げている形を採っています。これがいずれジンテーゼにつながりアウフヘーベンしていく未来を期待しているのです。


これからの塾業界が爆発的飛躍を遂げる可能性

この、「テーゼ」「アンチテーゼ」「ジンテーゼ」そして「アウフヘーベン」という言葉は、哲学者のヘーゲルが提唱した概念です。特にアウフヘーベンという言葉は、辞書的意味を参考にすれば「あるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。」とあります。そのあるものが「テーゼ」、そのものの否定を「アンチテーゼ」、そしてさらに高い段階で統一されたものを「ジンテーゼ」と呼ぶのです。


私は既存の学習塾の在り方と、自身が立ち上げた個人塾の良い要素がアウフヘーベンしてくれることを期待しているのです。それはきっと技術の革新によってもたらされたAIや、それらを扱うツールとしてのスマホやタブレット、ウェアラブルキットが実現してくれるでしょう。


これらが媒介となって、ブレイクスルー・アカデミーにしかできないことと、大手学習塾の強みが融合していくことで、生徒さんたちがより確実に自身の目標を達成していける環境になっていくのが、これからの学習塾業界に起こる爆発的飛躍です。そうなったら明らかに日本は変わる。子供たちがそういった成功体験に恵まれるようになれば、その子供たちが大人になった時の日本は必ず良い方向に動くからです。私が期待したいのは正にこの部分なのです。


まとめ

今日の記事では早稲田スクールや英進館さんらがこれからも益々飛躍的に成長されていくことの可能性をお話ししました。私が大手と同じ規模になることはあり得ません。そこを目指してもいなければ、そういった拡張展開はこれから私が選ぶ戦略としては非効率すぎるからです。


それよりも、すでにたくさんの生徒さんを抱えている早稲田スクールや英進館さんらが、より高次のサービス提供ができる環境に変革する方がよっぽど速い。それが最も生徒さん方の、もっと言えば熊本県にいる子供たちのためになります。


1日も早く、1人でも多くの子供たちを救いたい。そんな理想を掲げて生きる、熊本の塾ブレイクスルー・アカデミー代表の安東でした。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。感謝申し上げます。


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