【AO入試対策②】小論文対策第二弾はアイデンティティ!|熊本市の学習塾ブレイクスルー・アカデミー

こんにちは。熊本の勉強戦略コンサルティング指導塾、ブレイクスルー・アカデミー代表の安東正治です。


今日は一緒にアイデンティティを探しに行きましょう。と、いきなり言われても「アイデンティティって何?」と思われるかも知れません。これは正に高校生泣かせの小論文頻出のテーマでもある「自分とは何者か」という話です。


今回も前回から引き続き、私立文系学部の小論文対策、過去問対策の一環として予想問題を立ててみました。これを機会に、アイデンティティという言葉の意味と、その探し方について一緒に考えていけたらと思います。


そもそもアイデンティティって何!?

この問いに対する答えは、本来ならこれだけの記事を書けるくらい深く重要なテーマでもあります。そして高校生が直面する小論文課題の中でもダントツに難しい部類に入るかと思います。


辞書で調べれば意味は出てきますが「存在証明」とか言われてもちんぷんかんぷんですよね。かなりざっくり表現すれば、アイデンティティとは「私は一体何者なのか」ということです。あなたは自分自身をどれくらい把握していますか?それをどれくらい言葉にして語れますか?という、言わば志望大学からの挑戦状みたいなものです。


ただ単に「あなたとは何者かを語りなさい」と言われても難しいですよね。ではどうするか。


たったこれだけ!必ず見つかるアイデンティティの探し方!

実は簡単に探れる方法があるのです。それが「私は◯◯です」という文章を100個作ることです。「え、100個も!?」と思われるかも知れませんが、そう、100個です。動画では20個で良いと言いましたが、やはり20個くらいならすぐに書けてしまいますので、100個を目指して書いてみましょう。


例えばこのような感じです。

・私は地球人です

・私は日本人です

・私は女性です

・私は学生です

・私は斉藤あかり(仮名)です

・私は熊本出身です

・私は天然です

・私は引っ込み思案です

・私は食べるのが好きです

・私はジャニーズが好きです

最初は当たり前のことからで良いのです。わかりきっていることから順番に、それこそ何でも良いので書き出していって下さい。上記の例からも分かるとおり、最初はレッテル的な情報から、徐々に内面のことに向かっていきますよね。これがアイデンティティに向かって掘り進んでいる様子です。


こうして掘り進んで行った時に、「引っ込み思案です」「食べるのが好き」「ジャニーズが好き」と出てきたら、今度はその部分を掘り下げていきます。要するに「どうして◯◯なんだろう?」という理由や原因を追求していくのです。


こうしていく、どんどんどんどん自分の本質が見えて来るようになります。


あなたのアイデンティティは何?小論文ではこう答える

さて、でもこのままでは自分探しで終わってしまいますが、あくまでもこの作業は小論文対策のための手段です。ここで迷子にならないように気を付けて下さい。中にはこのテーマをきっかけに自己嫌悪を起こしてしまったり自己否定を始めてしまったり、掘り下げ過ぎて出てこれなくなるケースもあるのです。自分の中で客観視を忘れないもう一人の自分を、しっかりブレーキとして持っておいて下さい。


前回の記事でも説明した通り、小論文はあくまでも説明文ではなく「証明問題」です。「私はあなたの学校にふさわしい人間である。なぜなら◯◯だからだ。」と論じるのが小論文になります。要するに自己PRですね。


ということは、「私はあなたにふさわしい」ということを証明するために「私はあなたの学校が欲しいと思う生徒の条件をちゃんと分かっていますよ」という部分を示さないといけません。つまり大学側が求めているのは「ちゃんと自分自身と向き合える人」ですから、それを小論文の”論じ方”から理解してもらわなければならないということです。


少しいやらしい言い方をすれば、志望校が欲しいと思っている人材像、生徒イメージに合わせて、自分のアイデンティティ(を探すために書き出した100項目)の中から合致するものを選び、それを書けばいいということになります。


これを俗に「テクニック」と呼ぶのでしょうが、そういう無機質的なものではなく、あくまでも相手とのコミュニケーションであるという前提で、相手の答えて欲しいように答える、ということをしたいだけです。自分を着飾る、自分を偽る。そんな必要はありません。ただ、相手の質問に答えるのであれば、相手の意向を汲むべきだ、という話です。


まとめ(あなたは何者か)

今回はあくまでも小論文対策のネタとして軽く触れるに止めましたが、本来であればもっと突っ込んだ話をしなければ理解できないものです。そこで後日改めて別の記事を丸々使ってアイデンティティを語ってみたいと思います。


実際、自分が何者であるか、なんていうことを明確に答えられる大人も、そう多くはありません。ですから高校生が受験のタイミングでこれを求められることに難しさを感じるのは当然です。ですから、あまり気負わないで下さい。軽く考えましょう。あくまで受験対策として考えましょう。そして本当の意味での自分探しは大学に入ってからがベストです。


受験勉強しながら完璧な自分探しはできません。というのも、そもそも勉強しかない世界でどっぷり浸かったまま、自分とは何かなんて分かるはずがないからです。ですから現時点で、分かる範囲で、とりあえずの答えを出せば良いと考えて下さい。それが「勉強」です(勉強の意味が知りたいという方は、是非ブレイクスルー・アカデミーまでお声掛け下さい)。


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